■スポンサードリンク


拳よ、闇を払え



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
拳よ、闇を払え (ハヤカワ・ミステリ文庫)

拳よ、闇を払えの評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

拾い物

邦題も表紙もなんだかダサイですが、お話しはダサクないです。

舞台は、第二次世界大戦後、1948年のサンフランシスコ。主人公は、大手新聞社の人気スポーツ記者。ボクシング専門のコラムを書いている。
ある日、懇意にしているボクサーが、マネジャーを殴り殺したことから、彼は謎の多い事件に深く巻き込まれていきます。

作者がフィルム・ノワールの研究者だけあって、モノクロ映画を観ている感じで、ぜんたいに、酒の香りと、煙草の煙と、汗の臭いがむんむんしています。
この手のハードボイルドにはおなじみの“苦いラスト”もちゃんと用意されています。

無名の作家のデビュー作なので、まったく期待しないで読み始めたのですが、これは拾い物でした。
週末に、古い映画を1本観る感じで、軽く読むのに最適かと思います。
拳よ、闇を払え (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:拳よ、闇を払え (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151738517
No.1:
(4pt)

稀に見る米ボクシング界の歴史描写!

アメリカの一時代にはこんなボクシング環境があったのか!?と羨望いっぱいで読ませてくれます。シビアで孤独で勿論ダーティな男の世界があまりにも正確に描かれているので、ボクサーの方には舌打ちされるかも知れませんが、ボクシングファンはきっとニヤリとするでしょう。 本筋もなかなか。やはり現実的な色事で一息いれつつも、最終ラウンドまでハラハラです。
 文庫の表紙絵はひどすぎるけれど、勇気を出して買ってみて下さい笑
拳よ、闇を払え (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:拳よ、闇を払え (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151738517

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!