ブラバン

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評判

ブラバンの評価:

3.62/5点 レビュー 50件。 D ランク

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平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全102件 21〜40 2/6ページ
No.82
(4pt)

どこまでも深くて苦い、青春の記憶

語り手である他片(たひら)が、かつて高校の吹奏楽部で一緒だったメンバーの行方を追い、バンドの再結成を目指すストーリー。その合間に彼らの高校生時代のエピソードが挿入される。

物語は過去と現在が錯綜したり、登場人物が多かったりとやや複雑である。そこで本作品については二度読みないしは三度読みすると割り切るのも手であろう。例えば一回めは主要な登場人物(他片、来生、皆本、桜井、安野先生など)の動きに着目して物語の大枠を掴んでおくと、2回目以降は余裕を持ってストーリーに没頭できる。最初はとっつきにくいかもしれないが、徐々に登場人物たちが生き生きと立ち上がってくるのを感じられるだろう。

青春の記憶はどこまでも深くて苦い。他片はかつての輝いていた自分と現在の自分を比較して、後悔や諦めに苛まれているようだ。けれど、他片のブラスバンドに寄せる熱い思いは本質的なところでは変わっていないと信じたい。
「合奏には魔力がある。 (略) ひょっとすると友情よりも素晴らしく、ひょっとすると恋愛よりも過酷なのが、鳥のように音を奏で合うというこの人類特大の発明だ。」
ブラバン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ブラバン (新潮文庫)より
410129271X
No.81
(4pt)

どこまでも深くて苦い、青春の記憶

語り手である他片(たひら)が、かつて高校の吹奏楽部で一緒だったメンバーの行方を追い、バンドの再結成を目指すストーリー。その合間に彼らの高校生時代のエピソードが挿入される。

物語は過去と現在が錯綜したり、登場人物が多かったりとやや複雑である。そこで本作品については二度読みないしは三度読みすると割り切るのも手であろう。例えば一回めは主要な登場人物(他片、来生、皆本、桜井、安野先生など)の動きに着目して物語の大枠を掴んでおくと、2回目以降は余裕を持ってストーリーに没頭できる。最初はとっつきにくいかもしれないが、徐々に登場人物たちが生き生きと立ち上がってくるのを感じられるだろう。

青春の記憶はどこまでも深くて苦い。他片はかつての輝いていた自分と現在の自分を比較して、後悔や諦めに苛まれているようだ。けれど、他片のブラスバンドに寄せる熱い思いは本質的なところでは変わっていないと信じたい。
「合奏には魔力がある。 (略) ひょっとすると友情よりも素晴らしく、ひょっとすると恋愛よりも過酷なのが、鳥のように音を奏で合うというこの人類特大の発明だ。」
ブラバン Amazon書評・レビュー: ブラバンより
4862380271
No.80
(2pt)

何故そこでそういう説明しちゃうの?

タイトル通りです。

同級生がチューバを窓から放り投げて壊す、という衝撃的展開の真っ最中に
語り手の主人公は、ついでだからと言わんばかりにチューバの蘊蓄を披露。
リアルタイムでこの部分を読んだ時、あまりに無理やりな繋げ方に腹筋崩壊してしまいました。
作者はここで笑いを取りに来たんでしょうか?
高校時代の回想という事を考慮に入れても、蘊蓄を説明するタイミングを完全に見誤っていると思います。

それ以外でも、上記のチューバの展開ほど酷くはありませんが
無理やり話を繋げたような「ここでその描写入れる必要ある?」的な主人公の独白が目につきました。
ブラバン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ブラバン (新潮文庫)より
410129271X
No.79
(2pt)

何故そこでそういう説明しちゃうの?

タイトル通りです。

同級生がチューバを窓から放り投げて壊す、という衝撃的展開の真っ最中に
語り手の主人公は、ついでだからと言わんばかりにチューバの蘊蓄を披露。
リアルタイムでこの部分を読んだ時、あまりに無理やりな繋げ方に腹筋崩壊してしまいました。
作者はここで笑いを取りに来たんでしょうか?
高校時代の回想という事を考慮に入れても、蘊蓄を説明するタイミングを完全に見誤っていると思います。

それ以外でも、上記のチューバの展開ほど酷くはありませんが
無理やり話を繋げたような「ここでその描写入れる必要ある?」的な主人公の独白が目につきました。
ブラバン Amazon書評・レビュー: ブラバンより
4862380271
No.78
(5pt)

記憶が現在を再生させる、ほろ苦い青春小説

アラフォーの主人公が同級生の結婚をきっかけに、高校時代のブラバンのメンバーを集めて演奏できないかと人探しを始めるが……。似たような物語はたくさんあるが、もともとは本作が元祖ではないだろうか。私たちが実際に思い出を振り返るときのように、現在から過去へ芋づる式に記憶が蘇っていくさまが、巧みな文章で綴られている。そして過去も現在も新たに再生していく。決して、どちらもキラキラ輝いてばかりではないが、生きるかぎり思い出すべき記憶があるのは、きっと幸せなことなのだ。
ブラバン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ブラバン (新潮文庫)より
410129271X
No.77
(5pt)

記憶が現在を再生させる、ほろ苦い青春小説

アラフォーの主人公が同級生の結婚をきっかけに、高校時代のブラバンのメンバーを集めて演奏できないかと人探しを始めるが……。似たような物語はたくさんあるが、もともとは本作が元祖ではないだろうか。私たちが実際に思い出を振り返るときのように、現在から過去へ芋づる式に記憶が蘇っていくさまが、巧みな文章で綴られている。そして過去も現在も新たに再生していく。決して、どちらもキラキラ輝いてばかりではないが、生きるかぎり思い出すべき記憶があるのは、きっと幸せなことなのだ。
ブラバン Amazon書評・レビュー: ブラバンより
4862380271
No.76
(2pt)

眠たくなる

楽器の名前が長すぎるのと、知らない楽器が多すぎて…
吹奏楽部の方には、おもしろいかもしれません
ブラバン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ブラバン (新潮文庫)より
410129271X
No.75
(2pt)

眠たくなる

楽器の名前が長すぎるのと、知らない楽器が多すぎて…
吹奏楽部の方には、おもしろいかもしれません
ブラバン Amazon書評・レビュー: ブラバンより
4862380271
No.74
(4pt)

今の僕。

今があるのも、昔の自分があるからで、振り返ることがない
とはいっても、どうしても比べてしまうのが人間なので。

 1964年と言えば、64という小説でも、オリンピックでも、
クローズアップされる年。
 その1964年生まれの作者の実体験でしょう。
 高校時代のブラスバンド部。
 小説の中では、その呼び名にもこだわりがあるようですが、
私みたいな素人さんには吹奏楽部。オーケストラと、どう違う?
と聞かれたって、分からない。そんな私でも、囲碁を知らずに、
読んでしまったヒカルの碁。そんな感覚でした。

 桜井さんの結婚式で、吹奏楽部再結成。
 20年の日々がもたらした、仲間たちの人生に、そして振り返る
思い出に。
 死んでしまった皆元さんや、片腕を失った仲間や、借金取りに
終われる仲間。気持ちが病んでしまった仲間。
 その中で他片君。
 奮闘します。今の自分を生き抜くために。

 初めて読ませていただきましたし、初めてお名前をお聞きした
この作者。単に、タイトルと、表紙絵にひかれて読み始めましたが、
とても文章が達者。会話が少ないのに、ページが文字で全部埋まって
いるのに、読みやすい。
 とにかく、七五調。リズムが良く、表現が軽やかで、伝わるところ、
くすぐるようです。
 
 惜しむらくは、最終章に至る前で、息切れしちゃったことかな。
 78点。
 あまり知られていない方だと思いますが、思わぬ拾い物と言っては
失礼。とても巧みな達者な文章に、次も読んでみたい津原さんでした。
ブラバン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ブラバン (新潮文庫)より
410129271X
No.73
(4pt)

今の僕。

今があるのも、昔の自分があるからで、振り返ることがない
とはいっても、どうしても比べてしまうのが人間なので。

 1964年と言えば、64という小説でも、オリンピックでも、
クローズアップされる年。
 その1964年生まれの作者の実体験でしょう。
 高校時代のブラスバンド部。
 小説の中では、その呼び名にもこだわりがあるようですが、
私みたいな素人さんには吹奏楽部。オーケストラと、どう違う?
と聞かれたって、分からない。そんな私でも、囲碁を知らずに、
読んでしまったヒカルの碁。そんな感覚でした。

 桜井さんの結婚式で、吹奏楽部再結成。
 20年の日々がもたらした、仲間たちの人生に、そして振り返る
思い出に。
 死んでしまった皆元さんや、片腕を失った仲間や、借金取りに
終われる仲間。気持ちが病んでしまった仲間。
 その中で他片君。
 奮闘します。今の自分を生き抜くために。

 初めて読ませていただきましたし、初めてお名前をお聞きした
この作者。単に、タイトルと、表紙絵にひかれて読み始めましたが、
とても文章が達者。会話が少ないのに、ページが文字で全部埋まって
いるのに、読みやすい。
 とにかく、七五調。リズムが良く、表現が軽やかで、伝わるところ、
くすぐるようです。
 
 惜しむらくは、最終章に至る前で、息切れしちゃったことかな。
 78点。
 あまり知られていない方だと思いますが、思わぬ拾い物と言っては
失礼。とても巧みな達者な文章に、次も読んでみたい津原さんでした。
ブラバン Amazon書評・レビュー: ブラバンより
4862380271
No.72
(4pt)

面白い\(^^)/

どんどん読み進めちゃいました!バスクラ吹きには美味しい始まり方\(^^)/
ブラバン Amazon書評・レビュー: ブラバンより
4862380271
No.71
(4pt)

面白い\(^^)/

どんどん読み進めちゃいました!バスクラ吹きには美味しい始まり方\(^^)/
ブラバン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ブラバン (新潮文庫)より
410129271X
No.70
(5pt)

読み手を選ぶ傑作

青春モノではない。どちらかというと中年オジさん奮闘もの(そんなジャンルがあるとして)だ。
いわゆる青春モノと勘違いしてガッカリしちゃったひとは可哀想ですが、そういうウッカリさんたちの低評価レビューは気にしなくていい。
それから登場人物大杉っていう頭のメモリー容量が少し残念な方々の低評価レビューも気にしなくていいだろう。そもそも彼らは本書の対象読者じゃないからだ。
というわけで少くともそれなりに楽しい高校時代の部活動(それは吹奏楽に限定されない)を過ごした40代の中年オジさんで、
いまもそれなりには幸せなんだけど日常にちょっとした物足りなさを何だか感じちゃっている、そして
たくさんの登場人物に惑わされずきちっと小説を読みこなす能力を持った読書家さん、なんて読者には刺さるでしょうなあ。
ブラバン Amazon書評・レビュー: ブラバンより
4862380271
No.69
(2pt)

音楽に関わったことがあまりない人にはきついかも

裏面のあらすじを読んだ時に、『1995年のスモークオンザウォーター』みたいなものかと思って読み始めた。
 だが、その予想は大きく外れた。

 読んでいて、のめり込むということも全くなかったし、「後何ページかな」と何度も確認してしまった。

 低評価の理由としては、話自体がつまらなかったということもあるけれど、自分があまり音楽にあまり、特に吹奏楽に関わりと興味がなかったということもあるかもしれない。

 自分と同じような理由で興味を持った人には、あまり勧めない。
 人によっては、「時間の無駄になった」と思うかもしれないからだ。
ブラバン Amazon書評・レビュー: ブラバンより
4862380271
No.68
(5pt)

読み手を選ぶ傑作

青春モノではない。どちらかというと中年オジさん奮闘もの(そんなジャンルがあるとして)だ。
いわゆる青春モノと勘違いしてガッカリしちゃったひとは可哀想ですが、そういうウッカリさんたちの低評価レビューは気にしなくていい。
それから登場人物大杉っていう頭のメモリー容量が少し残念な方々の低評価レビューも気にしなくていいだろう。そもそも彼らは本書の対象読者じゃないからだ。
というわけで少くともそれなりに楽しい高校時代の部活動(それは吹奏楽に限定されない)を過ごした40代の中年オジさんで、
いまもそれなりには幸せなんだけど日常にちょっとした物足りなさを何だか感じちゃっている、そして
たくさんの登場人物に惑わされずきちっと小説を読みこなす能力を持った読書家さん、なんて読者には刺さるでしょうなあ。
ブラバン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ブラバン (新潮文庫)より
410129271X
No.67
(2pt)

音楽に関わったことがあまりない人にはきついかも

裏面のあらすじを読んだ時に、『1995年のスモークオンザウォーター』みたいなものかと思って読み始めた。
 だが、その予想は大きく外れた。

 読んでいて、のめり込むということも全くなかったし、「後何ページかな」と何度も確認してしまった。

 低評価の理由としては、話自体がつまらなかったということもあるけれど、自分があまり音楽にあまり、特に吹奏楽に関わりと興味がなかったということもあるかもしれない。

 自分と同じような理由で興味を持った人には、あまり勧めない。
 人によっては、「時間の無駄になった」と思うかもしれないからだ。
ブラバン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ブラバン (新潮文庫)より
410129271X
No.66
(3pt)

広島を舞台にした青春回顧もの!

広島を舞台として、高校時代のブラスバンド部を中心に、当時の時代背景、友人や先輩、後輩、教師を交えた繰り広げられた青春ものの作品です。ブラスバンドの専門用語や曲名が多いこと、また登場人物が多いのがやや難です。恋愛なども含めて刹那的な話?と感じます。往時の広島のこと時代背景なども織り交ぜてゆるやかに話が現代と交差しながら展開されます。じっくり読める話でした。個人的な満足度は100点満点中71点です(^ー^)。
ブラバン Amazon書評・レビュー: ブラバンより
4862380271
No.65
(3pt)

広島を舞台にした青春回顧もの!

広島を舞台として、高校時代のブラスバンド部を中心に、当時の時代背景、友人や先輩、後輩、教師を交えた繰り広げられた青春ものの作品です。ブラスバンドの専門用語や曲名が多いこと、また登場人物が多いのがやや難です。恋愛なども含めて刹那的な話?と感じます。往時の広島のこと時代背景なども織り交ぜてゆるやかに話が現代と交差しながら展開されます。じっくり読める話でした。個人的な満足度は100点満点中71点です(^ー^)。
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410129271X
No.64
(4pt)

津原さんらしい

元ブラスバンド部員が当事の仲間の結婚式で四半世紀後に再結成することになり……というお話。津原さんらしく、かなりほろ苦い。若い人には読ませたくないっていう感想が良く判る。だから、えー、何も話をそこでそう持っていかなくても…… しかし、これはその後のハッピーエンドの予感と解釈してしまいましょう。音楽に限らず、何かクラブに打ち込んでいた人には面白いこと請け合いです
ブラバン Amazon書評・レビュー: ブラバンより
4862380271
No.63
(4pt)

津原さんらしい

元ブラスバンド部員が当事の仲間の結婚式で四半世紀後に再結成することになり……というお話。津原さんらしく、かなりほろ苦い。若い人には読ませたくないっていう感想が良く判る。だから、えー、何も話をそこでそう持っていかなくても…… しかし、これはその後のハッピーエンドの予感と解釈してしまいましょう。音楽に限らず、何かクラブに打ち込んでいた人には面白いこと請け合いです
ブラバン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ブラバン (新潮文庫)より
410129271X