風が強く吹いている

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風が強く吹いているの評価:

4.58/5点 レビュー 460件。 S ランク

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平均点4.58pt

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全424件 421〜424 22/22ページ
No.4
(5pt)

現実の箱根駅伝と響き合う

読み終えてしばらく、うねり渦巻く感情を抑えられなかった。予選会の段階で、少し涙がにじんだ。つい先日、実際に箱根の予選会が終わり、そのドキュメンタリーが放映された。予選通過に沸き立つ選手達や、がっくりとうなだれる若者達の姿が、小説の内容と重なった。「速い」ランナーでなく「強い」ランナーをめざすという名言は、実際に箱根出場チームを率いた監督から出たものらしい。

 ランナーの孤独と、駅伝メンバーの連帯が十全に描かれていた。一度敗れた夢を再びめざす復活の物語だ。若者に対して、世界はこうでなくてはならない。

 また、足が折れても走り続ける決意の選手を、実際の監督は、それでも彼らの将来のために涙を流しながら体を押しとどめて中止させたことがある。現実の箱根駅伝と響き合う、すぐれた青春小説である。ときどき軽いギャグタッチになる点も、若者の世界らしく好感が持てる。
風が強く吹いている (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 風が強く吹いている (新潮文庫)より
4101167583
No.3
(5pt)

駅伝素人

賛否両論あるようだが、まったくの駅伝素人である私には100%満足の小説であった。

非現実的とか都合がいいとかは、小説には関係ない。純粋に感動し、楽しめた。

ひさしびりのど真ん中の青春感動小説で、漫画のキャプテンを思いだしました。

今まで駅伝なんてつまらないし、興味もなかったのですが、正月が楽しみになってしまい、

37歳にもなって、ジョギングでもしたくなるくらいさわやかな読後感・・・

不滅の青春小説とし、ずっと読み次がれるでしょう。賞をとったあとだから、天邪鬼で

読むのをためらっている人もいるでしょうが、だまされたと思って読んでみてください。
風が強く吹いている (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 風が強く吹いている (新潮文庫)より
4101167583
No.2
(5pt)

実際に走った人間も涙しました

私はもうずっと昔になりますが箱根駅伝に選手として走った事があります。この本を見かけて最初は多分駅伝や長距離走をよく知らない作家さんが想像だけで書いたのだろう、程度にしか思っていませんでした。しかし実際に読み始めて、もちろんかなり無理な設定があることは事実なのですが、走るという行為そして苦しさや喜びそう云った深い部分までよく描いてくれています。苦しい練習から予選会に至るまでの心情や練習の厳しさ、そして何より箱根駅伝本番の各走者の走りの描き方、走りながらの選手の心理描写に思わず自分の昔の姿を投影してしまい、涙しました。これだけの感動を与えてくれた三浦しをんさんに感謝申し上げます。この本に書かれている箱根駅伝の姿は本物だと思います。ありがとうございました。素晴らしい本に出会いました。
風が強く吹いている (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 風が強く吹いている (新潮文庫)より
4101167583
No.1
(4pt)

痛快です

純粋に面白かったです。

私自身は学校のマラソンくらいでしか走ったことはないけど、爽快な気分になりました。

走ることって、本当はもっと苦しいような気がするけど、箱根を走るランナーがこの本の

登場人物のように楽しい気分で走っていてくれたらいい、と思いました。

自分の青春(特に何に熱中したという記憶なし)がこんなだったらよかったのに。

苦労するのはいやだけど。
風が強く吹いている (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 風が強く吹いている (新潮文庫)より
4101167583