五分後の世界

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評判

五分後の世界の評価:

3.97/5点 レビュー 129件。 E ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 41〜60 3/4ページ
No.33
(3pt)

古くなってる。

昔読んだのを最近になって再度読み返してみた。

以前はとても面白かった気がしていたが、文章からして頭に入ってこない。
文章が不自然に感じるのだ。

なぜだろう・・・多分表現が今の時代にあっていないように感じる。
古くなってしまったんだね。

この本は時の試練に負けそうであると思った。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.32
(2pt)

村上龍を読んでみた

伝えたいテーマは、分かり安すぎるほどに良く伝わりました。
しかし、伝え方が巧みであるとは感じませんでした。

まず、文章に味がありません。
集められた情報の羅列、平凡な会話表現などが作者の固い頭を想わせます。
また、小説内の想像世界があまりにも勧善懲悪な設定であり、失笑することもありました。

ほかの村上龍作品を読もうとは思いませんでした。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.31
(2pt)

熱しやすく、冷めやすい人々

からとても強く支持されそうな小説。村上さんの今の日本の現状を憂いている事は良く分かりますが、そのための手段として小説という方法で表現するなら(そう私には感じられました、私個人の感想です、また作品からどう感じる事も読者の自由であると私は考えます)、その設定が安易過ぎると思う。また誰の心にもあるいわゆるタカ派的なるものを満足させるファンタジーとしては有効ですが、その先が(手段なり、方法なり)放り投げられていてちょっと不満。安易なタカ派的カタルシス(生きている実感)が最高、という単純な思考が悲しいです。

激しい環境の中ではささやかな安らぎを大きな幸せに感じ、安穏とした環境の中ではすべての物事が薄く感じられる事を分かっていてあえて、単純化しているようで残念。ただ描写は様々なものに焦点が合っているクリアーな、クリアー過ぎる感じのする写真を見ている様でいて非常に上手いと思います。だからこそ、単純化し過ぎる点が残念。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.30
(2pt)

最高傑作か?

少し期待しすぎたのかもしれない。

執拗な戦闘描写、現代日本に対するメッセージ性などが賞賛されているようだが、

残念ながら自分にはそのような好意的な感想は全く持てなかった。

緻密な取材によって構成された世界観であるはずなのに、それが十分に生かしきれていない。

この作品の第二弾である「ヒュウガ・ウイルス」が、この五分後の世界で描かれた舞台をそのまま再利用して書かれている点から見ても、

その辺の消化不良は作者自信も感じていたのだろう。

何度か読み返しているうちに味が出てくる小説というのもあるとは思うが、

1度読んだ時点で2度目があるかどうかが決まってしまうのも事実である。

他の作品に期待したい。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.29
(1pt)

やはり。…。

幻冬舎という所から、想像がつく。売れ筋の本しか出さない。商用絶対主義の書肆である。

 軽めのエンターテイメント本。RPGのノベライズそんな物しか感じられませんでした。文学=芸術と思って生きている小生にとって、苦でも楽でもない、虚無しか感じさせてくれない。そのその根拠、出発点が荒唐無稽であり、なにゆえに戦闘しているのか理由が見えない。戦闘シーンがそのそのの目的なのか。俗受けとしか思えません。失礼ながら…。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.28
(2pt)

カタカナで書かれた小説

読み進めながらこの違和感はなんだろうと色々考えてみたが、結局この小説の文章が問題なのでははないかと思い至った。この乾いた文章は内容から必然と生まれた文体とは思えず、行間に意味がないというべきか-時折感じる「単語」の感覚的きらめきは認めるとしても-まさしく身も蓋もないと・・。読了後たまたま次に読んだ小説が島尾敏雄の「死の棘」だったのだが、(たとえが陳腐で恐縮だが)砂漠の放浪のはてにやっと見つけたオアシスに出会えた感じだった。ああこれこそが「日本語」で書かれた小説だ!ほんとうの物語だ!と、まじで涙がでてきた(この作品と「五分後〜」をくらべるのはちょっと酷だけれど。) たとえれば「五分後の世界」を読んでいるときのこの感じはカタカナの文章を読んだときの違和感と同じ・・。カタカナで書かれた小説・・、漢字がない小説、漢字も表音文字となってしまった小説・・。遠目に見ると記号が並んでいる小説。 やっと理解できました。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.27
(3pt)

心して読むべし

もしも、戦争が終わっていなかったら?

この疑問に一つの答えを出しているのが、この「5分後の世界」。

今、この日本に生きる自分にとってはあまりにも衝撃的な世界でした。

日本全土は列強の国々に占領統治されています。一つの国として成立

し得なくなってしまった日本。そこに生きる純粋な日本人。移民との

混血児。そして退化してゆく日本人。描かれる世界はあまりに

生々しく痛々しい。

「生きる」ためのエネルギー。その強さに、圧倒されてしまいました。

読み終わったあとの疲労感。異世界に置き去りにされたような感覚。

最後のページが終わっても、手足は泥にまみれ、硝煙のにおい、

血のにおいが頭に残っています。

気軽に読み始めましたが、読み進むのになかなかのパワーが必要でした。

1回目は星3つ。おそらく何度も読むうちに星の数が増える作品ではないでしょうか。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.26
(1pt)

読んでただ疲れただけの駄作

作者の伝えたいことは分からなくもないが、ストーリーが極端に過ぎて仮想の現実にしても展開に無理がありすぎる。途中からは個々のシーン、それも状況についての説明(うんちく)が無駄に多すぎる。無理やり説明を付け加えているようにも感じられた。

果たして26万人のほぼ兵隊だけの国が何十年にも渡って存在できるのだろうか?これが作者の望む日本の将来なのだろうか?

この小説を読んでこの作者の書籍は全く読みたくなくなった。話しの持って行き方としてはあまりにも稚拙な感じを受ける。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.25
(2pt)

戦闘描写が細かすぎ

武器とか戦闘描写が細かすぎて、その癖、心理描写が乏しくて、読んでてしんどかった。疲れた。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.24
(3pt)

戦い続ける世界

この本で鮮烈なのはアメリカに降伏した場合、
つまり実際の歴史をシミュレートすることで現在の政策を
痛烈に批判しているところです。
「プライドや日本人の誇りを全て棄ててアメリカに追従するでしょう」というところだと思いました。確かに外交にしても政策にしてもアメリカの顔色を伺い、
アメリカに莫大な金を貸している現状を見るとそういえるんだと思うんです。
でも、それを語るにしては物語の流れが強引だなって思いました。
五分後の世界に「来てしまったんだから仕方がない」と
割り切って考える主人公はカッコ良いと言うこともなく、劇的な成長を遂げるわけでもない。感情移入がしにくいです。
また、登場人物の軍人たちも戦争時なら英雄であっても、私の目からは“人を殺すのが楽しい”という印象がありありと伝わり、
理解に苦しみました。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.23
(3pt)

強烈なイメージを喚起させる

とにかく凄まじい暴力描写に度肝を抜かれる。
著者が現代日本に感じている嫌悪感や苛立ちが行間からいやというほど伝わってくる。ただ村上龍の場合、彼の日本に対する思いが強すぎるために作品としての完成度をそいでしまう傾向がある。この作品もそうで、政治性や思想がダイレクトに伝わる半面それ以外の場面、例えば登場人物の会話や舞台設定についての説得力という点で急激にモチベーションが下がるのだ。現代日本が隠蔽しているものを露にしたいという欲求は理解できるが、それをそのまま表現するのであればエッセイで十分で、何も小説というスタイルを取る必要はないはずだ。
あえて小説という表現形態を取るのであれば、著者の個人的思想だけではなく、緻密な小説世界を構築することが不可欠と思う。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.22
(2pt)

楽しむには想像力と知識が必要

友人に勧められて読んでみたが、正直失敗。

物語の設定が特殊なので、半分くらいまで読み進まないと、なかなか理解できず、読み返すことが多かった。また、使われる武器などの描写が細かくされているが、理解に困った。映画で見たい作品。
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443
No.21
(1pt)

理解できなかった

評価が高い理由も作品の意味も理解できなかった。
あまり頭が良くないからうまく書けないけど、読んでて悲しくなった
作者の言う日本人としての魂、信念というものを貫くために、地下にこもりゲリラ化し、世界中から一目置かれたからといってなんなのだろう。
同じ日本人なのに地下と地上に住む人々を差別化し、日本古来の伝統を重んじることを嘲笑い、アメリカ的(合理的)な生活習慣や芸術、スポーツを取り入れ、その実力を世界にしらしめる。
これが果たして日本人なのかな。

武力面では強いとの表現があったから、ちょっと違うのかもしれないけど、なんだか昨今の北朝鮮を見ている感じだった。

外国にかぶれた同国内の同胞を排し、国民を賄える力もないまま独裁軍事国家になり、資金難にあえいだ時は、合理性、諸外国に力を示す時等といい、うまく他国の力を借り(北朝鮮も昔アメリカについてベトナム戦争いったよね)、その一方で近代的をアピールするために外国文化を取り入れ、生活スタイルは無駄な私語や贅沢は禁じ…
矛盾だらけの北朝鮮と一緒だと思う
私からしたらそんな国は嫌だし、絶対にもしこんな日本が実在してたら、嘲笑の対象だと思った。

たとえ戦争に負けず、占領されなかったとしても、グローバル社会において、多少なりとも諸外国の文化が入ってきたりすることは当然だと思う。
たしかに今の日本の外交とかは頼りないけども、それでも日本の風土にあった伝統文化を大事にし、日本人にしか出せない風流や、わびさびを愛するこころをだいじにしていくって作品の方が私は良かった。
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443
No.20
(1pt)

こんなの理想にしない方がいい

唐突な始まりはいいとします。
でも最後まで始まりの理由がないのが嫌でした。
気づいたらそこにいて、訳は解らないけど死なないために闘って、その世界にいる人と接して、また闘って、よし、この世界で生きていくぞー

おわり。
本当にこんな話でした。
主人公が5分後の世界に飛ばされた原因は不明、ただ気づいたらそこにいた。
原因も解明されることなくおしまい。

無駄にある戦闘描写もただのグロテスクとしか思わない。
私は読んでるとき頭で小説の世界構築し、風景等を想像しながら読むのですが はっきり言わせて頂きますと、今まで読んできた本の中で一番つまらない世界でした。
簡単な言葉で表現すると、『ただ汚いだけ』。
別に綺麗なものであれば何でもいいと言っている訳ではありません。

なんだかただ汚い。それだけ。
ダーティさに、深みが感じられません。
内容や展開的に、ハードで余韻を感じる暇がない小説なのかもしれませんけどね。

レビューを見る限り好評のようなので私には合わなかったのでしょう。
彼の著書はもうひとつ読んだことがありますが、やはりだめでした。
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443
No.19
(1pt)

5分後ではない

この小説を賛美する人間は今すぐアフガンへ行けばいい。主人公と同じ気分を味わえるから。湾岸戦争への怒りが9.11同時多発テロを招きイラク戦争勃発、今現在も自爆テロが行われている。戦場ジャーナリスト、戦場カメラマンに日記でも書いて貰えばもっと興味深い本が出来る。
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443
No.18
(3pt)

似たり寄ったり

この著者の作品には様々な感銘を受けてきた、がほとんどの作品が似ている 半島を出よ クジラの歌 希望の国のエクソダス そして五分後の世界 全部日本が酷いことになっている… 特にクジラの歌と五分後の世界は激しく被る 両方地下のような組織だし、謎の薬を人々が服用していたり…… この作風は嫌いではないが、さすがにクジラの歌は読むに堪えなかった 何故ならカギ括弧が一つもない。文体としてはあまり楽しむことができなかったのが残念でならない 話はそれたが、この作品もまた著者独特の風刺が効いていたが、やっぱり他の作品と被る 簡単な話、この作品を読むくらいなら上に上げた他作品を読むことをオススメする
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443
No.17
(2pt)

これが理想郷?

パラレルワールド物というべきか”もし戦争が終わっていなかったら”というif物というべきか.
途中まではSF的な解説がなされることを期待しながら読んでいたが,そういう期待は裏切られる.

この小説はあくまで村上氏の国家観,あるいは人生観を表現したものであって
それ以上でもそれ以下でもない.
例えば,主人公は,このあり得ないような状況をわりとあっさりと受け入れている風に見える.
通常のSFであれば当然描かれるであろう,受け入れるプロセスの苦悩や
主人公による状況の考察,そこから脱出するための工夫というものは
一切描かれることはない.
ストーリーらしきものはあるが,オチもないに等しい.

作者が表現したいものは,あくまでアンダーグラウンドなる日本の国家像なのだろう.
ひょっとすると26万人という数字は
今の日本で,この世界の住人に匹敵するような使命感を持った人生をおくっている日本人は
そのくらいしかいないという村上氏の推測なのかもしれない.

ただ,この小説で描かれる日本はどちらかといえばディストピアであって
これを理想郷として共有できる世界観の持ち主は少なかろう.
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443
No.16
(2pt)

そんなに良いですか?

濃厚で重圧なストーリーを期待していたのに、がっかりしました。ファンのレビューが多いので叩かれそうですが、正直、これはすごくチープな小説だと思います。扱うテーマのわりに著者の信念が伝わってこない。どこか産業的な印象を受けました。
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443
No.15
(1pt)

私には無理。

読み始めも読み終わりも唐突だった。

いきなり別な世界に行ってしまうのは展開上、許せたとしても、あの終り方はないんじゃないかと思います。
結局、私の中には独特な世界観以外、何も読み取れず小説としても楽しめませんでした。

私の期待する方向が違ったのでしょうが、この本が著者自ら最高傑作と呼ぶならば、2度と同じ著者の本は読まないと思います。
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443
No.14
(3pt)

こんな「五分後」、やです。

小田桐はいつのまにか、自分がもといた世界とはまるで違う「五分後の世界」にワープしてし
まったことを知る。何も知らぬままその世界に放り込まれた彼は、その苛酷で劣悪な状況を、
わずかな情報と体力だけを頼りにサヴァイブしていく…

この作品はあるパラレルワールドを描いている。もしあのときああしていなければ、現在の状況
はまるで別の様相を呈していたかもしれない。そういう想像遊びというのは、僕も子どもの頃から
好きではあるが、本書のテーマとなっているのは「日本」である。日本が「あのとき」、ああしていな
ければ、どうなっていたか。村上龍はそれを想像する。

ただ小説の中盤、その「あのとき」という分岐点から「五分後の世界」の歩んだ道程が、「国民
学校小学部六年教科書」という形でいっきに読者に提示されるのだが、著者のあとがきでの
語調とは裏腹に、その箇所によってこの作品の小説としての「限界」が露呈したような気がし
た。あれは小説ではなくて、単なるシミュレーションだ。

それはさておき、きわめてメッセージ性の強い内容と時期(日本が「金しか出さない」と批判
を浴びた湾岸戦争期)に出版された本作を通して、村上龍はどちらの世界を支持するのか、
僕は結局よく分からなかった。
あの日、日本が降伏していなければ、ひょっとしたらこういう世界になっていたのかもしれない。
では、書いた当の彼自身は「こうならなくてよかったね」なのか「こうだったらよかったのに…」
なのか。そこんところが、よくわからない。

確かに、作中で小田桐は自分がもといた世界、つまり実在する戦後日本を吐き捨てるように批
判し、また反米や、日本の技術主義賛美に読める箇所もある。文芸評論家の斎藤美奈子も村上
がこの作品でアメリカの属国としての日本の屈辱を表現しようとしているみたいなことを書い
ていた(『文壇アイドル論 』参照)。
しかし、そうなのだとしても、これを読んだ僕には、地中深くに巣ごもり、国連軍と終わりの
見えない殺戮を繰り広げる「五分後の世界」の側の日本にこそ、すこしも魅力的には感じなか
ったのだが。。

と、こんなこと書いたのが蝉の音のうるさい夏の日の某日というのには、別に意味はない。
たまたまです。
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443