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(短編集)

ちほう・の・じだい



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【この小説が収録されている参考書籍】
ちほう・の・じだい (ハヤカワ文庫JA)

ちほう・の・じだいの評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

ハートフル

男女間を書くのではなく、「人間性」を書くことで、不思議な空気を作り出す、カジシン氏。
 星新一氏がドライであり、阿刀田高氏がウエットな作風であるのに対し、
 カジシン氏はハートフル。無常の愛を感じます。
 「せつない」というのは、こういう作品を指すのではないか?そう思わせる短編集。
 ハチャハチャや、パロディを同時収録する懐の深さも心地いいのです。
ちほう・の・じだい (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:ちほう・の・じだい (ハヤカワ文庫JA)より
4150305870
No.1:
(4pt)

一通り揃ってカタログ的な短編集

梶尾作品のあらゆる傾向の作品群が一通り揃っている短編集。
そういう意味では、現在廃刊になっている第一短編集
「地球はプレイン・ヨーグルト」に近い構成かもしれません。
タイムトラベルテーマ物「時の果の色彩」や、
「地球はプレイン・ヨーグルト」の続編「M・W・L(仮)へようこそ」
「黄泉がえり」を少し彷彿とさせる表題作「ちほう・の・じだい 」
ブラックな味わいの「絶唱の瞬間 」、直球勝負なバカ作品「怒りの搾麺」
田中芳樹先生の「七都市物語」のパスティーシュ「アンナプルナ平原壊滅戦 」
などなど、全11作品収録。本当にバラエティーに富んでいます。
「黄泉がえり」の次に読む本として、お勧めしやすい本かもしれないですね。
ちほう・の・じだい (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:ちほう・の・じだい (ハヤカワ文庫JA)より
4150305870

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