神様のパズル

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評判

神様のパズルの評価:

3.96/5点 レビュー 77件。 E ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全152件 101〜120 6/8ページ
No.52
(3pt)

SF的青春小説?

「神様のパズル」を解くことは、宇宙を創る方法を見つけること。中心人物は卒業も危うい大学4年生と、悩める物理の天才少女・穂瑞。人工授精で生まれた彼女は、その理論に基づいた巨大プロジェクトが動き始めているほどだが、「自分の存在意義」について哲学的迷路に入り込んでいる。

 量子力学やビッグバン、超ひも理論など、物理の諸説を綺羅星のごとくにちりばめながら、宇宙創世にかかわるディベートが進行していく過程は、なかなかスリリングで面白かった。特にシュミレーションをしても自滅するくだりは、穂瑞の心的状況と対応していて、切ない。

 一方で、人はよいが冴えない大学生・綿さんが、思いがけず山奥の水田を引き受けてしまい、せっせと世話するエピソードが無性に気に入った。

 しかし、ハードSFとして読むと食い足りないし、青春小説にしては人物の影が薄い気がした。これくらいの軽さが、読みやすさに繋がるのかもしれないが。第三回小松左京賞受賞作品。
神様のパズル Amazon書評・レビュー: 神様のパズルより
4758410038
No.51
(3pt)

SF的青春小説?

「神様のパズル」を解くことは、宇宙を創る方法を見つけること。中心人物は卒業も危うい大学4年生と、悩める物理の天才少女・穂瑞。人工授精で生まれた彼女は、その理論に基づいた巨大プロジェクトが動き始めているほどだが、「自分の存在意義」について哲学的迷路に入り込んでいる。

 量子力学やビッグバン、超ひも理論など、物理の諸説を綺羅星のごとくにちりばめながら、宇宙創世にかかわるディベートが進行していく過程は、なかなかスリリングで面白かった。特にシュミレーションをしても自滅するくだりは、穂瑞の心的状況と対応していて、切ない。

 一方で、人はよいが冴えない大学生・綿さんが、思いがけず山奥の水田を引き受けてしまい、せっせと世話するエピソードが無性に気に入った。

 しかし、ハードSFとして読むと食い足りないし、青春小説にしては人物の影が薄い気がした。これくらいの軽さが、読みやすさに繋がるのかもしれないが。第三回小松左京賞受賞作品。
神様のパズル (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 神様のパズル (ハルキ文庫)より
4758432333
No.50
(1pt)

SFとしてはいいけど…

SFを好んで読もうという読者にとっては、統一論から量子力学といった「基礎」をおさらいしながらSF宇宙論に展開していく流れは面白い。その内容もなかなか興味深い。

残念ながらキャラクターの魅力を生かし切れておらず、人間的な絡み合いもほとんど見ることが出来ない。天才少女や巨大加速器といったSF要素を用意しながらもリアルな理工大学生の日常を書き、リアルすぎて盛り上がりに欠ける。

キャラクターが描き切れてないのでクライマックスの展開もかなりこじつけに感じるし、エンディングの展開も「普通が一番」というお説教に感じてしまう。正直、そんなお説教を読みたくてSFを読む人はいないと思うのだが…。

カタルシスがないのでとてもフラストレーションが溜まってしまった。
神様のパズル Amazon書評・レビュー: 神様のパズルより
4758410038
No.49
(1pt)

SFとしてはいいけど…

SFを好んで読もうという読者にとっては、統一論から量子力学といった「基礎」をおさらいしながらSF宇宙論に展開していく流れは面白い。その内容もなかなか興味深い。

残念ながらキャラクターの魅力を生かし切れておらず、人間的な絡み合いもほとんど見ることが出来ない。天才少女や巨大加速器といったSF要素を用意しながらもリアルな理工大学生の日常を書き、リアルすぎて盛り上がりに欠ける。

キャラクターが描き切れてないのでクライマックスの展開もかなりこじつけに感じるし、エンディングの展開も「普通が一番」というお説教に感じてしまう。正直、そんなお説教を読みたくてSFを読む人はいないと思うのだが…。

カタルシスがないのでとてもフラストレーションが溜まってしまった。
神様のパズル (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 神様のパズル (ハルキ文庫)より
4758432333
No.48
(4pt)

スリリングな推理劇

誰ダニットでは済まない超異端ミステリ。かなりスリリング。

最後はアレだけのことをしたアノ人ががああなって……。
そんな後味の悪さもこの作品では魅力です。
恩田陸の『六番目の小夜子』に通じるものがあると思いました。
神様のパズル Amazon書評・レビュー: 神様のパズルより
4758410038
No.47
(4pt)

スリリングな推理劇

誰ダニットでは済まない超異端ミステリ。かなりスリリング。

最後はアレだけのことをしたアノ人ががああなって……。
そんな後味の悪さもこの作品では魅力です。
恩田陸の『六番目の小夜子』に通じるものがあると思いました。
神様のパズル (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 神様のパズル (ハルキ文庫)より
4758432333
No.46
(3pt)

SFの良作で青春小説の凡作

SF好きとしては、宇宙の起源に関わる部分の話とか、宇宙創造のシミュレートのプロセスなどに興味をひかれること請け合い。

専門用語の羅列はやや苦しいがSFの雰囲気をうまく出しており、要所要所を文献で漁れば文系の私でもある程度の筋立ては理解できる。(あくまである程度だが…)

ただ、青春小説としてみると、会話文に余計な色気がなく、淡々と学生生活が進み、それも描写はゼミの講義を中心としているため味気がない。

人物にも裏がなく、取り立てて魅力を感じないのでエンディングには感情移入できなかった。

ストーリーとテーマが先行した感はあるが、総合的には☆3つくらいの良作かな、と思う。
神様のパズル Amazon書評・レビュー: 神様のパズルより
4758410038
No.45
(3pt)

SFの良作で青春小説の凡作

SF好きとしては、宇宙の起源に関わる部分の話とか、宇宙創造のシミュレートのプロセスなどに興味をひかれること請け合い。

専門用語の羅列はやや苦しいがSFの雰囲気をうまく出しており、要所要所を文献で漁れば文系の私でもある程度の筋立ては理解できる。(あくまである程度だが…)

ただ、青春小説としてみると、会話文に余計な色気がなく、淡々と学生生活が進み、それも描写はゼミの講義を中心としているため味気がない。

人物にも裏がなく、取り立てて魅力を感じないのでエンディングには感情移入できなかった。

ストーリーとテーマが先行した感はあるが、総合的には☆3つくらいの良作かな、と思う。
神様のパズル (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 神様のパズル (ハルキ文庫)より
4758432333
No.44
(3pt)

専門知識がないと大変

孤高の天才少女が『宇宙を創る』というテーマから,
自分の存在などを考えるようになり,成長をしていくというお話.

まず,大学の物理学ゼミがメインの舞台ということで,
登場する専門用語がむずかしく,知識がないと大変だと思います.

わからなくても雰囲気で読み進めることはできるのですが,
たとえ話などは,やはり言葉を理解していないとピンと来ません.
へぇというような宇宙の話や,宇宙創生シミュレーションなど,
興味を惹かれるところもいくつかはあったのですが.

また,宇宙から人生と,ものすごく大きなテーマを扱っている割に,
あまり響いてこないというか,掴みどころのないままのハッピーエンド.
全体的にありがちというか先の読める流れだったのも残念です.

そっち方面に明るいともっと楽しめたのでしょうが….
神様のパズル Amazon書評・レビュー: 神様のパズルより
4758410038
No.43
(3pt)

専門知識がないと大変

孤高の天才少女が『宇宙を創る』というテーマから,
自分の存在などを考えるようになり,成長をしていくというお話.

まず,大学の物理学ゼミがメインの舞台ということで,
登場する専門用語がむずかしく,知識がないと大変だと思います.

わからなくても雰囲気で読み進めることはできるのですが,
たとえ話などは,やはり言葉を理解していないとピンと来ません.
へぇというような宇宙の話や,宇宙創生シミュレーションなど,
興味を惹かれるところもいくつかはあったのですが.

また,宇宙から人生と,ものすごく大きなテーマを扱っている割に,
あまり響いてこないというか,掴みどころのないままのハッピーエンド.
全体的にありがちというか先の読める流れだったのも残念です.

そっち方面に明るいともっと楽しめたのでしょうが….
神様のパズル (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 神様のパズル (ハルキ文庫)より
4758432333
No.42
(4pt)

本当は満点5つ☆

2006/07/09未明、ついさっき読み終わった。

これは個人的には評価としたら満点でしょ。

でも、、、。(後述)

作品のテイストとしては、物理学を軸にして展開する青春の物語。

しっかりと「自分はなんのために生まれたのか」など、

物理学を通じて、あれやこれやおもしろい話を絡めながら、

若いときに抱きがちな哲学的な命題にも取り組んでいる。

物理学のワードを含めながらも、楽しく読める。

解説小説にはなっていなく、ちゃんと楽しく読み進められる。

で、満点じゃない理由としては、

内容としては仕方がないけど、決して皆様向けじゃなく、

ちょっと物理学に興味がある人で、

ちょっとその方面の単語とかも知っていると、

なお楽しく読める点にあるかしら。

決して物理学に詳しくなきゃ楽しめないわけじゃないけども。

読者の知識不足で、わからない部分も、多々でると思う。

だから人によっては、ちんぷんかんぷんな部分も。

ま、そこも良い点であるし、許容範囲内ではありますが。

ただし、それを差し引いても「宇宙の作り方」を題材にして、

これだけおもしろい小説として読めるのだから、

著者の巧みさにはおそれいるし、

わたし的には抜群に読み応え在る作品となりました。

良いひとときを過ごさせてもらった。
神様のパズル Amazon書評・レビュー: 神様のパズルより
4758410038
No.41
(4pt)

本当は満点5つ☆

2006/07/09未明、ついさっき読み終わった。

これは個人的には評価としたら満点でしょ。

でも、、、。(後述)

作品のテイストとしては、物理学を軸にして展開する青春の物語。

しっかりと「自分はなんのために生まれたのか」など、

物理学を通じて、あれやこれやおもしろい話を絡めながら、

若いときに抱きがちな哲学的な命題にも取り組んでいる。

物理学のワードを含めながらも、楽しく読める。

解説小説にはなっていなく、ちゃんと楽しく読み進められる。

で、満点じゃない理由としては、

内容としては仕方がないけど、決して皆様向けじゃなく、

ちょっと物理学に興味がある人で、

ちょっとその方面の単語とかも知っていると、

なお楽しく読める点にあるかしら。

決して物理学に詳しくなきゃ楽しめないわけじゃないけども。

読者の知識不足で、わからない部分も、多々でると思う。

だから人によっては、ちんぷんかんぷんな部分も。

ま、そこも良い点であるし、許容範囲内ではありますが。

ただし、それを差し引いても「宇宙の作り方」を題材にして、

これだけおもしろい小説として読めるのだから、

著者の巧みさにはおそれいるし、

わたし的には抜群に読み応え在る作品となりました。

良いひとときを過ごさせてもらった。
神様のパズル (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 神様のパズル (ハルキ文庫)より
4758432333
No.40
(4pt)

正統的なSF

リアルな本屋ではライトノベルのコーナーに有ったりするのですが、内容的にはハヤカワ文庫の隣が似合いそうですね。青春物だけどハードSFに限りなく近い正統的なSFです。いかに宇宙を創造するか、っていう大風呂敷なアイデアを縦軸に、超天才少女が巨大プロジェクトのトラブルに巻きこまれ追い込まれていく過程や、田植えや稲刈り、小さく生きざるを得なかった老婆の人生などがいい感じに絡んでます。違和感を感じる少女らしくない穂積の口調(もちろん必然性が有っての設定でラストでの彼女の変貌を効果的にしているのだけど)もあって想像しにくい彼女の容貌とか、壮観であろう“むげん”の姿など、口絵や挿絵など入れてくれると良かったかな。『SFは絵だねえ』だし。世界を創造する能力のあるツンデレ少女と彼女に振り回されるボヤキ少年、ってパターン、最近どっかに有ったな。こっちが先だけど。
神様のパズル Amazon書評・レビュー: 神様のパズルより
4758410038
No.39
(4pt)

正統的なSF

リアルな本屋ではライトノベルのコーナーに有ったりするのですが、内容的にはハヤカワ文庫の隣が似合いそうですね。青春物だけどハードSFに限りなく近い正統的なSFです。いかに宇宙を創造するか、っていう大風呂敷なアイデアを縦軸に、超天才少女が巨大プロジェクトのトラブルに巻きこまれ追い込まれていく過程や、田植えや稲刈り、小さく生きざるを得なかった老婆の人生などがいい感じに絡んでます。違和感を感じる少女らしくない穂積の口調(もちろん必然性が有っての設定でラストでの彼女の変貌を効果的にしているのだけど)もあって想像しにくい彼女の容貌とか、壮観であろう“むげん”の姿など、口絵や挿絵など入れてくれると良かったかな。『SFは絵だねえ』だし。世界を創造する能力のあるツンデレ少女と彼女に振り回されるボヤキ少年、ってパターン、最近どっかに有ったな。こっちが先だけど。
神様のパズル (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 神様のパズル (ハルキ文庫)より
4758432333
No.38
(5pt)

宇宙より百姓でしょ

留年ぎりぎりのしがない男子大学生「綿貫基一」とトビ級で大学に入学した超天才児「瑞穂沙羅華」が

大学のゼミ、瑞穂の家、研究施設「むげん」、そして、田んぼで「宇宙を作る」をテーマに議論、

ディペートして物語は進む。

瑞穂は、若干16歳だ。

 「宇宙は無から生まれた。」

 「宇宙はビッグバンによって誕生した。」

小難しい物理の単語がちりばめられ、それらは綿貫のあほあほなおかげで議論・説明という形ですんな

りと説明がなされる。それでも、まだ難しい面はあるが、楽しく読める点で問題がない。

おもしろいくだりがある。

 「”無”ならそこら中にある」

 「たとえばある人が試験管の中に”無”をいれて・・・そこから宇宙が生まれてもおかしくないわけでしょう」

「無から宇宙が生まれたなら、無な状態にすれば宇宙が発生するんじゃないの?」ということである。

非常に伺える言葉である。

そして、この本はただの物理の本じゃない。

舞台のひとつに「田んぼ」が存在する点だ。

「田んぼ」が存在することで、難しい内容とならず、更に昔のお百姓さんの考えまでが紹介される。

 「百姓は、続けるものだと思っているだけなのだ。」

そして、「宇宙」と「百姓」によって「人生とは」という究極の命題にまで行き着く。

綿さん、こりゃただの小説じゃないよ。
神様のパズル Amazon書評・レビュー: 神様のパズルより
4758410038
No.37
(5pt)

宇宙より百姓でしょ

留年ぎりぎりのしがない男子大学生「綿貫基一」とトビ級で大学に入学した超天才児「瑞穂沙羅華」が

大学のゼミ、瑞穂の家、研究施設「むげん」、そして、田んぼで「宇宙を作る」をテーマに議論、

ディペートして物語は進む。

瑞穂は、若干16歳だ。

 「宇宙は無から生まれた。」

 「宇宙はビッグバンによって誕生した。」

小難しい物理の単語がちりばめられ、それらは綿貫のあほあほなおかげで議論・説明という形ですんな

りと説明がなされる。それでも、まだ難しい面はあるが、楽しく読める点で問題がない。

おもしろいくだりがある。

 「”無”ならそこら中にある」

 「たとえばある人が試験管の中に”無”をいれて・・・そこから宇宙が生まれてもおかしくないわけでしょう」

「無から宇宙が生まれたなら、無な状態にすれば宇宙が発生するんじゃないの?」ということである。

非常に伺える言葉である。

そして、この本はただの物理の本じゃない。

舞台のひとつに「田んぼ」が存在する点だ。

「田んぼ」が存在することで、難しい内容とならず、更に昔のお百姓さんの考えまでが紹介される。

 「百姓は、続けるものだと思っているだけなのだ。」

そして、「宇宙」と「百姓」によって「人生とは」という究極の命題にまで行き着く。

綿さん、こりゃただの小説じゃないよ。
神様のパズル (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 神様のパズル (ハルキ文庫)より
4758432333
No.36
(4pt)

感想

もう少し、穂瑞と綿さんとの絡みがあったほうがよかった気がします。二人の会話が、説明ばっかりで、読んでいると引いてしまいます。主人公が保積さんを好きなくせに断ってばっかりなのも納得いかなかった。
<br />
<br />宇宙創造を思いつくくだりが、わずか1ページなのも納得いきません。あまりにも急展開過ぎます。穂瑞と保積さん二人の名前が似ているのも読みづらかった。

<br />・・と文句ばかりを書いてしまいましたが、結局最後まで読んでしまいました。スティッキーも食べてみたいと思い、プリッツで代替しています。
神様のパズル Amazon書評・レビュー: 神様のパズルより
4758410038
No.35
(4pt)

感想

もう少し、穂瑞と綿さんとの絡みがあったほうがよかった気がします。二人の会話が、説明ばっかりで、読んでいると引いてしまいます。主人公が保積さんを好きなくせに断ってばっかりなのも納得いかなかった。
<br />
<br />宇宙創造を思いつくくだりが、わずか1ページなのも納得いきません。あまりにも急展開過ぎます。穂瑞と保積さん二人の名前が似ているのも読みづらかった。

<br />・・と文句ばかりを書いてしまいましたが、結局最後まで読んでしまいました。スティッキーも食べてみたいと思い、プリッツで代替しています。
神様のパズル (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 神様のパズル (ハルキ文庫)より
4758432333
No.34
(5pt)

面白い

宇宙は無からできたと言われている。でも、「無」なんてそこら中にあるじゃないか。だったら、人間にだって宇宙を作れるんじゃないか?

 そんな発想にいたった天才少女と、ダメ大学生の話。内容はたしかに専門用語が頻出であるが、どこかライトな雰囲気が出ていて読みやすい。特に宇宙を作るためのプロセス部や、宇宙をネットワーク上でシミュレーションするくだりの話は最高に面白かった。

 しだいに、物理的なものから、人間の内面に踏み込んでいく。その内面を深く書き込めているとは決していえない。重さを出そうとしてもなんだかスカスカになってしまっていることも否めない。否めないのだが、そんな欠点を吹き飛ばせるくらいにストーリーは面白かった。物理、面白そう、と思えるくらいの魅力がこの本にはある。

 しかし、肝心の宇宙を作る理論だが、高校生にも理解できるほどシンプル、と書いてあったが、自分はまったく理解できなかった。
神様のパズル Amazon書評・レビュー: 神様のパズルより
4758410038
No.33
(5pt)

面白い

宇宙は無からできたと言われている。でも、「無」なんてそこら中にあるじゃないか。だったら、人間にだって宇宙を作れるんじゃないか?

 そんな発想にいたった天才少女と、ダメ大学生の話。内容はたしかに専門用語が頻出であるが、どこかライトな雰囲気が出ていて読みやすい。特に宇宙を作るためのプロセス部や、宇宙をネットワーク上でシミュレーションするくだりの話は最高に面白かった。

 しだいに、物理的なものから、人間の内面に踏み込んでいく。その内面を深く書き込めているとは決していえない。重さを出そうとしてもなんだかスカスカになってしまっていることも否めない。否めないのだが、そんな欠点を吹き飛ばせるくらいにストーリーは面白かった。物理、面白そう、と思えるくらいの魅力がこの本にはある。

 しかし、肝心の宇宙を作る理論だが、高校生にも理解できるほどシンプル、と書いてあったが、自分はまったく理解できなかった。
神様のパズル (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 神様のパズル (ハルキ文庫)より
4758432333