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誰がための刃 レゾンデートル
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誰がための刃 レゾンデートルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 41~59 3/3ページ
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知念さんは好きな作家さんです。ここのところ、彼の比較的おだやかな作風のものばかり読んでいたせいか、違和感が残りました。この作品に関しては血を見るようなシーンが多くて、いろいろ想像しすぎて気持ち悪くなりました。ただ、読者の想像を掻き立てる書き手ともいえるでしょう。映画になりそうな感じの話でした。 | ||||
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医療のことは詳細に丁寧に描かれている。 末期がんの医者が殺人鬼に代わって代行殺人する話。 末期がんなのに、体を鍛えて街の悪い奴を倒していく。 麻薬とアルブミンで痛みを止めて、普通状態に戻るのですが、そこにリアリティを求めてはいけない。 気力で持っていると思わないと。 余命半年くらいなので、ラストは死んで終わるのは分かる。 そこまでにどんな展開だったかが重要でした。 映画のような展開です。 映画にしやすいと思います。 不幸な生い立ちのヒロインを用意して、敵の側にも色々と事情があったりで、それぞれちゃんと動いてます。 別々に動いていたストーリが途中で交差し合って、一つになって終わる感じです。 快楽殺人者を書くのは想像だけで大変だったと思うけど、掘り下げるのも気分的にきついからこの程度が丁度良かったか。 色々考えて作っているけど、次のページに行きたくなるほど面白くは無かった。 何故だろうと考えたが、やはり自分が色々と本を読んで来たせいかもしれません。 これよりも面白いものを見て来たせいかもしれません。 中高生の時に読んだら愉しめたかも。 純粋に人を殺すことが短絡的というか、都合というか、面白いストーリーを作るためだけに色々設定を考えたのなあという感じがしたのです。 でなくて、作者が書きたいことを面白く書かれたものが読みたいなと思いました。 だから普通に感じたのだと思います。 | ||||
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医療のことは詳細に丁寧に描かれている。 末期がんの医者が殺人鬼に代わって代行殺人する話。 末期がんなのに、体を鍛えて街の悪い奴を倒していく。 麻薬とアルブミンで痛みを止めて、普通状態に戻るのですが、そこにリアリティを求めてはいけない。 気力で持っていると思わないと。 余命半年くらいなので、ラストは死んで終わるのは分かる。 そこまでにどんな展開だったかが重要でした。 映画のような展開です。 映画にしやすいと思います。 不幸な生い立ちのヒロインを用意して、敵の側にも色々と事情があったりで、それぞれちゃんと動いてます。 別々に動いていたストーリが途中で交差し合って、一つになって終わる感じです。 快楽殺人者を書くのは想像だけで大変だったと思うけど、掘り下げるのも気分的にきついからこの程度が丁度良かったか。 色々考えて作っているけど、次のページに行きたくなるほど面白くは無かった。 何故だろうと考えたが、やはり自分が色々と本を読んで来たせいかもしれません。 これよりも面白いものを見て来たせいかもしれません。 中高生の時に読んだら愉しめたかも。 純粋に人を殺すことが短絡的というか、都合というか、面白いストーリーを作るためだけに色々設定を考えたのなあという感じがしたのです。 でなくて、作者が書きたいことを面白く書かれたものが読みたいなと思いました。 だから普通に感じたのだと思います。 | ||||
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この作家の本初めて読みました。血が出すぎる、主人公や相手の女の子がドラマっぽすぎてリアリティがない、等のマイナス点はあるが、一気に読みました。無関係の事件を絡み合わせてあったり、次々事件が出てきて、あり得ない設定も、書き手が楽しんで作ってるようなので、許せてしまう。血をたくさん見たわりに、締め方も悪くありません。 | ||||
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最終章にいく前に、ジャックの正体はわかったが、最後まで楽しめた。 | ||||
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なのだろうか。 ストーリーやキャラクター描写は陳腐でした。主人公の医師が作者の理想なのかなぁと。大分古臭いですけど。読みきるのが苦痛でした。 | ||||
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末期癌の外科医と家出少女のお話です。 そこに世間を震撼させている切り裂きジャックや怪しげな連中、 警察や報道記者が絡んできて、壮大な物語の幕開けです。 終わり方もすっきりしていて、なかなか面白かったです。 | ||||
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母が愛読の知念実希人さんのこの本が、出版社に在庫がなかったので、購入したんですが、届いた本、誰も読んだ形跡がなく新品だったので、母かが、大喜びだったので嬉しかったです 内容も、面白いからまた読みかえすと言ってたので、購入したかいがありました ありがとぅございます | ||||
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もぅ 久しぶりに一気読みしました! 知念実希人さんファンになりました!他の作品も読もうと思ってます。 医療ネタは沢山読みましたが、なんか素敵な何かが溢れてます!何かが! | ||||
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やはり、デビュー作だけあって、アラが目立つ。 例えば、P234の12行目。宇佐見記者目線で三人称で描かれた文章でありながら、「私は、悪人じゃない。」と、一人称になっている。 それから、P278の16行目。「自分を襲った男たちに逮捕されれば」ではなく、「自分を襲った男たちが逮捕されれば」の間違いなのでは? それと一番残念なのは、結構早い段階で、田中が川原丈太郎だと解ってしまった事。 三十路の医者が17歳の処女に「優しくするよ」と言いながら中田氏しちゃ駄目だろうとか、いろいろ言いたい事はあるけれど、 細かい点はさておき、全体的には面白かった。 | ||||
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単純に面白かったです。デビュー作とは思えないほど話に疾走感がありました。 次回作にも期待したいです。 | ||||
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ハードボイルドとしては、それなりに完成されていると思う。 が、福ミスは本格寄りの作品を期待すると応募要項に書かれている通り、本格ミステリーとしての賞であることを考えると、この作品が受賞したというのはどうであろうか。 他に良い作品がなかったといえばそれまでだが、そうであればこの年の応募作の水準が低かったということになる。そういう年度もあるだろうが、それでも本格寄りの作品を選んでほしかったというのが本心である。 小説としての出来具合はそれほど悪いものではないので、とにもかくにも福ミスに興味があれば一読を勧めたい。ただ読み終えてからの満足度というものは、読み手の嗜好によって大きく左右されるだろう。 | ||||
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主人公の医師にまったく感情移入できない理由を考えてみた。 内容自体、面白くないわけではないんです。 でも、でも、どこか入り込めないこの設定・・・。 たぶん、主人公の内面がイヤなんだろうな。 いつまで鬱々としてるんだー!ってイライラするのもあるし、人がばんばん死ぬのも気持ちいいものではない。 世直しってったって、こんなご都合主義はありなの?みたいな。 いや、人が死ぬ設定がダメなんじゃなくて、なんだろ、嫌悪感みたいなものがわくんですよ。 これはもう、作者との相性かもしれないから、バッチリ合う人もいるんだろ思います、、 私はちょっとダメでした。 本業がお医者さんということなので、それを生かした医療ミステリーみたいな内容は読んでみたい気がしました。 | ||||
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本格ミステリの賞を受賞しているが 本格というよりは様々な要素を組み合わせた エンターテイメント作品といった感じ。 犯人当てを楽しもうとしていたらがっかりするかも。 ただエンターテイメントしてはかなり良く。 リーダビィリティが高かった。 厚い本だが手に汗にぎりかなり早く読めた。 爽快な読書を楽しみたい方にお勧め。 | ||||
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マンガやドラマの原作としてなら面白いとは思う。全編、映像化を意識したかのような劇画チックな展開が多い。 しかし、そこには小説の持つ味わい深さは感じられない。どうにもこうにも白けてしまうのだ。 登場人物同士の会話での状況説明が多過ぎて鼻につく。会話も自然とは程遠い、わざとらしい会話の連続で辟易する。特に主人公とヒロインの会話は読み手が赤面してしまうほど。 扱っている題材自体、全体の構成自体はとても良く出来ていると思うが、その料理の仕方が雑なために物凄く残念な仕上がりになってしまっている。 「法で裁けない悪人」の描き方をもっと反吐が出るほど悪人に描いたり、「法に代わって裁くジャック」の内面を深く描いたりすれば、話の中にもっと惹き込まれたのになと残念だ。 作者は現役の医師ということだから、もっと得意分野である医療に関する事に特化した小説を書いた方が良いのでは?得意分野であれば、もっと深いリアリティのある小説を書けるのではないだろうか? | ||||
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過去の事件や追われる理由に違和感を感じました。 何だか無理やり感がありませんか。 それに男の妄想のようなものが前面に出すぎていて それにはかなり辟易しました。 まったくもって都合が良すぎでしょう。 そのうえ人があまりに殺されすぎです。 主人公の青年医師には共感もできないし キャラが全然立っていないように感じました。 文章も稚拙なので、なんだか読みにくかったです。 なぜこんなに評価が高いのか理解できません。 | ||||
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本格ミステリというよりは、サスペンスでしょうかね。 あるいはハードボイルドという分類もできるか知れません。 一応推理小説的な仕掛けもないではないのですが、 基本的にそこはあまり重きを置かれていません。 様々な立場の人間が織りなす群像劇、ですかね。 それが、ある一点を目指して収束していきます。 アクション描写にはかなり熱が入っております。 反面、何故剣道ばっかり前面に?という感想も少し(苦笑) ほかの方も書いておられましたが、 終盤はあまりにも綺麗にまとめ過ぎたせいか歪みがなく、 その分カタルシスがぼやけてしまった点が瑕瑾かと。 | ||||
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ミステリとして読むと「まあまあ」です。 本作のミステリ的なお題は ・ジャックの正体と連続殺人の動機は? ・少女の周りで起こる連続殺人の真相は? この2つなんですが、どちらも結構あっさりと判明してしまい、 かつあまり衝撃的な展開ではないので、ちょっと肩すかしぎみ。 ジャックの正体については2段落ちがあるのですが、2段目も それほど効果的などんでん返しではなかったなと。 但し、本作を「ハードボイルド風味のエンタテイメント小説」として 読むと、非常に非常に面白かったです。 キャラは立ってるし最後は泣けるしで、大満足でした。 例えば、藤原伊織さんの『テロリストのバラソル』や『手のひらの 闇』に、「メチャメチャ面白かったけど、ちょっと ”おっさんが あこがれる、超かっこいいおっさん像" が前面に出過ぎてて 鼻につくな〜」という感想を抱いた方には、特にお勧めできます。 (分かりづらい例えですいません) 唯一の不満は、「法で裁けない悪人どもをジャックが次々と殺す」 というシーンが「悪人の悪さっぷり描写はほどんど無し」「天誅 の場面も超あっさり」なので、爽快感というかカタルシスが薄い ところかな。ここはもっと、スカッとさせて欲しかったです。 それにしても、ばらのまち福山ミステリー文学新人賞の 受賞作は当たりが多いですね。 次も楽しみです。 | ||||
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"純愛"は純粋ゆえに登場人物が何かしらの形で狂的に壊れていかなければ表現できません。 そしてハードボイルドは男たちが壊れていく"純愛"の物語であり、「誰がための刃」はまさにそう云う意味でのハードボイルドだと感じました。 この作品に登場する男性たちは、世界から取り残され、絶望し、自己破壊的に暴走し、虚無に耽溺して心を腐食させていきます。その中で、一人は守るべきものを失って虚無に呑み込まれてしまい、一人は虚無の中で守るべきものを見出したのに、本当の意味で守りきれずに絶望に崩れ去り、一人は一旦虚無に陥りながらも守るべきものを見出し、命に代えて守りきって充足を得ます。 具体的でリアリティのある医学的描写やスピード感のある武闘描写もさりながら、"純愛"に飢えている人にお薦めですね。 | ||||
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