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(短編集)
魔法使いは完全犯罪の夢を見るか
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魔法使いは完全犯罪の夢を見るかの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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刑事と魔法使いのコンビによるユーモアミステリー。 4つのエピソードで構成されています。 刑事と魔法使いや女性警部とのやり取りなど、面白い部分はあるのですが、 この作品にせっかく持ってきた魔法使いという主役をイマイチ生かせてないという印象です。 そのあたりが改善されたら、もっと面白くなりそうなので、 次回作に期待ですかね。 現状、単行本で2作目を購入する気にはなりませんでした。 文庫化まで待つことにしました。 | ||||
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私は以前より東川篤哉さんの本は好きで読んでいました。(謎解きディナードラマ化以前より) そういう経緯もありこの本を手に取らせていただきました。 正直第一印象は「いつもと違う」でした。 烏賊川市シリーズやら、鯉ヶ窪学園探偵部やらであるような笑えるコメディっぽさが減った気がすごくしました。 自分は笑える東川篤哉さんの作品が好きだっただけあって少し残念に思いました。 が、それでも作品の構成や文章力はいつもと変わらない東川さんでしたので、一度いつもと少しだけ違う東川篤哉さんの世界を見てみるのもいいと思います。 | ||||
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東川作品の中でも一番?といっていいほど、私には集中できない作品だった。 | ||||
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物語のはじめに犯人や犯行現場も描かれる,いわゆる『倒叙形式』と呼ばれる四編のミステリ中編集. 11-12年に『オール讀物』『オールスイリ』に掲載されたもので,書き下ろしは残念ながらありません. 会話や流れはパターン化されており,キャラを押し出した作風は『謎解きはディナーのあとで』のよう. まず,気になるのは『魔法使い』になりますが,想像される「魔法で解決!」の類ではありません. 冒頭でおおよそを見せられるため,彼女の存在がこちらの推理をジャマするということもありません. あくまでも魔法はアクセント,中編では語りきれない部分の『ショートカット』役といったところです. 以降は,刑事たちによる普通の(?)理詰めの解決編が展開され,ミステリの面白さは損なっていません. 反面,メインであるはずの魔法使いが,解決への『きっかけ』というのは『もったいない』印象で, かといって,魔法を存分に使われる展開では,ミステリの楽しみが薄れそうで,ジレンマを感じます. また,その魔法によって犯人を刑事の元まで連れてきたり,勝手に口を割らせたりすることはあるため, ミステリとして『アンフェア』な部分はないはずですが,引っ掛かりを覚えることはあるかも知れません. とはいえ,定評のある伏線の使い方は,倒叙形式でさらに生き,アリバイ・トリック崩しの楽しさは十分. シリーズ化されるそうなので,この先,魔法使いとミステリが,うまく馴染んでくることに期待したいです. | ||||
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