ムーン・パレス

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ムーン・パレスの評価:

4.36/5点 レビュー 104件。 B ランク

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平均点4.36pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全180件 141〜160 8/9ページ
No.40
(4pt)

究極の絶望と孤独

この本を読み終えたのは私の24の誕生日だった。主人公は本書の最後には24歳になっていて、まさに彼と自分を重ねることができたわけだけど、それが本当に重なったかはわからない。

 書評に「深い余韻が胸に残る絶品の青春小説」と書いてあるように、ラストまで読んでこその小説であるが、私にとっては延々続く中の一部を抜き出したような物語だった。確かに絶品の青春小説、それに違いない。しかし劇的な物語や心地よいストーリー展開、幸福感など味わいたいなら本書は向かない。本書は、嬉しいことも悲しいことももっと生々しく、とんでもない人生だけど現実的で、救いはあるけど絶望や孤独が常にある。誰だって感じる様々な感情や出来事が随所に出てくるが、主人公の思考が劇的だったり究極すぎて、彼を自分と重ねるのは至難。

 しかし、アメリカと日本は違う。この青年がもし日本人だったら、一体どういう世界を展開してくれただろう。千年が一瞬に感じ、地球が顕微鏡的といってもいいくらいに小さいと思えるような場所が日本にあるだろうか。究極の絶望や孤独が身に降りかかったとき、日本でも、道は開けるのか?
ムーン・パレス Amazon書評・レビュー: ムーン・パレスより
4105217038
No.39
(4pt)

究極の絶望と孤独

この本を読み終えたのは私の24の誕生日だった。主人公は本書の最後には24歳になっていて、まさに彼と自分を重ねることができたわけだけど、それが本当に重なったかはわからない。

 書評に「深い余韻が胸に残る絶品の青春小説」と書いてあるように、ラストまで読んでこその小説であるが、私にとっては延々続く中の一部を抜き出したような物語だった。確かに絶品の青春小説、それに違いない。しかし劇的な物語や心地よいストーリー展開、幸福感など味わいたいなら本書は向かない。本書は、嬉しいことも悲しいことももっと生々しく、とんでもない人生だけど現実的で、救いはあるけど絶望や孤独が常にある。誰だって感じる様々な感情や出来事が随所に出てくるが、主人公の思考が劇的だったり究極すぎて、彼を自分と重ねるのは至難。

 しかし、アメリカと日本は違う。この青年がもし日本人だったら、一体どういう世界を展開してくれただろう。千年が一瞬に感じ、地球が顕微鏡的といってもいいくらいに小さいと思えるような場所が日本にあるだろうか。究極の絶望や孤独が身に降りかかったとき、日本でも、道は開けるのか?
ムーン・パレス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ムーン・パレス (新潮文庫)より
4102451048
No.38
(4pt)

男性は大好きでしょうね。

主人公のクールさが小気味良い

ここまでクールだと普通の女にはとてもついて行けない

でも魅力がある。

「なんだかわからないけど好きになっちゃったんですよ。

 なんででしょうか?」

という男性。結構いますもんね〜。

そんな男とその男をめぐる男が繰り広げるムーンパレス。

現実なのか妄想なのか、どうなんだ?

女性のみなさまは「 わかんない男 」

に出会って愛しちゃったらお読みになってはいかがでしょう?
ムーン・パレス Amazon書評・レビュー: ムーン・パレスより
4105217038
No.37
(4pt)

男性は大好きでしょうね。

主人公のクールさが小気味良い

ここまでクールだと普通の女にはとてもついて行けない

でも魅力がある。

「なんだかわからないけど好きになっちゃったんですよ。

 なんででしょうか?」

という男性。結構いますもんね〜。

そんな男とその男をめぐる男が繰り広げるムーンパレス。

現実なのか妄想なのか、どうなんだ?

女性のみなさまは「 わかんない男 」

に出会って愛しちゃったらお読みになってはいかがでしょう?
ムーン・パレス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ムーン・パレス (新潮文庫)より
4102451048
No.36
(5pt)

青春の一冊

大人になってから読んでも、青春の一冊と呼んでも良い本です。私の中ではある意味、「ライ麦畑・・・」と同じ位置づけとして考えられる小説です。読後感は本当に「ライ麦」だったり村上春樹の「風の歌をきけ」と同じような、なんだか孤独ながらも清々しいカンジ。行きたくても行けない世界ってあるんだと実感しながら、夢よりも現実に寄りかかる度合いの方が大きくなっていく、ある意味現実の世界を生きるっていう大人になるための通過儀礼的な一冊だと思う。
ムーン・パレス Amazon書評・レビュー: ムーン・パレスより
4105217038
No.35
(5pt)

青春の一冊

大人になってから読んでも、青春の一冊と呼んでも良い本です。私の中ではある意味、「ライ麦畑・・・」と同じ位置づけとして考えられる小説です。読後感は本当に「ライ麦」だったり村上春樹の「風の歌をきけ」と同じような、なんだか孤独ながらも清々しいカンジ。行きたくても行けない世界ってあるんだと実感しながら、夢よりも現実に寄りかかる度合いの方が大きくなっていく、ある意味現実の世界を生きるっていう大人になるための通過儀礼的な一冊だと思う。
ムーン・パレス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ムーン・パレス (新潮文庫)より
4102451048
No.34
(5pt)

ポール・オースターの最高傑作

"Moon~ Palace"は、ここ5年間のなかで読んだ小説の中の最高傑作です。はっきり言って、私が読んだポール・オースターの小説では英語の難解さの点では一番で、1、2週間ほどで読み切れるとおもっていたのに、2ヶ月もかかってしまいました。それはこの小説には私の知らない単語があふれていたからです。私のボキャブラリーのなさと言ってしまえばそれっきりですが、そ~~れでもこの小説を読みすすめられたのは、この小説の持つ思考の深さとプロットの面白さです。そしてなにより、二度読み三度読みをすれば、わからない単語があってもなんとか物語をイメージすることができたからです。この小説のあらすじは、最初のパラグラフに書かれていますし、次に何がおこるか、主人公の父親が誰なのかも(もちろん、父親の父親が誰な~~のかも)、最後の2章の初めですぐあきらかになりますが、それでもこの小説は面白いしイメージが豊潤なのです。物語はまるで映画「ベニスに死す」のようにゆっくりゆっくりすすんでゆきますので、まずはスローな展開になれてください。スローな展開になれた時点で、この小説の凄さを実感できるとおもいます。第一章は序章、第二章のニューヨーク放浪編は、~~こりゃ何じゃ!、そして第三章にはいったあたりから、物語はどんどん面白くなります。この小説の読みどころは、第四章と第五章の主人公・マルコ・フォッグ青年と老画家・トーマス・エッフィングとのエピソードです。この二章だけでも素晴らしい中編小説となっていて、オースターらしいユニークで、変で、創造性にあふれた物語を堪能できます。この小~~説を読んでも、人生とは何ぞやということの解決にはなりませんが、ひとりひとりの人間のもっている人生の複雑さ、深さ、そして生きてゆく意味は誰にも理解できるものとおもいます。西への旅の最後で主人公がみた月は、どんな月だったのでしょうか。私は今、それにおもいをはせています。~
ムーン・パレス Amazon書評・レビュー: ムーン・パレスより
4105217038
No.33
(5pt)

ポール・オースターの最高傑作

"Moon~ Palace"は、ここ5年間のなかで読んだ小説の中の最高傑作です。はっきり言って、私が読んだポール・オースターの小説では英語の難解さの点では一番で、1、2週間ほどで読み切れるとおもっていたのに、2ヶ月もかかってしまいました。それはこの小説には私の知らない単語があふれていたからです。私のボキャブラリーのなさと言ってしまえばそれっきりですが、そ~~れでもこの小説を読みすすめられたのは、この小説の持つ思考の深さとプロットの面白さです。そしてなにより、二度読み三度読みをすれば、わからない単語があってもなんとか物語をイメージすることができたからです。この小説のあらすじは、最初のパラグラフに書かれていますし、次に何がおこるか、主人公の父親が誰なのかも(もちろん、父親の父親が誰な~~のかも)、最後の2章の初めですぐあきらかになりますが、それでもこの小説は面白いしイメージが豊潤なのです。物語はまるで映画「ベニスに死す」のようにゆっくりゆっくりすすんでゆきますので、まずはスローな展開になれてください。スローな展開になれた時点で、この小説の凄さを実感できるとおもいます。第一章は序章、第二章のニューヨーク放浪編は、~~こりゃ何じゃ!、そして第三章にはいったあたりから、物語はどんどん面白くなります。この小説の読みどころは、第四章と第五章の主人公・マルコ・フォッグ青年と老画家・トーマス・エッフィングとのエピソードです。この二章だけでも素晴らしい中編小説となっていて、オースターらしいユニークで、変で、創造性にあふれた物語を堪能できます。この小~~説を読んでも、人生とは何ぞやということの解決にはなりませんが、ひとりひとりの人間のもっている人生の複雑さ、深さ、そして生きてゆく意味は誰にも理解できるものとおもいます。西への旅の最後で主人公がみた月は、どんな月だったのでしょうか。私は今、それにおもいをはせています。~
ムーン・パレス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ムーン・パレス (新潮文庫)より
4102451048
No.32
(4pt)

良質のコメディ

ポール・オースターといえば内面を深く掘り下げる小説が多い。しかし、これは珍しく青春時代のほろ苦い出来事を、自伝のように綴った小説。大学を辞めて餓死寸前まで放浪、生き別れた自分の祖父(祖父が死ぬまでそれとは知らずに)の下で働き、最後にはこれまた生き別れた父と出会う。なんだか突拍子もない展開ばかり続くが、不思議と違和感は無い。全ての出来事がドラマティックに、読むものの心を打つ小説だと思った。
ムーン・パレス Amazon書評・レビュー: ムーン・パレスより
4105217038
No.31
(4pt)

良質のコメディ

ポール・オースターといえば内面を深く掘り下げる小説が多い。しかし、これは珍しく青春時代のほろ苦い出来事を、自伝のように綴った小説。大学を辞めて餓死寸前まで放浪、生き別れた自分の祖父(祖父が死ぬまでそれとは知らずに)の下で働き、最後にはこれまた生き別れた父と出会う。なんだか突拍子もない展開ばかり続くが、不思議と違和感は無い。全ての出来事がドラマティックに、読むものの心を打つ小説だと思った。
ムーン・パレス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ムーン・パレス (新潮文庫)より
4102451048
No.30
(4pt)

三部作派

僕個人の感想としては『ニューヨーク三部作』のほうが面白かった。たしかにこの作品もオースター独特の捻った構造で書かれているけれど、文章が長い分だけその密度が薄くなっているように感じられた。これはもう読む人の好みに左右されるのだろうけれど、オースターは薄い本によってその類稀なストーリーテリングを発揮するのではないだろうか。
ムーン・パレス Amazon書評・レビュー: ムーン・パレスより
4105217038
No.29
(4pt)

三部作派

僕個人の感想としては『ニューヨーク三部作』のほうが面白かった。たしかにこの作品もオースター独特の捻った構造で書かれているけれど、文章が長い分だけその密度が薄くなっているように感じられた。これはもう読む人の好みに左右されるのだろうけれど、オースターは薄い本によってその類稀なストーリーテリングを発揮するのではないだろうか。
ムーン・パレス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ムーン・パレス (新潮文庫)より
4102451048
No.28
(5pt)

美しい孤独

主人公マーコは多感で知的な青年だ。孤独である。家族に先立たれる。孤独である。友人に世話になり、恋人ができる。それでも孤独である。奇妙な老人の世話をし、それから自分のルーツがひも解かれていく。かつ孤独である。これほど孤独がこころやさしく、甘美で、酩酊するものだということを、この本によって教えられたように思う。ストーリーを覚えてしまっても、こういう感覚に触れたいからもう一度読みたい、と思わせる数少ない文学の一つであるような気がする。
ムーン・パレス Amazon書評・レビュー: ムーン・パレスより
4105217038
No.27
(5pt)

美しい孤独

主人公マーコは多感で知的な青年だ。孤独である。家族に先立たれる。孤独である。友人に世話になり、恋人ができる。それでも孤独である。奇妙な老人の世話をし、それから自分のルーツがひも解かれていく。かつ孤独である。これほど孤独がこころやさしく、甘美で、酩酊するものだということを、この本によって教えられたように思う。ストーリーを覚えてしまっても、こういう感覚に触れたいからもう一度読みたい、と思わせる数少ない文学の一つであるような気がする。
ムーン・パレス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ムーン・パレス (新潮文庫)より
4102451048
No.26
(5pt)

小説好きなら「買い」。

長い小説を読むのに苦のない人なら買っておくべき。
ポール・オースターの小説としては(現在邦訳されているのの中では)一番読みやすいし、わかりやすい。
スティーブン・キングとか村上春樹とかティム・オブライエンとかジョン・アーヴィング好きな人向き。
ムーン・パレス Amazon書評・レビュー: ムーン・パレスより
4105217038
No.25
(5pt)

小説好きなら「買い」。

長い小説を読むのに苦のない人なら買っておくべき。
ポール・オースターの小説としては(現在邦訳されているのの中では)一番読みやすいし、わかりやすい。
スティーブン・キングとか村上春樹とかティム・オブライエンとかジョン・アーヴィング好きな人向き。
ムーン・パレス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ムーン・パレス (新潮文庫)より
4102451048
No.24
(5pt)

うつくしい孤独

主人公マーコは多感で知的な青年だ。孤独である。家族に先立たれる。孤独である。友人に世話になり、恋人ができる。それでも孤独である。奇妙な老人の世話をし、それから自分のルーツがひも解かれていく。かつ孤独である。これほど孤独がこころやさしく、甘美で、酩酊するものだということを、この本によって教えられたように思う。ストーリーを覚えてしまっても、こういう感覚に触れたいからもう一度読みたい、と思わせる数少ない文学の一つであるような気がする。
ムーン・パレス Amazon書評・レビュー: ムーン・パレスより
4105217038
No.23
(5pt)

うつくしい孤独

主人公マーコは多感で知的な青年だ。孤独である。家族に先立たれる。孤独である。友人に世話になり、恋人ができる。それでも孤独である。奇妙な老人の世話をし、それから自分のルーツがひも解かれていく。かつ孤独である。これほど孤独がこころやさしく、甘美で、酩酊するものだということを、この本によって教えられたように思う。ストーリーを覚えてしまっても、こういう感覚に触れたいからもう一度読みたい、と思わせる数少ない文学の一つであるような気がする。
ムーン・パレス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ムーン・パレス (新潮文庫)より
4102451048
No.22
(5pt)

至高の青春

青春物語の王道である。
クールな主人公の人生を追う。
文章も面白く、美しく、エピソードの一つ一つでさえ強烈なインパクト。NYを舞台にし、登場人物は少ないが、その分、主人公の人生を濃密に経験することができる。
「たまごを落とした」だけで、死に掛ける主人公を愛さずには居られない。
女性にも人気の高い本であり、プレゼントにも最適。
ムーン・パレス Amazon書評・レビュー: ムーン・パレスより
4105217038
No.21
(5pt)

至高の青春

青春物語の王道である。
クールな主人公の人生を追う。
文章も面白く、美しく、エピソードの一つ一つでさえ強烈なインパクト。NYを舞台にし、登場人物は少ないが、その分、主人公の人生を濃密に経験することができる。
「たまごを落とした」だけで、死に掛ける主人公を愛さずには居られない。
女性にも人気の高い本であり、プレゼントにも最適。
ムーン・パレス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ムーン・パレス (新潮文庫)より
4102451048