太陽の塔

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評判

太陽の塔の評価:

3.89/5点 レビュー 204件。 B ランク

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平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全281件 221〜240 12/15ページ
No.61
(4pt)

くだらないけど面白い

私の学生時代を思い出しました。なんかちょっと似てるなぁと。だから、面白く読みました。只の、くだらない読み物としてしか読まない人も多いでしょうね。下らないと言ってしまえば確かにそのとおり全く下らない。まるで作者の日常を読んでいるような錯覚に陥りますが、あくまで小説ですから、それはないでしょう。21世紀に私小説もないでしょうし。
 とにかく、笑える小説です。しかもげらげらと。バスや電車で読むのはやめましょう。周りの人に変な目で見られます。どうしても読みたいときは、カバーをはずしておきましょう。そうすれば周りの人も、購入して読み始めるので、次の日からは変な目で見られなくなります。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.60
(4pt)

味わい深い青春小説

自意識過剰かつ生意気な感じの文章がかなりツボにはまって、読んでるあいだは吹き出したり、ニヤニヤしたりの連続でした。なかなか面白かったです。ファンタジーノベル大賞受賞作と聞いて予想する作品とはだいぶ違うけど、現実と、京大生ならではの巨大な脳(?)から紡がれる幻想というか妄想とが混在している様と独特な古風さは、ファンタジーと言えなくもないかも。また京都っていう舞台も大きいかと。出てくる固有名詞も「叡山電車」「北白川別当交差点」「幽水荘」など妙に魅力的だし。東京じゃこうはいかないだろうな。四天王の学生たちの浮世離れした生活ぶりには少し憧れる(モテないところ以外は・・・)。ラストは若干拍子抜けしたけど。ところで解説を読んで「まなみ号」の意味がわかりました。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.59
(4pt)

味わい深い青春小説

自意識過剰かつ生意気な感じの文章がかなりツボにはまって、読んでるあいだは吹き出したり、ニヤニヤしたりの連続でした。なかなか面白かったです。ファンタジーノベル大賞受賞作と聞いて予想する作品とはだいぶ違うけど、現実と、京大生ならではの巨大な脳(?)から紡がれる幻想というか妄想とが混在している様と独特な古風さは、ファンタジーと言えなくもないかも。また京都っていう舞台も大きいかと。出てくる固有名詞も「叡山電車」「北白川別当交差点」「幽水荘」など妙に魅力的だし。東京じゃこうはいかないだろうな。四天王の学生たちの浮世離れした生活ぶりには少し憧れる(モテないところ以外は・・・)。ラストは若干拍子抜けしたけど。ところで解説を読んで「まなみ号」の意味がわかりました。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.58
(5pt)

笑いと共感と感心と

単行本が発売されて間もない頃、タイトルに惹かれて手に取りました。
まず出だしに『キャッチャーインザライ』の文章が使われているのに親しみを覚え、一辺に読み進めることに。笑いました。軽快でユニークな文章とキャラクターの濃さは印象に残り続けます。帯で庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』を引き合いに出しているのも頷けます。『キャッチャー〜』を原型とした『赤頭巾ちゃん〜』からさらに今作が生まれたのだとすると、『キャッチャー〜』は青春文学の見本となり続けているのだなあと思うと感慨深いです。
森見氏の作品は今のところ全て読んでいますが、個人的にこの作品が最も優れているように思います。『夜は短し〜』を読まれた後は、どうぞこの子もご覧ください。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.57
(5pt)

笑いと共感と感心と

単行本が発売されて間もない頃、タイトルに惹かれて手に取りました。
まず出だしに『キャッチャーインザライ』の文章が使われているのに親しみを覚え、一辺に読み進めることに。笑いました。軽快でユニークな文章とキャラクターの濃さは印象に残り続けます。帯で庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』を引き合いに出しているのも頷けます。『キャッチャー〜』を原型とした『赤頭巾ちゃん〜』からさらに今作が生まれたのだとすると、『キャッチャー〜』は青春文学の見本となり続けているのだなあと思うと感慨深いです。
森見氏の作品は今のところ全て読んでいますが、個人的にこの作品が最も優れているように思います。『夜は短し〜』を読まれた後は、どうぞこの子もご覧ください。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.56
(5pt)

叡山電車に乗って万博公園へ

過剰な自意識と自尊心で防衛している、達成と承認と親和のいずれの欲求も満たしかねている男の子たち。心の肉球はぷにぷにと柔らかくて傷つきやすく、型にハマった幸せを満喫する人々を目の前にしてぷるぷると震える。

仮想京都で息づく昔の文学青年風の彼らが可愛いし、親しみも憶える。文章も事件も人物も、奇想天外に見せかけて、自分や友人と重なる。太陽電池でゆらゆら揺れる機械仕掛けの招き猫なんて、私がもらったら大笑いして大喜びするのに。

ええじゃないかと言い聞かされても、ちっともよくない。ええわけがない。失恋というものはつらいのだ。つらくてつらくてたまらんのだ。初恋でも、何度目かの恋であっても、どんなに自分に言い聞かせて、頭ではわかっていても、理性じゃどうにもならない。

著者のデビュー作とあり、素顔に一番近いのではないかと思う生々しさがあった。とても自然に読むことができる本だった。ほんと、失恋はつらい。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.55
(5pt)

叡山電車に乗って万博公園へ

過剰な自意識と自尊心で防衛している、達成と承認と親和のいずれの欲求も満たしかねている男の子たち。心の肉球はぷにぷにと柔らかくて傷つきやすく、型にハマった幸せを満喫する人々を目の前にしてぷるぷると震える。

仮想京都で息づく昔の文学青年風の彼らが可愛いし、親しみも憶える。文章も事件も人物も、奇想天外に見せかけて、自分や友人と重なる。太陽電池でゆらゆら揺れる機械仕掛けの招き猫なんて、私がもらったら大笑いして大喜びするのに。

ええじゃないかと言い聞かされても、ちっともよくない。ええわけがない。失恋というものはつらいのだ。つらくてつらくてたまらんのだ。初恋でも、何度目かの恋であっても、どんなに自分に言い聞かせて、頭ではわかっていても、理性じゃどうにもならない。

著者のデビュー作とあり、素顔に一番近いのではないかと思う生々しさがあった。とても自然に読むことができる本だった。ほんと、失恋はつらい。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.54
(4pt)

慣れてくると

夜は短し歩けよ乙女 を読んで、面白いけどなんか濃いな・・としばらく離れていたのですが、ふとまた読んでみようかと、「もしかしてこの人全部こんな感じなんだろうか・・」と期待半分この本を読んでみました。

この言葉単語で楽しんでいる感じ。「言葉」それぞれが持つスピード感の強弱や独特な意味合いをある意味「軽々しく」使って一つの表現をしています。慣れてくると一気に読み終えれるほどの世界観が出来上がっています。

ストーリー自体は、まるきり小説というかんじではない親しみやすさがありました。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.53
(4pt)

慣れてくると

夜は短し歩けよ乙女 を読んで、面白いけどなんか濃いな・・としばらく離れていたのですが、ふとまた読んでみようかと、「もしかしてこの人全部こんな感じなんだろうか・・」と期待半分この本を読んでみました。

この言葉単語で楽しんでいる感じ。「言葉」それぞれが持つスピード感の強弱や独特な意味合いをある意味「軽々しく」使って一つの表現をしています。慣れてくると一気に読み終えれるほどの世界観が出来上がっています。

ストーリー自体は、まるきり小説というかんじではない親しみやすさがありました。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.52
(4pt)

イッツ ユーモア!

これだけ笑った小説は、ほんとに久しぶりでした。

土屋賢二氏の本がお好きな方には、特におススメ。

冒頭を読めば、好みかどうかの判断がつくと思うので、

気になる方は本屋で立ち読みなどされてはいかがでしょうか。

二度三度読むことで味わいが変わってくるので、気に入った方には購入をお勧めします。

単純に笑える小説が少ないなかで、貴重な一冊。

これからの期待を込めて、敢えて星よっつ。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.51
(4pt)

イッツ ユーモア!

これだけ笑った小説は、ほんとに久しぶりでした。

土屋賢二氏の本がお好きな方には、特におススメ。

冒頭を読めば、好みかどうかの判断がつくと思うので、

気になる方は本屋で立ち読みなどされてはいかがでしょうか。

二度三度読むことで味わいが変わってくるので、気に入った方には購入をお勧めします。

単純に笑える小説が少ないなかで、貴重な一冊。

これからの期待を込めて、敢えて星よっつ。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.50
(5pt)

不可思議ワールドなのです

現実世界とのちょっとした相違。

不可思議で魅力的な世界観が特徴的です。

特段の物語の見せ場もないのにぐいぐいと引き込まれて、

続きを読まずにはいられない。

次のページにはまた異世界が広がっているかもしれないから。

魅力ある、作家の一人です。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.49
(5pt)

不可思議ワールドなのです

現実世界とのちょっとした相違。

不可思議で魅力的な世界観が特徴的です。

特段の物語の見せ場もないのにぐいぐいと引き込まれて、

続きを読まずにはいられない。

次のページにはまた異世界が広がっているかもしれないから。

魅力ある、作家の一人です。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.48
(5pt)

うん!

これは面白い!主人公の周りの偉大とも偏屈ともつかない溢れる才能を振りまきながら、京都の街並みを闊歩する姿が微笑ましくも頼もしい。「砂漠の俺作戦」、「心の中の太陽の塔」、「夢玉」、「招き猫」そういった小道具が日常でありながら非日常を醸し出しながら、作品の文体と相俟って青春小説独特の生生しさ、湿っぽさを埃のつくほど乾いたものにしてくれています。素晴らしく笑えます。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.47
(5pt)

うん!

これは面白い!主人公の周りの偉大とも偏屈ともつかない溢れる才能を振りまきながら、京都の街並みを闊歩する姿が微笑ましくも頼もしい。「砂漠の俺作戦」、「心の中の太陽の塔」、「夢玉」、「招き猫」そういった小道具が日常でありながら非日常を醸し出しながら、作品の文体と相俟って青春小説独特の生生しさ、湿っぽさを埃のつくほど乾いたものにしてくれています。素晴らしく笑えます。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.46
(5pt)

現代の檸檬

青春の煩悶のぶつかる壁は今や恋愛至上主義という一枚の大きな壁のみになってしまったのか。

丸善が巨大カラオケビルに取って代わられた時代に「ええじゃないか」というクラスター爆弾。

物語の中心に聳えたつ太陽の塔。

星4つのところを、元棲み家のあまりにも近くが主人公の棲み家だったことの驚きで星5つ。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.45
(5pt)

現代の檸檬

青春の煩悶のぶつかる壁は今や恋愛至上主義という一枚の大きな壁のみになってしまったのか。

丸善が巨大カラオケビルに取って代わられた時代に「ええじゃないか」というクラスター爆弾。

物語の中心に聳えたつ太陽の塔。

星4つのところを、元棲み家のあまりにも近くが主人公の棲み家だったことの驚きで星5つ。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.44
(5pt)

これぞ童貞文学(?)の決定版!!

いわゆる「童貞」ジャンルの映画や漫画(吉田秋生とか)

そして小説(みうらじゅん、原田宗典とか)って、

実は結構たくさんあると思うんですが、

この「太陽の党」は著者の膨大な知識と知性、そしてユーモアによって、

一線を画す作品になっています!

 実際のところ、主人公の「わたし」が童貞かどうかは分からないのですが、

膨れ上がる欲望を女の子にぶつけることも出来ず、

男同士でひたすら妄想を弄ぶ。

そして世の幸福な男女へひたすら悪態をつき続けるその様は、

まさに「童貞スピリット」。痛々し過ぎて、愛しくさえなってくるんです。

男性のみならず、女性も共感できるのではないでしょうか?

 これといった起承転結のストーリーもないし、

ファンタジーノベル大賞受賞のわりにさしてファンタジーでも無いのですが、

その語り口の軽妙さが最後まで読み手を引っ張っていってくれるでしょう。

できれば「夜は短し歩けよ乙女」を読む前に読んでおいて頂きたいですね☆

 森見登見彦さん、今一番注目している作家の一人です。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.43
(5pt)

これぞ童貞文学(?)の決定版!!

いわゆる「童貞」ジャンルの映画や漫画(吉田秋生とか)

そして小説(みうらじゅん、原田宗典とか)って、

実は結構たくさんあると思うんですが、

この「太陽の党」は著者の膨大な知識と知性、そしてユーモアによって、

一線を画す作品になっています!

 実際のところ、主人公の「わたし」が童貞かどうかは分からないのですが、

膨れ上がる欲望を女の子にぶつけることも出来ず、

男同士でひたすら妄想を弄ぶ。

そして世の幸福な男女へひたすら悪態をつき続けるその様は、

まさに「童貞スピリット」。痛々し過ぎて、愛しくさえなってくるんです。

男性のみならず、女性も共感できるのではないでしょうか?

 これといった起承転結のストーリーもないし、

ファンタジーノベル大賞受賞のわりにさしてファンタジーでも無いのですが、

その語り口の軽妙さが最後まで読み手を引っ張っていってくれるでしょう。

できれば「夜は短し歩けよ乙女」を読む前に読んでおいて頂きたいですね☆

 森見登見彦さん、今一番注目している作家の一人です。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.42
(4pt)

妄想ワールド炸裂

妄想ワールド炸裂。

どこまでが現実でどこからが妄想か。

不思議な物語。

しかし、面白い。

女の子に振られた『私』はその振った相手『水尾さん』研究に

いそしむようになる。

しかし、一歩間違えれば、というか

すでに間違っていると思うが、

その行為はまさしくストーカー。

理路整然と自分の行動の正当性を訴えるけれど

やっぱりストーカーだよな〜。

しかし、ストーカー物とは一線を画す物語。

でも誰にも経験あるような、妄想。

妄想に生きる男の性、

分かるような分からないような・・・

いや、分かっちゃうんだよな。

でもここまでの行動は起こさないけど。

ところどころ「くすっ」とか「がはっ」とか笑えます。

人前では読めません。

登場人物がわけの分からない人たちばっかりですけど、

でも愛嬌があって、とても愛おしい。

森見登美彦はまってしまいそうな作家です。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X