ドグラ・マグラ

評判

ドグラ・マグラの評価:

3.96/5点 レビュー 504件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全795件 741〜760 38/40ページ
No.55
(5pt)

ちょっとした誤植(?)について

402ページの後ろから4行目、「年の頃十八には過ぎじと思はるゝが」となっているが、松柏館書店版では「年の頃二八には過ぎじと思はるゝが」となっている。「二八」を「二十八」と読み違えての校訂だと思うが、これだと延寶六年(412ページ)になって、「当時十八歳」とあるのと矛盾している(「思はるゝ」は取りあえず無視)。これは「二八=16」のことで、このような数字の記法は、『南総里見八犬伝』第六輯巻之三第五十六回にも「且開野といふ少女の、年は二八ばかりにて」という用例がある。三一書房の全集なども「年の頃十八」としていたが、絶版になっているものは仕方ないとして、現役の版は早く改めて欲しいものだ。
ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276)より
4150002762
No.54
(5pt)

人間はどこへゆくのか

精神異常者を集め研究材料にする教授を軸に、記憶を無くした主人公が自分自身を思い出そうとする。
ラストはかなり衝撃的。猿の惑星のラストシーンを思い出したがそれを超えてると思う。
主人公が抜けられない暗いトンネルをいつまでも彷徨っているようで非常に恐ろしい。
人間のほんとうのしくみはこういう事かもって妙に納得してしまった。
ドグラ・マグラ (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)より
4041366046
No.53
(2pt)

ファンの方、ゴメンなさい!

昭和10年、夢野久作の書き下ろし作品として出版。
「これを読む者は、一度は精神に異常をきたす」と伝えられる、一大奇書。
…本当にアタマがオカシクなっちゃうのか??
ワクワクしつつ、体を張って実験。
…したけれど、特に異常なし。
“あっち側の人”には、なれなかった。感想も特になし!
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.52
(4pt)

十人十色の読後感、奇を衒っているのか、本当の奇書か

夢野久作の構想10年、執筆10年と言われる、まだ作家として大成していなかった頃から書かれかつライフワークとも言える小説。前半の方は「脳髄は物を考える所に非ず」という自論を展開しつつ、脳髄=現代人という考え、及び精神病者に対する社会の人の扱いを列挙して現代社会に生きる人類を社会を批判する諷刺文となっている。又、精神病と決め付けて人を陥れる事も多々あるという風な事例を挙げているのも興味深い。思い付きで書いてる様なエセ科学的な自論は半分は本気だろうが、社会を諷刺する為の目隠しに過ぎない。大正、昭和初頭の時代ではまだ今の時代の様に中央も地方も等しく均一化されていない社会。夢野久作は他作でも都会と田舎の対比、近代化は人を変えるという観点から、及び新聞記者だった事から来る社会を観る眼をふんだんに取り入れたただのミステリーで無い小説を書いています。そして因果応報を人に訴えかける。かつこれはユーモアのセンスから来る事であろうが奇怪な面白みのある文体も書けるし非常に端麗で詩的な文章も書く事も出来る作家です。本作は前者の趣が強い。夢野作品は奇を衒った探偵小説の形を取った諷刺小説というのが個人的な見解です。本作もその形であると思います。もう字数が無い、ほんのさわりしか書けなかったが、読後の感想は人それぞれであろう。表面上の奇怪な文体に惑わされずに読む事をお勧めします。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.51
(3pt)

噂はあながち嘘ではないな。

本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす、と言われていますが
そもそも本書を手に取るような嗜好の人間は少し特殊な部類に入りますし笑、
さらに全篇読破するような方はさらに特殊な方に限られるでしょう。
そういうかたがたが本書を読破すれば、本書がスイッチとなり少しおかしなことに
なる可能性は低くはないでしょう。
ただ現在の小説の傾向から言えば長すぎますね。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.50
(5pt)

良い感じに気持ちがわるい(笑)

日本の三大奇書の一つらしく、「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来す」と言われている小説。
わからなかったことがわかって、それがわからなくなり、またわかるようになって、やっぱりわからない・・・・・・そんな感じ。
正直途中でかなりしんどくなる。
でも、ラストも良いと思うし、何よりこれが出版されたのが昭和10年だということがすごい。
別に幽霊とかお化けの話ではないし、「怖さ」を目的にして書かれた本ではないけど、本から出る雰囲気のせいで、自分の部屋に居づらくなった。
それには、カバーイラストから受け取ったイメージもあると思う。
本編に関係ないということで、このイラストに批判的な人もいるみたいだけど、個人的には上手いこと気持ち悪くて好き(笑)
読んで頭がおかしくなったとは思わないけど、読む人が精神に異常をきたすのではなく、逆にこの本を一字一句苦痛に感じず、完全に理解できる人
の精神は「普通」と言われている人達と違うのは確か、だと思う。失礼かな。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.49
(4pt)

文章だけで人を狂わせる事は可能である(;'Д`)ハァハァ

(;'Д`)ハァハァ これを読んでいると、脳の配線が混乱して、発狂しかねん・・・?!
文章だけで・・・人は相手に恋をして・・・文章だけで、人を憎み・・・哀しみを感じる
事が出来る、女子高生コンクリ事件の悲惨な事件の内容には、憤りを感じ、身震いをする程の冷酷で無慈悲な鬼畜生に対する、恐怖と怒り・・そして・・・被害者に対する哀しみ
無念を感じ・・・脳に障害が残るほどのショックを与えられるだらう。
文章だけで・・・人の心理・・・・脳はそれほど 頑強に出来ているわけではない。
この奇書は人の脳を狂わせる。
読まないほうが懸命である。
自分を完全に・・・完璧なまでに正常だと感じている人がいるのなら(そういう人はもとから狂っている)大丈夫だらう・・・。
読んでみてくれ。
健闘を祈る・・・?!
星4つの評価は・・・作品の面白さではなく・・・人を狂わせる事のできる力への賛美と
星5つではないのが・・・ホッカルさんの良心からである。
ドグラ・マグラ (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)より
4041366046
No.48
(4pt)

文章だけで人を狂わせる事は可能である(;'Д`)ハァハァ

(;'Д`)ハァハァ これを読んでいると、脳の配線が混乱して、発狂しかねん・・・?!
文章だけで・・・人は相手に恋をして・・・文章だけで、人を憎み・・・哀しみを感じる
事が出来る、女子高生コンクリ事件の悲惨な事件の内容には、憤りを感じ、身震いをする程の冷酷で無慈悲な鬼畜生に対する、恐怖と怒り・・そして・・・被害者に対する哀しみ
無念を感じ・・・脳に障害が残るほどのショックを与えられるだらう。
文章だけで・・・人の心理・・・・脳はそれほど 頑強に出来ているわけではない。
この奇書は人の脳を狂わせる。
読まないほうが懸命である。
自分を完全に・・・完璧なまでに正常だと感じている人がいるのなら(そういう人はもとから狂っている)大丈夫だらう・・・。
読んでみてくれ。
健闘を祈る・・・?!
星4つの評価は・・・作品の面白さではなく・・・人を狂わせる事のできるものへの賛美と
星5つではないのが・・・ホッカルさんの良心からである。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.47
(5pt)

ドグラ・マグラ

夢野久作の代表作「ドグラマグラ」と「瓶詰の地獄」と「氷の涯」を収録した本書。「ドグラマグラ」単体を買うよりお得かもしれません。私がこれを買ったのは某文庫の奴の表紙が最悪だったからですけど。でも何故「キチガイ地獄」を収録しなかったんだろう?今、「ドグラマグラ」をリメイク映画にしようっていう命知らずな人、いるんでしょうかねぇ?監督や脚本家は所謂Jホラーの名手とかじゃない人の方がいいですけど。主演は誰でしょうね?松山ケンイチがいいな。「ドグラマグラ」は話自体は難解ですが、文体が変わっていて面白いです。チャカポコ節はリズム感があります。ラストで明かされる真相はとても衝撃的です。そして「これを読んだら発狂する」は誇大広告ではありません。
日本探偵小説全集〈4〉夢野久作集 (創元推理文庫(400‐4)) Amazon書評・レビュー: 日本探偵小説全集〈4〉夢野久作集 (創元推理文庫(400‐4))より
4488400043
No.46
(5pt)

ドグラ・マグラ

夢野久作の代表作「ドグラマグラ」と「瓶詰の地獄」と「氷の涯」を収録した本書。「ドグラマグラ」単体を買うよりお得かもしれません。私がこれを買ったのは某文庫の奴の表紙が最悪だったからですけど。でも何故「キチガイ地獄」を収録しなかったんだろう?今、「ドグラマグラ」をリメイク映画にしようっていう命知らずな人、いるんでしょうかねぇ?監督や脚本家は所謂Jホラーの名手とかじゃない人の方がいいですけど。主演は誰でしょうね?松山ケンイチがいいな。「ドグラマグラ」は話自体は難解ですが、文体が変わっていて面白いです。チャカポコ節はリズム感があります。ラストで明かされる真相はとても衝撃的です。そして「これを読んだら発狂する」は誇大広告ではありません。
日本探偵小説全集〈4〉夢野久作集 (創元推理文庫(400‐4)) Amazon書評・レビュー: 日本探偵小説全集〈4〉夢野久作集 (創元推理文庫(400‐4))より
4488400043
No.45
(5pt)

著者の意思に敬意を表して

百人が百様の感想を抱くといわれる奇書ですが、
私はこの上巻を読んでいる途中で本書を投げ出しました。
脳髄脳髄と耐えられなくなったのです、完全にだれてしまいました。
ここまでページを捲るのにストレスを感じた本も珍しく、最初の流れがとても好きだっただけに残念でなりません。またいつか手に取るときが来るだろうと思いますが、いつになるやら
これも百人の中の一つの意見として聞いて頂きたい
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.44
(5pt)

傑作です。

絵でいうなら、だまし絵。音楽でいうなら、FAUST、COIL,NWW。フロイドのいう、夢の作用。作家はあえてつじつまを合わせようとせず、背後にある、読者の深層心理を刺激します。読む人によって、感想という以上に、何が論点になるかすらもはぐらかせられます。現実という足場を完全に踏み外した、正に異端の文学。しかし、途中でDNA的な記述は先端なのか、作家の先見なのか、無茶苦茶面白いです。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.43
(5pt)

色褪せない

まず、題名がいいですよ。「ドグラ・マグラ」この題名に星幾つかつけたいくらい。内容も、本当に昭和10年に書かれたの?と思うくらい古臭さがない。むしろ新鮮ですらある。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.42
(4pt)

面白い!

 コピーで読んだら精神に異常を来すと書いてあるものですから、つい、奇をてらっただけの荒唐無稽な話なのかと思っていましたが、かなり楽しめました。
 閉鎖的空間の恐怖、学術研究を追いかけ回し主人公を実験台に成果を競い合う教授達、忘れられた記憶の底にちらつく自分の狂人的な殺人犯としての過去、呪われた絵巻物と精神遺伝による逃れられない宿命。そういった物が巧みに交錯し、技術的にも内容的にも奇抜ですばらしい仕上がりの作品だと思います。一歩先までほとんど何も分からない恐怖と、読んでいくうちに閃く、恐ろしい推測が本の中に容易にのめり込ませてくれます。
 ただ、作者の仕掛けた読者を混乱させるような表現と描写には、一部ひやっとさせられる事もあるのですが、本当に意味が分からなくなったりすることがあるので星一つマイナスです。読む上では非常に難解な部分もあると、頭に置いておいた上で読みたいですね。
 しかし……このカットは何とかなりませんかね? 作品内に性描写の関わる物はほとんど無いのにこれでは作品的価値が下がってしまうのではないでしょうか? 下手な絵ではないのですが……本とこの絵とは切り離して考えてください。ほとんど無関係です。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.41
(5pt)

人間はみんなキチガイなのだ

自らを「キチガイ」と自称する正木博士の思想は、僕にとっては非常に感動的でした。
正木博士によると、一見正常に見えて、街を優雅に歩く人々も、赤煉瓦(精神病院)に入っている患者と同じく、みんな「キチガイ」なのだそうです。
そして、「胎児の夢」という論文の内容が凄かった。母の胎内で胎児が見る夢とはすなわち、自分に繋がるまでの総ての生物の歴史であり、適者生存の殺戮の記憶なのだ・・・、という。読んでみる価値は大いにあると思います。
正直言って、上巻は凄く面白かったし、小説というよりは哲学書のような印象も受けました。ただ、下巻に入ると旧仮名遣いが続き、僕は挫折をしてしまいました。よって、(下巻も後に必ず読み通しますが)上巻の感動が薄れないうちに此処にレビューを記録します。
そして僕は、正木博士の考えは、誰よりも正常なものであると思います。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.40
(5pt)

自分の頭を齧る様な

書店で目にする度、買うかどうか迷って3年。ついに手にしてしまった。眠りこける異性の体に舌を這わす様な背徳感。何処にも辿り着かないと知りながら泥になるまで歩く徒労感。読んでも読まなくても、一緒。得るものなんて軽い頭痛ぐらいなもんです。もし、読むなら、青空の下で、ベンチに座りながら、煙草を吸いつつ読むと、吉です(笑)
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.39
(5pt)

素直に、面白い

《これを読む者は、一度は精神に異常をきたす》という、凄い触れ込みですが、私は特に精神に異常をきたす事はなかったので、そんなに恐れなくても大丈夫な書物だと思います。ただ。物語の中に出てくる『キ〇ガイ地獄外道祭文』は、精神病経験のある私にとって、大変ショッキングなモノだった事には間違いありません。これを読んだ時は、悪い夢を見ているような、脂汗の滲む思いをしました。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.38
(5pt)

名作であり迷作にも感じました

正直なところを言いますと、上巻はほとんど理解を超えていました。文体も時代差のためか私には読みにくく感じられましたし、一般的な推理小説のような流れではないのでなかなかに疲れました。
理解不能は承知しつつも下巻に手を出してみると事件という面がだいぶ前面に押し出されてきていたので幾分読みやすくはありました。が、読みきってみると完全に混乱しました―幸い、精神に以上をきたすほど理解しませんでした―
理解を超えたものだったにも関わらずなぜか頭に残る不思議な作品です。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.37
(4pt)

人間が書いたものに思えない

 脳をわしづかみにされてぐちゃぐちゃにかき回されたような感覚というものを、この本を読んで初めて経験しました。
 レビューのタイトルどおり、とても人間がこのような物語を書いたとは、到底信じれられません。
 正直、私のような凡人には、全てを理解することは不可能です。しかし、この本を読むことができて、自分はとても幸運です。
ドグラ・マグラ (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)より
4041366046
No.36
(4pt)

この本の怖さ

作者である夢野久作は読んだ人が狂ってしまう本を書こうとした。
それがドグラマグラである。
ドグラマグラは一読むと精神に異常を来すといわれるのは、作者が読者を狂わすことを目的として製作された書物だからである。
読者は主人公と同じように、「胎児の夢」と題する論文やお経を手にし読むことになる。
作中には映画も登場する。「暗転」からはじまり「暗転」で終わる。
これも夢野は読者に主人公と同じように映画をみたという経験をさせるために考えだされたものだ。
人を狂わす装置として生み出された本、それがドグラマグラだ。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038