豆の上で眠る

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豆の上で眠るの評価:

2.98/5点 レビュー 161件。 D ランク

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平均点2.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全60件 1〜20 1/3ページ
No.60
(3pt)

静かに展開する「何か起きそう」感がイヤミスらしい。

私のイメージですと、湊かなえさん、というとイヤミスです。映画化もされた『告白』、あれが非常に印象的でした。

そして、今回読んだ本作『豆の上で眠る』、こちらも同じイヤミス系の路線かと思います。

・・・
帯を見れば大まかな筋は見当がつくかもしれません。

『お姉ちゃん、あなたは本物なの?』ときます。

主人公結衣子のお姉さん万佑子は二歳違いの仲良い姉妹。結衣子が小学校一年の夏休みのある日、姉の万佑子は忽然と消えてしまうのです。そして数年後、降ってわいたかのように戻ってくる。しかし結衣子からしたらどうしても姉本人とは思えない。

そして結衣子が大学生として地元を離れ、夏休みに帰省して地元に戻ってくる。ああ、姉が消えたのもこんな夏の日だった、と過去を回想しつつ物語はスタートします。

・・・
物語の展開は、イヤミス的雰囲気に満たされているように感じます。

もう何か起きる、何か起きる、ってわかっている。予定調和的でもあるのですのが、その「何か」がどう起きるのか? むず痒さを楽しみながら読める作品です。

キチンと姉はいなくなり、キチンと姉は戻ってきて、そして妹の感じる違和感はほかの家族も感じており・・・。

最後の展開は、ふむ。いわく言い難いのですが、まあ読んでのお楽しみでしょうか笑

・・・
もう一つ。
湊さんの作品といえば、つとに母―娘の関係の困難さ・ねじれを描写することが多いと言われます。本作でも結衣子の母春花の鬼気迫る様子が印象的です。

万佑子の失踪、そして警察が頼りにならない。そこで母本人が失踪場所や関連しそうなところに張り込む。幼児向けのお菓子などを購入する「あやしい」人を、娘の結衣子に調べさせる(「うちの猫がそちらのお宅に入っちゃったようなのですがいませんか」と聞かせる)。

一番近い家族である母親に嘘をつかれる気持ちはいかばかりかと思います。「猫があそこの家ににげちゃったのよ」と言って探させること。そして本当は「犯人」として怪しいから見てきてほしいこと。二重の嘘を重ねられ、子どももその嘘に感づいているのだから、悲しい話です。

あんな母親いるのかよって思いもしますが、ギリギリいてもおかしくない気もするんです。失った子を取り戻そうと必死になり、今いる子の気持ちを考えないって。

・・・
ということで、イヤミス本家のエンタメ小説でした。

ミステリー好き、イヤミス好き、母娘関係のねじれた関係が気になる方、等々にはおすすめできるストーリーかと思います。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4101267723
No.59
(3pt)

静かに展開する「何か起きそう」感がイヤミスらしい。

私のイメージですと、湊かなえさん、というとイヤミスです。映画化もされた『告白』、あれが非常に印象的でした。

そして、今回読んだ本作『豆の上で眠る』、こちらも同じイヤミス系の路線かと思います。

・・・
帯を見れば大まかな筋は見当がつくかもしれません。

『お姉ちゃん、あなたは本物なの?』ときます。

主人公結衣子のお姉さん万佑子は二歳違いの仲良い姉妹。結衣子が小学校一年の夏休みのある日、姉の万佑子は忽然と消えてしまうのです。そして数年後、降ってわいたかのように戻ってくる。しかし結衣子からしたらどうしても姉本人とは思えない。

そして結衣子が大学生として地元を離れ、夏休みに帰省して地元に戻ってくる。ああ、姉が消えたのもこんな夏の日だった、と過去を回想しつつ物語はスタートします。

・・・
物語の展開は、イヤミス的雰囲気に満たされているように感じます。

もう何か起きる、何か起きる、ってわかっている。予定調和的でもあるのですのが、その「何か」がどう起きるのか? むず痒さを楽しみながら読める作品です。

キチンと姉はいなくなり、キチンと姉は戻ってきて、そして妹の感じる違和感はほかの家族も感じており・・・。

最後の展開は、ふむ。いわく言い難いのですが、まあ読んでのお楽しみでしょうか笑

・・・
もう一つ。
湊さんの作品といえば、つとに母―娘の関係の困難さ・ねじれを描写することが多いと言われます。本作でも結衣子の母春花の鬼気迫る様子が印象的です。

万佑子の失踪、そして警察が頼りにならない。そこで母本人が失踪場所や関連しそうなところに張り込む。幼児向けのお菓子などを購入する「あやしい」人を、娘の結衣子に調べさせる(「うちの猫がそちらのお宅に入っちゃったようなのですがいませんか」と聞かせる)。

一番近い家族である母親に嘘をつかれる気持ちはいかばかりかと思います。「猫があそこの家ににげちゃったのよ」と言って探させること。そして本当は「犯人」として怪しいから見てきてほしいこと。二重の嘘を重ねられ、子どももその嘘に感づいているのだから、悲しい話です。

あんな母親いるのかよって思いもしますが、ギリギリいてもおかしくない気もするんです。失った子を取り戻そうと必死になり、今いる子の気持ちを考えないって。

・・・
ということで、イヤミス本家のエンタメ小説でした。

ミステリー好き、イヤミス好き、母娘関係のねじれた関係が気になる方、等々にはおすすめできるストーリーかと思います。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4103329122
No.58
(3pt)

書き手として…。

前半はまるで予想も出来ず、その雲を掴むようなわからなさに惹き込まれました。ただ、中盤に差し掛かる頃結末が見え、どうかそんなベタな着地ではありませんよう、最後に一捻りしてくれ、ここまで引っ張ってくれたんだから最後は気持ち良く鮮やかに騙してくれ、と思いながら読み進めましたが…願い虚しく終焉。

それでも…設定や構成を越えてやはり最後まで一気に読み切らせてしまうその惹きつけてやまなさがこの作家の筆力。

豆の上に眠る…書き手として本物かと…。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4101267723
No.57
(3pt)

書き手として…。

前半はまるで予想も出来ず、その雲を掴むようなわからなさに惹き込まれました。ただ、中盤に差し掛かる頃結末が見え、どうかそんなベタな着地ではありませんよう、最後に一捻りしてくれ、ここまで引っ張ってくれたんだから最後は気持ち良く鮮やかに騙してくれ、と思いながら読み進めましたが…願い虚しく終焉。

それでも…設定や構成を越えてやはり最後まで一気に読み切らせてしまうその惹きつけてやまなさがこの作家の筆力。

豆の上に眠る…書き手として本物かと…。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4103329122
No.56
(3pt)

最後の一文は印象的ですが、すっきりしない読後感でした。

冒頭の描写である程度予想がつくものの、物語の真相に紗が掛かったような状態で読み進めなければなりません。まさに読者は豆の上で眠らされたようなもどかしい状態で、真相にたどり着きたくて先へ先へと読みたくなる仕掛けは湊かなえさんならではだと思います。

ただ、なぜ結衣子に早々に真相を話さなかったのか納得できる理由が見当たらず、イヤミスとは違うどんよりとした読後感がありました。また、万佑子捜索に献身的に協力してくれた池上さんを後に結衣子が悪し様に思う一文があるせいで、単に結衣子の性格が悪いだけのように思えてしまいました。現在の母親についても、病に倒れたまま姿を現さないのは肩透かしでした。最後の問いかけは思うところがあったので、あと少し手を掛けて仕上げていただきたい作品でした。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4101267723
No.55
(3pt)

最後の一文は印象的ですが、すっきりしない読後感でした。

冒頭の描写である程度予想がつくものの、物語の真相に紗が掛かったような状態で読み進めなければなりません。まさに読者は豆の上で眠らされたようなもどかしい状態で、真相にたどり着きたくて先へ先へと読みたくなる仕掛けは湊かなえさんならではだと思います。

ただ、なぜ結衣子に早々に真相を話さなかったのか納得できる理由が見当たらず、イヤミスとは違うどんよりとした読後感がありました。また、万佑子捜索に献身的に協力してくれた池上さんを後に結衣子が悪し様に思う一文があるせいで、単に結衣子の性格が悪いだけのように思えてしまいました。現在の母親についても、病に倒れたまま姿を現さないのは肩透かしでした。最後の問いかけは思うところがあったので、あと少し手を掛けて仕上げていただきたい作品でした。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4103329122
No.54
(3pt)

ほんとに湊さんの作品?

湊さんの作品にしては珍しく、読み終わった後のスッキリ感がなく、結果的にどういうこと?という感想でした。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4101267723
No.53
(3pt)

ほんとに湊さんの作品?

湊さんの作品にしては珍しく、読み終わった後のスッキリ感がなく、結果的にどういうこと?という感想でした。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4103329122
No.52
(3pt)

技巧的過ぎて、策士、策に溺れた湊かなえ。

タイトルは秀逸で、姉妹が好んで読んでいた、あまり知られていないグリム童話と言う形で、主人公である妹が、失踪していて帰って来た姉に感じる違和感をよく表現している。それも含めて、妙に居心地の悪さを感じさせるストーリー展開。ラストが気になって、読まされるのは、ベストセラー作家の筆力だろうか。

  解説であったように、非常に技巧的なのも、この作者らしく、始め姉妹が失踪前と、帰って来て何年も後の時間が、交互の書かれているのに気付かず、読んでいて混乱した。又、あえて分かるように伏線を置き、それが回収されるのを、期待させる書き方も、この作者らしい。

  こんな書き方をされては、ミステリ好きなら、結末を予想せずにはいられまい。私もある結末を予想したが、全然違っていた。だから言うのではないが、この結末は強引過ぎて、あまりに不自然な点が大き過ぎるのではなかろうか。「策士、策に溺れる」と言う言葉を作者には贈りたい。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4101267723
No.51
(3pt)

技巧的過ぎて、策士、策に溺れた湊かなえ。

タイトルは秀逸で、姉妹が好んで読んでいた、あまり知られていないグリム童話と言う形で、主人公である妹が、失踪していて帰って来た姉に感じる違和感をよく表現している。それも含めて、妙に居心地の悪さを感じさせるストーリー展開。ラストが気になって、読まされるのは、ベストセラー作家の筆力だろうか。

  解説であったように、非常に技巧的なのも、この作者らしく、始め姉妹が失踪前と、帰って来て何年も後の時間が、交互の書かれているのに気付かず、読んでいて混乱した。又、あえて分かるように伏線を置き、それが回収されるのを、期待させる書き方も、この作者らしい。

  こんな書き方をされては、ミステリ好きなら、結末を予想せずにはいられまい。私もある結末を予想したが、全然違っていた。だから言うのではないが、この結末は強引過ぎて、あまりに不自然な点が大き過ぎるのではなかろうか。「策士、策に溺れる」と言う言葉を作者には贈りたい。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4103329122
No.50
(3pt)

モヤモヤ

母親が必死で探す姿が悲しく、それによって孤立していく結衣子が切ない。
真相がわかっても万祐子を求め続けた結衣子の孤独な日々が戻らない事の空虚感が胸が痛む。真相にスッキリしたものは感じずモヤモヤと気持ちを引きずられるが、
不穏なモヤモヤを残すのが湊かなえである、とも言える。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4101267723
No.49
(3pt)

モヤモヤ

母親が必死で探す姿が悲しく、それによって孤立していく結衣子が切ない。
真相がわかっても万祐子を求め続けた結衣子の孤独な日々が戻らない事の空虚感が胸が痛む。真相にスッキリしたものは感じずモヤモヤと気持ちを引きずられるが、
不穏なモヤモヤを残すのが湊かなえである、とも言える。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4103329122
No.48
(3pt)

ラストが…

登場人物にリアリティがあり、描写も鮮明でぐいぐいと物語に引き込まれていく。母親の異常な執着などは読んでいてゾクっとするほど。
終始一貫して主人公が感じている違和感や、ハルカを見かけた辺りから何となく結末がわかりそうでわからないモヤモヤもタイトルを彷彿とさせる。

ただ「告白」同様ラストが…
日本の警察舐めんなよというか、力技過ぎるというか、、笑
大して歌詞は良くないけど、メロディと声がいい歌を聴いた感じです。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4101267723
No.47
(3pt)

ラストが…

登場人物にリアリティがあり、描写も鮮明でぐいぐいと物語に引き込まれていく。母親の異常な執着などは読んでいてゾクっとするほど。
終始一貫して主人公が感じている違和感や、ハルカを見かけた辺りから何となく結末がわかりそうでわからないモヤモヤもタイトルを彷彿とさせる。

ただ「告白」同様ラストが…
日本の警察舐めんなよというか、力技過ぎるというか、、笑
大して歌詞は良くないけど、メロディと声がいい歌を聴いた感じです。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4103329122
No.46
(3pt)

豆の上で眠る

小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微かな違和感を抱き続けている。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4101267723
No.45
(3pt)

豆の上で眠る

小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微かな違和感を抱き続けている。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4103329122
No.44
(3pt)

娘の思う母の執念はイヤミスだが

行方不明になった小三の少女。二年後、発見された彼女に、2歳年下の妹は違和感を持ち続ける。

果たして姉は、ホンモノなのか。空白の二年に何が?長じて、姉失踪事件を反すうする妹についに真実が!ってお話しなのだが、途中までの盛り上がりが、失速してしまう。

さすがに、これはないでしょう。

真相については、なるほどとなるのだが、小二の子供はそんない無邪気ではない。ここがしっくりこないと、フワフワしてしまうのだ。タイトルの寓意もぐぐっと刺さってこないし。

ただ、娘の思う母の執念はイヤミスであった。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4101267723
No.43
(3pt)

娘の思う母の執念はイヤミスだが

行方不明になった小三の少女。二年後、発見された彼女に、2歳年下の妹は違和感を持ち続ける。

果たして姉は、ホンモノなのか。空白の二年に何が?長じて、姉失踪事件を反すうする妹についに真実が!ってお話しなのだが、途中までの盛り上がりが、失速してしまう。

さすがに、これはないでしょう。

真相については、なるほどとなるのだが、小二の子供はそんない無邪気ではない。ここがしっくりこないと、フワフワしてしまうのだ。タイトルの寓意もぐぐっと刺さってこないし。

ただ、娘の思う母の執念はイヤミスであった。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4103329122
No.42
(3pt)

家族って。。。

一緒に暮らしていれば家族なのか、愛があれば家族なのか、家族ってなんなのか、、、、。
小学一年生の結衣子ちゃんの葛藤が可哀想すぎて、”筆者は何が言いたいの?”と途中で読むのを挫折しそうでした。最後まで読むと、救われるような、救われないような、、、でも、納得しました。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4101267723
No.41
(3pt)

家族って。。。

一緒に暮らしていれば家族なのか、愛があれば家族なのか、家族ってなんなのか、、、、。
小学一年生の結衣子ちゃんの葛藤が可哀想すぎて、”筆者は何が言いたいの?”と途中で読むのを挫折しそうでした。最後まで読むと、救われるような、救われないような、、、でも、納得しました。
豆の上で眠る Amazon書評・レビュー: 豆の上で眠るより
4103329122