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(短編集)
ナミヤ雑貨店の奇蹟
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ナミヤ雑貨店の奇蹟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全410件 361~380 19/21ページ
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めちゃくちゃ面白かった。東野圭吾は30冊程読みましたが、自分はこれが好きです。最後に話が全て繋がるという東野圭吾の得意技が光ってた。 | ||||
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物語は3人の若者たちが窃盗の逃亡中に、隠れ家として入った廃屋からスタートする。過去と未来を繋ぐ、時間の流れが変わった不思議なお店、「ナミヤ雑貨店」 当時、店主のナミヤさんがまだ営業をしていた頃にその名前にちなんで始まったナヤミ相談。時空を超えて届くナヤミ相談に3人がは動揺しながらもまじめに向き合い、返事を書いていきます。 必死に考えて書いた返事と逆の行動を取ってしまう相談者にやきもきしながらも、知らず知らずのうちに返事を書くことにやりがいや楽しさを感じているようにも思えます。 3人が育った施設、「丸光園」に関わりのある登場人物たちが織り成す短編ストーリーかと思いきや、一人ひとりの複雑に絡み合う人間関係や年月の流れが、最後にひとつとなる。 少し、最終章へ持っていくまでの中で中だるみを感じたが、伏線の回収は自然と頭に入り、読後は爽快感を感じられる。 「誰かに何かを相談するとき、自分の中で答えは決まっていて、その背中を押して欲しいだけ」 「明日は今日より素晴らしい」 敦也がポストがどこに繋がっているかを確認するために入れた、一枚の白紙の便箋。 その白紙に対する、波矢雄治の人生最後の回答。 店主がこの最後の相談者の真意を読み取り、返事を書きたいという強い想い、その答えが私たちに勇気を与えてくれる。 | ||||
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発売前からこれは名作に違いないと確信していました。 ずいぶん遅くなりましたが最近になりこの本を手に入れました。初めは何でもないような悩み相談の話という印象しか受けませんでした。しかし、2章を超えたあたりから考えが変わりました。 たいして、関係のなさそうな人たちがナミヤ雑貨店を通してどんどん繋がっていくというプロセスに衝撃を受けました。 若者達の未来に期待したいと思いました。 ★4なのは本の帯にやや不満があったからです。 物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。 という文章と実際の結末が私の中でうまく繋がりませんでした。 しかし、ナミヤ雑貨店の奇蹟が名作なのは事実です。是非多くの人に手にとって見て頂きたいと思いました。 | ||||
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筆者の作品をほとんど初めて読了しました。 こんなに夢のあるファンタジーを書く人だという 印象がなかったためとても新鮮に感じました。 ストーリーも素晴らしかったですが 物語の構成が秀逸でした。 ナミヤ雑貨店と丸光園に関わる登場人物の それぞれの人生が織りなす綾の全体像が 次第に見えてくるような感じがしました。 是非映像化されることを期待します。 人にすすめたくなると同時に 自分が関わってきた来た方々に改めて感謝したくなる本です。 | ||||
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流石に上手く、繋がっていきます・・ 登場人物の人生と背景が、物語を織り成していきます。 相談に対する「回答」が、時空を超えているために 上手く機能していく でも夫々が持っている「運命」には、触れていないように思います。 「時生」と同じタイプですが、もっと登場人物が豊富で物語が複雑に絡み合って とても面白い。。 夫々の人物の「生き様」が、人生の不思議さ面白さを出している。 **「ナミヤ雑貨店」を潰さないでいてくれた子孫に、感謝したくなりますね・・・ | ||||
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東野さんの本は大好きだけれど、当たり外れが大きい気がします。けれどこの本は読後感も良く、話にファンタジー要素があるので、人のつながりにも無理が感じられず、とても面白く読みました。さすが東野圭吾さんと思わせてくれる本でした。 | ||||
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◎牛乳箱というアイテム変更はあるが、イルマーレ(2000年韓国映画 リメイクアメリカ映画2006年)という映画作品からヒントを得て作られた作品? 時代を超えた人たちと手紙をやり取りするストーリー ◆良かった点◆ ○東野圭吾作品が好きなら買い!! ○ストーリー展開、読みやすさ、わかり易さ、そして感動あり! ○ファンタジックに仕上がっている。基本的に東野さんの作品は好きなので購入して満足 ○読み終えた後温かい気持ちにさせられる ○実写版ドラマ化したら、感動ものかもしれない ◆悪かった点◆ ○登場人物すべてが丸光園と関わりがあり、少々わざとらしさを感じる部分有り ○イルマーレという映画からヒントを得ているような気がしてしまう。アイデア自体、オリジナルではないように思えてしまうところが残念 既視感有り ○丸光園で育った 恵まれない境遇で窃盗を繰り返す敦也、翔太、幸平がOLを辞めて水商売で金儲けをして親孝行しようとする迷える子犬に対してのアドバイスがあまりにも的確で、素晴らしすぎて不自然に思えた →これだけの考え方ができれば学歴に関係ない社会で犯罪に手を染めずにまっとうに生きられるのではないか? →育ちも学校教育もしっかり受けていてもここまで的確にアドバイスできない人もいる(フィクションだから仕方がない?とはちょっと思えなかった) ○迷える子犬に対して未来の予言の手紙を書く →ちょっと偏見すぎるのかもしれないが、何とか高校を卒業しあまり利口ではないような設定のようなのに、ただインターネットから検索してわかり易く上手に予言の手紙を書けるのかな?という疑問を感じた ○第二章 夜明けにハーモニカを − 魚屋の息子が丸光園でコンサート『恋人がサンタクロース』を歌う時、著作権法違反なのだがと書かれているが − ボランティアのコンサートであれば営利目的ではない為、著作権法違反ではない。 ◎調べものがあった為、日本著作権協会についでに聞いてみたが無料コンサートの場合は、著作権違反ではない事が判明! 状況から無料コンサート可能性が高いように思え、ちょっと誤解を招く書き方が残念。 売れっ子で仕事に追われている作者→調べが甘い? ○P326 本文 これまで店を包んでいた、不思議な気配が消えていた。そこに建っているのは、閉店した平凡な雑貨店以外の何物でもなかった。なぜそう感じるのか、説明はできない。 ナミヤ雑貨店の不可思議な現象が終了したという事なのだが、本の他の場面で不思議な雰囲気をかもしだしているという文面が少なく、雑貨店の外観がいきなり不思議さが漂ってきたような文面が現れた感がある。 もう少しその前に不思議な感じがするという文章や内容を出してくるべき。 →売れっ子作家なので仕事が山積みで手薄になっている? →売れっ子で名前だけで売れてしまうという現状で仕方がないのかもしれないがもう少し手抜きしないでほしい 最後に 東野圭吾さん頑張ってください。応援しています。 今後もミステリ以外の素晴らしい作品も楽しみにしています! | ||||
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人生の岐路に立った時、人は、他人の意見を聞きたくなる。 でも、それを鵜呑みにする人はきっと稀で、はっきりとした形ではないにせよ、自分が導き出した答えで果たしてよいのか、第三者に確認したいだけなのかもしれない。 この作品の登場人物も、“未来からの手紙”により自分の意志を明確にし、その手で人生を切り開いていったように思う。 結局、全ての答えは自分自身の中にある。そんなことを感じた作品でした。 | ||||
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とても読みやすい。夏季休暇を利用して読み始めましたがすぐに読んでしまいそうです。 まだすべて読んでおりませんが、初めから温かい雰囲気が漂っていて涙がでそうにもなります。 こんな文章を(物語)を創造できる東野さんはすごい才能ですね。 気になった方は手にとって数ページでも読んでみては? | ||||
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東野圭吾はすごい! 作中ではいろんな出来事が起こります。 そのどれもがハートウォーミングで、最初は短編集なのかなって思えるほど、まったくつながりを感じさせない物語の展開なのですが、読み進めると、全てがうまい具合につながります。 物語に張り巡らされた伏線には一切の無駄が無く、すばらしいのひとことにつきます。 そして読んだ後はちょっとほっとします。 エンターテイメント小説として、年齢を問わずお薦めできる一冊です。 | ||||
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過去と現代を絶妙に行き来するお話しで素晴らしい。 1961年生まれなので、いろいろと子どもの頃が思い出されてたいへん楽しく読みました。 東野さんの作品では「時男」にも通じるのかな、などとも思いました。 | ||||
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久しぶりに ワクワクしながら小説を読みました。 登場人物の人生 全てが みんな不器用で 美しく たくさん なきました。 最後のページが 白紙になっています。 全て読み終わったときに ほんわかと優しい気持ちになれる物語です 白紙の意味は 読み終わった方じゃないとわからない 素晴らしい物です とても粋な演出だと思いました。 悩んだり 答えがでない問題にぶつかったときに 手に取ると 力をくれると思います。 少なからず 私は前に進む力を頂きました。 | ||||
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うまいし、最後は涙が出そうになるぐらいのめり込みました。 でも気になるのは、悩み事相談にたいして、ほんとに真面目に返事を書いた手紙も、冗談半分に書いた手紙も、様々なことを引き起こしながら、相談をしたそれぞれの人の人生に良い影響を与えていること。 悩み事相談への返事をどう受け止めるかしだい・・とはいうものの、これは受け止めた人間がとても強い人たちだったからでは? あんな返事をもらったら、それだけでくじけてしまう人もいそうな気がする。 現代のおとぎ話にリアリティを期待するのが間違いだろうか。 | ||||
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女性週刊誌に、紹介されていた記事を偶然見かけて、 早速、読み始めました。 ストーリーは、書かないでおきます。 面白くて、温かくて、 読みだしたら、やめられません。 初めは、短編仕立てで話が進行するのですが、 その登場人物達が、どんどんうまく絡み合ってきます。 そして、読んでいて、とても温かい気持ちになるのです。 友人に紹介して、その日のうちに公立図書館にたずねてみた友人からの情報ですが、・・・ その公立図書館では、一番人気、市内の図書館全部で19冊ある本はすべて貸出中、 予約待ち300人とのことです。 わたしも、この本を読んでよかったと思っています。 | ||||
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久々のハートフル・ファンタジー。ミステリーだけでなく、こういった小説も書けるのが東野圭吾の強みである。 並みの作家さんだったら、1章目のような展開の話をつらつらと4編か5編書いて終わりだろうと思う。それでもそれなりに面白い連作短編集にはなりそうだ。 でも、いきなり転調してしまう展開には良い意味で裏切られ、さすがは東野圭吾!と唸ってしまった。 一見、別々の話と思われていたものが、少しずつきれいに絡まっていくさまは読んでいて楽しい。御伽噺はこうでなくっちゃ!という好例である。 ファンタジー系の小説では東野圭吾の最高傑作だと思う。 | ||||
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これは感動しました。 面白かったです。 すべての物語がちゃんと繋がっていて、 時空を超えた優しさが胸に沁み入ります。 「トキオ」とはまた違う時空を越えたお話しです。 こんな奇蹟があってもいいですね。 | ||||
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昔、まだ東野さんがあまり売れていらっしゃらなかった頃からのファンです。 ファンなので、最近の作品ももちろん好きです。 でも以前の作品の方がもっと好きです。 最近の作品は作風がちょっと違いますね。 何だかちょっと、ヒットを意識しすぎというか狙いすぎ感を感じてしまいます。。。 この作品は昔の東野さんを思わせる作風でした。 一見関係なさそうな所で全部が一本の糸で繋がっていたり、感動があったり…。 これぞ東野さんの真骨頂、と思わせる作品です。 これからもこういう作品をお願いします!!! | ||||
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非常に読みやすく、また全てが繋がった時 全ての相談者と回答者が丸光園と雑貨店が関わる理由が分かった時の感動 桑田佳祐の楽曲をイメージした“黙祷はビートルズで”の章が、特に気に入りました | ||||
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この本の概要は他の皆さんが書かれているので、あえて書きません。 東野圭吾さんといえば「ガリレオシリーズ」や「加賀恭一郎シリーズ」など多くをドラマ化や映画化されているミステリー作家さんですが、私はこの本の様に決して派手でとは言えない作品があることを皆さんに知っていただきたい。 年齢に関係なく現代に生きる悩める皆さんに是非とも読んで欲しいです。読み終えて私は単純に感動しました。実際にはあり得ないお話かも知れません。多分、現代のおとぎ話でしょう。それでも病んだ私の心は癒されました。 出来ることなら「ナミヤ雑貨店」のシャッターに手紙を入れたい。返事は要らない。波矢さんでも若い三人の彼らでも構わないので読んで貰えたらそれだけで。 誰だって、周りの人には言えない悩みはあるはずです。 人それぞれ解釈は違うでしょうが、この本を読むことによって自分自身の事をもう一度考えさせられました。でも、読んだ後、何とも言えない爽快感を味わえました。是非、友人や知人にオススメしたい本です。改めて東野圭吾さんは不思議な魅力を持った作品を書かれる素晴らしい作家さんだと思い知りました。 | ||||
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久しぶりの東野圭吾ヒット作じゃないでしょうか。 去年の作品も真夏の方程式などは好きでしたが、 今年は、初回からヒットでしたね。 心温まる作品じゃないかと思います。 東野圭吾作品をはじめて読む方には、あまりおすすめ 出来ませんが・・・おもしろくないという意味ではなく。 全体的に映像化されることを前提にしたような作品だった と感じました。 | ||||
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