黒冷水
評判
黒冷水の評価:
3.88/5点 レビュー 85件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 1〜20 1/4ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
黒冷水の評価:
3.88/5点 レビュー 85件。 D ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
ただひたすら、最初から最後までドロドロの兄弟仲を書き連ねいた小説だが、それは喧嘩と呼ぶほどあっさりとした爽やかなものではなく、陰湿な、気味の悪い狡猾な手段や、果てしない憎悪によって成り立っている。
読みながら「馬鹿なくせになんて無知で、態度がでかいんだろう?自分で気付かないんだろうか?」とか「姑息な手段で責めるなぁ」とか「常に上から目線だな」なんて感じ、ムカムカしていた(笑)。…まぁ、一言でいえば、気分良く読める小説ではない。
だが中高生の言ってしまえばたかが「兄弟喧嘩」を、ここまで陰湿に、ここまで壮大に280ページも書いたんだなぁ、と思うと、滑稽にも思えるし、それ程までに熱量を捧げ書き終えた羽田圭介という作家が、すごく興味深い!
また、小説のラストが2通りあると捉えられるのも面白い。
1パターンは、兄弟愛に気付き、一応爽やかなハッピーエンドを迎える。「姑息な手段じゃなくて、嫌なことをされたら、実際に拳でやり返せばいいじゃないか!」と、それまで読者がモヤモヤしていたであろう陰湿な雰囲気を一蹴する。読者は「あぁ、良かった良かった」と納得するであろう。ここで物語が終わっても、何も矛盾はないし、むしろスッキリする。
だが「完」の後にまだ続く物語があった。なるべくネタバレしないよう簡潔に言ってしまうと、1パターンとは真逆である。「あぁ、やっぱり体内の黒冷水は冷めず、流れ、巡り続けるんだなぁ」というオチである。そこまで仲は冷え切ってしまっているのか、と。
しかし、実際の人間関係を考えたらどうだろう?果たして、相手を受け入れ、許せられるのか?…すごく難しい気がする。一度悪化した人間関係は、そう簡単に修復できるものではないだろう。
恐らく、羽田さんもそう考えて「完」の後にまた物語を作ったのではないだろうか。現実はそう都合良くはないよな、と。
しかし2パターンとも取れるラストを描いたことで、物語は確実により深みを増した。あそこの「完」で終わっていたら、なんだかんだで清々しい小説(過程がどんなにドロドロであっても)といった印象で終わっていたかもしれない。
だが「完」に続く物語を描いたことで、読者により余韻を残し、他の小説とは差異をつけたのかもしれない。そして、このように描いた羽田圭介という人物に対し、私は不気味さと、恐ろしさと、確実に興味をそそられた。