■スポンサードリンク
(短編集)
ナミヤ雑貨店の奇蹟
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ナミヤ雑貨店の奇蹟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全410件 341~360 18/21ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本が新刊のようにきれいで、うれしかったです。不思議物語が大好きなので、内容も大満足でした。ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人は進化しているようでまったく変化していない。33年間で進化したのは人を取り巻く環境だけである。そんな中で一人のおやじを通じて様々な人々の運命的なつながりが非現実的と感じながらも実際にあり得ると思えてくる。この本を読み終えて、33年前に自分は一生懸命生きたか?あの頃に何らかの悩みがあって、正しい選択をしたのか?そうして現在の自分を数10年後に還りみたらどう感じるのかと考え、今を精一杯生きてゆこうと思わせる作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「東野 圭吾」は当たりハズレが出てきた。 『カッコウの卵は誰のもの』『プラチナデータ』の読後感、時間を無駄にしたとした思えない。 しばらく、こっちの“メルヘンライン”を充実させた方が読者のためになる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾の作品はTVでお目にかかっても、本で読んだことはなかった。しかし通勤経路にある書店でこの本のポスターを見て、東野ミステリーといえば人が死ぬんじゃないの?と疑問に思いながらも、図書館で予約しておいた一冊。数ヶ月待って、読むことができた。 奇蹟とは、ナミヤ雑貨店の投函口がタイムマシンになって、過去と未来が文通するということ。ということはモスクワ五輪とかバブル経済とか・・とドラえもんのようなファンタジーが紡ぎ出されていくのだけど、それだけでは大人の童話にならない。 よく見ると、一連の物語はパズルのように精巧に繋がっている。この町に生きた人々のいくつかの人生が、交わらないようでナミヤ雑貨店と孤児院を舞台に繋がり合う。そして少しづつ、謎が解けていく。この辺の構成力はさすが、というところか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
深い話。 何度も読み返したい。いろんな人に薦めたい内容だった。 特に、人の話を聞く立場の人には多くの示唆を与えると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「野生時代」の2011年4、6,8、10、12月号の連載を単行本にしたもの。 多くの不思議が折り重なって、 「ナミヤ雑貨店」と児童養護施設「丸光園」に縁のある人達。 翔太<丸光園関係者> 敦也 幸平 週刊誌の記事「大評判!ナミヤ解決の雑貨店」 北沢静子:月のウサギ<フェンシング> 「魚松」 松岡克郎 魚屋アーティスト、魚屋ミュージシャン<丸光園で人命救助後死亡><「再生」作曲> 健夫 加奈子 栄美子 セリちゃん<「再生」歌唱> タツ君(タツユキ) 浪矢貴之 雄治<ナミヤ雑貨店> 芙美子 頼子 俊吾 川辺ミドリ:グリーンリバー グリーンリバーの娘<セリのマネージャ> 和久浩介<藤川博><丸光園関係者>:ポールレノン 貞幸 紀美子 原口恵理子<Bar Fab4ママ><和久浩介の友人前田の妹> 武藤晴美<藤川博から木彫りの子犬をもらう><オフィスリトルドッグ><北沢静子の近所の後輩><丸光園関係者>:迷える子犬 田村秀代<武藤晴美の大叔母> 小塚公子<秀代の娘> 繁和 皆月良和<丸光園二代目館長> 皆月暁子<丸光園館長><雄治の駆け落ち予定者> ps. 名古屋市図書館で予約して1年経って、順番が回ってきて読むことができました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
流石は東野圭吾さん、一気に読ませるだけの判りやすさと文章力があります。 ただ、内容はそれほど目新しく感じないものでした。 著名な方の作品ですので、一般的に良作とされるレベルのものでもつい辛口に評価してしまうのかもしれません。 というわけで星は4つとさせていただきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ファンタジーSF(雑貨店が舞台ですが)的な、東野さんはこんな作品も書けるんだと思わされた一品。 作風としては、東野さんらしくないように思えましたが、これがまた面白い。 東野さんの引き出しは、いったい幾つあるんだ?と感心。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何冊か東野圭吾さんの作品は読ませて頂いていますが、今回はミステリー要素はなくファンタジーかつ私が大好きなタイムトラベルもの。 すごく楽しみにしていました。 実際、まだまだ人生経験の浅い自分にはとても染みるものでした。 しかも、郵便受けに入れた手紙が未来のナミヤ雑貨店に着き、裏の牛乳瓶の箱に入れると過去の者の所に届くという方法がすごく気に入りました。 また、手紙の内容などそこから読み取れる人間や逆に返事をする三人のサッパリとした返しから気付かされることなど、今の自分にはとても心に刺さりました。 個人的に、東野圭吾さんのミステリーは伏線の張り方などはすごく好きですが、 最後がいつも腑に落ちなかったり深みがあまりないかなと感じることが多いですが、 今回のはファンタジーということで終わりもなかなか好きだなと思いました。 たまにはこういうのもいいですね。 また、ミステリーの合間にこのような作品が出る事を今後も期待しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾の作家としての間口の広さには、今さらながらに感じ入る。 「容疑者Xの献身」を代表とするガリレオシリーズのように物理的、心理的トリックを駆使した本格ミステリー、「白夜行」や「幻夜」のごとく長期スパンで登場人物を追う年代記ミステリーから、「秘密」を代表とする、SF要素の強いファンタジー的な作品まで、小説巧者の名に恥じず、何を書かせても話に破綻がないし、つぼを心得ている。 本作もミステリーの要素は薄く、元は雑貨店だったという一軒の廃屋が、現在と過去とをつなぐ、一種のタイム・トンネルとして機能するというSF的な設定がされているので、「秘密」の系譜につながる作品と言えよう。連作短編集の形を取っていて、第1章から第5章まで、それぞれ年代を少しずつずらしながら、並行して進んできたかに見えるエピソードが、最後、まるで鎖の輪のように一つにつながるところなど思わずうなってしまうほど巧い。 ただ、第5章の話は現在から過去への情報の与え方としてはやや具体的に過ぎて、ちょっとマナー違反気味の気がするのは、全体としての出来栄えの良さから見れば“玉に傷”だろうか。 評価は、東野圭吾のベストはまだこんなものではないとの、作者への激励と期待の意味を込めてあえて星四つとした。 それにしても、第2章なんか読んでいると、“東野って、なんて泣かせる話を書けるんだろう”と思ってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
悪い意味で東野圭吾らしくない作品に感じた。 それはSF・ファンタジー要素が盛り込まれていることが大きい。しかし、それ以上にラストでのどんでん返しを期待していたからだろう。 フルコースの料理でデザートにおはぎを出されたような苦い後味。 これが一般レベルの作者の作品だったら納得できていたのだろうが、東野圭吾であるゆえハードルが上がってしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スマートフォンを操作して、ネットで検索すればたちまち色んな疑問も解決!30年前の時代から見れば、どらえもんのポケットから出てくる便利な道具が身近にあることもこの本を読んでいるうちに、改めて実感してしまう。世の中の便利さへの加速は10年単位で目まぐるしく変化していくが、人の心を感動させる文章、そして手紙はメールという手段になった現代でも未だ変わらない物。小説の舞台を時間を前後させて描く手法は、東野小説では他にもあったが、最後には、心を動かす文章、そして今回では手紙という最近ではあまり使われない手法を用いることで物語が、読みやすくまた深くなったように思える。ミステリー小説では、あっと驚くトリックやどんでん返しをさせつつも、最後には「感動」という結末を用意してくれる東野圭吾小説。今回は、一定の謎を残しつつも、そこはあえて突っ込まない終わり方とそれに満足しつつ、本を閉じることができる満足感。小説を読むとはこういう感動を味わうためだと改めて感じさせてくれた奇蹟のお話に、感謝したい。まさに、ありがとうございました、と本棚にしまえる小説である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中古品には見えないほどきれいでした、有難うございました。 又何か購入したい時はよろしくお願いします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今、読み終えました。こんなに惹きこまれる小説は初めてです。サイトに投稿することも 初めてですが、コメントを書かずにはいられません。 大筋は皆さんが書かているので省略しますが、若者3人が葛藤をしながら、見ず知らずの他人の悩みに回答していくプロセスに心を打たれます。 自ら問いかけ、解決していこうとする姿勢が人生には大切だと思いました。また、少し冷静に見ると、見事にストーリーが展開され、収束されています。敢えて我慢して一日に一章読みました。翌日に本を手に取るのが楽しくなる5日間でした。どうぞ、ご期待下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
多くの人々が直面する困難や ぎりぎりの状況での決断の難しさ、これらの相談へのナミヤ雑貨店の返答は含蓄が深い。 家族がともに生活することの大切さを説いているところは特に感銘を受けた。ひとつ感じたことは、世の中意外に相談できる相手が少ないこと、客観的かつ 親身になってくれる人の大切さだ。みな生きていくことで精一杯、 まして日々の喧騒の中で自分を見失いがちだ。まったくの第3者たるこのナミヤ雑貨店が人を導くところに奇蹟たる所以があるのだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
既に沢山の方たちがレビューを書いていらっしゃいます。 が、それでも書かずにいられません。 読み終わった時、本を閉じて、ほうっと深く息を吐きました。 良い本を読み終わった時、気がつくといつもこういう反応になります。 素晴らしい本の素晴らしさは千差万別です。 読者に希望を与える作品、心を暖めてくれる作品、心を揺さぶられる作品に出会う度、 ああ、よくぞこの作品に出会えたと、出会った幸運に感謝します。 ナミヤ雑貨店の奇蹟は、まさにそういう本でした。 今年は、「あなたへ」、「ツナグ」、「リライブ」…と、遠いところに在る、人、場所、思い出に触れる ・・・・という方向で書かれた作品に心を動かされることが多かった年でした。 ひとつには私が人生の折り返しを過ぎたと思えること、もうひとつは東日本震災で人の命の尊さと、 それと背中合わせにある、命の儚さみたいなものを感じたせいでしょうか。 1日だけ起きる奇蹟、毎日を生きることで精一杯のどちらかと言えば恵まれない人々に起きる奇蹟、 全てのストーリーがループになって連なっている奇蹟。 行く先が見えないと誰かに指針を示してほしくなる。何かの形で誰かの役に立ちたい。 誰しも胸にそんな想いが湧くことがあります。 お互いがお互いを必要とし、お互いがお互いを救う。胸が暖かくなる、でもほんの少しビターなテイストも混ざった物語でした。 まだ人生の往路を生きる若者たちにも、人生の復路を生きている大人の心も暖かくしてくれる本です。 良い本に巡り会えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とてもよくできていて、おもしろく読めました。 自分の記憶にある時代の動きが舞台で親しみが持てました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は、映画を見るときは初めの30分、小説は初めの3分の一か4分の一程度で最後まで観たり読んだりするかを決めます。これは3ページで最後まで読むことに決めました。おもしろかったです。 私はそのため、いくつかのいい作品を見逃しているかもしれませんが、それをみるために見た後に後悔する99もの作品をみるよりはましだと考えています。 この作品の中に、女性のオリンピック候補選手が出てきます。著者の現実の親戚にも有名だった美人女性スイマーがいます。以前のオリンピックにも出場しました。久しぶりに今年のロンドンオリンピックを目指したけれど国内の予選で敗れたという小さな記事が出ていました。 彼女の全盛期に、著者との対談記事が出ていました。それによると、著者は彼女と親戚であることは親から聞いて知っていたけれど、一切自分からは文章などで言わなかったそうです。なぜかというと、売名行為みたいで嫌だったからだそうです。彼女の方は、そんなこと気にしなくてもいいのに、会えてうれしかったというようなことを発言していました。 今や国民的人気作家になった著者が、直木賞を受賞して大ブレイクする前のことでした。小さな新聞記事を読んで時の流れを感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾さんの作品は大好きでよく読んでいます。 ナミヤ雑貨店の奇蹟・・・最初はこの題目の意味もわからず読み始めました。 ハードカバーにもかかわらず一気に読みほしてしましました。いや、読むのを途中で止めるのはきっと無理でした。 続きがきになってドンドン読み進んでしまいました。おかげで翌日睡眠不足で大変でしたが(笑) 心温まる短編の数々が最後にきちんと全部繋がっているところがいかにも東野圭吾作品って感じで改めて感動。 読むだけでなんだか温かな気持ちにさせてくれる本でした。最近の東野圭吾作品の中では1番好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんな相談にも真剣に考え、回答してくれるナミヤ雑貨店。 閉店後のシャッターのポストに相談を書いた手紙を投げ入れると、 翌日、裏の牛乳箱に返事が入っている。 顔を合わせることがないから、安心して相談できる。 からかい半分のものから、生死にかかわる真剣なものまで、店主の 浪矢雄治にとって、このやり取りは、最早生きがいにもなっている。 そして、自分の回答がどう活かされたか、あるいは間違っていたのか、 それもまた、真剣に考えるのだった。 そんな「ナミヤ雑貨店」に訪れる一夜だけの奇跡…。 「生協の白石さん」から「クリスマスキャロル」、「バックトゥーザ フューチュア」までイメージさせる、人の善意に訴える感動の一冊。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!