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ガリバー・パニック
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ガリバー・パニックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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巨大日本人の出現をシミュレートした風刺的小説。 怪物ではなく、ちゃんとした日本人が突如100メートルになった、という“ような”設定なのが特徴だ。 “ような”と書いたのは、作中設定では別次元の宇宙から転送されてきた、 という設定をわずか10ページめで早々と明かしているからだが、 これによって、現代に生きている人間が巨大化した場合に発生する身寄りなど 人間関係のくびきを解放している。極めてSF的な設定とはいえ、SFと見るにはツッコミどころが山ほどある。 これは『ガリバー旅行記』と同じく風刺小説のためのファンタジーと見るべきだろう。SFでもミステリーでもサスペンスでもハードボイルドでもないので、 ちょっと弱いところもあるのだが、圧倒的なリーダビリティはそのままだし、 権力者たちの行動は『クーデター』ほどではないにしろ、 シミュレーション小説としての面白さも入っている。タイトルの「パニック」にはギャグの匂いも含まれているような感じだ。 | ||||
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小さい頃に刷り込まれたファンタジックなガリバーのイメージが、この本で脆くも崩れ去った。いくら巨大になろうとも人間は人間。食事も排泄もするということになぜ今まで気づかなかったのか。もちろん気づいても何の教訓にもならないのだが。 小難しいものばかりの楡作品にはめずらしいほど明るい。そして大きいおっさんと小さいおっさんの友情がアツい。スリルもアクションもサスペンスもなく、読後考えさせられることも全くない、トコトン娯楽に徹した作品。ちょっと世界が幸せに見える、かもしれない。 | ||||
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Dシリーズからこの人の作品を見たので、期待したような内容とは違ったが非常に面白かった。 ファンタジーな巨人じゃなく、近所のおっさん巨大版みたいなものなのでその違和感に非常に笑わせてもらった。 巨人が生活していく上での現実的な問題などがよくわかるので、実際に巨人が出現した時には役に立つと思われる。 出現するわけないけど。また、自分が巨大化してしまった際の対応などもこの本が参考になると思われる。 しないと思うけど。 | ||||
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非常にはじめから読みやすくて楽しかった。 町にいきなり巨人が現れた時の事を排泄のことまで事細かに書いてあるところが現実味があって良かった。 彼のハードボイルドな作品とはまた違った味をお試しアレ! | ||||
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