ブラッド・スクーパ

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評判

ブラッド・スクーパの評価:

4.87/5点 レビュー 15件。 B ランク

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平均点4.87pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(5pt)

早く「スカル・ブレーカ」をKindleで…!!

前作「ヴォイド・シェイパ」から立て続けに読んでしまいました。

森先生の文体と和の世界観の予想以上の親和性。
『理系ミステリ』の通り名も今や昔といったところでしょうか。

前回、物心ついたころから暮らしていた山を下り、少しずつ人間社会に慣れてきた主人公のゼン君ですが、まだまだ浮世離れしたところもあり…。
そのちょっとズレた所が女心をくすぐるのでしょうか、作中では割とモテモテなんですが鈍感な当人、というシチュエーションは女性の読者は好きな方もいらっしゃるんじゃないですかね。

…と、ここで重大な問題が勃発!
なんと3作目「スカル・ブレーカ」のKindle版がまだリリースされておらず…
続きは読みたいけどハードカバーで買うのは、ちょっと、なぁ…

ホントに、良い意味で悩ましいシリーズです。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫)より
4122059321
No.11
(5pt)

早く「スカル・ブレーカ」をKindleで…!!

前作「ヴォイド・シェイパ」から立て続けに読んでしまいました。

森先生の文体と和の世界観の予想以上の親和性。
『理系ミステリ』の通り名も今や昔といったところでしょうか。

前回、物心ついたころから暮らしていた山を下り、少しずつ人間社会に慣れてきた主人公のゼン君ですが、まだまだ浮世離れしたところもあり…。
そのちょっとズレた所が女心をくすぐるのでしょうか、作中では割とモテモテなんですが鈍感な当人、というシチュエーションは女性の読者は好きな方もいらっしゃるんじゃないですかね。

…と、ここで重大な問題が勃発!
なんと3作目「スカル・ブレーカ」のKindle版がまだリリースされておらず…
続きは読みたいけどハードカバーで買うのは、ちょっと、なぁ…

ホントに、良い意味で悩ましいシリーズです。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooperより
4120043673
No.10
(5pt)

存在しないものを認識する。そして認識させる。

始めから唐突なレビューを展開すれば、
「分からない。それが明確に分かる」
と、読んで感じました。

否、この作品を自分は読んでいるのか? とも....それを思わされて「文章を追っている自分を観ている」感覚を覚えました......つまり、(精神病理学でいう)解離というものかな、とも思う。それを認識する(認識させてくれる)

と思えば、刀の振る舞いを合わせる殺陣シーンでは、明確に視覚として視えてくる。(少なくとも私には)主人公の顔も絵に描けるくらい見える。

僕個人のこの作品に対する感覚を言語化すれば、やはり「分からない」と感じましたが、この作品の主人公である「ゼン」も、分からない事に対し、思いを馳せ、問い、悩み、そして「分からない」という対象に己を振る舞う。

私個人、言語化する技術が未熟なのは自覚していますが、本当にこの作品に対してはどうレビューしても良いか分からない、という自分が居ます。
しかし、読んでいる最中に心地よさを感じました。それが「分からない」という概念から滲み出てるのも分かりました(感じました)

それは「禅」と呼ばれる概念を感じます。
そして、主人公の名前は「ゼン」か、と....。

レビューしておいてなんですが、未熟な文章で申し訳ない。
それくらい「分からない」という事を考えさせられました。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫)より
4122059321
No.9
(5pt)

存在しないものを認識する。そして認識させる。

始めから唐突なレビューを展開すれば、
「分からない。それが明確に分かる」
と、読んで感じました。

否、この作品を自分は読んでいるのか? とも....それを思わされて「文章を追っている自分を観ている」感覚を覚えました......つまり、(精神病理学でいう)解離というものかな、とも思う。それを認識する(認識させてくれる)

と思えば、刀の振る舞いを合わせる殺陣シーンでは、明確に視覚として視えてくる。(少なくとも私には)主人公の顔も絵に描けるくらい見える。

僕個人のこの作品に対する感覚を言語化すれば、やはり「分からない」と感じましたが、この作品の主人公である「ゼン」も、分からない事に対し、思いを馳せ、問い、悩み、そして「分からない」という対象に己を振る舞う。

私個人、言語化する技術が未熟なのは自覚していますが、本当にこの作品に対してはどうレビューしても良いか分からない、という自分が居ます。
しかし、読んでいる最中に心地よさを感じました。それが「分からない」という概念から滲み出てるのも分かりました(感じました)

それは「禅」と呼ばれる概念を感じます。
そして、主人公の名前は「ゼン」か、と....。

レビューしておいてなんですが、未熟な文章で申し訳ない。
それくらい「分からない」という事を考えさせられました。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooperより
4120043673
No.8
(5pt)

常に心地よい静寂に包まれる

このシリーズを初めて知った時、
『森先生』と『侍』という組み合わせにかなり驚きました。
今までの作品は現代か、あるいは未来の話だったと記憶していたからです。

更に『侍』と聞いて私が思い浮かべたのはコテコテの時代劇で
騒がしく、賑やかしく、正直苦手なイメージを抱いてしまいました。

しかし今作が発行され、雑誌の紹介記事を読んだのをきっかけに
(竹のビジュアルがとても魅力的だったのも大きいです)
前作の「ヴォイド・シェイパ」と今作を購入して続けて読み終わりました。

結論から言うと、最高に面白かったです。

侍というものに固執していない、けれど侍の静を通して森先生らしい文章。
時代背景などの暑苦しい説明もなく、ごく自然に人々が生きている。
今までの現代ものより、
何もない時代だからこそ本質がシンプルに書かれているように感じました。
キャラクタ達が個性的でチャーミングなのも健在で、
伏線やサービスの(と受け止めています)謎解きもあり、私は大満足でした。

続きが待ち遠しいシリーズに出会えて、とても嬉しいです。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫)より
4122059321
No.7
(5pt)

常に心地よい静寂に包まれる

このシリーズを初めて知った時、
『森先生』と『侍』という組み合わせにかなり驚きました。
今までの作品は現代か、あるいは未来の話だったと記憶していたからです。

更に『侍』と聞いて私が思い浮かべたのはコテコテの時代劇で
騒がしく、賑やかしく、正直苦手なイメージを抱いてしまいました。

しかし今作が発行され、雑誌の紹介記事を読んだのをきっかけに
(竹のビジュアルがとても魅力的だったのも大きいです)
前作の「ヴォイド・シェイパ」と今作を購入して続けて読み終わりました。

結論から言うと、最高に面白かったです。

侍というものに固執していない、けれど侍の静を通して森先生らしい文章。
時代背景などの暑苦しい説明もなく、ごく自然に人々が生きている。
今までの現代ものより、
何もない時代だからこそ本質がシンプルに書かれているように感じました。
キャラクタ達が個性的でチャーミングなのも健在で、
伏線やサービスの(と受け止めています)謎解きもあり、私は大満足でした。

続きが待ち遠しいシリーズに出会えて、とても嬉しいです。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooperより
4120043673
No.6
(4pt)

画竜点睛を欠く

内容は文句なし。
時代小説にありがちな長い時代背景の説明が無いのが良い。
そのおかげで森博嗣の文章の切れ味がダイレクトに伝わってくる。
戦闘の場面のテンポの良さは相変わらずで、読む速度と映像想像の速度が上手くリンクする。
装丁は美しい竹林で、作品の静けさにマッチしている。
ただ惜しむらくは背表紙のバーコード。
これがせっかくの装丁の完璧さを損ねている。
バーコードは透明なカバーにシールなどで貼り付けた方が良かったのでは。
まさに画竜点睛を欠く、という感じなので評価は星4つ。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫)より
4122059321
No.5
(4pt)

画竜点睛を欠く

内容は文句なし。
時代小説にありがちな長い時代背景の説明が無いのが良い。
そのおかげで森博嗣の文章の切れ味がダイレクトに伝わってくる。
戦闘の場面のテンポの良さは相変わらずで、読む速度と映像想像の速度が上手くリンクする。
装丁は美しい竹林で、作品の静けさにマッチしている。
ただ惜しむらくは背表紙のバーコード。
これがせっかくの装丁の完璧さを損ねている。
バーコードは透明なカバーにシールなどで貼り付けた方が良かったのでは。
まさに画竜点睛を欠く、という感じなので評価は星4つ。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooperより
4120043673
No.4
(5pt)

眩しいほどの主人公の純粋な思考

前作同様装丁が読む楽しみを増幅させてくれました。

人と交わることなく育ってきた主人公が
前作よりも一歩踏み込み、意識的に人の中に塗れる選択をすることで
物語に巻き込まれ、様々な発見、疑問、真理に出会って行きます。

立ち会いの場面の静けさは相変わらずで、命のかけたやり取りの前には
善も悪もない、ただ生き延びたか否かだけという心地良さ。

主人公が純粋なあまり、周りが戸惑い惹き付けられる様がお約束となりつつあり、
次作以降どこかで友、恋、愛、といった感情に悩まされるのかどうかが楽しみです。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫)より
4122059321
No.3
(5pt)

眩しいほどの主人公の純粋な思考

前作同様装丁が読む楽しみを増幅させてくれました。

人と交わることなく育ってきた主人公が
前作よりも一歩踏み込み、意識的に人の中に塗れる選択をすることで
物語に巻き込まれ、様々な発見、疑問、真理に出会って行きます。

立ち会いの場面の静けさは相変わらずで、命のかけたやり取りの前には
善も悪もない、ただ生き延びたか否かだけという心地良さ。

主人公が純粋なあまり、周りが戸惑い惹き付けられる様がお約束となりつつあり、
次作以降どこかで友、恋、愛、といった感情に悩まされるのかどうかが楽しみです。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooperより
4120043673
No.2
(4pt)

生きているから考えるのではなく、考えるから今日もまた生きている。

「Void Shaper/空を形作る者」の続編です。
「Blood Scooper/血を掬う者」とは、とは前作から一転して生臭いタイトルですが、作品の雰囲気は変わらず。

「神とは、このことではないか、と気づいた。
 そうだったのか。
 けれど、
 次の瞬間には、何のことだ?今、自分は何に納得した?とすべてが彼方へと霧散する。」

「生きている、と己を騙しているから、
 このように生き続けられるのかもしれない。」

ふっと偶に降りてくる直感を、このような日本語に書き記せる森博嗣先生を尊敬します。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫)より
4122059321
No.1
(4pt)

生きているから考えるのではなく、考えるから今日もまた生きている。

「Void Shaper/空を形作る者」の続編です。
「Blood Scooper/血を掬う者」とは、とは前作から一転して生臭いタイトルですが、作品の雰囲気は変わらず。

「神とは、このことではないか、と気づいた。
 そうだったのか。
 けれど、
 次の瞬間には、何のことだ?今、自分は何に納得した?とすべてが彼方へと霧散する。」

「生きている、と己を騙しているから、
 このように生き続けられるのかもしれない。」

ふっと偶に降りてくる直感を、このような日本語に書き記せる森博嗣先生を尊敬します。
ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper Amazon書評・レビュー: ブラッド・スクーパ - The Blood Scooperより
4120043673