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Cの福音
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Cの福音の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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著者がデビューされた当時、宝島社から出ていた単行本を、当時近所にあった公共図書館で読みました。 最初の長編なので一定、仕方がないのでしょうが、どうしても書きたいテーマというよりは、売れそうな小説を取り敢えずテクで書いてみましたという感触が非常に強く、正直いって続きは読む気になれませんでした。 なので著者の本、読んだのは未だにこれだけです。 その後、路線を変更し、勤務先での経験等をも活かせるような経済小説を書かれているようなので、その辺は一定、読んでみたいとも思いますが、冒険小説・犯罪小説等の分野には優れた書き手が他にも多々いますので、このシリーズは読まないですね。そんなところですね。 | ||||
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川瀬雅彦はいつ登場するのかと最後まで読み進めたが登場しませんでした。 物足りない感じがしたのは本シリーズの最終版「朝倉恭平」を読んだ後なのかも知れませんが,新風を吹き込む感はありました。 外資系企業退職前に書いた著者のデビュー作らしいです。 Cは,日本では今でも馴染みの少ないコカインのことのようです。 税関の網をくぐり抜ける荷役の描写が詳しく新鮮でした。 その他の描写も詳細で臨場感はありました。 | ||||
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ふとした事故から天涯孤独の身となり、社会の不条理からエリートへの道を閉ざされた主人公が、悪の世界に己れの全能力をかけて生きる道を選ぴ、己れの知性と鍛え上げられた肉体を頼りに完全犯罪のスキームを構築し、成し遂げていく物語。 主人公のアンチヒロイスティックとクールなニヒリズムが、犯罪小説としての面白さを高めている。 もっと、主人公の人間描写を期待したいが、それは六部作の第一作目ということで大目に見よう。 | ||||
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商社マンの長男としてロンドンで生まれ、フィラデルフィアで天涯孤独になった朝倉恭介。彼が作り上げたのは、コンピュータを駆使したコカイン密輸の完璧なシステムだった。著者の記念碑的デビュー作。 | ||||
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私は経済小説が好きです。城山三郎や高杉良のフアンです。楡周平も経済小説の1人と聞いて、読んだんですがやや期待薄でした。 今度はプラチナタウンを読もうと思います。 | ||||
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楡周平の処女作。 にしては、筆の運び方が 着実でもある。 朝倉恭介は、優秀な成績であり、同時に 肉体的にも 鍛えられている。 そして、友人との出会い。 その父親のダークな世界にふれることで、 自分の進むべき道を決める。 二人の暴漢に襲われた時に、 正当防衛として 殺してしまうことで、 更にすすむべき道が 明らかになった。 自分の中に 存在している なにか が 行動に駆り立てているのだ。 そして、日本という 海に囲まれているが故に 密輸入の困難さを 打ち破る ビジネスモデルを考案する。 いくつかの前提で 税関での検閲が 全量検査ということと ロットナンバーが違うことで、それを保管することと 保管庫が 簡単に 空き巣のように入ることができると言う前提が 少し、弱そうだが、まぁ。 それは、大目に見ても、密輸の手段のブレークスルーは、 可能だった ことが、この物語の 構成になる。 実に 淡々として 物語が すすんでいく。 そこには、激しさなどもない。 死に対する 恐れも 殆どないのが 印象的だ。 | ||||
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そこそこおもしろいハードボイルド小説ではあるが、 麻薬を日本に運ぶシッピングインフォメーショントリックが 一般読者に関税法の盲点といわれても そのすごさがいまいちピンとこないのと、 前半がやや散漫なストーリーが気になる。 2作目「クーデター」の方が、 おもしろさとしてははるかに上かな。 | ||||
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そこそこおもしろいハードボイルド小説ではあるが、 麻薬を日本に運ぶシッピングインフォメーショントリックが 一般読者に関税法の盲点といわれても そのすごさがいまいちピンとこないのと、 前半がやや散漫なストーリーが気になる。 2作目「クーデター」の方が、 おもしろさとしてははるかに上かな。 | ||||
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何これ? 主人公の造形は、伊達邦彦(野獣死すべし/大藪春彦)の劣化コピーじゃん。 この作者、恥ずかしくないの? 一匹狼をきどっていても、実態はマフィアの麻薬売買組織に組み込ま れた、ピラミットの中間点の一つでしかない。 一人でシコシコとコカインを袋詰めにしたり、封筒の宛名貼りをする 姿には哀れみを感じた。まるで内職ですね。 まあ、暇だったら読んでみてもいいかも知れないが、これ以降の作品を 読もうという気にはならない。 | ||||
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この本だけを読んでも、たいして面白くないかも知れない。でも、この後4作続く朝倉恭介シリーズ のプロローグとして、隙の無い完璧な主人公がいかにして作られたかを知るには良いかも。 主人公が完璧すぎるから、武装した香港マフィアに囲まれてもイマイチ緊張感が出ない。 そんな完璧な主人公に比べて、敵である香港マフィアのヘタレぶりには笑いました。 | ||||
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