論理爆弾

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評判

論理爆弾の評価:

3.55/5点 レビュー 11件。 D ランク

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平均点3.55pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(3pt)

だいぶ掟破りな感じ

有栖川の「探偵ソラ」シリーズの第3弾である。
今回はまたまた舞台を移し、九州の山奥の落人伝説があるという村へと「ソラ」はやってくる。
少々閉鎖的な村人像、なにやら謎めいた雰囲気の元・庄屋という屋敷、そのような状況下で調査活動を始める「ソラ」だったが、しかし事故でトンネルを失った村は孤立してしまい、おりしも謎の死体消失事件(?)が勃発、さらに・・・という展開で連続殺人事件が描かれるのだ。
山向こうの隣町で同時進行するテロ事件が微妙に話の展開に絡んで、この物語の舞台が現実の日本とはパラレルワールド的な異なる状態であることを思い出させ続けるのも進行上のポイントの一つか。

内容ですが(前2作から考えてそう思ってはいけないのだが)、本格ミステリだと思って読んではいけない。
本作はあくまでミステリの体裁なのですが、まぁ終盤などだいぶ掟破りな感じなので、これが名作なのか駄作なのかはもう少し後の時代の評価を待たなくてはいけないかもしれない、という気がする。

全般的には、面白いトリックを思いついたので書いてみました、というよりは、主人公たる「ソラ」の成長するさまを描くうえで事件が必要だったのでだいぶ奇抜なストーリだけれど書いてみました、という印象を受けた。こういう大長編前提的な構成は、好き嫌いが分かれるかもしれない。
とりあえずシリーズ完結するまで読んでみようか、というところでしょう。
論理爆弾 Amazon書評・レビュー: 論理爆弾より
4062180995
No.15
(3pt)

有栖川有栖の作品を集めています

有栖川有栖さんの初期の作品に惹かれて、作者の作品は入手しています。最近の作品は私の好みから外れてきていますが、今少し購入を継続するつもりです。
論理爆弾 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 論理爆弾 (講談社ノベルス)より
4062990245
No.14
(3pt)

有栖川有栖の作品を集めています

有栖川有栖さんの初期の作品に惹かれて、作者の作品は入手しています。最近の作品は私の好みから外れてきていますが、今少し購入を継続するつもりです。
論理爆弾 Amazon書評・レビュー: 論理爆弾より
4062180995
No.13
(3pt)

有栖川有栖の作品を集めています

有栖川有栖さんの初期の作品に惹かれて、作者の作品は入手しています。 最近の作品は私の好みから外れてきていますが、今少し購入を継続するつもりです。
論理爆弾 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 論理爆弾 (講談社文庫)より
4062931761
No.12
(3pt)

論理爆弾とは?

タイトルの論理爆弾は作品中に登場するコンピューターウイルスのことだがそれだけではなく、犯人自身のことをも指していると思われる。論理に基づいた合理的行動を犯人がとるからこそ名探偵は論理的な推理により犯人を指摘することができる。しかし、本書の犯人はいわば狂気的な犯人であり、そこに論理や一般の倫理や生活規範(小森健太朗の著者「探偵小説の論理学」でいうところのロゴス・コード)が通用しないまさに名探偵の「論理」を破壊する「爆弾」というわけである。ソラシリーズはミステリーとしては微妙だがしかし、シリーズ名どおり爽やかな青春小説としての要素が強い。筆者としては純がガンジスとデートするシーンを読むまでは(読めると信じて)付き合うつもりである。
論理爆弾 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 論理爆弾 (講談社ノベルス)より
4062990245
No.11
(3pt)

論理爆弾とは?

タイトルの論理爆弾は作品中に登場するコンピューターウイルスのことだがそれだけではなく、犯人自身のことをも指していると思われる。論理に基づいた合理的行動を犯人がとるからこそ名探偵は論理的な推理により犯人を指摘することができる。しかし、本書の犯人はいわば狂気的な犯人であり、そこに論理や一般の倫理や生活規範(小森健太朗の著者「探偵小説の論理学」でいうところのロゴス・コード)が通用しないまさに名探偵の「論理」を破壊する「爆弾」というわけである。ソラシリーズはミステリーとしては微妙だがしかし、シリーズ名どおり爽やかな青春小説としての要素が強い。筆者としては純がガンジスとデートするシーンを読むまでは(読めると信じて)付き合うつもりである。
論理爆弾 Amazon書評・レビュー: 論理爆弾より
4062180995
No.10
(4pt)

シリーズの骨格がみえてきた一冊

Reader Storeの電子書籍で読みました。

南北に分断され、中央集権的な政府のために私立探偵が禁止された架空の日本での少女探偵(見習い)の活躍を描くジュヴナイル。

第一作は舞台設定と登場人物の紹介のためにどうも話が窮屈になり、折角の推理がかすんでいた恨みがありました。第二作以降、「大人社会」が物語の中心になってくると、俄然有栖川有栖らしい筆が走るようになります。

第三作である本作では推理小説的要素は少なく、サスペンスタッチになっています。少女探偵(見習い)であるヒロインにいろいろな推理/経験をさせながら育てていくビルドゥンクスロマン。そういう若者たちの姿がまた、少しずつ世の中を動かしていくというわけですね(このへんがアリス先生)。

現実の日本のカリカチュアである作中の日本について熱っぽく語る姿は、島田荘司さんや芦辺拓さんを彷彿させるものがあります(大阪弁やし)。
論理爆弾 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 論理爆弾 (講談社ノベルス)より
4062990245
No.9
(4pt)

シリーズの骨格がみえてきた一冊

Reader Storeの電子書籍で読みました。

南北に分断され、中央集権的な政府のために私立探偵が禁止された架空の日本での少女探偵(見習い)の活躍を描くジュヴナイル。

第一作は舞台設定と登場人物の紹介のためにどうも話が窮屈になり、折角の推理がかすんでいた恨みがありました。第二作以降、「大人社会」が物語の中心になってくると、俄然有栖川有栖らしい筆が走るようになります。

第三作である本作では推理小説的要素は少なく、サスペンスタッチになっています。少女探偵(見習い)であるヒロインにいろいろな推理/経験をさせながら育てていくビルドゥンクスロマン。そういう若者たちの姿がまた、少しずつ世の中を動かしていくというわけですね(このへんがアリス先生)。

現実の日本のカリカチュアである作中の日本について熱っぽく語る姿は、島田荘司さんや芦辺拓さんを彷彿させるものがあります(大阪弁やし)。
論理爆弾 Amazon書評・レビュー: 論理爆弾より
4062180995
No.8
(3pt)

青春小説にミステリーが少々

少女探偵の青春物語。 火村ものと同じ期待をすると、残念な結果になってしまいます。 ただ、三作目のこの作品は、北からのテロリスト集団がやってきたりして、サスペンス的な要素があって少しいい感じです。 日本の「IF」小説と考えると現実感はありませんが、朝鮮半島で起こっていると思うと、ずいぶん現実感があります。
論理爆弾 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 論理爆弾 (講談社文庫)より
4062931761
No.7
(3pt)

青春小説にミステリーが少々

少女探偵の青春物語。

火村ものと同じ期待をすると、残念な結果になってしまいます。

ただ、三作目のこの作品は、北からのテロリスト集団がやってきたりして、サスペンス的な要素があって少しいい感じです。

日本の「IF」小説と考えると現実感はありませんが、朝鮮半島で起こっていると思うと、ずいぶん現実感があります。
論理爆弾 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 論理爆弾 (講談社ノベルス)より
4062990245
No.6
(3pt)

青春小説にミステリーが少々

少女探偵の青春物語。

火村ものと同じ期待をすると、残念な結果になってしまいます。

ただ、三作目のこの作品は、北からのテロリスト集団がやってきたりして、サスペンス的な要素があって少しいい感じです。

日本の「IF」小説と考えると現実感はありませんが、朝鮮半島で起こっていると思うと、ずいぶん現実感があります。
論理爆弾 Amazon書評・レビュー: 論理爆弾より
4062180995
No.5
(3pt)

論理爆弾とは?

タイトルの論理爆弾は作品中に登場するコンピューターウイルスのことだがそれだけではなく、犯人自身のことをも指していると思われる。論理に基づいた合理的行動を犯人がとるからこそ名探偵は論理的な推理により犯人を指摘することができる。しかし、本書の犯人はいわば狂気的な犯人であり、そこに論理や一般の倫理や生活規範(小森健太朗の著者「探偵小説の論理学」でいうところのロゴス・コード)が通用しないまさに名探偵の「論理」を破壊する「爆弾」というわけである。ソラシリーズはミステリーとしては微妙だがしかし、シリーズ名どおり爽やかな青春小説としての要素が強い。筆者としては純がガンジスとデートするシーンを読むまでは(読めると信じて)付き合うつもりである。
論理爆弾 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 論理爆弾 (講談社文庫)より
4062931761
No.4
(4pt)

シリーズの骨格がみえてきた一冊

Reader Storeの電子書籍で読みました。

南北に分断され、中央集権的な政府のために私立探偵が禁止された架空の日本での少女探偵(見習い)の活躍を描くジュヴナイル。

第一作は舞台設定と登場人物の紹介のためにどうも話が窮屈になり、折角の推理がかすんでいた恨みがありました。第二作以降、「大人社会」が物語の中心になってくると、俄然有栖川有栖らしい筆が走るようになります。

第三作である本作では推理小説的要素は少なく、サスペンスタッチになっています。少女探偵(見習い)であるヒロインにいろいろな推理/経験をさせながら育てていくビルドゥンクスロマン。そういう若者たちの姿がまた、少しずつ世の中を動かしていくというわけですね(このへんがアリス先生)。

現実の日本のカリカチュアである作中の日本について熱っぽく語る姿は、島田荘司さんや芦辺拓さんを彷彿させるものがあります(大阪弁やし)。
論理爆弾 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 論理爆弾 (講談社文庫)より
4062931761
No.3
(4pt)

ミステリーとしては?という感じだけれど、面白い

少女探偵“ソラ”シリーズ第3弾。
ソラこと空閑純は、行方不明になった母が最後に立ち寄った九州の山奥・深影村を訪ねる。どうにか、手がかりの端緒を得たものの、隣村で起こった北のテロにより、村への出入り口となったトンネルが破壊され、クローズド・サークル状態になってしまう。そして、連続殺人事件が発生、さらに転落死者も出てしまう。果たしてテロリストたちの仕業なのか、それとも殺人鬼が村人の中にいるのか。

シリーズ前作『真夜中の探偵 (特別書き下ろし)』のレビューでも書いたが、著者はこのシリーズで、“探偵とは”何か、現在の日本をどう考えるか、という二つの問いかけを行っている。もちろん、本文でそういった疑問がダイレクトに呈されるわけではなく、物語内の設定にかかわった形で、読者が考えていくことになる。
ただ、「人間が真実を知ろうとすること、自分でものを考えることを憎み、探偵を罪として禁じたこの社会は間違っている」。そして、そういった社会に対し、「しょうがない」とか「くだらない」といって終わりにするのではなく、「みんなで直せばいい」という部分を読むと、著者のメッセージは十分に伝わってくる。

動機や解決に繋がる手がかりの出し方などには不満が残る。レビュータイトルにも書いたが、ミステリーだけを求めているだけの人には薦められない。ただ、これまでの著者とは違う側面を見せていることに加え、主人公の純が17歳で好意を持つ元同級生がいること、その同級生たちも純に好意を持ち、できうる範囲で応援を続けていることなど、青春小説的な側面も強いので、十分に面白い作品であると感じている。
論理爆弾 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 論理爆弾 (講談社文庫)より
4062931761
No.2
(4pt)

ミステリーとしては?という感じだけれど、面白い

少女探偵“ソラ”シリーズ第3弾。
ソラこと空閑純は、行方不明になった母が最後に立ち寄った九州の山奥・深影村を訪ねる。どうにか、手がかりの端緒を得たものの、隣村で起こった北のテロにより、村への出入り口となったトンネルが破壊され、クローズド・サークル状態になってしまう。そして、連続殺人事件が発生、さらに転落死者も出てしまう。果たしてテロリストたちの仕業なのか、それとも殺人鬼が村人の中にいるのか…。

シリーズ前作『真夜中の探偵 (特別書き下ろし)』のレビューでも書いたが、著者はこのシリーズで、“探偵とは”何か、現在の日本をどう考えるか、という二つの問いかけを行っている。もちろん、本文でそういった疑問がダイレクトに呈されるわけではなく、物語内の設定にかかわった形で、読者が考えていくことになる。
ただ、「人間が真実を知ろうとすること、自分でものを考えることを憎み、探偵を罪として禁じたこの社会は間違っている」。そして、そういった社会に対し、「しょうがない」とか「くだらない」といって終わりにするのではなく、「みんなで直せばいい」という部分を読むと、著者のメッセージは十分に伝わってくる。

動機や解決に繋がる手がかりの出し方などには不満が残る。レビュータイトルにも書いたが、ミステリーだけを求めているだけの人には薦められない。ただ、これまでの著者とは違う側面を見せていることに加え、主人公の純が17歳で好意を持つ元同級生がいること、その同級生たちも純に好意を持ち、できうる範囲で応援を続けていることなど、青春小説的な側面も強いので、十分に面白い作品であると感じている。
論理爆弾 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 論理爆弾 (講談社ノベルス)より
4062990245
No.1
(4pt)

ミステリーとしては?という感じだけれど、面白い

少女探偵“ソラ”シリーズ第3弾。
ソラこと空閑純は、行方不明になった母が最後に立ち寄った九州の山奥・深影村を訪ねる。どうにか、手がかりの端緒を得たものの、隣村で起こった北のテロにより、村への出入り口となったトンネルが破壊され、クローズド・サークル状態になってしまう。そして、連続殺人事件が発生、さらに転落死者も出てしまう。果たしてテロリストたちの仕業なのか、それとも殺人鬼が村人の中にいるのか…。

シリーズ前作『真夜中の探偵 (特別書き下ろし)』のレビューでも書いたが、著者はこのシリーズで、“探偵とは”何か、現在の日本をどう考えるか、という二つの問いかけを行っている。もちろん、本文でそういった疑問が呈されるわけではないので、物語内の設定にかかわった形で、読者が考えていくことになる。
ただ、「人間が真実を知ろうとすること、自分でものを考えることを憎み、探偵を罪として禁じたこの社会は間違っている」。そして、そういった社会に対し、「しょうがない」とか「くだらない」といって終わりにするのではなく、「みんなで直せばいい」という部分を読むと、著者のメッセージは十分に伝わってくる。

レビュータイトルにも書いたが、ミステリーだけを求めているだけの人には薦められない。ただ、これまでの著者とは違う側面を見せていることに加え、主人公の純が17歳で好意を持つ元同級生がいること、その同級生たちも純に好意を持ち、できうる範囲で応援を続けていることなど、青春小説的な側面も強いので、十分に面白い作品であると感じている。
論理爆弾 Amazon書評・レビュー: 論理爆弾より
4062180995