(短編集)

最後の息子

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

最後の息子の評価:

4.02/5点 レビュー 52件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.02pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全74件 1〜20 1/4ページ
No.74
(5pt)

面白い。

面白いのでお勧めです。
最後の息子 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 最後の息子 (文春文庫)より
4167665018
No.73
(5pt)

面白い。

面白いのでお勧めです。
最後の息子 Amazon書評・レビュー: 最後の息子より
4163185704
No.72
(4pt)

最後の息子

頭の中に残らない本でした
最後の息子 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 最後の息子 (文春文庫)より
4167665018
No.71
(4pt)

最後の息子

頭の中に残らない本でした
最後の息子 Amazon書評・レビュー: 最後の息子より
4163185704
No.70
(4pt)

年代の相違を超えて。

「最後の息子」は現代の若者らしさがよく描かれていると思った。年寄りの私には想像もつかない生活だが、テレビなどにも似たようなドラマがあるし今の時代の一面だろうと思う。
一番好きなのは「water」で若者の純情で熱い思いが伝わってくる。爽やかな青春賛歌。
本を読むとすぐ人に貸してしまうので今手元になくて題を忘れてしまったが、男3人所帯の物語も心に残っている。年代の相違を超えて印象に残った短編集である。
最後の息子 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 最後の息子 (文春文庫)より
4167665018
No.69
(4pt)

年代の相違を超えて。

「最後の息子」は現代の若者らしさがよく描かれていると思った。年寄りの私には想像もつかない生活だが、テレビなどにも似たようなドラマがあるし今の時代の一面だろうと思う。
一番好きなのは「water」で若者の純情で熱い思いが伝わってくる。爽やかな青春賛歌。
本を読むとすぐ人に貸してしまうので今手元になくて題を忘れてしまったが、男3人所帯の物語も心に残っている。年代の相違を超えて印象に残った短編集である。
最後の息子 Amazon書評・レビュー: 最後の息子より
4163185704
No.68
(4pt)

結局丸一日のはなし

表題作の「最後の息子」は、何回も読めば読むほど訳が分からなくなっていく奥深い作品だと思われる。ぼくと閻魔ちゃんと大統領とMKとマリネさんと佐和子と母親と父親と右近と朋子などなど、キャラの濃い人間たちがたくさん登場してきて、面白い作品だと読み初めのころは思っていた。しかし、何回も読んでいくうちに、このはなしは、きのうの夜母が突然新宿のホテルに家出してきて、佐和子を呼び出すはめとなり、三人で食事して、閻魔ちゃんを呼び出そうとするのだが......、その後、ぼくは部屋に帰り閻魔ちゃんの置き手紙を読んで、これまで閻魔ちゃんと一緒に撮ってきた全てのビデオを丸一日かけて観るということに私は気付くこととなった。この丸一日しか時間は経っていないことを、吉田修一という作家は、ビデオをとおして観た風景とそれに付随する風景というとても長い時間をほぼ全体の紙面を割いて描写している。「最後の息子」という言葉も、終わりに出てくる閻魔ちゃんの置き手紙の中にある言葉だ。この小説は、深く読むと非常に難しいように思われる。一見、読み易い言葉に誘われて読んだ気になるのだが、区切り区切りで、考えさせられる文章や言葉が沢山あるように思われる。この小説を完全に理解するのは、至難の業だと思われる。
最後の息子 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 最後の息子 (文春文庫)より
4167665018
No.67
(4pt)

結局丸一日のはなし

表題作の「最後の息子」は、何回も読めば読むほど訳が分からなくなっていく奥深い作品だと思われる。ぼくと閻魔ちゃんと大統領とMKとマリネさんと佐和子と母親と父親と右近と朋子などなど、キャラの濃い人間たちがたくさん登場してきて、面白い作品だと読み初めのころは思っていた。しかし、何回も読んでいくうちに、このはなしは、きのうの夜母が突然新宿のホテルに家出してきて、佐和子を呼び出すはめとなり、三人で食事して、閻魔ちゃんを呼び出そうとするのだが......、その後、ぼくは部屋に帰り閻魔ちゃんの置き手紙を読んで、これまで閻魔ちゃんと一緒に撮ってきた全てのビデオを丸一日かけて観るということに私は気付くこととなった。この丸一日しか時間は経っていないことを、吉田修一という作家は、ビデオをとおして観た風景とそれに付随する風景というとても長い時間をほぼ全体の紙面を割いて描写している。「最後の息子」という言葉も、終わりに出てくる閻魔ちゃんの置き手紙の中にある言葉だ。この小説は、深く読むと非常に難しいように思われる。一見、読み易い言葉に誘われて読んだ気になるのだが、区切り区切りで、考えさせられる文章や言葉が沢山あるように思われる。この小説を完全に理解するのは、至難の業だと思われる。
最後の息子 Amazon書評・レビュー: 最後の息子より
4163185704
No.66
(5pt)

Water

最後の短編が一番生き生きとして、面白かった。誰か、映像化してください。
最後の息子 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 最後の息子 (文春文庫)より
4167665018
No.65
(5pt)

Water

最後の短編が一番生き生きとして、面白かった。誰か、映像化してください。
最後の息子 Amazon書評・レビュー: 最後の息子より
4163185704
No.64
(5pt)

吉田修一は、素晴らしい。芥川作家にふさわしい。

吉田修一は、素晴らしい。芥川作家にふさわしい。全部の短編は面白かった。
最後の息子 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 最後の息子 (文春文庫)より
4167665018
No.63
(5pt)

吉田修一は、素晴らしい。芥川作家にふさわしい。

吉田修一は、素晴らしい。芥川作家にふさわしい。全部の短編は面白かった。
最後の息子 Amazon書評・レビュー: 最後の息子より
4163185704
No.62
(4pt)

軽くてウィットに富んだ、悲しみ

吉田修一の「悪人」から読み出して、どんどん新刊を読み漁り、それから時間を逆行するようにこの短編集に辿り着いた。
みずみずしい。大胆な設定を、おそらく敢えて、サラッと描いている。
こうやって作家デビューをした吉田修一は、この作品で茶化したテーマを邂逅するように
最新刊「怒り」ではそのテーマの延長線を、重くて切実な想いに昇華させ、ど真ん中の気持ちを吐き出している。
恐るべし、吉田ワールド。
最後の息子 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 最後の息子 (文春文庫)より
4167665018
No.61
(4pt)

軽くてウィットに富んだ、悲しみ

吉田修一の「悪人」から読み出して、どんどん新刊を読み漁り、それから時間を逆行するようにこの短編集に辿り着いた。
みずみずしい。大胆な設定を、おそらく敢えて、サラッと描いている。
こうやって作家デビューをした吉田修一は、この作品で茶化したテーマを邂逅するように
最新刊「怒り」ではそのテーマの延長線を、重くて切実な想いに昇華させ、ど真ん中の気持ちを吐き出している。
恐るべし、吉田ワールド。
最後の息子 Amazon書評・レビュー: 最後の息子より
4163185704
No.60
(5pt)

まさに追体験!

「WATER」が凄く良かった。まるで自分の中学時代を追体験をしてるような作品。小説同様、隣の学区の2中にライバルが居て、3つ程の市単位で行う大会では我が4中はメドレーでいつもその2中に負けて2位。そして3年生最後の大阪大会という大舞台で僕たち4中は見事、2中を抑えて4位入賞。入学してから水泳を始めたメンバーがバックを担当してたりでまさに部員皆で成長して勝ち取った勝利だった。部の雰囲気も小説そっくり。1年の頃は校内暴力、ヤンキー世代の最終年代の先輩がおり異常な緊張感があったけど、彼らが卒業して自分たちが3年になった頃には先輩後輩仲良く、いつも日が暮れるまで練習後に水球をして遊んでた。石ケリしながら固形塩素を投げ入れるのも大好きで最後は25m先のプールサイドに良く当ててたり、練習前の誰も入っていない水面が風でキラキラする感じとか。で、もしかしたら自分も人生最良の時だったかもしれない。
最後の息子 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 最後の息子 (文春文庫)より
4167665018
No.59
(5pt)

まさに追体験!

「WATER」が凄く良かった。まるで自分の中学時代を追体験をしてるような作品。小説同様、隣の学区の2中にライバルが居て、3つ程の市単位で行う大会では我が4中はメドレーでいつもその2中に負けて2位。そして3年生最後の大阪大会という大舞台で僕たち4中は見事、2中を抑えて4位入賞。入学してから水泳を始めたメンバーがバックを担当してたりでまさに部員皆で成長して勝ち取った勝利だった。部の雰囲気も小説そっくり。1年の頃は校内暴力、ヤンキー世代の最終年代の先輩がおり異常な緊張感があったけど、彼らが卒業して自分たちが3年になった頃には先輩後輩仲良く、いつも日が暮れるまで練習後に水球をして遊んでた。石ケリしながら固形塩素を投げ入れるのも大好きで最後は25m先のプールサイドに良く当ててたり、練習前の誰も入っていない水面が風でキラキラする感じとか。で、もしかしたら自分も人生最良の時だったかもしれない。
最後の息子 Amazon書評・レビュー: 最後の息子より
4163185704
No.58
(4pt)

吉田修一さんのデビュー作

本書『最後の息子』は、タイトル作の他、『破片』、『Water』が収録された短編集だ。三篇とも趣きが随分と違うが、共通するのは、現実に目を背けている人が登場することだろうか。何気ない日常の風景に、ネガティブなものを投じると、忘れがたい物語に変じるから不思議である。特に、家族の中にネガティブさを持ち込まれると、居心地の悪さゆえに、かえって引き込まれてしまう。

■最後の息子
新宿のオカマ閻魔ちゃんと同棲しているぼく。ぼくは、閻魔ちゃんを愛しているわけではなく、ゆったりと本を読んで過ごしたいから一緒にいる。閻魔ちゃんに愛想をつかされるわけにいかないから、金をくすねたり、足蹴にしたり、ひどい夫を演じて気を引くのだ。

本作品は、ぼくのビデオ日記の体裁である。ホモ狩りで命をおとした友人を悼み、ビデオと撮りつづけるぼく。怠惰に過ごしたいから愛していない男と暮らすという欺瞞を、フィルターをとおして眺めているようだ。あたかも、映像に映ったものが、本当の自分ではないかのように。「最後の息子」という言葉に込められた閻魔ちゃんのぼくへの思いを知ったとき、ぼくはフィルターをはずして向き合うことができるのだろうか。愛とも友情とも違う心の機微が描かれた作品である。

なお、本作品は『春、バーニーズ』で後日譚を読むことができる。

■破片
一年ぶりに東京から故郷に帰ってきた大海と、実家の酒屋を継いだ弟 岳志。大海は東京での暮らしがパッとせず、岳志はストーカーまがいの行為をつづけている。大海と岳志は、幼い頃に、母親が目の前で土石流に飲まれてしまったのだが、これが、二人のしっくりいかない今を暗示しているようである。

大海と岳志の日々に、二人の幼い頃の出来事が挿入されるかたちで、ストーリーは展開していく。大海、岳志、そして父親。語りあうことが難しくなってしまった家族の微妙な距離感が伝わってくるようだ。彼らの関係は、岳志が、割ったビール瓶の破片で飾り立てながら、長い時間をかけて改装している廃屋に象徴されているのだろうか。

■Water
凌雲、浩介、拓次、圭一郎の高校水泳部員が、県大会を目指す日々をつづっている。友情あり恋愛ありの王道のスポーツ青春小説だ。この短編集では、一番、清清しく、アツい気持ちになれる作品である。

亡くなった兄に憧れ、水泳の道へ入った主将の凌雲。寝ても覚めても水泳一色だ。そんな凌運は、圭一郎の彼女 藤森さんに恋をしている。だが、圭一郎は、浩介に同性愛の感情を抱いているらしい。こういう瑞々しい関係がテンポ良く描れている。県大会の最終レースがクライマックス。思わず力が入ってしまうだろう。

凌雲の母は、兄が亡くなった事実を受け入れられず、情緒が不安定になっている。現実から目を背けている人だ。この短編集に通底するものはこの快活な作品にも見られるのである。
最後の息子 Amazon書評・レビュー: 最後の息子より
4163185704
No.57
(4pt)

吉田修一さんのデビュー作

本書『最後の息子』は、タイトル作の他、『破片』、『Water』が収録された短編集だ。三篇とも趣きが随分と違うが、共通するのは、現実に目を背けている人が登場することだろうか。何気ない日常の風景に、ネガティブなものを投じると、忘れがたい物語に変じるから不思議である。特に、家族の中にネガティブさを持ち込まれると、居心地の悪さゆえに、かえって引き込まれてしまう。

■最後の息子
新宿のオカマ閻魔ちゃんと同棲しているぼく。ぼくは、閻魔ちゃんを愛しているわけではなく、ゆったりと本を読んで過ごしたいから一緒にいる。閻魔ちゃんに愛想をつかされるわけにいかないから、金をくすねたり、足蹴にしたり、ひどい夫を演じて気を引くのだ。

本作品は、ぼくのビデオ日記の体裁である。ホモ狩りで命をおとした友人を悼み、ビデオと撮りつづけるぼく。怠惰に過ごしたいから愛していない男と暮らすという欺瞞を、フィルターをとおして眺めているようだ。あたかも、映像に映ったものが、本当の自分ではないかのように。「最後の息子」という言葉に込められた閻魔ちゃんのぼくへの思いを知ったとき、ぼくはフィルターをはずして向き合うことができるのだろうか。愛とも友情とも違う心の機微が描かれた作品である。

なお、本作品は『春、バーニーズ』で後日譚を読むことができる。

■破片
一年ぶりに東京から故郷に帰ってきた大海と、実家の酒屋を継いだ弟 岳志。大海は東京での暮らしがパッとせず、岳志はストーカーまがいの行為をつづけている。大海と岳志は、幼い頃に、母親が目の前で土石流に飲まれてしまったのだが、これが、二人のしっくりいかない今を暗示しているようである。

大海と岳志の日々に、二人の幼い頃の出来事が挿入されるかたちで、ストーリーは展開していく。大海、岳志、そして父親。語りあうことが難しくなってしまった家族の微妙な距離感が伝わってくるようだ。彼らの関係は、岳志が、割ったビール瓶の破片で飾り立てながら、長い時間をかけて改装している廃屋に象徴されているのだろうか。

■Water
凌雲、浩介、拓次、圭一郎の高校水泳部員が、県大会を目指す日々をつづっている。友情あり恋愛ありの王道のスポーツ青春小説だ。この短編集では、一番、清清しく、アツい気持ちになれる作品である。

亡くなった兄に憧れ、水泳の道へ入った主将の凌雲。寝ても覚めても水泳一色だ。そんな凌運は、圭一郎の彼女 藤森さんに恋をしている。だが、圭一郎は、浩介に同性愛の感情を抱いているらしい。こういう瑞々しい関係がテンポ良く描れている。県大会の最終レースがクライマックス。思わず力が入ってしまうだろう。

凌雲の母は、兄が亡くなった事実を受け入れられず、情緒が不安定になっている。現実から目を背けている人だ。この短編集に通底するものはこの快活な作品にも見られるのである。
最後の息子 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 最後の息子 (文春文庫)より
4167665018
No.56
(5pt)

青春のひとしずく

ラストに収められている「WATER」という作品が一番好きだ。
中年にさしかかった小生には、自分の青春時代の思い出と重なり、
大事な青春のひとしずくのように思える。
友達の恋人が気になったり、
部活動にストイックにとりくんだり、
進路のことで悩んだり。
吉田修一は、こういうのを書かせたら天下一品だと思う。
最後の息子 Amazon書評・レビュー: 最後の息子より
4163185704
No.55
(5pt)

青春のひとしずく

ラストに収められている「WATER」という作品が一番好きだ。
中年にさしかかった小生には、自分の青春時代の思い出と重なり、
大事な青春のひとしずくのように思える。
友達の恋人が気になったり、
部活動にストイックにとりくんだり、
進路のことで悩んだり。
吉田修一は、こういうのを書かせたら天下一品だと思う。
最後の息子 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 最後の息子 (文春文庫)より
4167665018