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(短編集)
死亡フラグが立つ前に
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死亡フラグが立つ前にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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『ミステリ作家youtuber七尾与史』という映画紹介動画をYou Tube で何度か見たので、著作を一冊も読んだ事がないというのは失礼だろうと、本書をチョイスした。 『死亡フラグが立ちました!』という作品名に聞き及びがあったからだが、冒頭からのシチュエーションにまるでついていけず、ひたすら辛かった。 あろう事か、本書は『死亡フラグが立つまえに』。ちょっと違った…… 前日譚を含む短編集である。 以下、四編中「死亡フラグが立ちましたのずっと前」の感想のみ。 どうやら、あらゆる陰謀論や都市伝説の類がすべて実在している世界が舞台のようで、1999年の人類滅亡予言に対して、CIAがスカウトした本宮さんなる高校生と、巻き込まれた下級生の主人公が、激しくドンパチして地球を救う?…… ちょっと待ってくれ。本書のどこら辺に”ミステリ”要素があるのかな? 2009年度の『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉枠を受賞した『死亡フラグが立ちました!』は、別本とはいえ本書と地続きなのだから、ソチラが見事な“ミステリ”になっていたとは思い難い。 説明してよ、宝島社さん。 本書を読みながらの印象は、例えて言うなら、ハリウッドのおバカなアクション映画を耳だけで聞いている感じ。 すべてが軽く流れていくので、主人公たちがどれほど命を狙われようが、まったく手に汗握る事も、彼らの行く末を心配する気もおきない。 まぁそれは幻想探偵社も同じか……。 あちらの登場人物には、もう少し感情移入もできるのだが、その差はなんだろう? 思い出補正の違いだけではないように思うのだが、そこを分析する為に読み直すのはムリだ。 とにかく、いきなり飛びこむには本書の設定はあまりにもキツかった。 レギュラーであろう登場人物たちや世界観に、事前になじんでおけなかったのは、躓きの大きな要因だろう。 なにか、こちらが感心できる要素があれば。 例えば、著者は映画紹介の動画チャンネルを持ってるくらいだから、映画関連の知識は豊富である。その気になれば、そちらからの深みは追加できるはず。 しかし本編で映画関係の要素といえば、――全体ができの悪いハリウッド映画調なのはさておき――キャメロン・ディアスが登場するくらい。深さ1mm以下である。 CIAや秘密組織が繰り出す兵器や車両のメカニズムなどを緻密に描写しているとか。 ゲームでしか運転経験のない人間がワンボックスを高速で走らせて、右に左にハンドルを切れば、慣性モーメントで重心が急激に移動して、サスの弱いワンボックスなんか、まぁ間違いなく横転してスッ転がるだろう。(CIAがチューンナップした特別車かもしれないが) ラノベだとすれば、逆に中二病的に自意識に潜って肥大するような内面描写でもありそうなものだが、そういった感じもない。なにせハリウッド映画、音声のみだから。 ストーリーが面白い/面白くないと感じる以前に、どうにも腹立たしいのが、本書を書くにあたって、何かを調べたような気配がまったくないところである。 きちんと完結する話を書きあげるだけで、わたしからすれば十分スゴイ事ではあるのだが、申し訳ないが、高校の小説研究会レベルの話としか感じなかった。 そう言えば、1999年が舞台と言う事で、アメリカ大統領としてビル・クリントンまで登場する。 本宮を人類の救世主だと持ち上げて感謝するのなら、少しはチャイナべったりのクリントン・ドクトリンを反省してひとつくらい日本が得する政策をしなさいよww ちなみに「死亡フラグが立ちましたのずっと前」だけの評価は★。 | ||||
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ない | ||||
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ちょっと、内容が重複するような感覚で、読みにくく面白味も半分なところありです。 | ||||
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私は全然おもしろくありませんでした。 同じシリーズでこうも違うものかと。 | ||||
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七尾作品は全部読んでます! 店舗がよくて、本当に気軽に楽しめる作品ばかり。 彼らの馴れ初めがわかって、死亡フラグシリーズ他2作を 読み返したくなりました。 | ||||
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死亡フラグ〜ファンにはたまらない作品だと思います。四話からなる短編集です。 本宮と陣内が高校時代にノストラダムスの大予言から人類を救う話など、スピード感もあって大変面白かったです。 もちろん内容はいつも通りで、リアリティーくそくらえ。バナナの皮で転倒させ死に至らしめる殺し屋や、魔女、整形を繰り返し殺した者の戸籍を乗っ取り生きている殺戮ガールなどなど。 これらを寛容できる方でないと、辛辣なレビューを書くはめになります。お気をつけ下さい。ではでは。 | ||||
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前作のファンに向けた著者からのプレゼント的内容の4編の短編集。 新旧の登場人物達はどれも魅力的で、 後日談を含めてどの作品も楽しめること請け合い。 あまり考えずに読んで、心から楽しめる1冊。 | ||||
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