太陽の塔

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

太陽の塔の評価:

3.89/5点 レビュー 204件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全281件 201〜220 11/15ページ
No.81
(5pt)

強がっている部分がすべてキュート

まとめてしまえば、モテない男子学生の
ルサンチマンたっぷりの妄想ストーカー記録、となろうが
強がっている部分がすべてキュートで、読後、
全キャラクターがどうしても憎めなくなる手腕(?)は限りなく高度。

『夜は短し歩けよ乙女』に比し、
祝祭的な雰囲気には欠けるが
その分、内に籠もる悶々としたエネルギーは
誰をも唖然とさせてしまうどうしようもなさと
滑稽さとに満ち満ちている。

さまざまな小説・映画からの影響は
賛否両論分かれるところであろうが
これだけ圧倒的な内面描写を見せつけられると
それだけで高く評価してもいい。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.80
(5pt)

ただただ、癒された。

関西には数えるほどしか行ったことがなく、京都や大阪には恐怖感
のようなものさえ感じていたのだけれど、出てくる場所の描写が気
になり、そのうちこの本のところどころに付箋を貼って、レンタサイク
ルに乗って走りまわってしまう日が来るような気がしてきました。

疲れとかいやなこととかマイナス要素をみんな忘れさせてくれるよ
うな小説は久しぶりです。
至極単純に、ただただ、癒されました。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.79
(5pt)

ただただ、癒された。

関西には数えるほどしか行ったことがなく、京都や大阪には恐怖感
のようなものさえ感じていたのだけれど、出てくる場所の描写が気
になり、そのうちこの本のところどころに付箋を貼って、レンタサイク
ルに乗って走りまわってしまう日が来るような気がしてきました。

疲れとかいやなこととかマイナス要素をみんな忘れさせてくれるよ
うな小説は久しぶりです。
至極単純に、ただただ、癒されました。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.78
(4pt)

ファンタジー大賞という妙味

「私」が、振られた彼女の水尾さんを追っかけている話だと、はじめにそう思ったのですが、どうもそればかりでもないのです。
 書き出しでは、水尾さんにまつわる手記だと思わせながら、その内容のほとんどが彼の日常で埋め尽くされており、終始晴れない胸中を語り続けています。

 しかし、その悶々たるや、まことに絶妙です。流行の恋愛小説家などが書けば、憂鬱に口をふさぎたくなるかもしれませんが、この作品、前向きなネガティブとでもいいましょうか、やや高尚な文体ながらギャグテイストが満載であり、笑いが止まりません。
 愉快な仲間たちの紹介に明け暮れていた感もあり、ストーリー的には贅肉が多かったかもしれませんが、美味しいご馳走となりました。
 これがファンタジーノベル大賞というのが素敵な選考です。

最後に回想される水尾さんとの想い出には、自分と重なるところもあり、ほろりとしました。
ありがとうございました。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.77
(4pt)

ファンタジー大賞という妙味

「私」が、振られた彼女の水尾さんを追っかけている話だと、はじめにそう思ったのですが、どうもそればかりでもないのです。
 書き出しでは、水尾さんにまつわる手記だと思わせながら、その内容のほとんどが彼の日常で埋め尽くされており、終始晴れない胸中を語り続けています。

 しかし、その悶々たるや、まことに絶妙です。流行の恋愛小説家などが書けば、憂鬱に口をふさぎたくなるかもしれませんが、この作品、前向きなネガティブとでもいいましょうか、やや高尚な文体ながらギャグテイストが満載であり、笑いが止まりません。
 愉快な仲間たちの紹介に明け暮れていた感もあり、ストーリー的には贅肉が多かったかもしれませんが、美味しいご馳走となりました。
 これがファンタジーノベル大賞というのが素敵な選考です。

最後に回想される水尾さんとの想い出には、自分と重なるところもあり、ほろりとしました。
ありがとうございました。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.76
(4pt)

妄想族たちの青春

まさに「妄想族」達の青春群像。妄想が織り交ざり、私はファンタジー小説だと感じました。青春はこうでなくてはいけません。女の子には振られる、それ以前に接点がない。もちろんお金もない。へんな自信があって、世の中に対して斜に構えている。そんなどうしようもない時代が青春時代なのであります。わかっているけど、やめられない。そんな感じが物語から香ってくる。男にとっては堪らない物語でしょう。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.75
(4pt)

妄想族たちの青春

まさに「妄想族」達の青春群像。妄想が織り交ざり、私はファンタジー小説だと感じました。青春はこうでなくてはいけません。女の子には振られる、それ以前に接点がない。もちろんお金もない。へんな自信があって、世の中に対して斜に構えている。そんなどうしようもない時代が青春時代なのであります。わかっているけど、やめられない。そんな感じが物語から香ってくる。男にとっては堪らない物語でしょう。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.74
(4pt)

ファンタジー<夢<妄想かな

京大5回生の主人公に3回生の時に水尾さんという彼女ができるが、悲しいかな振られてしまう。
それから彼の「水尾さん研究」のレポート作りが始まり、単なる持てない妄想壁のあるストーカー男の話?そして彼の回りも女っ気無しの持てない男だらけで、正直わぁ〜きついかなと思ったのですが、馬鹿馬鹿しいながらも、笑っている内に、あれよあれよという間に、怒涛のラストで、ええじゃないか!

第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞。ファンタジーなのかな これ?
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.73
(4pt)

ファンタジー<夢<妄想かな

京大5回生の主人公に3回生の時に水尾さんという彼女ができるが、悲しいかな振られてしまう。
それから彼の「水尾さん研究」のレポート作りが始まり、単なる持てない妄想壁のあるストーカー男の話?そして彼の回りも女っ気無しの持てない男だらけで、正直わぁ〜きついかなと思ったのですが、馬鹿馬鹿しいながらも、笑っている内に、あれよあれよという間に、怒涛のラストで、ええじゃないか!

第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞。ファンタジーなのかな これ?
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.72
(5pt)

理系チックファンタジー?

理系作者が書いた本書は、まさに理系チック。
日本ファンタジーノベル大賞受賞作品ですが、
ファンタジー小説に疎い私には、これがファン
タジーといえるかどうかはわかりません。

題材が特に面白いとか言うこともなく、わりと
普通の日常が描かれていますが、それとは対照
的に言葉のテンポ、表現技法は、面白く楽しめ
ます。

あまり読書をしない人が手に取るには、お勧め
しませんが、読書好きの人には、結構楽しめる
こと請合います。

かく申す小生は、他の作品も読んでみようとい
う気になるくらいには気に入りました。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.71
(5pt)

理系チックファンタジー?

理系作者が書いた本書は、まさに理系チック。
日本ファンタジーノベル大賞受賞作品ですが、
ファンタジー小説に疎い私には、これがファン
タジーといえるかどうかはわかりません。

題材が特に面白いとか言うこともなく、わりと
普通の日常が描かれていますが、それとは対照
的に言葉のテンポ、表現技法は、面白く楽しめ
ます。

あまり読書をしない人が手に取るには、お勧め
しませんが、読書好きの人には、結構楽しめる
こと請合います。

かく申す小生は、他の作品も読んでみようとい
う気になるくらいには気に入りました。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.70
(5pt)

素晴らしい文章力

さえない大学生の失恋およびその大学生活についておもしろおかしく書かれた本。
京都で学生生活を経験したことのある人ならば一層本書を楽しむことができるだろう。
そして、とにかく文章が素晴らしい。
古風な日本文学的な言い回しで語られる文章は、読んでいてとても気持ちがよい。
声を出して笑える箇所や、独特のセンスを感じさせる表現が幾度となく現われた。

最近売れている作家の多くの本はとても読みやすく現代的なのだけれども、
何か物足りないと私は感じていた。
なんというか、最近の本は文章が透明すぎるのである。
しかし本書はそうではない。
古風で濃厚な文章を用いながらも、とても読みやすく出来上がっている。
筆者の今後に大いに期待したい。

現代文学に何か物足りなさを感じている人におすすめです。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.69
(5pt)

素晴らしい文章力

さえない大学生の失恋およびその大学生活についておもしろおかしく書かれた本。
京都で学生生活を経験したことのある人ならば一層本書を楽しむことができるだろう。
そして、とにかく文章が素晴らしい。
古風な日本文学的な言い回しで語られる文章は、読んでいてとても気持ちがよい。
声を出して笑える箇所や、独特のセンスを感じさせる表現が幾度となく現われた。

最近売れている作家の多くの本はとても読みやすく現代的なのだけれども、
何か物足りないと私は感じていた。
なんというか、最近の本は文章が透明すぎるのである。
しかし本書はそうではない。
古風で濃厚な文章を用いながらも、とても読みやすく出来上がっている。
筆者の今後に大いに期待したい。

現代文学に何か物足りなさを感じている人におすすめです。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.68
(4pt)

メゾン一刻とは対局の青春物語

名作”めぞん一刻”の主人公,五代(優柔不断)とは対極に位置する衝動的・爆走青春物語である。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.67
(4pt)

メゾン一刻とは対局の青春物語

名作”めぞん一刻”の主人公,五代(優柔不断)とは対極に位置する衝動的・爆走青春物語である。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.66
(5pt)

妄想のかなたに

漱石、百間への憧れが強い文体がオタッキーで、なかなか面白い。話の展開は、山本周五郎への憧れが強いかとも思う。今回、新潮文庫の夏の特集の1冊にも選ばれていて、近くの本屋さんではちょっとしたブームのようになっている。今はモテモテじゃないでしょうか。
 妄想のかなた、失恋からの再生を学生時代特有のドタバタをまじえて書いているあたりは考えつきそうでなかなか考えつかないコロンブスの卵。実を言うと、もう少し「権威ある京大生」というところを完全に笑い飛ばして欲しかったような気もしないこともないが、一気に読めるので、まあ、こんなところか。
 この秋、見事に大学に合格した甥には、この本と、東野圭吾の「あのころぼくらはアホでした」を薦めようと思う。そうして、勉学に恋愛に友情に妄想に思いっきり取り組んで元気に生きていって欲しいと思う。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.65
(5pt)

妄想のかなたに

漱石、百間への憧れが強い文体がオタッキーで、なかなか面白い。話の展開は、山本周五郎への憧れが強いかとも思う。今回、新潮文庫の夏の特集の1冊にも選ばれていて、近くの本屋さんではちょっとしたブームのようになっている。今はモテモテじゃないでしょうか。
 妄想のかなた、失恋からの再生を学生時代特有のドタバタをまじえて書いているあたりは考えつきそうでなかなか考えつかないコロンブスの卵。実を言うと、もう少し「権威ある京大生」というところを完全に笑い飛ばして欲しかったような気もしないこともないが、一気に読めるので、まあ、こんなところか。
 この秋、見事に大学に合格した甥には、この本と、東野圭吾の「あのころぼくらはアホでした」を薦めようと思う。そうして、勉学に恋愛に友情に妄想に思いっきり取り組んで元気に生きていって欲しいと思う。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.64
(4pt)

「ファンタジー大賞」だったとは、驚き。

古きよき、文芸盛んなりし頃の”小説家”を思わせる文体が、とっても巧い。
でも、舞台はあくまで現代。 そのギャップがとても新鮮だった。
本質的には、近代以降、変わらぬ、青春、恋愛、葛藤小説。
でも、時代にあったディテールを消費したいという文系若者層の欲望に、みごとにハマったと思う。

それにしても、この作品が、「ファンタジー大賞」!? 
投稿した著者も、選者も、やるなあ、と関心してしまった!
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.63
(4pt)

「ファンタジー大賞」だったとは、驚き。

古きよき、文芸盛んなりし頃の”小説家”を思わせる文体が、とっても巧い。
でも、舞台はあくまで現代。 そのギャップがとても新鮮だった。
本質的には、近代以降、変わらぬ、青春、恋愛、葛藤小説。
でも、時代にあったディテールを消費したいという文系若者層の欲望に、みごとにハマったと思う。

それにしても、この作品が、「ファンタジー大賞」!? 
投稿した著者も、選者も、やるなあ、と関心してしまった!
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.62
(4pt)

くだらないけど面白い

私の学生時代を思い出しました。なんかちょっと似てるなぁと。だから、面白く読みました。只の、くだらない読み物としてしか読まない人も多いでしょうね。下らないと言ってしまえば確かにそのとおり全く下らない。まるで作者の日常を読んでいるような錯覚に陥りますが、あくまで小説ですから、それはないでしょう。21世紀に私小説もないでしょうし。
 とにかく、笑える小説です。しかもげらげらと。バスや電車で読むのはやめましょう。周りの人に変な目で見られます。どうしても読みたいときは、カバーをはずしておきましょう。そうすれば周りの人も、購入して読み始めるので、次の日からは変な目で見られなくなります。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X