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誰がための刃 レゾンデートル
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誰がための刃 レゾンデートルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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最後まで退屈せずに読めるけど、使い回され過ぎた展開やキャラクターそして台詞。 ストーリーも予想通りです。 昨今のアニメは凄く練り込んだ設定やストーリーなんで、アニメ化は無理。 映画化すれば、ある程度受けるでしょう。 医療現場と格闘シーンの描写はなかなか見事でした。 | ||||
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ヒロインが残念すぎて家出少女と恋人関係になってしまってから急速に興味を失っていきました。 このヒロイン、生い立ちは可哀想なんだけど、同じ女として全然共感出来ない。 私も家が複雑な生い立ちでヒロインと同じような目にあって18で東京出てきたけど、まっとうな仕事探して、お金は無いけどまともな職について、自分の夢追って、自力で叶えた経緯があるので、スマホがあって調べれば何でも情報が手に入るこの時代に、19歳なのに「もうカラダ売るしかない」とか、簡単に下着売るとか、エロい写真撮らせるとか、安易な方法でお金稼いでいるんですよ。自力で何とかしようって感じも頭も無くて、ただの料理上手な美少女でしかないんですよ。あ、歌上手いもあるか。 そしてなんか押しつけがましい。 歌聞かせる場面も、その後肉じゃが食べさせるシーンも、ウザさ爆発してるんですけど、男性からしたら「19歳のか弱い美少女に強気にお世話されてる」って萌えるんですかね? 岬、当初はとってもかっこよかった!狂気に走る様もかっこよかった!沙耶に対する「そんな田舎臭い子供に手なんか出さない」って言ってる様もかっこよかった! 沙耶にとって必要なのは自分を「オンナ」として見る男じゃなくて、ちゃんと生き方を教えてくれる「大人の人」だと思うんですよ。カラダの代償も求められずに、たとえばその歌の才能を認めてくれるとか、「美少女である」という条件以外で、沙耶自身が「その存在が価値がある」と認めてくれる、そういう大人も居るって沙耶に分って貰って未来に希望持って欲しかった。 安易に色恋にするのでは無く、大金を与えるのでも無く、「ちゃんとした生き方」を教えてくれる存在が岬であって欲しかった。 女の子、特に綺麗な子は、恋人に出会うより「信頼できる大人」に出会える事の方が奇跡なんですよ。 若い女の子はすぐに「恋」に結び付けがちだったりするので、それも正して諭してくれる魅力的な男って、なかなか日本の創作物の中では見られないですね。残念です。 癌でこの世に自分の遺伝子を残せないけれど、「コドモ」な沙耶に生き方を、その存在を「性的搾取」される為だけではないという事を、ちゃんと愛されたことのない少女に教えてあげて欲しかった。 「性愛」が絡まない「純愛」の方が「自分の命を投げ出して助けに来てくれた」って行為がエモくないですか?映画LEONみたいで。 これは私が女だから思う事なんでしょうかね? 男性読者は当たり前に、恋人になってからもパンツ売りに行くような少女に自分の存在意義感じる程恋に落ちるものなんですかね?そんなに若くて可愛い女がいいんですか?いいんでしょうね。いいからこれで出版されてるんですもんね。 「恋人の為に己の命を懸ける」って男のロマンですもんね。 すみません、すでに少女でもないブスの僻みです。 | ||||
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知念さんは好きな作家さんです。ここのところ、彼の比較的おだやかな作風のものばかり読んでいたせいか、違和感が残りました。この作品に関しては血を見るようなシーンが多くて、いろいろ想像しすぎて気持ち悪くなりました。ただ、読者の想像を掻き立てる書き手ともいえるでしょう。映画になりそうな感じの話でした。 | ||||
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やはり、デビュー作だけあって、アラが目立つ。 例えば、P234の12行目。宇佐見記者目線で三人称で描かれた文章でありながら、「私は、悪人じゃない。」と、一人称になっている。 それから、P278の16行目。「自分を襲った男たちに逮捕されれば」ではなく、「自分を襲った男たちが逮捕されれば」の間違いなのでは? それと一番残念なのは、結構早い段階で、田中が川原丈太郎だと解ってしまった事。 三十路の医者が17歳の処女に「優しくするよ」と言いながら中田氏しちゃ駄目だろうとか、いろいろ言いたい事はあるけれど、 細かい点はさておき、全体的には面白かった。 | ||||
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ハードボイルドとしては、それなりに完成されていると思う。 が、福ミスは本格寄りの作品を期待すると応募要項に書かれている通り、本格ミステリーとしての賞であることを考えると、この作品が受賞したというのはどうであろうか。 他に良い作品がなかったといえばそれまでだが、そうであればこの年の応募作の水準が低かったということになる。そういう年度もあるだろうが、それでも本格寄りの作品を選んでほしかったというのが本心である。 小説としての出来具合はそれほど悪いものではないので、とにもかくにも福ミスに興味があれば一読を勧めたい。ただ読み終えてからの満足度というものは、読み手の嗜好によって大きく左右されるだろう。 | ||||
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主人公の医師にまったく感情移入できない理由を考えてみた。 内容自体、面白くないわけではないんです。 でも、でも、どこか入り込めないこの設定・・・。 たぶん、主人公の内面がイヤなんだろうな。 いつまで鬱々としてるんだー!ってイライラするのもあるし、人がばんばん死ぬのも気持ちいいものではない。 世直しってったって、こんなご都合主義はありなの?みたいな。 いや、人が死ぬ設定がダメなんじゃなくて、なんだろ、嫌悪感みたいなものがわくんですよ。 これはもう、作者との相性かもしれないから、バッチリ合う人もいるんだろ思います、、 私はちょっとダメでした。 本業がお医者さんということなので、それを生かした医療ミステリーみたいな内容は読んでみたい気がしました。 | ||||
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