悲鳴伝

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評判

悲鳴伝の評価:

3.82/5点 レビュー 62件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全113件 61〜80 4/6ページ
No.53
(5pt)

厨二斬りかいしんのいちげき!

ふと気がついてしまった。家族やら友達やら「かけがえがないもの」と
言われているけど、キレイさっぱり無くなってしまえば、スッキリ自由に
なれるじゃん!
ぼくこそがヒーロー。敵はなんと「地球」。ドラえもんのひみつ道具みたいな、
アホらしくわかりやすく武器を駆使して、切り刻むぞ、焼き尽くすぞ、
そーっと這いよって踏み殺すぞ。
…というお話ではないのだが、厨二マインド全開の、久々の西尾らしい傑作だった。
全体の厚さはあるが章立てごとによくまとまっており読みやすい。
西尾維新ファンにはたまらん一冊だと思う。ちうかファン以外は絶対に
手に取らないことをお勧めする。
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290
No.52
(4pt)

・・・おい、敵と戦えよ(笑)

良くも悪くも西尾維新らしい作品になっています。
西尾維新史上最長巨編というだけあって物凄いボリュームになっているので西尾入門にはおすすめしませんが、
個人的には数ある西尾作品の中でも、まとまり具合といいますか、完成度はトップクラスだと思います。
ただ、可笑しな表現になりますが、「小手先で全力に書いた」そんな印象を受ける作品になっているので、佳作の域を出ないように感じました。
西尾信者になら自信を持っておすすめできますが、それ以外の人は読まなくていいんじゃないかと。

いくつか伏線になり得そうな箇所が残っているのですが、それなりに綺麗に終わっているので続刊出して欲しくない。
悲鳴伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社文庫)より
4065294223
No.51
(4pt)

・・・おい、敵と戦えよ(笑)

良くも悪くも西尾維新らしい作品になっています。
西尾維新史上最長巨編というだけあって物凄いボリュームになっているので西尾入門にはおすすめしませんが、
個人的には数ある西尾作品の中でも、まとまり具合といいますか、完成度はトップクラスだと思います。
ただ、可笑しな表現になりますが、「小手先で全力に書いた」そんな印象を受ける作品になっているので、佳作の域を出ないように感じました。
西尾信者になら自信を持っておすすめできますが、それ以外の人は読まなくていいんじゃないかと。

いくつか伏線になり得そうな箇所が残っているのですが、それなりに綺麗に終わっているので続刊出して欲しくない。
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290
No.50
(3pt)

こんなもんじゃない?

ここAmazonのレビューでは意外と評判が悪いのですが
とらえどころの無い主人公に、直ぐに死んでしまう脇役キャラと
クビキリの頃の初期の西尾作品に戻った感があり、
自分は少なくても少女不十分よりは面白く読めました(アレは酷かった)
みなさん西尾維新に期待し過ぎなのでは。

私見ですが、先の大震災の影響がかなり出ていると思われ、
地球は我々人類を滅ぼそうとしているのではないかと言う漠然とした不安、
それに対して世間では一つになって頑張ろうという風潮が強いが、
そういったものに対して気持ち悪いと感じている人も少なからずいると思われ、
作者は主人公を通して「そんなに頑張らなくても良いんじゃない?」と
問いかけていると、自分は感じました。

本のストーリ的には、上の詳細ページの【内容説明】を参照すると、
いつも通り全く異なります。
地球の悲鳴はなどは聞こえてきませんし、巨悪も英雄も出てきません。
いつも通りの言葉遊びに終始します。
本書がシリーズもののプロローグ的な一冊になるのでしたら、
少なくてもあと2−3冊は作者に付き合って購入しますが、
これで完結する物語でしたらコスパは悪いです。

アニメ「物語」シリーズが秀逸な作品に仕上がってしまったために
おそらくは西尾作品に対するハードルがもの凄く上がった感があるが
もともとそれほど内容を読ませる作風ではなく、テンポや字面を目で追い楽しむ作家なので
もっと気軽に楽しめば良いんじゃないかと思います。

まあ、ブレイク以降どの本も価格が高いので(作者では無く出版社が悪い)、
自然と読者の当たりも強くなるのも仕方が無いのでしょうか。
悲鳴伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社文庫)より
4065294223
No.49
(3pt)

こんなもんじゃない?

ここAmazonのレビューでは意外と評判が悪いのですが
とらえどころの無い主人公に、直ぐに死んでしまう脇役キャラと
クビキリの頃の初期の西尾作品に戻った感があり、
自分は少なくても少女不十分よりは面白く読めました(アレは酷かった)
みなさん西尾維新に期待し過ぎなのでは。

私見ですが、先の大震災の影響がかなり出ていると思われ、
地球は我々人類を滅ぼそうとしているのではないかと言う漠然とした不安、
それに対して世間では一つになって頑張ろうという風潮が強いが、
そういったものに対して気持ち悪いと感じている人も少なからずいると思われ、
作者は主人公を通して「そんなに頑張らなくても良いんじゃない?」と
問いかけていると、自分は感じました。

本のストーリ的には、上の詳細ページの【内容説明】を参照すると、
いつも通り全く異なります。
地球の悲鳴はなどは聞こえてきませんし、巨悪も英雄も出てきません。
いつも通りの言葉遊びに終始します。
本書がシリーズもののプロローグ的な一冊になるのでしたら、
少なくてもあと2−3冊は作者に付き合って購入しますが、
これで完結する物語でしたらコスパは悪いです。

アニメ「物語」シリーズが秀逸な作品に仕上がってしまったために
おそらくは西尾作品に対するハードルがもの凄く上がった感があるが
もともとそれほど内容を読ませる作風ではなく、テンポや字面を目で追い楽しむ作家なので
もっと気軽に楽しめば良いんじゃないかと思います。

まあ、ブレイク以降どの本も価格が高いので(作者では無く出版社が悪い)、
自然と読者の当たりも強くなるのも仕方が無いのでしょうか。
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290
No.48
(5pt)

『正義』とは何か

ネタバレを多少含みます。

この小説ではヒーローという存在を軸に正義と悪の存在について書かれています
何が正義で、何をもって悪とするのか。地球、概念的怪人という明確な悪ではない「敵」の存在と共にヒーローとしての存在について問います。誰かにとっての悪は他者から見たら正義かもしれない。その逆も然りで、空々空という私情や感情論を一切排除した超客観的存在を軸とした物語において読者と同じ感情を一切持たない彼がどのようにこの世界を見るのか、という話です。

用語や武器の名前などは一切ひねらずにありきたりな名前を付けることによってヒーローものとしての単純さを演出したり、各章の爽快なタイトルとは裏腹に本編の展開とは全く違うように見せかけ、でもあながち間違ってないというような西尾維新独特の演出を感じさせる部分もありました。

ただ読んで面白い、つまらない、キャラが〜等でも結構ですが少し内容について考えてみることも大切ですね
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290
No.47
(5pt)

『正義』とは何か

ネタバレを多少含みます。

この小説ではヒーローという存在を軸に正義と悪の存在について書かれています
何が正義で、何をもって悪とするのか。地球、概念的怪人という明確な悪ではない「敵」の存在と共にヒーローとしての存在について問います。誰かにとっての悪は他者から見たら正義かもしれない。その逆も然りで、空々空という私情や感情論を一切排除した超客観的存在を軸とした物語において読者と同じ感情を一切持たない彼がどのようにこの世界を見るのか、という話です。

用語や武器の名前などは一切ひねらずにありきたりな名前を付けることによってヒーローものとしての単純さを演出したり、各章の爽快なタイトルとは裏腹に本編の展開とは全く違うように見せかけ、でもあながち間違ってないというような西尾維新独特の演出を感じさせる部分もありました。

ただ読んで面白い、つまらない、キャラが〜等でも結構ですが少し内容について考えてみることも大切ですね
悲鳴伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社文庫)より
4065294223
No.46
(1pt)

これって、実験的小説?

「これってひょっとして実験的小説なの?」って思うほど、完成度の低い作品。もし律儀に購入して読んでいたら、ひどく損した気分になったと思う(私は図書館で借りて読んだ)。
描写される組織や世界にリアリティが希薄で、おとぎばなしでも読んでいるような足元の覚束なさを最後まで拭えなかった。また、ちょくちょく作者自身が狂言回しのようにしゃしゃり出てくるのも鼻についた。
何より、主人公に全く魅力が無い。こんなにも共感できない主人公って本当に珍しい。感情の無い人間という設定とはいえ、この人物を小説として表現する意味がわからない。
結局だらだらと長いだけで、ひどく中身の薄いストーリーだった。
もっとひどい言い方をお許しいただければ、適当に書き殴った稚拙な作品という印象だ。著名な作者が書いたのでなければ、世に出ることも無かったレベルの作品だと思う。
本当にこれを書いたのは、かの名作(と私は思う)「猫物語(白)」と同じ作者なのか?
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290
No.45
(1pt)

これって、実験的小説?

「これってひょっとして実験的小説なの?」って思うほど、完成度の低い作品。もし律儀に購入して読んでいたら、ひどく損した気分になったと思う(私は図書館で借りて読んだ)。
描写される組織や世界にリアリティが希薄で、おとぎばなしでも読んでいるような足元の覚束なさを最後まで拭えなかった。また、ちょくちょく作者自身が狂言回しのようにしゃしゃり出てくるのも鼻についた。
何より、主人公に全く魅力が無い。こんなにも共感できない主人公って本当に珍しい。感情の無い人間という設定とはいえ、この人物を小説として表現する意味がわからない。
結局だらだらと長いだけで、ひどく中身の薄いストーリーだった。
もっとひどい言い方をお許しいただければ、適当に書き殴った稚拙な作品という印象だ。著名な作者が書いたのでなければ、世に出ることも無かったレベルの作品だと思う。
本当にこれを書いたのは、かの名作(と私は思う)「猫物語(白)」と同じ作者なのか?
悲鳴伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社文庫)より
4065294223
No.44
(3pt)

続編に期待

以下のレビューには若干のネタバレを含みます。

いわゆる普通の感情が欠落している少年が主人公です。

それが個性であり光る所ではあると思いますが、個人的に物語が淡々と進み過ぎなような気がしました。
それに重なり作者の俯瞰的な言葉が所々入ることで(これが原因?)、以前の作品のように物語にすんなりとのめり込むことがあまり出来ませんでした。

山場が無いわけではありません。
つまらないわけでも無いのです。
しかし何かが足りない印象を受けました。

この作品は伏線をこれでもかとばかりに張りながら殆どを回収していない(この作者にはありがち)ので、続編があるとしたら大変面白そうです。

(最後に個人的にですが、この著者の作品を初めて読む人でこの本を買う方は、戯言シリーズや世界シリーズ等をオススメします。)
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290
No.43
(3pt)

続編に期待

以下のレビューには若干のネタバレを含みます。

いわゆる普通の感情が欠落している少年が主人公です。

それが個性であり光る所ではあると思いますが、個人的に物語が淡々と進み過ぎなような気がしました。
それに重なり作者の俯瞰的な言葉が所々入ることで(これが原因?)、以前の作品のように物語にすんなりとのめり込むことがあまり出来ませんでした。

山場が無いわけではありません。
つまらないわけでも無いのです。
しかし何かが足りない印象を受けました。

この作品は伏線をこれでもかとばかりに張りながら殆どを回収していない(この作者にはありがち)ので、続編があるとしたら大変面白そうです。

(最後に個人的にですが、この著者の作品を初めて読む人でこの本を買う方は、戯言シリーズや世界シリーズ等をオススメします。)
悲鳴伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社文庫)より
4065294223
No.42
(5pt)

西尾維新らしさ

※若干のネタバレ注意

全てを"ただ、そうである”としか見れない少年の話。

人類の3分の1が削られるという事件後から話がスタートします。
(この事件設定に啓示の書((黙示録))の8章8節が何となく思い浮かびましたが)そんな事件の原因である地球と戦うお話。

・・・あれ、でもあんまり地球陣と戦ってなくね?

相変わらず賛否両論きっと分かれるお話なんでしょうが、私は好きです。
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290
No.41
(1pt)

全然面白くないんだけど……

この人のしょうせつ、ほんとつまらない。
特にこの本はつまらなかったー
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290
No.40
(1pt)

全然面白くないんだけど……

この人のしょうせつ、ほんとつまらない。
特にこの本はつまらなかったー
悲鳴伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社文庫)より
4065294223
No.39
(2pt)

空っぽのヒーローと空っぽの内容

人の心がわからない少年が、人に敵対する地球およびその地球の手下と戦ったり、地球に対抗するための正義の組織と戦ったりするお話です。
お話なのですが…
結局の1番がんばって描写されてることは

「思春期の男の子が年上女子高生と同棲する」

ただそれだけです。
作者もそこが1番書きたかったのかな?

別に地球vs人間の設定、丸々必要無かった気がします。

西尾維新の作品を読み慣れてる人ならば、
本書を半分も読まないうちに
話の展開・キャラの最後・話のオチ・設定の放棄などなど、
だいたいの予想がついてしまうのも残念です。

西尾維新の出版物はほぼ全て購入している自分が
「あー、やっぱり作者の引き出しも限界が近いなぁ」
と改めて痛感した一冊でした。
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290
No.38
(2pt)

空っぽのヒーローと空っぽの内容

人の心がわからない少年が、人に敵対する地球およびその地球の手下と戦ったり、地球に対抗するための正義の組織と戦ったりするお話です。
お話なのですが…
結局の1番がんばって描写されてることは

「思春期の男の子が年上女子高生と同棲する」

ただそれだけです。
作者もそこが1番書きたかったのかな?

別に地球vs人間の設定、丸々必要無かった気がします。

西尾維新の作品を読み慣れてる人ならば、
本書を半分も読まないうちに
話の展開・キャラの最後・話のオチ・設定の放棄などなど、
だいたいの予想がついてしまうのも残念です。

西尾維新の出版物はほぼ全て購入している自分が
「あー、やっぱり作者の引き出しも限界が近いなぁ」
と改めて痛感した一冊でした。
悲鳴伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社文庫)より
4065294223
No.37
(3pt)

傑作とは言い難い。

一日程で読み終わりました。精神論、逆説、登場人物のぶっとんだキャラクター性などを描写する氏の得意とする手法が全編に亘りこれでもかと使用されていて、最大巨編と銘打っていますが、西尾作品を読み慣れていなくともそこまで長くは感じないと思います。未回収の伏線や、結局謎のまま終わってしまった世界観などはもうしょうがない、と開き直るしかありませんが……。あとがきでも示唆されているように、『とりあえず』とか『なんとなく』といった設定が多すぎるので、いちいち拾おうとしてもそれはそれで疲れてしまいます。

個人的に気に入ったのは、空々くんの性質というか、人間性でしょうか。賛否の分かれるところでしょうが、第一話冒頭の問診シーンはサイコロジカルなど初期の氏の文章を想起してしまうような感じで、とても印象に残りました。逆にちょっと辟易してしまったのが地の文。わざとらしい引きと似たような言い回しの多様、いまいち固定されない視点、登場人物の思考やストーリー展開をただ説明しているような文脈で、逆に緊迫感が削がれました(この辺も『すらすら読めてしまう』要因の一つかと思います)。

つまらなくはありません。一応、主要登場人物はそれなりに奇抜かつ大胆に(言い換えるなら中二病的に)キャラが作られていますし、(展開がある程度予想出来てしまうものの)それぞれ役割のようなものに沿って活躍しますし、死んだり死ななかったり、戦ったり戦わなかったりします。やや無理がある表現かもしれませんが、敢えて言うなら王道。ラストの大立ち回りは痛快であり諧謔的であり、誇張するならドラマチックです。

総合的にみて一言で評価に代えるならば、『面白くも不親切な小説』です。
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290
No.36
(2pt)

なんだこれ・・・・

広げた風呂敷を全部丸投げして終わった感じの作品です。話自体も全体を通してなんだか行き当たりばったりな感じがします。プロット書いてないんじゃないかな?とすら思います。速筆で知られる西尾維新先生ですが、もう少し物語に丁寧さを持たせてほしいです・・・
キャラクターは好きなので、評価は2で。
悲鳴伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社文庫)より
4065294223
No.35
(1pt)

つまらなかった

西尾維新は結構好きなんですが、やっぱり最近の作品は面白くありません。
西尾維新といえば考え方を押しつける作風が面白いのに、今回はそれがまったくないし、主人公には共感出来てもストーリーとしては滅茶苦茶つまらない。
圧倒的な力を持つ敵をどのように倒すのか?
人の感情がわからない主人公はどうやって相手を淘汰するのか?
それが唯一魅力的なシーンなのかと思いきやその手法は取ってつけたかのような感じであり、人の心がわからない主人公がどうしてそんな事をするのかが理解不能。
躊躇なく殺すというところが主人公らしいと思わせたかったんでしょうけれど、それ以外のところが逆に人間味に溢れすぎていて謎。
取り敢えず現代風に登場キャラを殺しまくって奇抜な感覚を出そうとしたんでしょうけど大失敗。
キャラの使い捨ては別に構わないんですが、いくつもの修羅場を切り抜けてきた登場人物が主人公空のあんな簡単な攻撃に耐えられない意味がわからない。
透明スーツなんてぶっ飛んだものを生み出しているのに少年の蹴りにすら耐えられない脆弱な身体。
防御の為にきているという彼らの衣服は、実のところ紙程度の防御力しかなく、毎回なんの効力も発揮せずに貫通。
戦闘において重宝すると言われたアイテムのなんともまぁ実に使えない使用用途。
核となるキャラクターの登場は一応登場させた感じでなんの意味も持たない。
最強と言われたキャラクター達があっけなく死んだ事に意味はあるのか?
哲学的な問いを投げかけるシーンも少なく、ただベラベラと喋るシーンが続き、皮肉ばかりが延々と描かれている。
これなら別に悲鳴伝という世界観を描くのではなくてエッセイでも書いた方がいいのでは?
物語という作品を通して伝えたい想いが何一つ感じられない。
正直表紙からは戯れ言シリーズのような感じを期待していたのですが、中身は本当にからっぽ。
嗚呼、だからからっぽの話って事ですか?
全然うまくありません。
後、二つ名も今回全然うまくありませんでした。
火達磨という名前のセンスが特に。
全然火達磨じゃなくて残念でした。
というか、世界観統一ぐらいしてほしいものですよね。
超能力系にするのか、超科学にするのか、中途半端すぎる。
火達磨だけ別世界の人でしょう、アレ。
後、地球陣って結局何がしたかったんですか?
大いなる悲鳴にもまったく関わってなかったみたいだし、地球本人だけで無双の強さじゃないですか。
どうして地球を相手にせずになんの力も持たない地球陣を相手にするの?
絶和の裏切りって必要?
武器の性能に差があり過ぎない?
茶飲み話の能力って結局矛盾だらけじゃない?
正直無理して作った話という感想だけが次から次へと出てきます。
なんというか、巨編という言葉を使いたくて無理やりページを埋めただけです。
あと一番重要な点ですが。

西尾維新に俯瞰文章は合っていない。
少し前から挑戦しているみたいですけど、全然しっくりきません。
ほとんど主人公の視点で描かれているんだから無理して俯瞰させる事はない。
からっぽの少年の心情を描くのは技術的に大変なのかとも思いますが、書けない事はないでしょう。

というか、早く赤い人のシリーズ出してください。
こっちは化物語のセカンドシーズンの前からずっと待っています。
謎の単行本ばかり出してないで一番期待している爆弾魔さんとの話を書いてください。
マジでお願いします。
早くしないと戯れ言シリーズの記憶が風化してしまいます。
悲鳴伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社文庫)より
4065294223
No.34
(2pt)

なんだこれ・・・・

広げた風呂敷を全部丸投げして終わった感じの作品です。話自体も全体を通してなんだか行き当たりばったりな感じがします。プロット書いてないんじゃないかな?とすら思います。速筆で知られる西尾維新先生ですが、もう少し物語に丁寧さを持たせてほしいです・・・
キャラクターは好きなので、評価は2で。
悲鳴伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲鳴伝 (講談社ノベルス)より
4061828290