■スポンサードリンク
(短編集)
黒笑小説
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黒笑小説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全93件 41~60 3/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾さんと言えば、『白夜行』や『手紙』のような心にズシンと来る長編作品がパッと思い浮かびますが、実はこういう「世にも奇妙な物語」的なブラックユーモア溢れる短編を書いても一流だということが良くわかる短篇集です。 中でも「もうひとつの助走」「線香花火」「過去の人」「選考会」の4編は、文学賞に関わる作家や編集者の悲喜こもごもが描かれており、小説好きならばより一層楽しめること請け合いです。 登場人物や登場作品もそれぞれリンクしているので、読み進めるほどに満足度もアップ。読んでる間はニヤニヤしっぱなしでした。 ただ、個人的には先の4編が楽しすぎたせいで、後半はやや失速かなーという気が……。できれば、寒川心五郎先生や熱海圭介の活躍をもう少し読みたかったという意味を込めて★4つで。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これって面白いのですか? レビューが良かったので 期待して読んだのですが、クスリともしなかったです。 私の読解力がないのかと心配になりました。 東野圭吾作品は 沢山読んでいますが、この作品の面白さは、全くわかりません… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾さんの短編ユーモア小説には、他に「怪笑小説」と「毒笑小説」がありますが この3冊の中で、一番自然に笑えました。他の2冊は関西的な派手な笑いです。 短編集ですが、最初の4編は作家の作品選考をテーマにした連続物です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
売れない小説家とその周辺人物が描かれた小説。 売れない小説家の気持ちがわかりたい方は一度読んでみる価値がある本だと思う。 特におもしろかったのは、選考会と臨界家族で、臨界家族は将来的に自分も経験する可能性が十分ある話で、あまり人ごととは思えなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初と最後が文学賞の話題。 東野圭吾は,1958年生まれで 1985年に江戸川乱歩賞 1999年に日本推理作家協会賞 2006年に直木賞 を取って、いまや飛ぶ取りを落とす勢い。 名古屋市図書館の予約上位100のうち60以上が東野圭吾。 東野圭吾ですら,文学賞を話題にしたいほど, 文学賞は壁だったのらしい。 壁であるだけでなく,受賞した恩恵にも被っている。 それでも話題にしたいのを見て、 黒笑いに耐えなかった。 なにをして,東野圭吾に文学賞の話題を書かせたのか。 なにが東野圭吾の闇なのだろう。 ある本の解説に,東野圭吾は自伝で闇を書いてないといわれている。 知りたいようであり、知りたくもない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾さんに限らず、「短編集」にはあまり満足しない性質ですが、これは「面白かった」と言える。 文壇の話が巧妙にリンクしいる点や、どの話も無茶なオチではなく、自然でいて面白い結末になっている点に好感がもてた。 「なにゆえ必要」と思わなくもない下ネタの話がしつこくなければ更に良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
灰色くらいに感じました。読み終えたとき、「何だかつまらなかったな…」と私は感じてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルの通りの内容です。 黒笑 つまり、 ブラックユーモア。 短編集なので読みやすく、単純に楽しめました。 オススメの1冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初の4つの受賞のと巨乳、シンデレラ、奇跡の一枚がつまらなかった。みえすぎはアイデアが良かった。インポグラとストーカー入門は落ちが良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日常生活で埋没していく怒り悲しみを開放し、浄化させるカタルシス小説。怪笑小説、毒笑小説に続く嫌味、皮肉たっぷりの傑作短編集。 ―笑いは怒りによって生まれる― ―人が気づくか気づかないところに気づくことによって笑いは生まれる― これらは松本人志の言葉だ。この本は東野圭吾の発想力と文章力によってその言葉を見事に体現している。 この世の矛盾点、批判すべき点を実に巧妙に斜から描き出している。かと思ったら、「イン○グラ」の一篇では冒頭から「立田」という人物が登場するようなストレートな笑いもある。 笑いを愛する全ての人間に読んでもらいたい一作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終わったあとにニヤリとするような「黒笑」をテーマにした短編集。 「黒笑」かどうか「?」マークがつく短編もあるが、 どれを読んでも失笑することには間違いない。 売れない作家と編集者の胸の内が交錯する『もうひとつの助走』、 玩具メーカーの戦略に翻弄される『臨界家族』などは、とくにニヤリとさせられます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
類似題名「毒笑小説」の後継作か?。短編集ながら13作品中「もうひつつの助走」、「線香花火」、「過去の人」、「選考会」の4作品は継続短編で読めば読むほど笑いが止まらないほど面白い。たの作品はくだらない。一般文学350作品目の感想。2011/03/13 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の作品は長編のものしか読んだことがなかった のですが、短編も上手いというのがわかりました。 「黒笑」の名に恥じない、ブラックユーモアあふれ る作品が詰まっています。 サラリとした読後感が、亡くなられた星新一氏の ショート・ショート作品を読んだ後を髣髴とさせました。 この「黒笑小説」を気に入った方には、星新一氏の 作品もお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾さんの短編集です。彼の本を今回初めて読みましたが、なかなか笑えました。 彼自身、プロの作家になるまで、なかなか原稿を採用してもらえなかったという苦い経験があるそうです。その経験を生かし、作品に仕上げているところはさすがです。 転んでもただでは起きないというハングリー精神からでしょうか。 私の感想ではこの中で、 「巨乳妄想症候群」「みえすぎ」「臨界家族」 がブラックジョークすぎて、笑ってしまいました。 ちょっと息抜きをしたい時にはお勧めの一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野さんが,なかなか直木賞にたどり着けなかったともいわれることを考えると,かなりの自虐的な内容のものも含まれています。 ただ,東野さんの魅力のひとつは,予想もつかない終盤の追い込みというようなものがあると思うのですが,短編という制限もあるのでしょうか,中には,あれ?と思うようなものも含まれていますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
題名通り、黒い笑いを提供するシリーズ第3弾。 前作までとは打って変わって、黒い黒い。 意地悪くにやりと笑ったり、ひきつつも笑ってしまった。 今回は人の痛さに主眼を置いている気がします。 特に、文壇事情を皮肉たっぷりに描いた前半の4編が秀逸。 これはもはやエッセイと言ってもいいでしょう。 今回も楽しませてもらいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野さんの作品は、本格推理モノとか(仮面荘)、少しSF味のあるミステリーとか(変身)、切ない系とか(秘密)、いろいろあるけど、これはユーモア系。 どの分野から入るのかにもよるけど、違和感を感じる人もいるかも。いずれも短編なので、通勤の電車の中ででも読みきれる。お気軽にどうぞ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野さんの作品は、本格推理モノとか(仮面荘)、少しSF味のあるミステリーとか(変身)、切ない系とか(秘密)、いろいろあるけど、これはユーモア系。 どの分野から入るのかにもよるけど、違和感を感じる人もいるかも。いずれも短編なので、通勤の電車の中ででも読みきれる。お気軽にどうぞ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾さんもこういったの書くんだなぁと意表をつかれました。 ニヒルな感じでユーモアがあって面白かったです。 短編集なのでさくさく読める点も良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、最初の4編でいきなり度肝を抜かれる。 彼が"直木賞"を受賞するに至る経緯、更に受賞した際のコメントをご存知の方なら、 思わず「ここまで書いていいの?東野さん!」と言いたくなるでしょう。 しかも、これを書いたのは受賞する以前。 若干冷や汗が滲み出てきますが、しかし受賞した今だからこそ笑って読める? 中盤、少々おふざけが過ぎるかな?という作品も登場するが、 発想がとてもユーモアで奇抜なのにオチがしっかり的を得ていたりするので、 バカバカしいなぁ・・と思いながら読んでも最後は「あるある・・わかるかも」となぜか妙に納得させられてしまう。 個人的に好きなのは「シンデレラ白夜行」。 かの名作「白夜行」を童話の世界に当てはめた?話で、思いっきり"黒い"のだが、この"してやられた感"が最高に心地良い。 少々「世にも奇妙な物語」チックな雰囲気の「臨界家族」も気に入った。 実際ありそうなのでゾっとするが、いいテーマを取り上げてくれたと思う。 東野さんの作品はミステリーしか読んだことがない!という方に、 待ち合わせ時間の暇つぶしにはぜひこの1冊をお勧めしたい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!