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さまよう刃
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さまよう刃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全243件 241~243 13/13ページ
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「もし、自分がこの中の誰かの立場だったら、きっと同じ行動を取るだろう」というところが、東野作品、特にこの作品では怖いところです。もし、自分の一番大切な人が、殺されたら・・・、もし、自分の子供が殺人に関わったら・・・。「さまよう刃」この「刃」とは、最初は主人公を指しているのかと思いましたが、私は、殺人者を指し、主人公を指し、被害者の家族の行き場のない思いを指し、裁きの刃ともなれない警察、法律、全てを指しているのではないかと思いました。ただの復讐譚ではなく、何が正しいことなのかと、考えさせられる一冊です。後味は悪いけれど、作品の奥深さに星5つ。 | ||||
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少年犯罪。被害者遺族の悲しみ、そしてやり場のない怒り。今まで様々な作家が描いてきたテーマに真正面から取り組んだ作品。加害者の少年の描き方、被害者の慟哭の描き方は、非常にオーソドックスですが、作者の筆力が物語の中に引き込ませていきます。この作品は、従来の東野作品と比べて、粗さ・都合の良さが目立ちますが、作者の切迫感というんでしょうか、ページをめくる手を休ませない何かを感じます。このテーマで物語を描きたかったんだな、ということは、充分に伝わる力作です。只、刑事達の気持ちの描き方、及び、微妙なトリックは必要だったのかという疑問は読破後も残っているため、星4つにしました。 | ||||
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二度三度と蹂躙される遺族、その思いを目の当たりにする人々、などの視点を使い分け、丹念に緻密に物語を積み上げていくこの作者ならではの作品です。 | ||||
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