■スポンサードリンク
霧の訪問者: 薬師寺涼子の怪奇事件簿
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
霧の訪問者: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思ったとおりの内容。 期待を裏切らないが、それ以上でも無かったので☆3つ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まあ面白いと言えば面白いんですけど、以前の「東京ナイトメア」や「黒蜘蛛島」に比べると、 お涼様のパワーダウンがつまらないなーと思いました。 でも。今回も泉田君は苦労してますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もう田中さんが最近出す本は読むのを辞めようと思いながらも、惰性で買ってしまった。 ドラマタ(ドラゴンもまたいで通る)のお涼こと、横暴な上司、薬師寺涼子に連れられて、部下というより下僕の泉田準一郎は、軽井沢にある涼子の別荘にやってきた。 そこでの散歩の途中、泉田クンは後ろから車に接触され、気がつけばあるホテルの一室にいた。そこは、軽井沢にやってきていた、アメリカのある富豪が借り切っているホテルだった。そこからいつものごとく、ドタバタ劇が始まる・・・。 このシリーズでも鼻につくようになっていた現実の政治臭はほんの少しだが軽くなり、最近書かれた本の中では比較的読みやすいものになっている。さらっと読んでも情景が浮かぶのは、やはり作者の実力か。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お涼さまが、お涼さまらしくあってくれさえすれば、程よく満足です。 確かに悪者パワーが落ちてきているのは感じられますが…。 泉田警部補はやっぱりニブくて、それはそれでカワイくてオッケー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズ、好きなんですよ元々は。 でも巻を追うごとに敵に禍々しさが無くなっていくというか、パワーが無くなっていくというか・・・前回のやまがらしといい今回のアレといいネタ切れなんでしょうか・・・政治批判がくどいのは創竜伝のころからかわらないですけど・・・ 頑固なまでに朴念仁を通す泉田警部補に幸おおからんことを願って次回作に期待します。なんだかんだ言っても出ればまた買うんです自分勝手なカタルシスを求めて・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
皆様も書いていらっしゃるように、トーンダウンした感が強かったと思います。 派手で爽快なのが売りだったと思うのですが、正直物足りないな、と。 いつも時事ネタを皮肉る文章があって、それもまた特徴ではありましたが今回は妙にそれが多くて、何だか愚痴を聞いているような気分でちょっとうんざり。 表紙は文句なしに素敵だったので買って後悔はしていませんが、次巻はもう少し 勢いある爽快なお話を期待したいな、と思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりなので、巴里・妖都変とクレオパトラの埋葬を読み返してから手をつけたからか、かなり苦しかった。 ツッコミ役の泉田に元気がなく、会話が平凡になり、多彩な比喩が成りを潜める。 いつもなら自らのてで展開を進めていくはずの涼子の姿も見られず、 言うなれば、御手をつかねて周囲に動かされていた、という感じ。 しかし、泉田が涼子をなだめすかす一辺倒でなくなってきたのは、次への複線かとも思わせるし、 涼子の掌から脱したストーリー展開は、涼子以上の敵の登場の前段階となってもらいたい。 どちらにしろ、このシリーズを今までのような形のみで存続させる気はないように感じられた作品だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キャラ立ちはさすがだったが、ストーリー自体は平凡。 以前のような怪奇色も薄い、今回は無理やりって感じだった。 少々、期待はずれと言わざるをえないか……。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
だんだんキャラに頼りすぎてストーリー的におもしろさが減ってきているのが前作あたりから見えていたが、本作では更に明らかに。それに体制批判もだんだん鼻についてきたな。読んで爽快感はない。お涼と泉田君の二人だけは飽きの来ないキャラなんだけと。室町さんも岸本もぜんぜんいきてこなし。田中さん手を抜いてませんか。本シリーズは好きですが、減点して3点。今後に期待。いいキャラクターなのでうまく使ってください。シリーズ続ける力がないなら、いつまでもいじらないでぽっきり終わりにして泉田君からプロポーズさせて結婚させておわってもいいかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方も書いておられますが、これまでのような派手なアクションはないので、スッキリしないかもしれません。逆に、時事的なネタも織り込まれていることもあり、最もリアリティのある話になっていると言えなくもありません。ひょっとすると、女装軍団が今回最大の怪奇だったりして。 お涼サマも「夏休み」と言っていることですし、ちょっとひと休み感覚で読むことができれば楽しめるでしょう。 さて、次回作は何時になるやら・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は基本的に休暇中の出来事なので、これまでのような派手さが無いと感じた。これまでは、組織の中で破天荒に暴れまわるお涼がメインだったが、今回は、警察組織も基本的には絡まないのでイジメたおされる上司もいないし、ヒロインとしての座もアーテミシアにくわれ気味。 もう一つこれまでと違うのは、今までは意志の疎通が不可能な怪物と、それを操る悪人をぶちのめすというパターンだったのに、今回は薄幸のヒロインとそれに同情する涼子という、らしくない展開であること。このシリーズは単純明快さが取り柄だったのに、それが無くなって、中途半端なホラータッチの物語になっていることは否めない。…どなたの影響かは存じませんが。 作中に散見される差別的な発言もいかがなものかと。個人的には虚業家云々のくだりが気になりました。そういうリスクを引き受ける人もいるから資本主義社会は回っているのではないかと思いますが。 総じて、楽しく書くことが至上の目的な作品という印象。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったんですけど、エピソードの一つ一つが小粒で、それが集まった全体像も小粒な感じでした。どうしてもドラよけお涼の話だと思うと、すべてがダイナミックに破壊的であることを期待しちゃうから、書くほうも大変でしょうね(笑)。 すごく僭越なんですけど、お涼にシリーズを通じた究極の仇役がいたり、お涼が具体的な目標を掲げていて、毎巻それに一歩一歩近づいてゆく、というかたちになっていたら、必ずしも起こる事件がどこまでも破壊的でなくても面白くなるんじゃないのかなと思ってしまいます。仇役なら、由紀子レベルじゃなくて、ホームズでいうならモリアーティのような、かなりお涼に対抗できるレベルで、なかなかお涼でも完全には叩きつぶしきれないような相手。目標なら、例えばまだお涼に抵抗して屈していない警察幹部とか国の省庁なんかを、新たにお涼の手下の名を記したえんま帳に毎回いかに加えていくか、とか。今までの感じだと、行き当たりばったりで気に入らない相手を叩きつぶしているだけって感じがします。まあ、それでも充分すごいんですけど(笑)。 お涼も泉田さんも好きなので、ちょっとマンネリ化しているこのシリーズがもっともっと生き生きしてくれる何かが出てくるといいなあ、と思っています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!