(短編集)

ノックス・マシン

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評判

ノックス・マシンの評価:

3.13/5点 レビュー 40件。 D ランク

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平均点3.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全82件 81〜82 5/5ページ
No.2
(4pt)

ミステリともSFとも言えず、溢れるミステリとSFへの愛

表題に「ノックス」とあるのである意味当然かもしれませんが、それなりのミステリへの知識が求められますし、ミステリファンでない純粋SFファンでは本質的に楽しめないと思います(そんな人がいるかわかりませんが)。

色々な読書の積み上げなくこの作品から読んでしまうとポカーン( ゚д゚)となってしまうでしょう。すなわち古典からのミステリの系譜、とりわけA・クリスティの代表作(そして誰もいなくなった・アクロイド殺し・カーテン等)やノックス、ヴァン・ダイン、のことを知らないと殆ど盛り上げれないと思います。

逆にそれらをきちんと読んできた、レビュワーのような古典ミステリファンにとっては、単なるミステリSFではなく、とても素敵なオマージュになっており、さらに「ノックス・マシン2」はGoogleとブラッドベリを固めたようなサゲで、本好きとしても琴線に触れる作品になっており、ハードカバーで買った価値があったと思います。

ちなみに、「バベルの牢獄」、だけが異色で、これは結構SF色と実験色が強いので、ちょっとこの作品集からは浮いてしまっていますね。途中のインターミッションとしてはよいですが、それでも読みながらちょっと苦しかったです。
ノックス・マシン Amazon書評・レビュー: ノックス・マシンより
4041104157
No.1
(4pt)

大森望絶賛というのがよくわかる

この作品を大森望氏が絶賛しているというのは確かによくわかる。
大森望という書評家が誰でもが素直に楽しめるようなまともな作品を絶賛するなどということが
ありえないことは皆さんご周知のとおりである。

この作品を読みこなそうと思ったらミステリの古典に慣れ親しんでいるだけでは足らず、
SFのみならず最低限の物理法則くらいはわきまえている必要はあるのではないか?
例えて言えば、TVのガリレオシリーズで福山雅治扮する湯川准教授が突然書き散らしはじめる数式を
いきなり読まされるくらいの覚悟で臨んだほうがよいだろうw
(おそらくは作者もノリで適当なことを書きまくっている可能性も割と高いのではと思うが・・・)

あとフレドリック・ブラウンとか好きな人は結構ハマるのではないかと思う。
また4篇の中でも特に異色作と言える「バベルの牢獄」はバカミス界の巨匠○○○○郎に
挑戦した作品としても読めるだろう。
全体として作者自身が相当悪ノリして、楽しんで書いたことが伺われる作品集だと思う。
ノックス・マシン (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ノックス・マシン (角川文庫)より
4041033608