太陽の塔

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評判

太陽の塔の評価:

3.89/5点 レビュー 204件。 B ランク

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平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全281件 261〜280 14/15ページ
No.21
(4pt)

青春妄想グラフィティー!

この本を読みながら、学生時代に(今でもするが)、妄想するという行為は僕ひとりではないと思って朗笑した。主人公とその悪友たち、自分たち自身を過信してしまうのは若かりし時は特権だろう。妄想が妄想を呼び、飛び切りユーモラスな自分ワールドが広がっていく。この面白さ!!妄想だけではなく、作者のキレのある表現がこの本の魅力を最大限に引き出したのだと思う。 文中の箴言抄
・考えてみれば、世間は生まれる時代をまちがった人間でいっぱいである。
・我々の日常の九十%は頭の中で起こっている。
・できるだけ彼らが不幸になることを、彼は祈った。「みんなが不幸になれば、僕は相対的に幸せになる」この本は日本ファンタジーノベル大賞受賞作である。妄想という行為は確かにファンタジーだと気づかせてくれた。Fantastic!
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.20
(5pt)

たぶん残る人

うん、おもしろい。東京大学物語チックでおもしろい。ファンタジーじゃないという批判もあるようですが、この森美先生はファンタジーと純文学の七三わけみたいな作風の本を残していくと思います。
   純文学リーグにゃ、金原ひとみ先生、綿矢りさ先生、島本理生先生など若くして才気が迸る方々が多いのに対して、男は情けないにもほどがあります。内容以前に文章がまともに書けてないんですな。 ベストセラーになった山田悠介氏の『リアル鬼ごっこ』に乱歩賞射止めた神山裕右氏の『カタコンベ』とか本当にヒドイ。エンターテイメント系は読みやすい文章が基本じゃないのか。それとも文壇の若い男をみんな舞城王太郎化してしまう計画が着々と進行中? そんなわけで覚悟を決めて、腹をくくって本書も拝読させてもらいましたが、今回は取り越し苦労に終わったみたいです。 遠藤周作・庄司薫の系譜とか何とか本帯に書いてありましたが、うん、そんな感じです。あのビミョーに情けなく、滑稽で、コンプレックスと渾然一体のねじけたエリート意識(or羨望)がある作品。 そんなわけで、たぶんきちんと本も読んでる人なんじゃないかなと思わせます。コンスタントに書き続ければ残っていける作家かなと思う次第です。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.19
(5pt)

たぶん残る人

うん、おもしろい。東京大学物語チックでおもしろい。ファンタジーじゃないという批判もあるようですが、この森美先生はファンタジーと純文学の七三わけみたいな作風の本を残していくと思います。
   純文学リーグにゃ、金原ひとみ先生、綿矢りさ先生、島本理生先生など若くして才気が迸る方々が多いのに対して、男は情けないにもほどがあります。内容以前に文章がまともに書けてないんですな。 ベストセラーになった山田悠介氏の『リアル鬼ごっこ』に乱歩賞射止めた神山裕右氏の『カタコンベ』とか本当にヒドイ。エンターテイメント系は読みやすい文章が基本じゃないのか。それとも文壇の若い男をみんな舞城王太郎化してしまう計画が着々と進行中? そんなわけで覚悟を決めて、腹をくくって本書も拝読させてもらいましたが、今回は取り越し苦労に終わったみたいです。 遠藤周作・庄司薫の系譜とか何とか本帯に書いてありましたが、うん、そんな感じです。あのビミョーに情けなく、滑稽で、コンプレックスと渾然一体のねじけたエリート意識(or羨望)がある作品。 そんなわけで、たぶんきちんと本も読んでる人なんじゃないかなと思わせます。コンスタントに書き続ければ残っていける作家かなと思う次第です。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.18
(5pt)

俺も妄想をしたためておけば・・・

評判だったので読んでみた。面白かった。この文体と主人公の思考のアルゴリズム、とても他人とは思えない。私も意図せず妄想が自然発酵し、耳の穴あたりから芳香を漂わす体質だが、やはり、主人公あたりの年頃がそのピークだったように思える。決定的な学力不足により、酒粕の匂い漂う町に住みながら東大阪で超妄想時代を過ごしたが、レベルの違いはあれ、本質的ににたような状態だった気がする。さすがに今時は、レンタルビデオ屋で裏アイドルの新作チェックがルーチンワークらしいが、我らの頃は、特定書店(主に古本屋)でのビニ本漁りといったところか。当時、京都でビニ本といえば、やはりあのあたりになるのだろうか。表紙(パッケージ)の情報で内容の推測をしなければならないのは、時代を超えて同様のようだ。星5つ。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.17
(5pt)

俺も妄想をしたためておけば・・・

評判だったので読んでみた。面白かった。この文体と主人公の思考のアルゴリズム、とても他人とは思えない。私も意図せず妄想が自然発酵し、耳の穴あたりから芳香を漂わす体質だが、やはり、主人公あたりの年頃がそのピークだったように思える。決定的な学力不足により、酒粕の匂い漂う町に住みながら東大阪で超妄想時代を過ごしたが、レベルの違いはあれ、本質的ににたような状態だった気がする。さすがに今時は、レンタルビデオ屋で裏アイドルの新作チェックがルーチンワークらしいが、我らの頃は、特定書店(主に古本屋)でのビニ本漁りといったところか。当時、京都でビニ本といえば、やはりあのあたりになるのだろうか。表紙(パッケージ)の情報で内容の推測をしなければならないのは、時代を超えて同様のようだ。星5つ。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.16
(4pt)

とにかく面白い。笑います。

社会人には大学時代を思い出して懐かしくなる代物。
世間から持たれる京大生としての特権もなく、男同士で<男汁>などというグループに身を委ね、愛車は自転車(名前付き)で、時間は有るがもちろん金はない。その分、世間に染まったりしてない純粋であるが故の滑稽さ。
世間の恋愛至上主義を怒りながらも、彼女を求める気持ち。社会に拘束されていない大学生が紡ぎだす時間。
第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞作品ですが、その受賞の内容は実際に読んで堪能すべき!
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.15
(4pt)

とにかく面白い。笑います。

社会人には大学時代を思い出して懐かしくなる代物。
世間から持たれる京大生としての特権もなく、男同士で<男汁>などというグループに身を委ね、愛車は自転車(名前付き)で、時間は有るがもちろん金はない。その分、世間に染まったりしてない純粋であるが故の滑稽さ。
世間の恋愛至上主義を怒りながらも、彼女を求める気持ち。社会に拘束されていない大学生が紡ぎだす時間。
第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞作品ですが、その受賞の内容は実際に読んで堪能すべき!
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.14
(5pt)

太陽の塔を見に行きたくなった

修学旅行でしか知らない「古都京都」だが、ここに描かれている京都は狭くて、寒くて、へんてこな世界。
京都に土地鑑がないのが残念。
知っていればもっと楽しめそう。一気に二度、読みました。
展開のよさ、スピード感、若さゆえのばかばかしさがあってすごく楽しめる小説。それにしても、頭がよすぎるのも考えものだなー。一般人が感じえないものごとも、よりいっそう深みにはまって考えてしまう精神構造が笑えるのだ。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.13
(5pt)

太陽の塔を見に行きたくなった

修学旅行でしか知らない「古都京都」だが、ここに描かれている京都は狭くて、寒くて、へんてこな世界。
京都に土地鑑がないのが残念。
知っていればもっと楽しめそう。一気に二度、読みました。
展開のよさ、スピード感、若さゆえのばかばかしさがあってすごく楽しめる小説。それにしても、頭がよすぎるのも考えものだなー。一般人が感じえないものごとも、よりいっそう深みにはまって考えてしまう精神構造が笑えるのだ。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.12
(4pt)

いいのですか?

このような狭空間に起きる非現実的であって実は現実的な日常を世界に知らしめてしまってもいいのですか?もし、エドガー賞まで獲ってしまったらどうします?一人でゴンドラに乗っていってしまう男も、ストーカーがストーカーに脅かされる街角も白日のもとに曝され、トラディショナルでアカデミークでビューティフルであったはずの京都は、ありえない現代の化石が集まる奇怪な空間に満ちた街に変貌してしまうのですよ。今後のご活躍に心から期待するものとして、この落とし前を、是非作者自身で、つけつづけていただきたいと思います。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.11
(4pt)

いいのですか?

このような狭空間に起きる非現実的であって実は現実的な日常を世界に知らしめてしまってもいいのですか?もし、エドガー賞まで獲ってしまったらどうします?一人でゴンドラに乗っていってしまう男も、ストーカーがストーカーに脅かされる街角も白日のもとに曝され、トラディショナルでアカデミークでビューティフルであったはずの京都は、ありえない現代の化石が集まる奇怪な空間に満ちた街に変貌してしまうのですよ。今後のご活躍に心から期待するものとして、この落とし前を、是非作者自身で、つけつづけていただきたいと思います。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.10
(5pt)

ねっとりとした青春小説は私の過去を思い出させる。


この本の特徴を一言で言うと「文体」である。世界の思想を語るよ
うな壮大な単語を駆使し、日常生活の機微を自身と自負に満ちた言
い切りの文章で切れ味よく写し取っていく。
そこで語られる内容は、男ばかりのむさくるしいばかりの生活であ
り、汗臭さでむせかえるようだ。たとえば徹夜で飲んだ次の日の記述は圧巻である。ねっとりとした臭気を肌で感じさせる。飲んだ次
の日の倦怠感と自己嫌悪的な重苦しさをべたべたと背負いつつ自分
のねぐらに帰り、再度眠りにつくのだろう。
水尾さんに袖にされた主人公森本は恋愛とはいまや無縁で「水尾さ
ん研究」にいそしむ京大5回生。気宇壮大天上天下唯我独尊な内面と、瑣末な日常生活に一喜一憂し埋没しがちな実寸大の自分とのギャッ
プが、諧謔的な笑いを誘う。
そう、この小説は笑えるのだ。背伸びをし虚勢を張っている主人公
の内面の理屈は、首尾一貫しているように見えながら実は融通無碍
であり基本的に「すべて彼らが間違っている。なぜなら私たちは正しいからだ。」という「真理」から「論理的」に導かれるため、完
全無欠なのだ。この真面目くさった屁理屈がだんだんと笑いを誘う。
笑いも誘うが、またさらに恥ずかしい気持ちを思い出す。誰しもそ
の頃は自分が中心であり自分の理屈があり、それを振り回していた。
そのときの自分をまざまざと思い起こし、直面しなくてはならない。そして独り赤面してしまうのだ。
この小説は体臭が濃くなるようなものではあるが、確かに青春小説
なのである。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.9
(5pt)

ねっとりとした青春小説は私の過去を思い出させる。


この本の特徴を一言で言うと「文体」である。世界の思想を語るよ
うな壮大な単語を駆使し、日常生活の機微を自身と自負に満ちた言
い切りの文章で切れ味よく写し取っていく。
そこで語られる内容は、男ばかりのむさくるしいばかりの生活であ
り、汗臭さでむせかえるようだ。たとえば徹夜で飲んだ次の日の記述は圧巻である。ねっとりとした臭気を肌で感じさせる。飲んだ次
の日の倦怠感と自己嫌悪的な重苦しさをべたべたと背負いつつ自分
のねぐらに帰り、再度眠りにつくのだろう。
水尾さんに袖にされた主人公森本は恋愛とはいまや無縁で「水尾さ
ん研究」にいそしむ京大5回生。気宇壮大天上天下唯我独尊な内面と、瑣末な日常生活に一喜一憂し埋没しがちな実寸大の自分とのギャッ
プが、諧謔的な笑いを誘う。
そう、この小説は笑えるのだ。背伸びをし虚勢を張っている主人公
の内面の理屈は、首尾一貫しているように見えながら実は融通無碍
であり基本的に「すべて彼らが間違っている。なぜなら私たちは正しいからだ。」という「真理」から「論理的」に導かれるため、完
全無欠なのだ。この真面目くさった屁理屈がだんだんと笑いを誘う。
笑いも誘うが、またさらに恥ずかしい気持ちを思い出す。誰しもそ
の頃は自分が中心であり自分の理屈があり、それを振り回していた。
そのときの自分をまざまざと思い起こし、直面しなくてはならない。そして独り赤面してしまうのだ。
この小説は体臭が濃くなるようなものではあるが、確かに青春小説
なのである。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.8
(4pt)

笑えます。

京大生といってもあほな人たちがいるもんだとあきれつつ、笑えて、ちょっとしみじみしてしまいました。しょうもないことをマジメにやっている姿って、いいですよね。
私は本書の主人公と生活圏を同じくしているので、よけい楽しめたのかもしれませんが……。京都以外にお住まいの方にもぜひおすすめします。百万遍あたりをうろつきたくなるかもしれませんよ。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.7
(4pt)

笑えます。

京大生といってもあほな人たちがいるもんだとあきれつつ、笑えて、ちょっとしみじみしてしまいました。しょうもないことをマジメにやっている姿って、いいですよね。
私は本書の主人公と生活圏を同じくしているので、よけい楽しめたのかもしれませんが……。京都以外にお住まいの方にもぜひおすすめします。百万遍あたりをうろつきたくなるかもしれませんよ。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.6
(5pt)

小説の力

素晴らしい。青春の美しさと、馬鹿馬鹿しさと、せつなさと、美しく馬鹿馬鹿しいせつなさがあります。
中学や高校で、文章を書くのが好きな人間が、自分とその友人達をモデルにしてそこに多少の誇張とフィクションを加え、仲間内でしか通用しないようなギャグを書いてまわし読みし爆笑しあうというというのはよくあることで、そこには独特の面白さとノリが全編を通じて存在しているわけですが、そのノリを究極までつきつめてしまえば他人が読んでも楽しめるこんな一大傑作長編小説ができてしまうということを証明した作品といえましょう。
現実と非現実の融合という点においてひとつの完成形です。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.5
(5pt)

小説の力

素晴らしい。青春の美しさと、馬鹿馬鹿しさと、せつなさと、美しく馬鹿馬鹿しいせつなさがあります。
中学や高校で、文章を書くのが好きな人間が、自分とその友人達をモデルにしてそこに多少の誇張とフィクションを加え、仲間内でしか通用しないようなギャグを書いてまわし読みし爆笑しあうというというのはよくあることで、そこには独特の面白さとノリが全編を通じて存在しているわけですが、そのノリを究極までつきつめてしまえば他人が読んでも楽しめるこんな一大傑作長編小説ができてしまうということを証明した作品といえましょう。
現実と非現実の融合という点においてひとつの完成形です。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.4
(5pt)

格調高い文章で・・・

格調高い文章で、しょうもない内容をつらつらと・・・もてない男どもが。
ファンタジックな妄想振りが好きです。特に、ゴキブリキューブのくだりは
最高です!情けなくて泣きました・・・。影山徹さんの挿画もよいです。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.3
(5pt)

格調高い文章で・・・

格調高い文章で、しょうもない内容をつらつらと・・・もてない男どもが。
ファンタジックな妄想振りが好きです。特に、ゴキブリキューブのくだりは
最高です!情けなくて泣きました・・・。影山徹さんの挿画もよいです。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.2
(5pt)

抱腹絶倒

新星現る!現役の京大生が書いたおもしろおかしくちょっとせつない学生時代。
京都在住の私には手に取るようにわかる大学街の情景描写もさることながら、筆者独特の言い回しは、口に出して読んでみるとそのおもしろさが倍増する。
登場人物が非常にユニークで、是非とも映画化またはドラマ化してほしいと思った。今、学生の人にもかつて学生だった人にも読んでもらいたい報復絶倒の一冊。
電車で読むのは要注意!ふきだしてしまい周りの人に不審がられます。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X