有頂天家族

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評判

有頂天家族の評価:

4.25/5点 レビュー 169件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全484件 261〜280 14/25ページ
No.224
(2pt)

乱丁が酷いのが残念

内容に関してはアニメ版を見ているので、それを補完するという意味では面白い。
台詞に声優の声がついている感じで読め、アニメ版を見ている人は更に楽しめるような印象。
ただ、1/3ほど読んだ所だが、乱丁というか、なんか変だ。
・ページをめくったら同じ文章が出てきたりすることが多い。
・ページをめくったら文章が繋がらない(つまり数行欠けている)部分がある。
同じ文章が出てくる所はあきらめもつくが、欠けているのは酷すぎる。
前の文章がきちんと「。」で終わっているのにページをめくったら「し、なんとかである。」って完全に意味不明だ。
大元がおかしいのか、アマゾンがおかしいのかKindle for Androidがおかしいのかわからないが、電子ブックでこんなのは始めてである。
#使用環境 Android端末、Kindle for Android使用。
#文字サイズは少し拡大している。
有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
4344415264
No.223
(2pt)

乱丁が酷いのが残念

内容に関してはアニメ版を見ているので、それを補完するという意味では面白い。
台詞に声優の声がついている感じで読め、アニメ版を見ている人は更に楽しめるような印象。
ただ、1/3ほど読んだ所だが、乱丁というか、なんか変だ。
・ページをめくったら同じ文章が出てきたりすることが多い。
・ページをめくったら文章が繋がらない(つまり数行欠けている)部分がある。
同じ文章が出てくる所はあきらめもつくが、欠けているのは酷すぎる。
前の文章がきちんと「。」で終わっているのにページをめくったら「し、なんとかである。」って完全に意味不明だ。
大元がおかしいのか、アマゾンがおかしいのかKindle for Androidがおかしいのかわからないが、電子ブックでこんなのは始めてである。
#使用環境 Android端末、Kindle for Android使用。
#文字サイズは少し拡大している。
有頂天家族 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族より
4344013840
No.222
(3pt)

物語はいい。でも文章がいまひとつです。

アニメが面白く原作を読みたくなり購入しました。物語はとても好きです。ただ文章が物足りないというか、読み応えのある文章ではありません。原作者のことはよくわからないのですが、京都という街を中心にまつわる物事をよく探求しておられるなと感心はするものの、敢えてエンターテイメントとしてライトユーザー向けにこのような書き方をしているのか、私にはわかりかねますが、小説特有の表現に固執しているのか、使い方がただ下手なのか、単語や言い回しに必然性や自然な流れが殆ど感じられませんでした。詳しいことはわかりかねますが、文章のスタイルというものがコロコロと変わり文章の質にバラつきがあって、読みにくいのです。せっかく面白いストーリーが中途半端で読みにくいというのが個人的な感想です。
技量も乏しいのに小説たらしめんとする余りに無理な言葉遣いや表現を使っていまいちな文章になっている小説家に憧れる小説家というのは現代にとても多いのでやっぱりこんなものかと残念な思いです。
ライトノベルとまではいかずとも、このような軽めのエンターテイメント小説に求めすぎているのかもしれないのですが、個人的にそのような印象を拭えませんでした。

ついでに言うと、これはどこかに連載されていたもののなのでしょうか。だとしたら書籍化にあたり修正すべき点が多々あったのではと思います。人物の人となりなど説明的な文章など何箇所かで重複しています。書籍で読み進める読者には不必要な説明です。もう少し丁寧に作って欲しかったですね。
有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
B009CTUN8O
No.221
(3pt)

物語はいい。でも文章がいまひとつです。

アニメが面白く原作を読みたくなり購入しました。物語はとても好きです。ただ文章が物足りないというか、読み応えのある文章ではありません。原作者のことはよくわからないのですが、京都という街を中心にまつわる物事をよく探求しておられるなと感心はするものの、敢えてエンターテイメントとしてライトユーザー向けにこのような書き方をしているのか、私にはわかりかねますが、小説特有の表現に固執しているのか、使い方がただ下手なのか、単語や言い回しに必然性や自然な流れが殆ど感じられませんでした。詳しいことはわかりかねますが、文章のスタイルというものがコロコロと変わり文章の質にバラつきがあって、読みにくいのです。せっかく面白いストーリーが中途半端で読みにくいというのが個人的な感想です。
技量も乏しいのに小説たらしめんとする余りに無理な言葉遣いや表現を使っていまいちな文章になっている小説家に憧れる小説家というのは現代にとても多いのでやっぱりこんなものかと残念な思いです。
ライトノベルとまではいかずとも、このような軽めのエンターテイメント小説に求めすぎているのかもしれないのですが、個人的にそのような印象を拭えませんでした。

ついでに言うと、これはどこかに連載されていたもののなのでしょうか。だとしたら書籍化にあたり修正すべき点が多々あったのではと思います。人物の人となりなど説明的な文章など何箇所かで重複しています。書籍で読み進める読者には不必要な説明です。もう少し丁寧に作って欲しかったですね。
有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
4344415264
No.220
(3pt)

物語はいい。でも文章がいまひとつです。

アニメが面白く原作を読みたくなり購入しました。物語はとても好きです。ただ文章が物足りないというか、読み応えのある文章ではありません。原作者のことはよくわからないのですが、京都という街を中心にまつわる物事をよく探求しておられるなと感心はするものの、敢えてエンターテイメントとしてライトユーザー向けにこのような書き方をしているのか、私にはわかりかねますが、小説特有の表現に固執しているのか、使い方がただ下手なのか、単語や言い回しに必然性や自然な流れが殆ど感じられませんでした。詳しいことはわかりかねますが、文章のスタイルというものがコロコロと変わり文章の質にバラつきがあって、読みにくいのです。せっかく面白いストーリーが中途半端で読みにくいというのが個人的な感想です。
技量も乏しいのに小説たらしめんとする余りに無理な言葉遣いや表現を使っていまいちな文章になっている小説家に憧れる小説家というのは現代にとても多いのでやっぱりこんなものかと残念な思いです。
ライトノベルとまではいかずとも、このような軽めのエンターテイメント小説に求めすぎているのかもしれないのですが、個人的にそのような印象を拭えませんでした。

ついでに言うと、これはどこかに連載されていたもののなのでしょうか。だとしたら書籍化にあたり修正すべき点が多々あったのではと思います。人物の人となりなど説明的な文章など何箇所かで重複しています。書籍で読み進める読者には不必要な説明です。もう少し丁寧に作って欲しかったですね。
有頂天家族 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族より
4344013840
No.219
(5pt)

面白きことはよきことなりなり〜とごろごろ唱えながら

アニメから入りました。初モリミーです。歴戦ファンの方がたお手柔らかに哀愁です。最近現実の暗黒面を描いたノンフィクションばかり読んでいたので、罪のないほのぼのフィクション小説に飢えていたのですが、わたしの要望に期待以上に応えてくれた作品でした。
 
 本作は、現代の京都を舞台に狸、天狗、人間その他もろもろの駆け引きがそれぞれの存在意義とかプライドとか家庭内の平穏とか愛とかを懸けてサラダボウルのように混ざりあいながら、狸なのに人間臭さをぷんぷんさせて丁々発止と繰り広げられる和風ファンタジー作品です。

 最終回3話前にしてようやくアニメをちゃんと見たのですが、わたしを釣り込んだものは「狸」「京都」「台詞が文語かつレトロ」「背景の描き込み(色もきれい)」「とりあえず5分黙って聴いていたけど言葉の意味がてんでわからない(笑)」でした。原作を読むと、台詞がアニメとほぼ同じでしたので、いかに脚本の方が原作の台詞の一言一句を大事にされていたか分かり感じ入りました。
 台詞の内容はふざけているんだけど言葉がきれいだと聴いていて安心するものですね。大抵の現代メディア作品、そうでなくともバラエティなどは、今の若者に合わせた言葉遣いなので、時代的違和感がないのはいいのですがどこか雑というか刹那的というか、特に若い層はそういう斜に構えたのをかっこいいと思う年齢なので仕方ないのですが(自分もそうでしたし)、「言葉も使い捨て」という消費的な感じがただよい、そういう言葉を聴いているうちに自分の中の何かが徐々に消耗していくと言いますか、漠然とそういうことを感じていたようで、本作のようにマニアックというか蒐集品のごとく言葉や文学世界を愛で慈しむフェティッシュかつスローライフな文章世界に触れて生き返る思いでした。使用される単語自体は本当にごく平易ですし、いわゆる詩的な視覚イメージを想起させることを意識した言葉遣いというわけでもないのですが(ディラン・トマスの詩などは読むと言葉のセンスにただただ圧倒されてぐうの音も出ませんが)、三谷幸喜さんの作品みたいな、古典をよく読んでるユーモア作家さん的な言葉の笑いがツボです。

 森見さんのご本ははじめてですがいわゆる文体で読ませるユーモアセンス豊かな作家さんで、独特の言葉遣い&小物遣いで見事な世界観を構築される方ですが、バランス感覚がいいというか、間がいいというか、一般の方でもついていけないという程の程度ではないのが上手だなと思います。リアリティと空想の釣り合い、またギャグと悲劇の釣り合いをとるというのは難しいのではと思いますが、実際の地名やお店の名前に想像上のそれを混ぜて使うことや(水炊きがおいしい京都の老舗『鳥彌三』には伺ったことがあるので出てきた時は興奮しました・笑)、天狗という神通力を駆使する理不尽な方々がいるおかげでお話として収集もつき、くだらないし楽しく読めるけれども同時に人間ドラマ、家族ドラマとしての厚みもある決して軽くはない物語になっていていいなあと感じました(矢二郎のくだりではまさかの落涙)。久しぶりに独自の「掟」世界を持ったちゃんとした日本ファンタジー、「お話」を読んだなあというそれこそひとっ風呂浴びたあとのような爽やかな気持ちになれました。森見本を何冊か読むと食傷するのかもしれませんし、突っ込みどころがないわけではないですがそれでも「読んで良かった」「再読に耐える」という点で星5つ。一般向けを意識している読みやすさはあると思いますが、好みが分かれる作風であることは付言しておきます。

 京都のお話ということで登場人物たちの名前や舞台にも日本情緒があふれていますが、矢三郎と赤玉先生など人物同士の関わり方も、非常に日本的だと思います。それにしても、下鴨兄弟にせよ夷川兄弟にせよ金曜倶楽部の面々にせよ、キャラクターの名前が覚えやすくていいですね。矢一郎、矢二郎、矢三郎、矢四朗・・まさか田中芳樹さんの『創竜伝』の主人公・竜堂兄弟を超える覚えやすい名前の兄弟に出会うことがあるとは想像しておりませんでした。

 本作は続編があるとのこと(いくつか謎のまま残った事柄もありますものね)、文庫にまとまるのを楽しみにお待ちしております。

有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
B009CTUN8O
No.218
(5pt)

面白きことはよきことなりなり〜とごろごろ唱えながら

アニメから入りました。初モリミーです。歴戦ファンの方がたお手柔らかに哀愁です。最近現実の暗黒面を描いたノンフィクションばかり読んでいたので、罪のないほのぼのフィクション小説に飢えていたのですが、わたしの要望に期待以上に応えてくれた作品でした。
 
 本作は、現代の京都を舞台に狸、天狗、人間その他もろもろの駆け引きがそれぞれの存在意義とかプライドとか家庭内の平穏とか愛とかを懸けてサラダボウルのように混ざりあいながら、狸なのに人間臭さをぷんぷんさせて丁々発止と繰り広げられる和風ファンタジー作品です。

 最終回3話前にしてようやくアニメをちゃんと見たのですが、わたしを釣り込んだものは「狸」「京都」「台詞が文語かつレトロ」「背景の描き込み(色もきれい)」「とりあえず5分黙って聴いていたけど言葉の意味がてんでわからない(笑)」でした。原作を読むと、台詞がアニメとほぼ同じでしたので、いかに脚本の方が原作の台詞の一言一句を大事にされていたか分かり感じ入りました。
 台詞の内容はふざけているんだけど言葉がきれいだと聴いていて安心するものですね。大抵の現代メディア作品、そうでなくともバラエティなどは、今の若者に合わせた言葉遣いなので、時代的違和感がないのはいいのですがどこか雑というか刹那的というか、特に若い層はそういう斜に構えたのをかっこいいと思う年齢なので仕方ないのですが(自分もそうでしたし)、「言葉も使い捨て」という消費的な感じがただよい、そういう言葉を聴いているうちに自分の中の何かが徐々に消耗していくと言いますか、漠然とそういうことを感じていたようで、本作のようにマニアックというか蒐集品のごとく言葉や文学世界を愛で慈しむフェティッシュかつスローライフな文章世界に触れて生き返る思いでした。使用される単語自体は本当にごく平易ですし、いわゆる詩的な視覚イメージを想起させることを意識した言葉遣いというわけでもないのですが(ディラン・トマスの詩などは読むと言葉のセンスにただただ圧倒されてぐうの音も出ませんが)、三谷幸喜さんの作品みたいな、古典をよく読んでるユーモア作家さん的な言葉の笑いがツボです。

 森見さんのご本ははじめてですがいわゆる文体で読ませるユーモアセンス豊かな作家さんで、独特の言葉遣い&小物遣いで見事な世界観を構築される方ですが、バランス感覚がいいというか、間がいいというか、一般の方でもついていけないという程の程度ではないのが上手だなと思います。リアリティと空想の釣り合い、またギャグと悲劇の釣り合いをとるというのは難しいのではと思いますが、実際の地名やお店の名前に想像上のそれを混ぜて使うことや(水炊きがおいしい京都の老舗『鳥彌三』には伺ったことがあるので出てきた時は興奮しました・笑)、天狗という神通力を駆使する理不尽な方々がいるおかげでお話として収集もつき、くだらないし楽しく読めるけれども同時に人間ドラマ、家族ドラマとしての厚みもある決して軽くはない物語になっていていいなあと感じました(矢二郎のくだりではまさかの落涙)。久しぶりに独自の「掟」世界を持ったちゃんとした日本ファンタジー、「お話」を読んだなあというそれこそひとっ風呂浴びたあとのような爽やかな気持ちになれました。森見本を何冊か読むと食傷するのかもしれませんし、突っ込みどころがないわけではないですがそれでも「読んで良かった」「再読に耐える」という点で星5つ。一般向けを意識している読みやすさはあると思いますが、好みが分かれる作風であることは付言しておきます。

 京都のお話ということで登場人物たちの名前や舞台にも日本情緒があふれていますが、矢三郎と赤玉先生など人物同士の関わり方も、非常に日本的だと思います。それにしても、下鴨兄弟にせよ夷川兄弟にせよ金曜倶楽部の面々にせよ、キャラクターの名前が覚えやすくていいですね。矢一郎、矢二郎、矢三郎、矢四朗・・まさか田中芳樹さんの『創竜伝』の主人公・竜堂兄弟を超える覚えやすい名前の兄弟に出会うことがあるとは想像しておりませんでした。

 本作は続編があるとのこと(いくつか謎のまま残った事柄もありますものね)、文庫にまとまるのを楽しみにお待ちしております。

有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
4344415264
No.217
(5pt)

面白きことはよきことなりなり〜とごろごろ唱えながら

アニメから入りました。初モリミーです。歴戦ファンの方がたお手柔らかに哀愁です。最近現実の暗黒面を描いたノンフィクションばかり読んでいたので、罪のないほのぼのフィクション小説に飢えていたのですが、わたしの要望に期待以上に応えてくれた作品でした。
 
 本作は、現代の京都を舞台に狸、天狗、人間その他もろもろの駆け引きがそれぞれの存在意義とかプライドとか家庭内の平穏とか愛とかを懸けてサラダボウルのように混ざりあいながら、狸なのに人間臭さをぷんぷんさせて丁々発止と繰り広げられる和風ファンタジー作品です。

 最終回3話前にしてようやくアニメをちゃんと見たのですが、わたしを釣り込んだものは「狸」「京都」「台詞が文語かつレトロ」「背景の描き込み(色もきれい)」「とりあえず5分黙って聴いていたけど言葉の意味がてんでわからない(笑)」でした。原作を読むと、台詞がアニメとほぼ同じでしたので、いかに脚本の方が原作の台詞の一言一句を大事にされていたか分かり感じ入りました。
 台詞の内容はふざけているんだけど言葉がきれいだと聴いていて安心するものですね。大抵の現代メディア作品、そうでなくともバラエティなどは、今の若者に合わせた言葉遣いなので、時代的違和感がないのはいいのですがどこか雑というか刹那的というか、特に若い層はそういう斜に構えたのをかっこいいと思う年齢なので仕方ないのですが(自分もそうでしたし)、「言葉も使い捨て」という消費的な感じがただよい、そういう言葉を聴いているうちに自分の中の何かが徐々に消耗していくと言いますか、漠然とそういうことを感じていたようで、本作のようにマニアックというか蒐集品のごとく言葉や文学世界を愛で慈しむフェティッシュかつスローライフな文章世界に触れて生き返る思いでした。使用される単語自体は本当にごく平易ですし、いわゆる詩的な視覚イメージを想起させることを意識した言葉遣いというわけでもないのですが(ディラン・トマスの詩などは読むと言葉のセンスにただただ圧倒されてぐうの音も出ませんが)、三谷幸喜さんの作品みたいな、古典をよく読んでるユーモア作家さん的な言葉の笑いがツボです。

 森見さんのご本ははじめてですがいわゆる文体で読ませるユーモアセンス豊かな作家さんで、独特の言葉遣い&小物遣いで見事な世界観を構築される方ですが、バランス感覚がいいというか、間がいいというか、一般の方でもついていけないという程の程度ではないのが上手だなと思います。リアリティと空想の釣り合い、またギャグと悲劇の釣り合いをとるというのは難しいのではと思いますが、実際の地名やお店の名前に想像上のそれを混ぜて使うことや(水炊きがおいしい京都の老舗『鳥彌三』には伺ったことがあるので出てきた時は興奮しました・笑)、天狗という神通力を駆使する理不尽な方々がいるおかげでお話として収集もつき、くだらないし楽しく読めるけれども同時に人間ドラマ、家族ドラマとしての厚みもある決して軽くはない物語になっていていいなあと感じました(矢二郎のくだりではまさかの落涙)。久しぶりに独自の「掟」世界を持ったちゃんとした日本ファンタジー、「お話」を読んだなあというそれこそひとっ風呂浴びたあとのような爽やかな気持ちになれました。森見本を何冊か読むと食傷するのかもしれませんし、突っ込みどころがないわけではないですがそれでも「読んで良かった」「再読に耐える」という点で星5つ。一般向けを意識している読みやすさはあると思いますが、好みが分かれる作風であることは付言しておきます。

 京都のお話ということで登場人物たちの名前や舞台にも日本情緒があふれていますが、矢三郎と赤玉先生など人物同士の関わり方も、非常に日本的だと思います。それにしても、下鴨兄弟にせよ夷川兄弟にせよ金曜倶楽部の面々にせよ、キャラクターの名前が覚えやすくていいですね。矢一郎、矢二郎、矢三郎、矢四朗・・まさか田中芳樹さんの『創竜伝』の主人公・竜堂兄弟を超える覚えやすい名前の兄弟に出会うことがあるとは想像しておりませんでした。

 本作は続編があるとのこと(いくつか謎のまま残った事柄もありますものね)、文庫にまとまるのを楽しみにお待ちしております。

有頂天家族 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族より
4344013840
No.216
(5pt)

切ない狐狸の物語

人間の世界をほうふつさせる狐狸物語に入り込んでしまいました。
笑いながら泣けるいい話でした。
有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
B009CTUN8O
No.215
(5pt)

切ない狐狸の物語

人間の世界をほうふつさせる狐狸物語に入り込んでしまいました。
笑いながら泣けるいい話でした。
有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
4344415264
No.214
(5pt)

切ない狐狸の物語

人間の世界をほうふつさせる狐狸物語に入り込んでしまいました。
笑いながら泣けるいい話でした。
有頂天家族 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族より
4344013840
No.213
(5pt)

有頂天家族&森見登美彦氏好きならおすすめ

書き下ろし短編が読みたくて購入しましたが、思いの外、豪華な内容でとても満足しました。
久米田氏との会談は読んでくすくすしますし、
アニメ製作会社側がしっかりと思い入れを込めて作ってるんだと伝ってきて、読み応えがありました。
そしてまるでちょっと変わった妖精のような森見先生の姿に癒されます(笑)
有頂天家族の舞台となったスポットを鮮やかな写真で確認できるというのも素敵です。
また、ちょこちょこと別森見作品の単語も見え隠れしてます。
有頂天家族公式読本 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族公式読本より
434402415X
No.212
(4pt)

気持ちのよいくだらなさ

くだらなくて、切なくて、最後は爽快。
気楽に、通勤途中で細切れで読んでも楽しめる
読み終わったときに、なにか奥に隠れていることがあるような、
また読み返したいとすぐに思える本でした。
有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
B009CTUN8O
No.211
(4pt)

気持ちのよいくだらなさ

くだらなくて、切なくて、最後は爽快。
気楽に、通勤途中で細切れで読んでも楽しめる
読み終わったときに、なにか奥に隠れていることがあるような、
また読み返したいとすぐに思える本でした。
有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
4344415264
No.210
(4pt)

気持ちのよいくだらなさ

くだらなくて、切なくて、最後は爽快。
気楽に、通勤途中で細切れで読んでも楽しめる
読み終わったときに、なにか奥に隠れていることがあるような、
また読み返したいとすぐに思える本でした。
有頂天家族 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族より
4344013840
No.209
(5pt)

制作意図や経緯が知りたい方にオススメ

アニメを観て、本作品の制作意図や経緯が知りたくなり購入。
森見作品に触れるのは、これが初めて。原作は未読です。

【原作者へのインタビュー(p8〜19)】
「主人公を狸にした経緯と理由」「舞台を京都にした理由」などが
書かれています。何ともシンプルでアバウトな理由なんですが(笑)、
それがまた本作品の雰囲気の良さにつながっているのかも。

『ピーターラビット』との比較や
「悲劇ではあるけども、辛気臭い話にしないために
どういった工夫をしたのか」を知れて良かったです。

【本作の舞台紹介、体験ツアー(p26〜59)】
「六道珍皇寺」の井戸(矢二郎が引きこもっている井戸)は
実際はどうなっているのかとか、「朱硝子(あけがらす)」の
モデルとなったバーなどが紹介されています。

単に地図を添えるだけでなく、ストーリー(キャラ)別に合わせた
ツアーまで組まれていました。これはなかなかいいアイデアかと。

【弁天役・能登麻美子さんとの対談(p86〜91)】
最終回第13話のアフレコ後の対談。
能登さんが「弁天を演じるうえでの取っかかり」について触れています。
これを読むと、弁天の心情を少し理解できるかもしれません。

それと…音響監督の「次、ガヤいきます」が
どのシーンで使われるのかが楽しみです。

【久米田先生との対談(P92〜97)】
金閣・銀閣のイメージを起こす時の苦悩(徒労?)に同情。
また、「監督に狸のキンタマを描いてはいけないと言われた」の部分に
……あぁ! そう言われてみれば確かに無い(笑)。

【吉原監督との対談(p98〜103)】
「森見さんの作品は、面白い部分がト書き(地の文)に集約されている」(p99下段)
「このト書きに秘められたものを、どう変換していこうか。
シリーズ構成・脚本の菅正太郎さんとも、一番話し合ったところです。」(同上)
監督のこの2つのコメントが、制作方針を端的に示していると思います。

他には、ロケハンがてら京都に1ヶ月住んでしまった話や、森見先生に答えを
聞こうとしたけど控えた理由(特に弁天について)などが、読んでて興味深かったです。

【短編小説(p117〜161)】
節分の頃のお話。風邪をひいた母を温かい場所へ移すため、
赤玉先生のアパートへ連れていき…。

原作もこの感じなのでしょうか。自分はアニメから入ったということもあり
頭の中でアニメの映像に置き換えながら、声優さんたちの声を当てながら
読み進めようとしたものの……確かにこれはどうアニメ化すればいいものか…。

【全体を通して】
実作業というより、アニメ化に際しての大枠や土台を
創り上げる段階の話がメインです。満足のいく1冊でした。
デザインも手が込んでおり、アニメや京都の雰囲気を上手く表現していると思います。

ただ、「夷川(えびすがわ)家」や読みづらい地名、固有名詞には
ルビを付けてほしかったです。ネットで調べたり、アニメのセリフから
分かる事ではあるんですけども…。若干不親切に感じました。
有頂天家族公式読本 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族公式読本より
434402415X
No.208
(5pt)

短編小説がとても良い!

書き下ろしの短編小説がついているのだが、それがとっても良く、赤玉先生の魅力爆発。たぬきの「父ですか?」との問いかけに「父もある。父もあるがな」と呟く赤玉先生の妙な率直さは「喜ぶ顔が見たいからじゃ!」に匹敵する出来栄え。こんな風に零落したいものだと、ぼくは憧れるのだ。
有頂天家族公式読本 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族公式読本より
434402415X
No.207
(5pt)

面白い!

今丁度アニメをやっていますね。
ストーリーの面白さもありますが、京都の街や文化の勉強にもなる本です。
有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
B009CTUN8O
No.206
(5pt)

面白い!

今丁度アニメをやっていますね。
ストーリーの面白さもありますが、京都の街や文化の勉強にもなる本です。
有頂天家族 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
4344415264
No.205
(5pt)

面白い!

今丁度アニメをやっていますね。
ストーリーの面白さもありますが、京都の街や文化の勉強にもなる本です。
有頂天家族 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族より
4344013840