好き好き大好き超愛してる。

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評判

好き好き大好き超愛してる。の評価:

4.18/5点 レビュー 71件。 D ランク

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平均点4.18pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全180件 121〜140 7/9ページ
No.60
(4pt)

舞城氏の本音。

舞城氏の作品は全て読んでます。ぶっ飛んだ世界の中で放たれるコトバの数々、メチャクチャな暴力、性ばかりのストーリー支離滅裂な小説を書いている様で実はこの人が描いているのはもの凄くオーソドックスな愛を持つ世界。それがこの本の表題作、「好き好き〜」を読むとよく分かる。冒頭でイキナリ「愛は祈りだ。僕は祈る」なんて文で始まるのだけれど、これは舞城氏の本音ではないのだろうか。作中で、病気で死んでしまった彼女を想い小説家の主人公が「死」を小説の中で書くということについて自身に言及している場面がある。ここでも、安易に死を扱った小説(*セカチュウ)を意識しているであろう舞城氏自身の本音であるかのようなコトバが幾つもある。恋人が死んで嗚呼忘れられないなんてオキレイな純愛きどりの本がベストセラーになってしまう世の中に、自分なりのメッセージを送ったのだろうか、と思いました。まぁ物語としては少し物足りない感はあった。オムニバス形式で書かれていて、おもしろい話もあったけど、奈津川家サーガなどの作者の持味である勢いがなく、物語としては収録作「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」の方が完成されていたと思う。ただ、文壇も黙殺していたセカチュウのような純愛B級小説に対するアンチテーゼ、自分なりのメッセージを込めた舞城氏の意気込みは認めたいですね。※恋愛小説として読みたいのなら、短篇の「ピコーン!」(別本ですが…)のが私的にお薦め☆
好き好き大好き超愛してる。 Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。より
4062125684
No.59
(4pt)

舞城氏の本音。

舞城氏の作品は全て読んでます。ぶっ飛んだ世界の中で放たれるコトバの数々、メチャクチャな暴力、性ばかりのストーリー支離滅裂な小説を書いている様で実はこの人が描いているのはもの凄くオーソドックスな愛を持つ世界。それがこの本の表題作、「好き好き〜」を読むとよく分かる。冒頭でイキナリ「愛は祈りだ。僕は祈る」なんて文で始まるのだけれど、これは舞城氏の本音ではないのだろうか。作中で、病気で死んでしまった彼女を想い小説家の主人公が「死」を小説の中で書くということについて自身に言及している場面がある。ここでも、安易に死を扱った小説(*セカチュウ)を意識しているであろう舞城氏自身の本音であるかのようなコトバが幾つもある。恋人が死んで嗚呼忘れられないなんてオキレイな純愛きどりの本がベストセラーになってしまう世の中に、自分なりのメッセージを送ったのだろうか、と思いました。まぁ物語としては少し物足りない感はあった。オムニバス形式で書かれていて、おもしろい話もあったけど、奈津川家サーガなどの作者の持味である勢いがなく、物語としては収録作「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」の方が完成されていたと思う。ただ、文壇も黙殺していたセカチュウのような純愛B級小説に対するアンチテーゼ、自分なりのメッセージを込めた舞城氏の意気込みは認めたいですね。※恋愛小説として読みたいのなら、短篇の「ピコーン!」(別本ですが…)のが私的にお薦め☆
好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)より
4061824945
No.58
(4pt)

舞城氏の本音。

舞城氏の作品は全て読んでます。ぶっ飛んだ世界の中で放たれるコトバの数々、メチャクチャな暴力、性ばかりのストーリー支離滅裂な小説を書いている様で実はこの人が描いているのはもの凄くオーソドックスな愛を持つ世界。それがこの本の表題作、「好き好き〜」を読むとよく分かる。冒頭でイキナリ「愛は祈りだ。僕は祈る」なんて文で始まるのだけれど、これは舞城氏の本音ではないのだろうか。作中で、病気で死んでしまった彼女を想い小説家の主人公が「死」を小説の中で書くということについて自身に言及している場面がある。ここでも、安易に死を扱った小説(*セカチュウ)を意識しているであろう舞城氏自身の本音であるかのようなコトバが幾つもある。恋人が死んで嗚呼忘れられないなんてオキレイな純愛きどりの本がベストセラーになってしまう世の中に、自分なりのメッセージを送ったのだろうか、と思いました。まぁ物語としては少し物足りない感はあった。オムニバス形式で書かれていて、おもしろい話もあったけど、奈津川家サーガなどの作者の持味である勢いがなく、物語としては収録作「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」の方が完成されていたと思う。ただ、文壇も黙殺していたセカチュウのような純愛B級小説に対するアンチテーゼ、自分なりのメッセージを込めた舞城氏の意気込みは認めたいですね。※恋愛小説として読みたいのなら、短篇の「ピコーン!」(別本ですが…)のが私的にお薦め☆
好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)より
4062760819
No.57
(5pt)

伝えられなかった愛と、残されたたくさんの愛

『世界の中心で愛を叫ぶ』は感動したし、映画も見た。泣いた。

隣の席に座ってるおねえちゃんにドン引きされた。

結局のところ、作者は何を書きたかったのだろうか?

『世界の中心で愛を叫ぶ』の逆サイド作だとも取れるし、

けれど、『世界の中心で愛を叫ぶ』の小説中で“はしょられた”

「恋人の死」から「大人となってそれを乗り越えたあと」

その中間部分を繋ぐような作品にも思える。

ただ、『世界の中心で愛を叫ぶ』が「愛と喪失による悲しみ」を描いていたことを考えると、

当書が、その「愛と喪失」だけをテーマにしているようには少し思えなかった。

愛をテーマとしている割には、現実的な物語でありすぎるし、

もう一歩踏み込んだ、ある意味、問題提議的な作品に思えてならない。

ここで書かれているのは、どう生きるか、じゃないのか。

死の果てにあるのは喪失による悲しみだけじゃない。

残された人たちは、残されただけのリアルな時間を、それでも生きるべきなのだ。

歩み、進み続けるべきなのだ。

不器用だって良い。後悔だらけだって良い。

なぜって、“生きていることこそが素晴らしい”のだから。
好き好き大好き超愛してる。 Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。より
4062125684
No.56
(5pt)

伝えられなかった愛と、残されたたくさんの愛

『世界の中心で愛を叫ぶ』は感動したし、映画も見た。泣いた。

隣の席に座ってるおねえちゃんにドン引きされた。

結局のところ、作者は何を書きたかったのだろうか?

『世界の中心で愛を叫ぶ』の逆サイド作だとも取れるし、

けれど、『世界の中心で愛を叫ぶ』の小説中で“はしょられた”

「恋人の死」から「大人となってそれを乗り越えたあと」

その中間部分を繋ぐような作品にも思える。

ただ、『世界の中心で愛を叫ぶ』が「愛と喪失による悲しみ」を描いていたことを考えると、

当書が、その「愛と喪失」だけをテーマにしているようには少し思えなかった。

愛をテーマとしている割には、現実的な物語でありすぎるし、

もう一歩踏み込んだ、ある意味、問題提議的な作品に思えてならない。

ここで書かれているのは、どう生きるか、じゃないのか。

死の果てにあるのは喪失による悲しみだけじゃない。

残された人たちは、残されただけのリアルな時間を、それでも生きるべきなのだ。

歩み、進み続けるべきなのだ。

不器用だって良い。後悔だらけだって良い。

なぜって、“生きていることこそが素晴らしい”のだから。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)より
4061824945
No.55
(5pt)

伝えられなかった愛と、残されたたくさんの愛

『世界の中心で愛を叫ぶ』は感動したし、映画も見た。泣いた。

隣の席に座ってるおねえちゃんにドン引きされた。

結局のところ、作者は何を書きたかったのだろうか?

『世界の中心で愛を叫ぶ』の逆サイド作だとも取れるし、

けれど、『世界の中心で愛を叫ぶ』の小説中で“はしょられた”

「恋人の死」から「大人となってそれを乗り越えたあと」

その中間部分を繋ぐような作品にも思える。

ただ、『世界の中心で愛を叫ぶ』が「愛と喪失による悲しみ」を描いていたことを考えると、

当書が、その「愛と喪失」だけをテーマにしているようには少し思えなかった。

愛をテーマとしている割には、現実的な物語でありすぎるし、

もう一歩踏み込んだ、ある意味、問題提議的な作品に思えてならない。

ここで書かれているのは、どう生きるか、じゃないのか。

死の果てにあるのは喪失による悲しみだけじゃない。

残された人たちは、残されただけのリアルな時間を、それでも生きるべきなのだ。

歩み、進み続けるべきなのだ。

不器用だって良い。後悔だらけだって良い。

なぜって、“生きていることこそが素晴らしい”のだから。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)より
4062760819
No.54
(4pt)

愛してるということ

世界の中心で愛を叫ぶのアンチテーゼだと聞いて読んだ。

私が思うに、世界の中心〜は病気で死んでしまう悲しさとか

恋人を失う悲しさだとか、そういうのが前面に押し出されていると思うが

この本が伝えたいことは、ただただ愛してるということで

それは、病気だからだとか、死によって離されてしまうから

時間が惜しい、一緒にいたい愛してると思うそういうことじゃなく

それはつらいとか寂しくて悲しいとか、独りよがりな感情じゃなくて

ただ、今言葉では言い尽くせないほど愛していて

好きで好きで大好きで

愛しているから傍にいる。

環境とか、状況とかそういうんじゃないんだと強く訴えかける

愛にはいろいろな形があるだろうし、たとえ独りよがりだろうと愛は愛なんだろう

でもこんなふうな愛が本物であり、またあってほしいと思う。
好き好き大好き超愛してる。 Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。より
4062125684
No.53
(4pt)

愛してるということ

世界の中心で愛を叫ぶのアンチテーゼだと聞いて読んだ。

私が思うに、世界の中心〜は病気で死んでしまう悲しさとか

恋人を失う悲しさだとか、そういうのが前面に押し出されていると思うが

この本が伝えたいことは、ただただ愛してるということで

それは、病気だからだとか、死によって離されてしまうから

時間が惜しい、一緒にいたい愛してると思うそういうことじゃなく

それはつらいとか寂しくて悲しいとか、独りよがりな感情じゃなくて

ただ、今言葉では言い尽くせないほど愛していて

好きで好きで大好きで

愛しているから傍にいる。

環境とか、状況とかそういうんじゃないんだと強く訴えかける

愛にはいろいろな形があるだろうし、たとえ独りよがりだろうと愛は愛なんだろう

でもこんなふうな愛が本物であり、またあってほしいと思う。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)より
4061824945
No.52
(4pt)

愛してるということ

世界の中心で愛を叫ぶのアンチテーゼだと聞いて読んだ。

私が思うに、世界の中心〜は病気で死んでしまう悲しさとか

恋人を失う悲しさだとか、そういうのが前面に押し出されていると思うが

この本が伝えたいことは、ただただ愛してるということで

それは、病気だからだとか、死によって離されてしまうから

時間が惜しい、一緒にいたい愛してると思うそういうことじゃなく

それはつらいとか寂しくて悲しいとか、独りよがりな感情じゃなくて

ただ、今言葉では言い尽くせないほど愛していて

好きで好きで大好きで

愛しているから傍にいる。

環境とか、状況とかそういうんじゃないんだと強く訴えかける

愛にはいろいろな形があるだろうし、たとえ独りよがりだろうと愛は愛なんだろう

でもこんなふうな愛が本物であり、またあってほしいと思う。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)より
4062760819
No.51
(5pt)

鋭く芯がある本

感情的な題名に惹かれて読んでみると、いがいと淡々としてて面白かった。
世界観が章ごとに急に変わったりするところもあり、
主人公の分析的な感情描写に共感できない人は混乱するかもしれないが、
言いたいことは一貫してるので、サクサク読んでいけば感覚でわかってくると思う。
世界の〜よりもっとサッパリしてて、感傷的じゃない。
冷静に客観視しつつも、ずっと深く愛し過ぎてる。そんな感じ。
好き好き大好き超愛してる。 Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。より
4062125684
No.50
(5pt)

鋭く芯がある本

感情的な題名に惹かれて読んでみると、いがいと淡々としてて面白かった。
世界観が章ごとに急に変わったりするところもあり、
主人公の分析的な感情描写に共感できない人は混乱するかもしれないが、
言いたいことは一貫してるので、サクサク読んでいけば感覚でわかってくると思う。
世界の〜よりもっとサッパリしてて、感傷的じゃない。
冷静に客観視しつつも、ずっと深く愛し過ぎてる。そんな感じ。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)より
4061824945
No.49
(5pt)

鋭く芯がある本

感情的な題名に惹かれて読んでみると、いがいと淡々としてて面白かった。
世界観が章ごとに急に変わったりするところもあり、
主人公の分析的な感情描写に共感できない人は混乱するかもしれないが、
言いたいことは一貫してるので、サクサク読んでいけば感覚でわかってくると思う。
世界の〜よりもっとサッパリしてて、感傷的じゃない。
冷静に客観視しつつも、ずっと深く愛し過ぎてる。そんな感じ。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)より
4062760819
No.48
(4pt)

何がイイって、題名が最高

阿部和重に匹敵するかなりの作家。

とりあえず日本作家(小説家、漫画家、映画監督、アニメ監督等)としては、最高クラスに属する作家であることは間違いない。

「好き好き大好き超愛してる」って素晴らしい題名からはじまる短編集はその題名に負けないポップでキュートでディープな作品郡だ。

人は人を愛する、人は死ぬ、そして人は生きる。その単純で根本的なことをあふれる才能で書き切った珠玉な作品郡。

私は面白い、しかしこれを面白いといわない人もいるだろう。だが、これだけの作品を現在書ける作家はそうはいないだろう。

日本人は必読の作家、作品である。
好き好き大好き超愛してる。 Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。より
4062125684
No.47
(4pt)

何がイイって、題名が最高

阿部和重に匹敵するかなりの作家。

とりあえず日本作家(小説家、漫画家、映画監督、アニメ監督等)としては、最高クラスに属する作家であることは間違いない。

「好き好き大好き超愛してる」って素晴らしい題名からはじまる短編集はその題名に負けないポップでキュートでディープな作品郡だ。

人は人を愛する、人は死ぬ、そして人は生きる。その単純で根本的なことをあふれる才能で書き切った珠玉な作品郡。

私は面白い、しかしこれを面白いといわない人もいるだろう。だが、これだけの作品を現在書ける作家はそうはいないだろう。

日本人は必読の作家、作品である。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)より
4061824945
No.46
(4pt)

何がイイって、題名が最高

阿部和重に匹敵するかなりの作家。

とりあえず日本作家(小説家、漫画家、映画監督、アニメ監督等)としては、最高クラスに属する作家であることは間違いない。

「好き好き大好き超愛してる」って素晴らしい題名からはじまる短編集はその題名に負けないポップでキュートでディープな作品郡だ。

人は人を愛する、人は死ぬ、そして人は生きる。その単純で根本的なことをあふれる才能で書き切った珠玉な作品郡。

私は面白い、しかしこれを面白いといわない人もいるだろう。だが、これだけの作品を現在書ける作家はそうはいないだろう。

日本人は必読の作家、作品である。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)より
4062760819
No.45
(4pt)

やはり作者は凡人ではありません

表題作は、恋人への愛と死を描いた作品。

非常に現実的な描写からSFまであり、

所謂、恋愛小説とは全く異なるテイストに新鮮さを感じさせます。

次世代恋愛小説とでも言うのでしょうか、さすが舞城王太郎ですね。

「ドリルホール」は沢山の人が死ぬ描写や

頭にドライバーが刺さる描写が痛々しいですが、

やはりテーマは愛。

「好き好き」よりもぶっ飛び具合は上をいっています。

飛んでる内容の中にある普通の愛は際立って見えるのか、

私には心に響く物がありました。

相変わらず挿絵(今回はカラー!)がうまい。

文章を読んでからイラストを見ると、グッときます。

舞城作品のイラスト集とかあったら見てみたいものです。
好き好き大好き超愛してる。 Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。より
4062125684
No.44
(4pt)

やはり作者は凡人ではありません

表題作は、恋人への愛と死を描いた作品。

非常に現実的な描写からSFまであり、

所謂、恋愛小説とは全く異なるテイストに新鮮さを感じさせます。

次世代恋愛小説とでも言うのでしょうか、さすが舞城王太郎ですね。

「ドリルホール」は沢山の人が死ぬ描写や

頭にドライバーが刺さる描写が痛々しいですが、

やはりテーマは愛。

「好き好き」よりもぶっ飛び具合は上をいっています。

飛んでる内容の中にある普通の愛は際立って見えるのか、

私には心に響く物がありました。

相変わらず挿絵(今回はカラー!)がうまい。

文章を読んでからイラストを見ると、グッときます。

舞城作品のイラスト集とかあったら見てみたいものです。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)より
4061824945
No.43
(4pt)

やはり作者は凡人ではありません

表題作は、恋人への愛と死を描いた作品。

非常に現実的な描写からSFまであり、

所謂、恋愛小説とは全く異なるテイストに新鮮さを感じさせます。

次世代恋愛小説とでも言うのでしょうか、さすが舞城王太郎ですね。

「ドリルホール」は沢山の人が死ぬ描写や

頭にドライバーが刺さる描写が痛々しいですが、

やはりテーマは愛。

「好き好き」よりもぶっ飛び具合は上をいっています。

飛んでる内容の中にある普通の愛は際立って見えるのか、

私には心に響く物がありました。

相変わらず挿絵(今回はカラー!)がうまい。

文章を読んでからイラストを見ると、グッときます。

舞城作品のイラスト集とかあったら見てみたいものです。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)より
4062760819
No.42
(4pt)

新境地への第一歩

タイトル作と、中篇「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」が収められている。

「好き好き」は、『世界の中心で、愛をさけぶ』を換骨奪胎している、というか、ぶつ切りにして、煮て焼いてゆでて蒸して、舞城風に味付けをしている訳だけれども、古典的ラブストーリーを21世紀的文体、テンションで書き直すとこうなるんだろうな、と思う。政治・経済をめぐる言論では、もはや「創造的破壊」というと用語は眉に唾をつけずに聞くことは出来ないだろうが、文学−言葉の芸術−においては、破壊するところから始める、という方法はまだ有効だと思うし、それでおもしろいものがたくさん作られている。音楽もそうだ。視覚芸術はよく分からない。

「ドリルホール」の方は、殺人鬼にドライバーを頭に突っ込まれた富山の主人公が、調布の中学生となぜか一心同体となって世界を救う全能のヒーローになる、という話。意味も無く人がばたばた傷つけられる・死ぬというのが舞城王太郎の小説では多かったが、この新しい作品集では、そういった傷・死に対し、ちょっとずつ意味が付与されているのが興味深いところである。

カバーが派手で電車とかで目立つのも、(好き嫌いがあると思うけど)よいと思う。
好き好き大好き超愛してる。 Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。より
4062125684
No.41
(4pt)

新境地への第一歩

タイトル作と、中篇「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」が収められている。

「好き好き」は、『世界の中心で、愛をさけぶ』を換骨奪胎している、というか、ぶつ切りにして、煮て焼いてゆでて蒸して、舞城風に味付けをしている訳だけれども、古典的ラブストーリーを21世紀的文体、テンションで書き直すとこうなるんだろうな、と思う。政治・経済をめぐる言論では、もはや「創造的破壊」というと用語は眉に唾をつけずに聞くことは出来ないだろうが、文学−言葉の芸術−においては、破壊するところから始める、という方法はまだ有効だと思うし、それでおもしろいものがたくさん作られている。音楽もそうだ。視覚芸術はよく分からない。

「ドリルホール」の方は、殺人鬼にドライバーを頭に突っ込まれた富山の主人公が、調布の中学生となぜか一心同体となって世界を救う全能のヒーローになる、という話。意味も無く人がばたばた傷つけられる・死ぬというのが舞城王太郎の小説では多かったが、この新しい作品集では、そういった傷・死に対し、ちょっとずつ意味が付与されているのが興味深いところである。

カバーが派手で電車とかで目立つのも、(好き嫌いがあると思うけど)よいと思う。
好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)より
4061824945