氷壁

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評判

氷壁の評価:

4.37/5点 レビュー 83件。 B ランク

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平均点4.37pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全377件 281〜300 15/19ページ
No.97
(5pt)

山岳ロマンと美しく悲しく苦い愛の詩の名作

山岳ロマンと苦いがこの上なく美しい愛の詩を描いた作品.今の時代の人々には見つけることの難しい精神性を感じてしまい、身に抓まされてしまいます。ナイロンザイル事件はミステリー風で興味深く考えさせられます。ふた昔前の作品にも拘らず全く色褪せなくて,糸を噤むような丁寧で美しい日本の響きに静かな感動が伝わり、何ともいえない余韻を奏でる名作でお勧めです。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
B0099FMQS6
No.96
(5pt)

山岳ロマンと美しく悲しく苦い愛の詩の名作

山岳ロマンと苦いがこの上なく美しい愛の詩を描いた作品.今の時代の人々には見つけることの難しい精神性を感じてしまい、身に抓まされてしまいます。ナイロンザイル事件はミステリー風で興味深く考えさせられます。ふた昔前の作品にも拘らず全く色褪せなくて,糸を噤むような丁寧で美しい日本の響きに静かな感動が伝わり、何ともいえない余韻を奏でる名作でお勧めです。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.95
(5pt)

現代小説に物足らなさを感じている人にはぜひ読んで頂きたい

年代的な説明がなければ、現代の話とイメージしてしまうほど古さを感じさせない。
やや台詞や所作などで、現代では使われないだろうと思われる点はあるが、そこがまた美しい。

山岳小説的要素は専門的なのに、山登りをしない者にもわかりやすく、リアルに登山というものはこういうものかと想像させ、その描写だけ読んでも誰もが引き込まれてしまう。

そうかと言えば、恋愛の模様、都会的なセンスを感じさせるスマートさ、ザイルにまつわる謎を投げかける推理的要素なども全く薄くなく自然と描かれる。
最後に主人公の上司が放つ渾身の言葉がいつまでも心に残る。

今の時代にこんなに骨太な小説はあまりお目にかかれない。
読んだ後に、これを現在の撮影技術でぜひ実写化してほしいと思うほど。

過去に実写化、最近舞台や設定を変えて実写化されているが、ぜひ奥穂高を舞台に現在の技術で忠実に再現してほしいと心のどこかで願ってしまう。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025093
No.94
(5pt)

現代小説に物足らなさを感じている人にはぜひ読んで頂きたい

年代的な説明がなければ、現代の話とイメージしてしまうほど古さを感じさせない。
やや台詞や所作などで、現代では使われないだろうと思われる点はあるが、そこがまた美しい。

山岳小説的要素は専門的なのに、山登りをしない者にもわかりやすく、リアルに登山というものはこういうものかと想像させ、その描写だけ読んでも誰もが引き込まれてしまう。

そうかと言えば、恋愛の模様、都会的なセンスを感じさせるスマートさ、ザイルにまつわる謎を投げかける推理的要素なども全く薄くなく自然と描かれる。
最後に主人公の上司が放つ渾身の言葉がいつまでも心に残る。

今の時代にこんなに骨太な小説はあまりお目にかかれない。
読んだ後に、これを現在の撮影技術でぜひ実写化してほしいと思うほど。

過去に実写化、最近舞台や設定を変えて実写化されているが、ぜひ奥穂高を舞台に現在の技術で忠実に再現してほしいと心のどこかで願ってしまう。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025123
No.93
(5pt)

現代小説に物足らなさを感じている人にはぜひ読んで頂きたい

年代的な説明がなければ、現代の話とイメージしてしまうほど古さを感じさせない。
やや台詞や所作などで、現代では使われないだろうと思われる点はあるが、そこがまた美しい。

山岳小説的要素は専門的なのに、山登りをしない者にもわかりやすく、リアルに登山というものはこういうものかと想像させ、その描写だけ読んでも誰もが引き込まれてしまう。

そうかと言えば、恋愛の模様、都会的なセンスを感じさせるスマートさ、ザイルにまつわる謎を投げかける推理的要素なども全く薄くなく自然と描かれる。
最後に主人公の上司が放つ渾身の言葉がいつまでも心に残る。

今の時代にこんなに骨太な小説はあまりお目にかかれない。
読んだ後に、これを現在の撮影技術でぜひ実写化してほしいと思うほど。

過去に実写化、最近舞台や設定を変えて実写化されているが、ぜひ奥穂高を舞台に現在の技術で忠実に再現してほしいと心のどこかで願ってしまう。
氷壁 (1963年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (1963年) (新潮文庫)より
B000JAHJIM
No.92
(5pt)

現代小説に物足らなさを感じている人にはぜひ読んで頂きたい

年代的な説明がなければ、現代の話とイメージしてしまうほど古さを感じさせない。
やや台詞や所作などで、現代では使われないだろうと思われる点はあるが、そこがまた美しい。

山岳小説的要素は専門的なのに、山登りをしない者にもわかりやすく、リアルに登山というものはこういうものかと想像させ、その描写だけ読んでも誰もが引き込まれてしまう。

そうかと言えば、恋愛の模様、都会的なセンスを感じさせるスマートさ、ザイルにまつわる謎を投げかける推理的要素なども全く薄くなく自然と描かれる。
最後に主人公の上司が放つ渾身の言葉がいつまでも心に残る。

今の時代にこんなに骨太な小説はあまりお目にかかれない。
読んだ後に、これを現在の撮影技術でぜひ実写化してほしいと思うほど。

過去に実写化、最近舞台や設定を変えて実写化されているが、ぜひ奥穂高を舞台に現在の技術で忠実に再現してほしいと心のどこかで願ってしまう。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
B0099FMQS6
No.91
(5pt)

現代小説に物足らなさを感じている人にはぜひ読んで頂きたい

年代的な説明がなければ、現代の話とイメージしてしまうほど古さを感じさせない。
やや台詞や所作などで、現代では使われないだろうと思われる点はあるが、そこがまた美しい。

山岳小説的要素は専門的なのに、山登りをしない者にもわかりやすく、リアルに登山というものはこういうものかと想像させ、その描写だけ読んでも誰もが引き込まれてしまう。

そうかと言えば、恋愛の模様、都会的なセンスを感じさせるスマートさ、ザイルにまつわる謎を投げかける推理的要素なども全く薄くなく自然と描かれる。
最後に主人公の上司が放つ渾身の言葉がいつまでも心に残る。

今の時代にこんなに骨太な小説はあまりお目にかかれない。
読んだ後に、これを現在の撮影技術でぜひ実写化してほしいと思うほど。

過去に実写化、最近舞台や設定を変えて実写化されているが、ぜひ奥穂高を舞台に現在の技術で忠実に再現してほしいと心のどこかで願ってしまう。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.90
(5pt)

「神々の山嶺」と双璧なす山岳小説

暑い夏の今宵、たった今「氷壁」を読み終えました。
すばらしい本に出会えた感謝の気持ちと、もっと早く出会いたかったという2つの思いに捕らわれています。

山自身は意図的に美しくなろうと思ってはおらず、自然にたたずむ純粋さを人間が美しいと感じるのだと思います。
それぞれの登場人物の純粋な心理描写には、山のような美しさを感じます。

惜しむべきは本の裏表紙に書かれている、あらすじが完全なネタバレであること。
初めて読む人は、絶対読んではいけません。
(しかしそれを差し引いても、星5つです。)

この本を読むまでは、ナイロンザイルが何なのか知りませんでした。
「ナイロンザイル事件」で検索すれば、その詳細を知ることができますので、
一読をお勧めします。

この小説のさらに深い部分をのぞくことが出来ます。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025093
No.89
(5pt)

「神々の山嶺」と双璧なす山岳小説

暑い夏の今宵、たった今「氷壁」を読み終えました。
すばらしい本に出会えた感謝の気持ちと、もっと早く出会いたかったという2つの思いに捕らわれています。

山自身は意図的に美しくなろうと思ってはおらず、自然にたたずむ純粋さを人間が美しいと感じるのだと思います。
それぞれの登場人物の純粋な心理描写には、山のような美しさを感じます。

惜しむべきは本の裏表紙に書かれている、あらすじが完全なネタバレであること。
初めて読む人は、絶対読んではいけません。
(しかしそれを差し引いても、星5つです。)

この本を読むまでは、ナイロンザイルが何なのか知りませんでした。
「ナイロンザイル事件」で検索すれば、その詳細を知ることができますので、
一読をお勧めします。

この小説のさらに深い部分をのぞくことが出来ます。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025123
No.88
(5pt)

「神々の山嶺」と双璧なす山岳小説

暑い夏の今宵、たった今「氷壁」を読み終えました。
すばらしい本に出会えた感謝の気持ちと、もっと早く出会いたかったという2つの思いに捕らわれています。

山自身は意図的に美しくなろうと思ってはおらず、自然にたたずむ純粋さを人間が美しいと感じるのだと思います。
それぞれの登場人物の純粋な心理描写には、山のような美しさを感じます。

惜しむべきは本の裏表紙に書かれている、あらすじが完全なネタバレであること。
初めて読む人は、絶対読んではいけません。
(しかしそれを差し引いても、星5つです。)

この本を読むまでは、ナイロンザイルが何なのか知りませんでした。
「ナイロンザイル事件」で検索すれば、その詳細を知ることができますので、
一読をお勧めします。

この小説のさらに深い部分をのぞくことが出来ます。
氷壁 (1963年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (1963年) (新潮文庫)より
B000JAHJIM
No.87
(5pt)

「神々の山嶺」と双璧なす山岳小説

暑い夏の今宵、たった今「氷壁」を読み終えました。
すばらしい本に出会えた感謝の気持ちと、もっと早く出会いたかったという2つの思いに捕らわれています。

山自身は意図的に美しくなろうと思ってはおらず、自然にたたずむ純粋さを人間が美しいと感じるのだと思います。
それぞれの登場人物の純粋な心理描写には、山のような美しさを感じます。

惜しむべきは本の裏表紙に書かれている、あらすじが完全なネタバレであること。
初めて読む人は、絶対読んではいけません。
(しかしそれを差し引いても、星5つです。)

この本を読むまでは、ナイロンザイルが何なのか知りませんでした。
「ナイロンザイル事件」で検索すれば、その詳細を知ることができますので、
一読をお勧めします。

この小説のさらに深い部分をのぞくことが出来ます。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
B0099FMQS6
No.86
(5pt)

「神々の山嶺」と双璧なす山岳小説

暑い夏の今宵、たった今「氷壁」を読み終えました。
すばらしい本に出会えた感謝の気持ちと、もっと早く出会いたかったという2つの思いに捕らわれています。

山自身は意図的に美しくなろうと思ってはおらず、自然にたたずむ純粋さを人間が美しいと感じるのだと思います。
それぞれの登場人物の純粋な心理描写には、山のような美しさを感じます。

惜しむべきは本の裏表紙に書かれている、あらすじが完全なネタバレであること。
初めて読む人は、絶対読んではいけません。
(しかしそれを差し引いても、星5つです。)

この本を読むまでは、ナイロンザイルが何なのか知りませんでした。
「ナイロンザイル事件」で検索すれば、その詳細を知ることができますので、
一読をお勧めします。

この小説のさらに深い部分をのぞくことが出来ます。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.85
(5pt)

単なる山岳小説ではありません

父親が井上靖の作品の中で一番好きだと言っていたのを思い出して、5年前に購入したものの、山登りをしたことのない女性である私にとっては、あまり理解できないのではないかと思い込み、本棚に飾ったままにしておきました。
しかしながら、読み始めてみると、自然描写だけでなく、ストーリー展開や人物描写も素晴らしい小説だということが分かりました。昭和30年代の日本の社会の様子もよく描かれています。敢えてこの作品を山岳小説という先入観を持たれずに読まれてもいいのではないでしょうか。
井上靖の自叙伝的小説や歴史小説を先に読まれた方、この小説も是非読んで下さい。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025093
No.84
(5pt)

単なる山岳小説ではありません

父親が井上靖の作品の中で一番好きだと言っていたのを思い出して、5年前に購入したものの、山登りをしたことのない女性である私にとっては、あまり理解できないのではないかと思い込み、本棚に飾ったままにしておきました。
しかしながら、読み始めてみると、自然描写だけでなく、ストーリー展開や人物描写も素晴らしい小説だということが分かりました。昭和30年代の日本の社会の様子もよく描かれています。敢えてこの作品を山岳小説という先入観を持たれずに読まれてもいいのではないでしょうか。
井上靖の自叙伝的小説や歴史小説を先に読まれた方、この小説も是非読んで下さい。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025123
No.83
(5pt)

単なる山岳小説ではありません

父親が井上靖の作品の中で一番好きだと言っていたのを思い出して、5年前に購入したものの、山登りをしたことのない女性である私にとっては、あまり理解できないのではないかと思い込み、本棚に飾ったままにしておきました。
しかしながら、読み始めてみると、自然描写だけでなく、ストーリー展開や人物描写も素晴らしい小説だということが分かりました。昭和30年代の日本の社会の様子もよく描かれています。敢えてこの作品を山岳小説という先入観を持たれずに読まれてもいいのではないでしょうか。
井上靖の自叙伝的小説や歴史小説を先に読まれた方、この小説も是非読んで下さい。
氷壁 (1963年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (1963年) (新潮文庫)より
B000JAHJIM
No.82
(5pt)

単なる山岳小説ではありません

父親が井上靖の作品の中で一番好きだと言っていたのを思い出して、5年前に購入したものの、山登りをしたことのない女性である私にとっては、あまり理解できないのではないかと思い込み、本棚に飾ったままにしておきました。
しかしながら、読み始めてみると、自然描写だけでなく、ストーリー展開や人物描写も素晴らしい小説だということが分かりました。昭和30年代の日本の社会の様子もよく描かれています。敢えてこの作品を山岳小説という先入観を持たれずに読まれてもいいのではないでしょうか。
井上靖の自叙伝的小説や歴史小説を先に読まれた方、この小説も是非読んで下さい。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
B0099FMQS6
No.81
(5pt)

単なる山岳小説ではありません

父親が井上靖の作品の中で一番好きだと言っていたのを思い出して、5年前に購入したものの、山登りをしたことのない女性である私にとっては、あまり理解できないのではないかと思い込み、本棚に飾ったままにしておきました。
しかしながら、読み始めてみると、自然描写だけでなく、ストーリー展開や人物描写も素晴らしい小説だということが分かりました。昭和30年代の日本の社会の様子もよく描かれています。敢えてこの作品を山岳小説という先入観を持たれずに読まれてもいいのではないでしょうか。
井上靖の自叙伝的小説や歴史小説を先に読まれた方、この小説も是非読んで下さい。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.80
(4pt)

どこか遠い外国を舞台にしているよう

とても綺麗な文章です。
物語は昭和30年の日本が舞台です。
主人公の魚津や、彼を取り巻く人たちの、それぞれの思いが
活き活きと書かれています。
この作品に書かれている当時の人たちの描写を見ると、妙に
大人ぶっていたり、また逆に子供じみていたりと、どこか遠い
外国を舞台にしているようにも思えます。

切れないはずのナイロン製ザイルが、登山の途中で切れた。
企業の品質問題など、今日に通じるテーマでもあります。
ただ、ミステリーファンの立場で見ると、ザイルの切断面は
滑落した小阪側と、魚津側の二つがあったのに、何故最初から
魚津側のザイルの切断面を調べなかったのかと言う疑問が
残りました。

また、物語の重要な謎になっている、何故ザイルが切れたか
という問題が、うやむやのうちに終わってしまったのと、読後の
後味が少し悪いのが気になりました。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025093
No.79
(4pt)

どこか遠い外国を舞台にしているよう

とても綺麗な文章です。
物語は昭和30年の日本が舞台です。
主人公の魚津や、彼を取り巻く人たちの、それぞれの思いが
活き活きと書かれています。
この作品に書かれている当時の人たちの描写を見ると、妙に
大人ぶっていたり、また逆に子供じみていたりと、どこか遠い
外国を舞台にしているようにも思えます。

切れないはずのナイロン製ザイルが、登山の途中で切れた。
企業の品質問題など、今日に通じるテーマでもあります。
ただ、ミステリーファンの立場で見ると、ザイルの切断面は
滑落した小阪側と、魚津側の二つがあったのに、何故最初から
魚津側のザイルの切断面を調べなかったのかと言う疑問が
残りました。

また、物語の重要な謎になっている、何故ザイルが切れたか
という問題が、うやむやのうちに終わってしまったのと、読後の
後味が少し悪いのが気になりました。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025123
No.78
(4pt)

どこか遠い外国を舞台にしているよう

とても綺麗な文章です。
物語は昭和30年の日本が舞台です。
主人公の魚津や、彼を取り巻く人たちの、それぞれの思いが
活き活きと書かれています。
この作品に書かれている当時の人たちの描写を見ると、妙に
大人ぶっていたり、また逆に子供じみていたりと、どこか遠い
外国を舞台にしているようにも思えます。

切れないはずのナイロン製ザイルが、登山の途中で切れた。
企業の品質問題など、今日に通じるテーマでもあります。
ただ、ミステリーファンの立場で見ると、ザイルの切断面は
滑落した小阪側と、魚津側の二つがあったのに、何故最初から
魚津側のザイルの切断面を調べなかったのかと言う疑問が
残りました。

また、物語の重要な謎になっている、何故ザイルが切れたか
という問題が、うやむやのうちに終わってしまったのと、読後の
後味が少し悪いのが気になりました。
氷壁 (1963年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (1963年) (新潮文庫)より
B000JAHJIM