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神様のパズル
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神様のパズルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 1~20 1/4ページ
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「人間に宇宙を作ることはできるか」という壮大な謎を解き明かさんとするSFミステリー。 しかし舞台は極めて小さく、ゼミでの議論だけで話が進む。言うなれば京極堂シリーズの妖怪談義パートだけで話が完結しているようなもので…まぁミステリーではこの手の話は「学習会もの」として京極以前からあったわけだけど、本作の議論の複雑怪奇っぷりはやはり京極めいていると言えるだろう。 そしてそれはつまり、めっちゃ面白いということである。謎解きのための議論、そしてキャラが面白ければ、事件もストーリーもいらないのだ。 そういう点では、ハヤカワSFではなく角川SFだなぁと。小松左京賞はなくしてはならない賞だった… さらに宇宙創生の謎を解くということは、TOE…いわゆる統一理論を解くことと同義で、そこに至るまでの議論では物理の専門用語がポンポン出てくる。主人公は一応落第ギリギリの無知な学生という設定ではあるが、それでも良いとこの大学の理系学部に受かる程度の知識はあるので、相対性理論、特殊相対論、素粒子論、量子論辺りの概要くらいは掴んでいないとついていけない可能性はある。 作者オリジナルの「光子場仮説」は、出発点こそあまり受け入れられなかったが、スピンの力技で全てを説明しようとするのは、暗黒神話みたいな諸星大二郎イズムを感じて興奮した。 ただ、「質量理論」は本質は超ひも理論と同じじゃないかと思った。20年前の紐理論がどういうフェーズだったのかはわからないけど。 しかしだからこそ、本作が実写映画化されたことが本当に驚き。その謎の答えは、ひとえに穂瑞沙羅華のキャラ故だろう。 小説の映像化に一番必要なのは、映像映えする展開や大衆的な物語よりも何より、キャラ立ちした美女(美男)というわけだ。 最後の沙羅華には、これはズルいと言わざる得ない笑 しかし、ここまでキャラ変しちゃって続編はどうするんだろうか…? ところで、宇宙創生を個人のPCでシミュレートするために、エロサイトを解説して世界中のPCのメモリを使うという手法は、完全に漫画村のマイニングと同じで……20年前にこのアイデアを出した作者のSF脳は凄い。 | ||||
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卒業するためには、ゼミの単位を取らないと危うい。鳩村教授のポイントを稼ぐために、綿貫基一は16歳の天才少女穂瑞沙羅華を訪ねることになる。そして、彼女と組んで「無から宇宙を創り出すことができる」という課題に取り組み、ディベートに臨むことになる。さらには、一人暮らしのおばあさんの田んぼも手伝う羽目に。やれやれ、好きな女性の尻を追うばかりで手は出せないし、頼まれたらいやだと言えないし、気の小さいへなちょこなのである。物理学を専攻していながら、そこらのアマチュアと変わりのない知識量だしね。「無という無限のエネルギーを持ったものから宇宙は生まれた」ということは雑誌「ニュートン」などで読んで知っていたが、沙羅華はそれを自分の手で成し遂げようとするのだ。綿貫は何とか彼女の助けになろうと奮闘する。 二人の議論を読んでいるとなかなか面白いのだが、何故そうなのかということになると物理学では答えることはできないだろうなあ。沙羅華がいう”彼”とは、神のことなのだろうが、宇宙や人間の存在の意味など答えてくれるのか。沙羅華は結局そういうことを求めていたのだ。それは彼女自身の生い立ちと関係があった。 へなちょこの綿貫も一見生意気な沙羅華も私にとっては好感が持てる。いいやつらだと思う。 | ||||
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主人公は、綿貫基一。大学4年生。 彼は、ゼミの教授から不登校の天才児である 穂瑞沙羅華をゼミに参加させるように依頼を受ける。 最終的に穂瑞はゼミに参加し、 「宇宙を作ることはできるのか?」という 難題に綿貫と共に臨むこととなる。 果たして、宇宙を作ることはできるのか・・。 私的には、内容としては青春ラプソディー。 綿貫と穂瑞の掛け合いは、面白かった。 出てくる物理学や数学などの理論は 理解できない部分もあったが、 興味を惹かれるところもあった。 穂瑞がこれまで、色々と辛い思いをしてきたことは 十分に理解できるが、農業に勤しむ老婆の事を馬鹿にしたり 自分勝手な行動をとることについては、閉口してしまった。 | ||||
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あらすじからみてどう着陸するのかを楽しみに読んだ。 主人公→終始、頭悪いんでワカリマセン状態 天才ヒロイン→(一応作中でも頭のよさと精神の未発達がつっこまれてるけど)不安定すぎ そのほかの登場人物も特別何もなく見所がない。 母親→精子提供者と結婚 精子提供者→実はずっと見守ってましたオチ 宗教にはまっていたゼミ生→なんの説明もなく宗教を抜け進学 主人公が思いを寄せていたゼミ生→助手と付き合っていたが別れて別の相手とデキ婚。 ヒロインが思いを寄せていた助手→特に何もない ちゃらいゼミ生→普通に就職 ヒロインは結局大学をやめて高校に入りなおして普通の子供に戻ります、みたいなことになってるし。 なんかこうものすごく遠回りして歩き回ってもとの場所に戻ってきたような話。 | ||||
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たかが小説に。 深遠な、哲学的な、崇高な、なんて大げさな。というくらい驚きました。 ニーチェも、キルケゴールも恐らくたどり着かなかったところへ、アイン シュタインも恐らく描けなかったところへ。 その名も神様のパズル。 私があまりに単純なので、きっと物理屋さんから見ると、甘い理論に ごまかされてしまって、驚いているだけなのだと思います。 でも、驚きました。 天才の名は穂瑞さん。16歳の天才少女。ヒッグス粒子の発見に貢献 するであろう加速器むげん。その基礎理論を打ち出した穂瑞さんは、 日本に現在存在しない飛び級ですでに名門私立大学物理学科4年生。 主人公の名は綿引君。卒業から、卒論から、ゼミから、すべてに ギリギリの彼に課された課題は、彼女の家を訪ねること。そして日記を つけること。 同じゼミに所属する二人と、須藤、保積、佐倉などのメンバーとの テーマはなんと宇宙は人間が作れるか。 宇宙が発生するその瞬間。その原理。迫る穂瑞に、ヘイスティングスの ごとき綿引こと綿さん。 何の因果か二人が始めた田んぼのバイト。 ばあちゃんの言葉と、穂瑞の言葉。 シンクロしながら、しかし、確実に近づいてはいけない、解いてはいけない パズルに近づいていく。 ビッグバンを起こしたその暁には。 前半の物理の講義は、楽しかったです。その関係の本をよく読むのですが、 所詮高校古典物理しか知らないので。 E=mc2、光速不変から、ひも理論。 シミュレーション。人類は滅亡する。それは恐らく自滅である。近づいては いけない神の領域、神様のパズル。 「カエルも、そこから動かなければ海が大きいとは知らなかろう。」 ばあちゃんの言葉が私には、徐々に伝わるお寺の鐘みたいに余韻を残し ました。 100点x2. こんな傑作を最初に出しちゃうと、後が辛いですよねえ。 2006年の文庫化だそうですが、その後ヒッグス粒子の存在でノーベル賞が 皮肉にも国際チームが受賞し、光子よりも速い粒子の存在について、実験が 重ねられ、今頃になってこの本読んで。 もっと早く巡り合えばよかった。 物理が嫌いな人はちょっとつらいと思いますが、お勧めします。 | ||||
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全3冊読みましたが、最初のこれが一番良いです。 続編2冊は、「編集者に言われて無理やり書きました」的な内容。 読まなくてもいいです。 ちなみに3冊とも、表紙イラストと内容がかなりアンマッチです。 | ||||
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自分が物理学科出身だったので、楽しく読めた。 宇宙は創れるのかという壮大なテーマに挑んでいくってのがメイン。 ↓ここからネタばれ 素粒子実験施設を舞台に進んでいくが、結局シミュレーションで収まるのかと思うと、スケールがないなあと感じた。 もし、実験にちゃんと持ち込んでいたなら、結果はどうあれ、★5つにしたかもしれない。 | ||||
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口コミで本作を知り購入。小松左京賞受賞作という事で期待したのですが…。 SF作品の生命線とも言うべきわくわく感が全く無いんですよね〜。 ヒロインも使い古された上に間違った天才像のテンプレートとでも言うべき少女で まるで魅力が無い。 せめて主人公とヒロインの交流面にもう少し重きをおいて恋愛物や 青春群像物にしてくれれば評価も変わったんですけどね〜。 舞台が何のひねりも無い現実世界で無駄に物理の知識が散りばめられているから 作品の肝でもある「光場仮説」がただでさえ胡散臭いのにギャグになってしまって…。 複数の人間の思惑が入り乱れている訳ではないのでドラマ性も非常に淡白で…。 兎に角全てが中途半端です。 | ||||
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宇宙は無から生まれた…天才少女穂瑞と綿さんがゼミの研究テーマに宇宙を作り出すことが出来るのか?を議題として取り上げる。 物理学などの知識がないとかなり辛いかも…作中の綿さんと同じ心境になりがちになってしまいました。しかし、いかんせん知識ばかりが専攻するばかりに人間描写がいかんせん薄味で感情移入しにくい。表紙の穂瑞の外見と台詞回しも若干想像していたのとは違っていたのは驚きでしたが… | ||||
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小説の方が面白いwwここだけの話ねwそしてこれもここだけの話。。。。無から宇宙は作れない。物理学的側面からいうと厳密な無ではない!あ。これ小説に関係ないから気にしないでください! | ||||
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遅ればせながら読みました。 良く出来た作品だと感じました。 一般向けの解説書で理解できなかった、素粒子世界のイメージを フィクションながら、与えてくれました。 光、物質、エネルギー、無… 世界の究極の姿を知りたがっている人にとって、 別の切り口だとおもいます。 反面、登場人物たちの魅力は乏しいです。 星は四つです。 この作品を読んで、関連のものが読みたい人は、 加速器ベースで宇宙・世界を創る作品として、グレッグ・イーガンの プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF) に収められている「クリスタルの夜」がおススメです。 創造主に対する怒りが描かれています。 穂瑞沙羅華が創造した、創世宇宙の自滅(?)の理由のひとつがある気がします。 | ||||
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遅ればせながら読みました。 良く出来た作品だと感じました。 一般向けの解説書で理解できなかった、素粒子世界のイメージを フィクションながら、与えてくれました。 光、物質、エネルギー、無… 世界の究極の姿を知りたがっている人にとって、 別の切り口だとおもいます。 反面、登場人物たちの魅力は乏しいです。 星は四つです。 この作品を読んで、関連のものが読みたい人は、 加速器ベースで宇宙・世界を創る作品として、グレッグ・イーガンの プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF) に収められている「クリスタルの夜」がおススメです。 創造主に対する怒りが描かれています。 穂瑞沙羅華が創造した、創世宇宙の自滅(?)の理由のひとつがある気がします。 | ||||
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「宇宙の作り方」この命題に対し、きちんとした説明で納得させてくれた事に対し、★5つです。 私は少し理系をかじっていて、どうせ「出来ない」んだろ?テキトーな説明で誤魔化すんだろうと思っていたのですがその予想は見事に裏切られました。 良い意味で気持ち良く裏切られたし、これならなるほどありそうだと十分納得出来る説明には素直に感動しました。 これは推理小説を読んだ時のようなカタルシスがありましたね。また私はこれを読んだ後、物理学の世界を少し理解し、少し視界が開けた気がして頭が良くなった様な気がしました。 伏線もきちんと回収されているし、ちょっとしたどんでん返しもあるし、なかなか良く出来ている小説だと思います。物語も面白いです。ですがそんな事よりも私はスプリング8や小柴教授のスーパーカミオカンデとかそのあたりの現実との関連を結びつけながら読むのが面白く、そっちで引き込まれてしまいました。 その辺の(ノーベル賞受賞当時の)知識がある人が読むとより面白く読めると思います。 | ||||
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これは面白い。 「宇宙を作る」という事をしっかり議論しているし終盤へのつなぎも見事。 話のネタとしてはSFだが、進行自体は大学・研究施設・私生活であり非常に読みやすい。 宇宙を作るというテーマから発展していく内容も読んでいて考えさせられるものがある。 確かに専門用語は多めなので物理を一度も学んだことが無い方だとちょっと戸惑うかもしれません。 | ||||
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オススメである。 SFに興味があるなら、兎に角、読んでほしい。 小松左京氏の論評が秀逸であった。 流石、SFの大家。少ない文字数でこの作品の魅力を最大限に表現している。 小松左京氏の激プッシュを信じて、一人でも多くの人に読んで欲しい。 それと映画版はクソだけど、小説は違うので。 ------------------------ 小松氏の論評の前に、愚息の論評など鼻くそみたいなものだが、一応書く。 ネタバレ。 小説を読んでいて、全身の鳥肌が立つ事はあまりなかった。 でも、「Bang!」 の単語で震えるくらい感動した。 この小説は、この単語を魅せるためだけに存在していると言っても過言ではないと感じた。 自分自身、この感動がなんであるのかは、明確に表現する事ができなかった。 でも、巻末にある小松氏の論評を読んで納得。 そういう事かと。 久々に、いいSFを読んだ。 | ||||
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メインテーマの「宇宙の作り方」が全く解りませんでした。 ディベートの内容も結論も解らない。 故にその部分は流し読みしてました。 で、そこを抜くと …天才美少女もそこまで魅力ないし なんかラストもすっきりしないし… 物理に理解があったら評価もまた違ったかもしれません。 ディベート部分で相手を仲間割れさせようとする所なんか面白かったし、こういうノリで続くと思ったんですが… しかし同じような理系ミステリに森博嗣がいるけど、 あれはコアな推理部分はオーソドックスなもので、理系部分はあくまで「雰囲気、世界観作り」に従してたからなあ… (だから理系の知識の無い私も、理系の蘊蓄を楽しめた) これもそういう話だと思ってたのに… | ||||
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ビッグバンで宇宙がうまれ、膨張している。今や当たり前のように語られる宇宙創世の謎について、本作はほんとにそれでいいの?と問いかけている。現在の宇宙、および原子なのどミクロの世界は物理学的手法で検証され、想像されている。アインシュタインの相対性理論やマックスプランクの量子論という現在理論物理学の発展が人間の認知範囲を大きく広げたことは間違いないだろう。しかし、一般人の常識として無から生まれる宇宙や量子論のシュレジンガーの猫など、理解できない事柄が多々ある。底には観測者としての限界が存在し、ヒトが光をベースにした認知能力で思考する手段をとる以上さけられない限界なのではないかと思う。プランク時間の話もでてきたが、時間が非連続になるのでなく、連続に認知できないのだろう。宇宙創世も認知できない何かから認知できるビッグバンがおこり、それが波紋のように広がっているだけかもしれない。仮説ー実験ー証明が科学理論のドグマだが、ヒトが認知できるかどうかという点がやはりいちばん重要なポイントではないだろうか。同じ理系でも生物学系をやっていると、あまりの例外の多さに普遍化することの難しさを感じる。宇宙創世を巡る理論の展開は面白いが、ラストが今ひとつしょぼかった。 | ||||
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え…これが受賞作なのだろうか… というぐらい人間描写がきつすぎ 正直がっかり、とさせられてしまう作品でありました。 あまりにも軽すぎますね。 この作品は青春小説ではあるものの 女の嫉妬(一方的)がありますので 苦手な人は注意してくださいね。 ただし、その女には最後にそれ相応の 仕打ちが待ち受けているのはまあよいことでしょう。 物語は あるディベートから始まる 「宇宙は作れるか」という問題。 それを証明するために 僕と天才と呼ばれた一人の少女は 立ち上がるのです。 途中出てくる さまざまな事柄は 非常に読んでいて面白いのです。 そこは物理を身近にさせてくれた という観点では評価はできます。 だけれども、人間描写が かなりチープなのが 致命的でした。 そして構成に関しても。 散々期待を持たせた上での あの結末もいかがなことかと思いましたし それに主人公の始終尻ガールの ケツを追い掛け回しているふがいなさが 非常にいただけませんでした。 ただいえること。 あの尻ガールと結ばれなくって よかったですね。 彼女はああいう結末にはなりましたが きっと該当の人はかわいそうな運命に しかならないでしょうね。 余計な描写が多いため しらける作品ですね。 | ||||
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帯にかかれていた文句「宇宙の作り方分かりますか?」について惹かれて購入しました。 結局のところ、宇宙の作り方が何かということは作者の考えとして書かれていましたが、 専門用語が多く、私には明確に理解出来ませんでした。 ただ、宇宙の作り方を考えるストーリーの中で、その問いかけとは別に重要なことに気づいて欲しいという 作者の意図を感じました。 この天才の結末や、おばあさんの例などでそれを表現しているのではないでしょうか あと、全体的にストーリー展開に起伏があって、主人公のダメ学生という立場が自分に重なって 楽しめました。 | ||||
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物理学に全く詳しくない自分が読んだ感想を書きます。 正直理数系は苦手で、この本もただ「人気があるから」という理由で買ったにすぎませんでした。 しかし実際読んでみると、世界観に一気に引き込まれる! 主人公の少年が日本人らしいというか、多くの人に共感できるような部分を持っているので、自分が主人公となって問題に立ち向かっているという感覚に陥りました。 テーマが「宇宙」なので、賢くないと理解できないかな、と思って購入を躊躇っている人には、「絶対面白いよ!」と声をかけたいです。 | ||||
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