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リーマン、教祖に挑む(もう教祖しかない!)



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【この小説が収録されている参考書籍】
もう教祖しかない!
リーマン、教祖に挑む (双葉文庫)

リーマン、教祖に挑む(もう教祖しかない!)の評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

サプライズは特になかった

着想は面白い。前半は、ここが伏線なのかな、いや、こっちかなと楽しく読み進めた。リズム感のある文体も、とてもいい。
だが、後半に近づくにつれて、徐々に飽きてくる。伏線の張り方が、だいたい予想通りで、残念ながら、解説者が言うような、サプライズはなかった。
これ普通に、こういう結末を想像するでしょう……あえて読み返さなさなくても……
ただし、すがすがしい気持ちになったことは事実。この作家の別な作品も読んでみたいとは思う。
リーマン、教祖に挑む (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:リーマン、教祖に挑む (双葉文庫)より
4575520314
No.1:
(4pt)

信じてはいけない!

新興宗教というと、日本では、いや、世界的に負のイメージが先行している。それでも新種のアメーバのように"教祖さま“は誕生して、信者を捕獲、増殖している。心の空疎感を癒すために信仰を必要とする人々がいて、それをビジネスチャンスとして利用する自称宗教家がいる、と書けば身も蓋もないか。既存のものも含めて、それだけ宗教ビジネスはうまみが多いということだろう。
この小説はそうした世相を鋭く切り取っているのだが、エンターテイメントとして十二分に楽しめるだけの娯楽小説に仕立てて、いや仕上げているところが凄い。宗教と推理小説という異質な基材の混合、できあがったものはカオスなのか、あらたな秩序なのか……。
これだけは言っておきましょう。神様は信じても、この作者を信じてはいけません(苦笑)。この二重三重のトリックは予測不可能!
もう教祖しかない!Amazon書評・レビュー:もう教祖しかない!より
4575238708

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