氷壁

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

氷壁の評価:

4.37/5点 レビュー 83件。 B ランク

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平均点4.37pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(2pt)

内容が見え見えで冗長・・・全くの期待外れ

山登りに興味があるので関連本のこの作品を読んだ。執筆当時が今から55年前なので何とも言えないが、現代の感覚で言えば、敢えて読むほどのこともない小説である。まず、著者の井上靖氏は登山の経験が一体どれ程あるのだろうか?登山状況をそれなりに描いているが、素人くさい。ましてや小坂が滑落する場面は、単純で現実感が無い。次に、ロープの切断について、ああでもないこうでもないと寸法まで引用して冗長に書いている。本来、切断したなら、魚津がそのロープの一端を持参し下山すべきだろうが、遺体発見までロープは回収されておらず、新製品のロープで切れる、切れないの実験の堂々めぐりを展開している。本来、民間会社がそういう実験をするだろうか、また、事故原因に事件性があるなら、警察が捜査すべきものだろう。それを、小坂の遺体発見でやっと、ロープの切れ端の一部を回収して、それでも原因不明として話を展開している。
また、美那子とかおるの恋愛感情も不自然で、その心理描写も見え見えである。小坂の遺体回収した山小屋で、かおるが魚津に結婚を申し込むのは唐突で、一体どんな経緯からそうなったのか、また、遺体回収にプロポーズとは、失礼だが笑いの種でもある。
また、美那子と年上の旦那との心理的関係、魚津との問題・・・これらは、その辺のありきたりの恋愛小説如きで飽きてくる。最後の魚津の遭難死・・・そういう場面においても魚津が自殺かどうかの話を持ち出している。自殺の余韻を残して、一体読者に何を訴えようとしているのだろうか。

当時の山ブーム、また、男女の恋愛感情は、今と大いに異なるので、当時の人達は読んでそれなりのインパクトを受けたのだろう。でも、今の世情に照らし合わせると、飛ばし読みで十分で得るところがあまり無い。しかも、文章がだらだらと長くて冗長である。これも馴染めない。
井上靖氏には申し訳ないけど、もっと内容の濃い作品と思っていただけに、アテが外れ期待外れである。

追記であるが、小坂の遭難をきっかけに魚津と人妻の美那子との恋愛を甘ったらしく思いたっぷりに描いてる。小説と言えど、実際に冬山で遭難した遺族にとっては冒涜ものではないだろうか。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
B0099FMQS6
No.1
(2pt)

内容が見え見えで冗長・・・全くの期待外れ

山登りに興味があるので関連本のこの作品を読んだ。執筆当時が今から55年前なので何とも言えないが、現代の感覚で言えば、敢えて読むほどのこともない小説である。まず、著者の井上靖氏は登山の経験が一体どれ程あるのだろうか?登山状況をそれなりに描いているが、素人くさい。ましてや小坂が滑落する場面は、単純で現実感が無い。次に、ロープの切断について、ああでもないこうでもないと寸法まで引用して冗長に書いている。本来、切断したなら、魚津がそのロープの一端を持参し下山すべきだろうが、遺体発見までロープは回収されておらず、新製品のロープで切れる、切れないの実験の堂々めぐりを展開している。本来、民間会社がそういう実験をするだろうか、また、事故原因に事件性があるなら、警察が捜査すべきものだろう。それを、小坂の遺体発見でやっと、ロープの切れ端の一部を回収して、それでも原因不明として話を展開している。
また、美那子とかおるの恋愛感情も不自然で、その心理描写も見え見えである。小坂の遺体回収した山小屋で、かおるが魚津に結婚を申し込むのは唐突で、一体どんな経緯からそうなったのか、また、遺体回収にプロポーズとは、失礼だが笑いの種でもある。
また、美那子と年上の旦那との心理的関係、魚津との問題・・・これらは、その辺のありきたりの恋愛小説如きで飽きてくる。最後の魚津の遭難死・・・そういう場面においても魚津が自殺かどうかの話を持ち出している。自殺の余韻を残して、一体読者に何を訴えようとしているのだろうか。

当時の山ブーム、また、男女の恋愛感情は、今と大いに異なるので、当時の人達は読んでそれなりのインパクトを受けたのだろう。でも、今の世情に照らし合わせると、飛ばし読みで十分で得るところがあまり無い。しかも、文章がだらだらと長くて冗長である。これも馴染めない。
井上靖氏には申し訳ないけど、もっと内容の濃い作品と思っていただけに、アテが外れ期待外れである。

追記であるが、小坂の遭難をきっかけに魚津と人妻の美那子との恋愛を甘ったらしく思いたっぷりに描いてる。小説と言えど、実際に冬山で遭難した遺族にとっては冒涜ものではないだろうか。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
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