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レイクサイド
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レイクサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 21~40 2/4ページ
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妻が自分の愛人を殺害する。塾の仲間達は自分の妻をかばって隠蔽してくれているようだが、何か様子がおかしい。彼らの奇妙な連帯感と作品を包む邪悪なオーラ。そこに隠された真実とは。 世界観が絶妙。皆が何かを隠し、庇おうとしている。それがダークな方にだけいくのではなく、奇妙な世界へ誘ってくれる。 昨今の傑作ミステリーと呼ばれる作品の多くは、500頁に亘る重厚な物語ばかりだが、この小説のように244頁と、割りと少ない頁数でも素晴らしい作品は多々ある。 | ||||
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東野圭吾の名作は数多くありますが、本作もその1つに入れても良いと思います。 ミステリーの中に親子愛、家族愛を巧みに挿入するのは東野の得意とするところですが、 本作は珍しく子が親を思う気持ちを描いた作品であると思います。 親が子を思う視点でずっと話が進んでいくのですが、 最後に子から親の視点を描き、読者の驚きを促す構成はさすがです。 また、他の東野作品の類に漏れず簡潔な文章で非常に読みやすい。 あっと言う間に読み終わると思いますが、長く心地よい余韻が続くと思います。 | ||||
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作品自体はよいと思います。 明らかにおかしい集団の中で主人公が真実に迫っていく展開は飽きさせない。 しかし、1つ内容におかしいところがある。 被害者がどのような手段で現場まで来たかが言及されていない。 この作品は隠蔽工作が見せ場のひとつでもあるのだが、電車なりタクシーなりで来たであろう被害者の足取りについては完全に無視されている。 その他については非常に配慮しているのに、関係者以外の最後の目撃者に対しては無頓着である。 その一点が最後まで気になった。 それ以外の対応策を丁寧に挙げていただけに目立ってしまった。 最後のどんでん返しに関わるのかと思いながら読んだこともあって少し残念。 | ||||
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夫の愛人の死体を前に、『私が殺したのよ!』と妻が言う。 ミステリーであるから、犯人は妻じゃないと読者なら考えて読み進めていくだろう!! でも、いくつもの伏線に『?』があって、色んな思考が重なり合う!! 最後まで『?』を消すことなく、どんどん意識を湖畔の別荘へと運ぶ事が出来た。 最後まで引っ張られました!! | ||||
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東野圭吾さんは、やっぱり 単純な筋書きにはしないようですね。 読者からしても、 登場人物たちが、犯罪的な行動をしているのを ちゃんと読んでるにもかかわらず、 何か変だな、何か隠されてるな 主人公の心情が、そのまま味わえるような そんな作りになっています。 あと、物語の終わり方も 読み進めている途中から、想像できてしまうような そんなラストではなかったです。 東野圭吾さんのファンが多いのも うなずけます。 | ||||
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東野圭吾デビューは、この本でした。 とても面白く、読みやすい。 2時間で読み切ってしまいました。 他の本に比べて薄いですが、内容は濃く 読み切った後、スグに友達に薦めました。 インターネットで調べたところ、 映画にもなっているという事でしたので、 スグ借りて観ましたが、本の方が断然面白いです!! | ||||
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あっという間に読み終わりましたが、とても面白かったです。 どんなオチが待っているのかと、ドキドキしながら読んでいました。 事件の犯人は序盤で明らかになりますが、読み進めていくうちに新たな真実が…。 最後のシーンは思わず涙がこぼれました。 東野さんの作品が好きな方はぜひこちらも読んでみてください。 | ||||
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読書を習慣としていないので、はじめは不安でしたが、気がついたら一冊読み終えていました。面白かったです。 | ||||
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映画版のレイクサイドマダーケースをテレビで見ていましたが 友人に進められて原作も読んでみました。 原作のほうが4割り増しでおもしろいと思いました。 東野圭吾さんの作品は他にガリレオをドラマで見ましたが 原作のほうが数倍おもしろいのかもしれない!と 他の著書も購入しようと思っています。 | ||||
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複線の張り方が絶妙.内面描写のない小説だが読み応えは十分. 何故,殺人の隠蔽に協力的なのか? 何故,非協力的だった人物が突然態度を豹変させ協力的になったのか? 異常なまでの結束力,不審な出来事,それらの理由が「なるほど」と納得できる形で描かれている.良作だ. | ||||
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自分の息子を有名中学に入学させるため、夏休みを利用して合宿にきた四組の男女。 俊介は、子供の人生を親が決めてしまうことに釈然としないながらも、遅れてその合宿に参加することになる。 だがその晩、別荘の部屋の中には、自分の愛人の死体が転がっていた。殺したと告白したのは、妻。 だがほかの夫婦たちは、突然の殺人事件を、子供の将来のため、隠蔽しようと言い出して… 解説にもありますが、全編を通して独白がなく、誰の心情も語られることなく物語が終わります。 けれど、読んでいる間はほとんどそんなこと意識しなかった! なにかがおかしいな、という違和感はかなり早い段階で感じるものの、おもしろくて夢中で読んでしまいました。 四組の夫婦は、みんな現実にいそうな俗っぽさを持っていて、だからこそ怖い話だなあと思います。 終わり方は、個人的にはとても納得がいくものでした。 犯罪が明るみに出るのもどうかと思うし、だからと言ってここまでダークな話の中、最後だけ家族愛が復活するのも嘘っぽいし…ベストだと思います。 ただ、ここまで長い話じゃなくてもよかったかなあ、とは思いました。 | ||||
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プロットは緻密で良く出来たストーリー。 事件の真相が気になり、最後まで一気に読んでしまったが、 その結末に納得するかどうかは意見が分かれると思う。 また、主人公の家族たちがその後どんな生活を送ることになるのか、考えると気分が重くなる。 でも、オチがユニークで、そのアイデアは素晴しいと思う。 それだけに感動を誘うような結末を考えられなかっただろうかと、実に残念。 | ||||
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文庫約270ページの、短めの長編であるが、謎が緻密に散りばめられている。 冒頭の部分から、誰かが何かを企んでいる、と感じさせられる。 そして、全編を貫く謎が複数ある。 その謎の中には、全く予想も出来なかった事も含まれていた。 舞台は、私立中学受験の受験勉強合宿だ。 小学生のうちから、詰め込み学習というのも、しんどい話だ。 ミステリーとしての面白さだけではなく、こんな事も考えさせられた。 ただ、物語は、あまり子供の世界は描かない。 むしろ、大人社会の、泥沼の様な事柄に満ちている。 著者の作品としては、割合気楽に読む事が出来た。 本書は「泣けない」社会派ミステリーだ。 | ||||
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中学校受験のために避暑地の別荘で勉強合宿をしている4組の家族と塾の講師。そこに訪れた参加者の男の愛人が殺された。現場にいたその男の妻が犯人なのか。その4組の夫婦には妙な関係が感じられる。いったいどうなっているんだ?と2日で一気に読んでしまい、その謎解きと犯人には驚かされた。東野圭吾のミステリーは本当に読み応えがあるなと今更ながら思わせる作品である。東野圭吾ファンなら必読の作品である。 | ||||
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初めから終わりまで、心臓をバクバクさせながら、読んでしまえる本。(東野さんの作品を読破している家族に言わせると、この作品はベスト3に入るそう。) ある夏、湖畔で中学受験合宿をすることになった、数組の家族と講師。そのうちの一人、並木俊介は、子供の受験に積極的な妻に合わせて、初めてお受験家族の集まりに参加するが、そこでは妙な違和感を感じてばかり。 読者は彼の視線を共有し、心理的ホラーの世界に迷い込んでいく。 殺人現場という異常な状況において、妻も含め自分以外の人間がそろって不気味な行動をとり始めたら、あなたはどうするか? 決して狂気の人間などではなく、普通の人が妙に怖いというホラー。 どうして? どういうこと? の連続でした。 さらっと読めますが、『幻夜』などの長編ミステリーにも負けない存在感をもった作品です! | ||||
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俊介は、妻・美奈子の連れ子の受験対策合宿に参加した。 親同士も仲が良く、ふだん参加しない俊介には不思議な程だ。 そんな中、俊介の愛人・絵里子が訪れ、殺される。 美奈子は自分が殺した、といい、 塾仲間の親たちとともに隠ぺい工作がすすめられるが。。。 人間関係が、濃厚に描かれています。 塾仲間の親たちは、なぜ殺人の事後共犯となってまで 美奈子の犯罪を隠そうとするのか。 そこに謎のメインがありますが、最後にはくるっと見える絵が変わり、 驚かされます。 大きな謎をはらんだままのラストですが、 倫理上の問題は別として、 ミステリーとしては満足のいく結末でした。 | ||||
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表紙がきれいだったから購入してしまった。いわゆる「ジャケ買い」なのだが、期待は裏切らなかった。 親子4組できた中学受験合宿の夜、事件は起こる。主人公の愛人を妻が殺してしまう。しかし、子供たちの中学受験を控えた今、事件を公にするわけにはいかない。親たちはみんなで協力し、事件を隠蔽しようとする。 純粋にストーリーが面白い。ただただ夢中で読める。ただあらすじをたどっている前半も、ドキドキしてしまった。このあたりは著者の文章力であろう。さすがである。 しかし、そのままストーリーが展開されるわけがない。物語終盤では、大前提がひっくり返され、読みながらなんとなくわかっていたものも、さらに大きな真実をぶつけてくる。 ただ、東野作品にしては、少し淡白かなといった印象。ただ、この事件のみに焦点を当てているだけあって、ラストは強引さもなくスッキリしている。驚きよりも納得して迎えられるラストであった。 途中で「大前提がひっくり返される」と書いたが、意味がわからない人が多数と思う。そういう人はぜひ読んでみていただきたい。ミステリー小説入門として薦めたい一冊である。 | ||||
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東野作品を読むのは4作目。本当にハズレがないです。 きちんと伏線が張られてるし、それを解き明かす展開は絶妙です。グイグイと引き込まれ、一日で読み終わってしまいました。 ただし、内容としては私個人としては気持ち悪かった。(タネ明かしになるので書けませんが)子供のお受験のためになんでもする親たち、そして親同士の関係、本の中で登場人物が「異常だ」と言っていますが、確かに異常な世界が描かれている。そこは多少違和感がありました。 でも、面白く読めました。次は『探偵ガリレオ』に挑戦です。 | ||||
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東野氏の作品は、これで3〜4冊目です。 ハマりました。 展開の速さと、テンポのよさ。そして、張り巡らされた伏線。 どの作品にも共通していることですが、それがまた面白い。 どのことが、どれにつながっているのか?と読み進めるのが、好きです。 中学受験を控えた夏。4組の親子が とある湖畔の別荘で勉強会を開く。 たった1組の親子だけ、母子での参加だった。 そこに、父親が現れる。そう、主人公俊介は、実の父親ではなかった。 そんな関係から、参加するとは思われていなかった俊介だった。 俊介は、4組の親たちの違和感に気付く。これは一体なんなのか・・・。 そこに、「忘れ物を届けに」と、俊介の愛人が現れ、 愛人の思惑を気付かないでいる俊介の目の前に、ある夜、愛人の死体が転がっていた。 「私が殺したの」と告白する妻。 他の親たちに説得され、隠ぺい工作に乗り出す俊介。 でも、何かが違う、何かがおかしい、と疑惑を持ち始めるのだった。 狂気の夏は、どう展開していくのか・・・ 親・人間、同じでありながら全く違う立場に立ってしまう物語。 親として生きるためにはどうしたらよいのか。 果たして、俊介たちの取った行動は、【人間として正しいのか】【親として正しいのか】 歪んだ社会と親子関係を考えさせる話です。 | ||||
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読み終えたあとの感想ですかね。 今ってこんな大人多いんだろうと思う。 子供のレールをつくってるけど、まず自分たちのレールを・・・。 東野作品はほんとにリアルで感情移入してしまいます。 ストーリーに引き込まれてスラスラ読めちゃいます。 | ||||
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