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霧の訪問者: 薬師寺涼子の怪奇事件簿
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霧の訪問者: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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お涼シリーズの最新刊ということで。購入。 若干文体が変わったような…と思うのは私だけしょうか? ちょっと平坦な感じになったなぁと。 また、泉田がだんだんお涼さまに 薫陶されちゃっている発言が見受けられるのですが…。 涼子に対して批判的で、 彼女の精神的ないやがらせ(=愛)に鈍感な泉田くんがいいのに。 お涼のパワフルさが薄まって、 脇キャラがパワーアップしていますね。 事件としては別に警察組織内で活躍しなくてもやっていける 事件内容だったような・・・? というか、いつもみたいないわゆる 怪物系な化物は出てきませんでした。 今回の敵は、精神的に化物な(イッちゃってる)人間。 派手なアクションも少なめ。 お嬢様の割りにかなり小市民な、軽井沢休日でしたね。 今後どうシリーズを続けていくのか期待をこめて ★4つ。 | ||||
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夜光曲よりは面白いと感じましたが・・ やっぱりお話が全体的に「小さい」ですね。 番外編として書かれたのなら納得ですけど。 大富豪母子の敵役としてのアクも淡白だったのが不満です。 唯一、女装者の全国大会というネタは笑えました。 | ||||
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だんだんキャラに頼りすぎてストーリー的におもしろさが減ってきているのが前作あたりから見えていたが、本作では更に明らかに。それに体制批判もだんだん鼻についてきたな。読んで爽快感はない。お涼と泉田君の二人だけは飽きの来ないキャラなんだけと。室町さんも岸本もぜんぜんいきてこなし。田中さん手を抜いてませんか。本シリーズは好きですが、減点して3点。今後に期待。いいキャラクターなのでうまく使ってください。シリーズ続ける力がないなら、いつまでもいじらないでぽっきり終わりにして泉田君からプロポーズさせて結婚させておわってもいいかも。 | ||||
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なんか涼子がいなくても事件?は起きて解決したような内容、 前半部、米国大富豪の娘アーテミシアの登場で泉田を涼子と取り合う感じで続けて欲しかったのですが・・・後半部急な展開でパワーダウン 登場する今回の敵(涼子の獲物(笑))はシリーズ最大の経済力を持つ女帝、そして遺伝子工場の所長のドクターと、まるで創竜伝を彷彿とさせる感じでしたが実際は・・・ 作品にちりばめられた涼子と泉田の掛け合いや、再登場のジャッキーなど田中先生らしさは生きていますが、今回の敵のしょぼさが全てを台無しにしている感じですね。 相変わらず美麗な垣野内先生のイラストなど、見所もありますのでファンなら購入することをお勧めします。(小冊子の当たるキャンペーンもありますし・・・) しかし泉田って精神だけでなく肉体的にもタフだったんですね。(さすが涼子の一の子分(笑)) | ||||
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他の方も書いておられますが、これまでのような派手なアクションはないので、スッキリしないかもしれません。逆に、時事的なネタも織り込まれていることもあり、最もリアリティのある話になっていると言えなくもありません。ひょっとすると、女装軍団が今回最大の怪奇だったりして。 お涼サマも「夏休み」と言っていることですし、ちょっとひと休み感覚で読むことができれば楽しめるでしょう。 さて、次回作は何時になるやら・・・ | ||||
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今までの敵役はラスボス自身が人外の力を持ったり、もしくは 配下に人外の生物がいて主人公達と対峙・・・だったけれど 今回はちょっと違う種類の話でした。 最初に読んだときには「スケールダウン」などと思ったけれど、 ちゃんと読むと「果てしない欲望」を持った人の皮をかぶった化け物 達と戦う話でした。 率直な感想としては今までのような爽快感は得られない今作です。しかし人間の欲深さ、ホラーとは違う形のおぞましさ、怖さを垣間見ました。 人間不信に陥っている方、今までのお涼シリーズの爽快感をお好みの方にはお薦めしない作品ですね。 | ||||
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他のレビュアの方も仰っていましたが今作は今までの ドラよけお涼のノリとイメージで読むとやや違和感があります。 またこれも他の方も書いていましたがいいまでにも政財界や官界の批判を キャラクターのセリフを借りて主張させてきた作者ですが今回は単なる誹謗中傷になっているような気がします。テレビ等のコメンテーターの独善的なモラル観を鵜呑みにしたかのような虚業家うんぬんの発言はどうかと思いました。 資本主義社会の基本的な部分を支えているそういう人たちをどう捉えるか、仕事としての認識の違いといえばそれまでですが、むしろ田中先生は旧来の談合体質や検察の大本営発表をそのまま垂れ流すマスコミに嫌悪感をいだいているのではないかと思っていたのでその点は以外でした | ||||
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今回は基本的に休暇中の出来事なので、これまでのような派手さが無いと感じた。これまでは、組織の中で破天荒に暴れまわるお涼がメインだったが、今回は、警察組織も基本的には絡まないのでイジメたおされる上司もいないし、ヒロインとしての座もアーテミシアにくわれ気味。 もう一つこれまでと違うのは、今までは意志の疎通が不可能な怪物と、それを操る悪人をぶちのめすというパターンだったのに、今回は薄幸のヒロインとそれに同情する涼子という、らしくない展開であること。このシリーズは単純明快さが取り柄だったのに、それが無くなって、中途半端なホラータッチの物語になっていることは否めない。…どなたの影響かは存じませんが。 作中に散見される差別的な発言もいかがなものかと。個人的には虚業家云々のくだりが気になりました。そういうリスクを引き受ける人もいるから資本主義社会は回っているのではないかと思いますが。 総じて、楽しく書くことが至上の目的な作品という印象。 | ||||
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田中芳樹先生の最新作ということで楽しみにして読みましたが、 ビックリするぐらい盛り上がりに欠ける酷いものでした。 微妙に時事ネタを入れる切り口もマンネリでツマラナカッタです。 著者ご自身が軽井沢で避暑の片手間に書いた作品かなと思いました。 下手に売れると気になる作品の続編がまた遅れるので、そこそこ売れてそうな現状は不本意です。 まあアルスラーン戦記も内容的に微妙になりつつありますが・・・・。 | ||||
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面白かったんですけど、エピソードの一つ一つが小粒で、それが集まった全体像も小粒な感じでした。どうしてもドラよけお涼の話だと思うと、すべてがダイナミックに破壊的であることを期待しちゃうから、書くほうも大変でしょうね(笑)。 すごく僭越なんですけど、お涼にシリーズを通じた究極の仇役がいたり、お涼が具体的な目標を掲げていて、毎巻それに一歩一歩近づいてゆく、というかたちになっていたら、必ずしも起こる事件がどこまでも破壊的でなくても面白くなるんじゃないのかなと思ってしまいます。仇役なら、由紀子レベルじゃなくて、ホームズでいうならモリアーティのような、かなりお涼に対抗できるレベルで、なかなかお涼でも完全には叩きつぶしきれないような相手。目標なら、例えばまだお涼に抵抗して屈していない警察幹部とか国の省庁なんかを、新たにお涼の手下の名を記したえんま帳に毎回いかに加えていくか、とか。今までの感じだと、行き当たりばったりで気に入らない相手を叩きつぶしているだけって感じがします。まあ、それでも充分すごいんですけど(笑)。 お涼も泉田さんも好きなので、ちょっとマンネリ化しているこのシリーズがもっともっと生き生きしてくれる何かが出てくるといいなあ、と思っています。 | ||||
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