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ガリバー・パニック
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ガリバー・パニックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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九州で嵐の中、強烈な落雷に合った男が翌日に千葉の九十九里浜に身長100mに及ぶ巨人として現れた。 警察、自衛隊、役所を巻き込む一代騒動に。 やがて危害を加えない日本人らしい巨人とわかると、突然金儲けへ政治家、役所、企業が名乗り出てくる。 政治まで巻き込む事態になり巨人は再び落雷の中で姿を消す。 まさに表題にあるガリバー・パニックだ。SFだかファンタジーだかは別にして奇想天外過ぎた。 一般文学通算2399作品目の感想。2020/05/28 20:10 | ||||
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九州の養殖魚増産施設で 変電する施設で 熊田工務店の作業員は、気を失った。 九十九里浜に 100メートルの巨人が 発見された。 ゴジラでも,キングギドラでもない。 普通の人間で 博多弁を話し、 コミュニケーションもできる。 現代に ガリバーが登場したら、 一体 どうなるのか。 国の危機管理は,そしてそれの経済的な意味は、 なぜ ガリバーになったのか を究明するよりも,その利用価値が明らかに あることで、建設作業員とし、 血液の供給者,がんの抑制にと、活躍する。 奇想天外の エンターテイメント。 そのときの 情景を上手く表現する。 なぜか,不思議に笑える。 | ||||
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巨人化した普通のおっさんがちょろっと活動するだけの作品なので、どうにも話が盛り上がらない 実力派の楡氏ならばこのようなちょっといい話ではなく、テロリストが巨大化のメカニズムを解明し 巨大人間を量産して暴れ回るも、正義の科学者が縮小ガスを発明し全員戻すぐらいのスケールのでかさが欲しかった ただまあ面白いといえば面白い作品ではある | ||||
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茶目っ気たっぷりのエンターテイメント小説です。 なんの因果でか100メートルを越す巨人の姿になってしまったのは、福岡県に住む上田虎之助。 突如千葉県の九十九里浜に現れた巨人の虎之助に日本中が慌てふためきます。 自衛隊やら研究者やら企業やら政治家やらが入り乱れてドタバタするけど、 どこか途方にくれる虎之助の姿と方言がユーモラスでコミカルで笑えました。 | ||||
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巨大日本人の出現をシミュレートした風刺的小説。 怪物ではなく、ちゃんとした日本人が突如100メートルになった、という“ような”設定なのが特徴だ。 “ような”と書いたのは、作中設定では別次元の宇宙から転送されてきた、 という設定をわずか10ページめで早々と明かしているからだが、 これによって、現代に生きている人間が巨大化した場合に発生する身寄りなど 人間関係のくびきを解放している。極めてSF的な設定とはいえ、SFと見るにはツッコミどころが山ほどある。 これは『ガリバー旅行記』と同じく風刺小説のためのファンタジーと見るべきだろう。SFでもミステリーでもサスペンスでもハードボイルドでもないので、 ちょっと弱いところもあるのだが、圧倒的なリーダビリティはそのままだし、 権力者たちの行動は『クーデター』ほどではないにしろ、 シミュレーション小説としての面白さも入っている。タイトルの「パニック」にはギャグの匂いも含まれているような感じだ。 | ||||
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小さい頃に刷り込まれたファンタジックなガリバーのイメージが、この本で脆くも崩れ去った。いくら巨大になろうとも人間は人間。食事も排泄もするということになぜ今まで気づかなかったのか。もちろん気づいても何の教訓にもならないのだが。 小難しいものばかりの楡作品にはめずらしいほど明るい。そして大きいおっさんと小さいおっさんの友情がアツい。スリルもアクションもサスペンスもなく、読後考えさせられることも全くない、トコトン娯楽に徹した作品。ちょっと世界が幸せに見える、かもしれない。 | ||||
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Dシリーズからこの人の作品を見たので、期待したような内容とは違ったが非常に面白かった。 ファンタジーな巨人じゃなく、近所のおっさん巨大版みたいなものなのでその違和感に非常に笑わせてもらった。 巨人が生活していく上での現実的な問題などがよくわかるので、実際に巨人が出現した時には役に立つと思われる。 出現するわけないけど。また、自分が巨大化してしまった際の対応などもこの本が参考になると思われる。 しないと思うけど。 | ||||
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非常にはじめから読みやすくて楽しかった。 町にいきなり巨人が現れた時の事を排泄のことまで事細かに書いてあるところが現実味があって良かった。 彼のハードボイルドな作品とはまた違った味をお試しアレ! | ||||
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