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(短編集)
ナミヤ雑貨店の奇蹟
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ナミヤ雑貨店の奇蹟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全410件 281~300 15/21ページ
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とりあず大変気に入りました・・・・・・・・・・・・・・・・。 | ||||
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東野圭吾のファンでもないので、そんなに読んでるわけじゃありません。これは、推理小説ではありませんが、そのミステリアスな内容に、妙に引き込まれてしまいます。 全て独立した話と思いきや...おっと、あんまり書くとネタバレになってしまいますので、ここらへんで。 | ||||
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ナミヤ雑貨店という、どんな相談にも乗ってくれる雑貨店をめぐる物語。幾人もの相談者達の人生と今は亡きかつての老店主、なりゆきで店主の代わりに相談へ返信する若者3人。読み進めるうちに、それらがパズルの断片のように嵌ってくる。 なぜ児童養護施設・丸光園とナミヤ雑貨店が、見えない縁で結ばれているのか。 それがわかったとき、人間の愛情は、深い思いは、死後も決して無くならないのだろうと思いました。 丸光園の創始者、暁子の色々な思いが想像されて、泣けてきました。 暁子の恋は実らなかったけれど、結果的にそのことが丸光園の開設へ繋がり、ナミヤ雑貨店の相談へと繋がり、多くの人の人生を助けた。 近視眼的に見れば、うまくいかないと思われる出来事があっても、自暴自棄にならず、人生を誠実に生きる。 暁子もナミヤ老店主も、そうした人生を歩んできたからこその奇跡だと思います。 自分だったらナミヤ雑貨店に相談事をもちかけるだろうか?と考え、どうしても人に言えない悩みがあれば、相談するかもなあ~と考えました。実際、今現在でもたくさんの人が匿名でネットに相談事を書いて助言を求めています。 この小説の時代背景には、ネットなんか無いのだから、最後の手段で藁にも縋る気持ちでナミヤ雑貨店に相談に訪れるのでしょう。 私には、その気持ちが理解できるので、見ず知らずの雑貨店に相談をもちかける展開が強引とは思いません。 ラストで、若者3人が希望を取り戻したのが良かった。もしかしたら、女社長・晴美が彼らの「再生」に助力するのかもしれない(あの再生という曲名にはいろいろな作者の意図が込められているのではないか?)、そしてナミヤ雑貨店の奇跡は、いつまでもさざ波のように新しい奇跡を生んで行くのかもしれない、そんな爽やかな感動の結末でした。 読んで良かったです。 | ||||
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読み始めは、短編か?と思わせるほどあっさりしているが、読み進めるとドンドン引きこまれて、あっという間に読破してしまいました。 | ||||
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かつて店主が存命のころ何でも相談を受け付けていたナミヤ雑貨店の廃屋に近い無人の建物に、こそ泥3人組がしばしの休憩で入り込むと、過去から人生相談の手紙が投げ込まれるというところから話が始まります。 相談の手紙を出した幾人かの人生が語られ、短編集のようでもある構成ですが、それぞれが人生のどこかで知り合う関係であって、また、皆ナミヤ雑貨店からアドバイスを得て人生の難所を切り抜けるということで束ねられています。 東野さんの作品は、「容疑者Xの献身」以外は、何だか無理矢理感を覚えて余り好きになれなかったのですが、本作は何故か何も気にならず、とても良かったと思います。かなり感動しました。 | ||||
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母はこの手の本が好きなので暇つぶしに購入しました、やや文字が小さい物の内容は良いそうです。 | ||||
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話の展開がおもしろく、一気に読めますよ。最後のおちもなかなか良かったです。 | ||||
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5編の小説からなる連作です。手紙だけが33年の未来または過去にタイムスリップするという状況が飲み込めれば、話の軸がぶれずに読めるようになります。その不可解さについては一切種明かしはなく、事実として認めるしかありません。 最初は単なる脇役でも別のところでは主人公となったり、様々な事件が「ああ、あの時のことだな」と思い出させ、最終的にすべてが繋がっていくのが見事です。爽やかな読後感が得られる小説です。 | ||||
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久しぶりに『最後まで読まずにはいられない』状態になり、数日で読めました。 人の想いというのを温かく感じられる話です。名言も多いです。 色んな人の人生を眺めることができて自分も人間的に成長できます。東野先生に感謝感謝です。 | ||||
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東野圭吾の作品はもっと陰湿な物ばかり読んでいました これはなかなかおもしろく読み返したくなる作品でした | ||||
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他のレビューにもあるように心温まる作品です。 非現実的な内容ですが、人の心の温かさを感じさせてくれます。 時間軸が非常に複雑に描写されていますが、東野氏らしく うまーくまとめられています。この辺の散らばった伏線をうまく回収、まとめる ところは近年の作風かと思います。 何か落ち込んだ時などに読むと荒んだ心が癒されるんじゃないでしょうか。 | ||||
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縦糸と横糸がたくみに織り込まれていてとてもハートフルな物語でした。それに時間軸も加わって3D的なお話しです。 「え?東野圭吾だよね?重松清じゃないよね?」と思いながら読み終えました(笑) | ||||
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過去と現在が偶然繋がり、そこで手紙のやりとりが起るという、よくある時代交錯ものだ。 現代と過去で、出てくる登場人物を、とてもうまく掘り下げていて、本当に良くできたストーリーだった。 こういった物語は、ともすればあの人なんのためにいたんだろうと、疑問を残したまま終わることも多いのだが、 そういうことが一切なかった。 ナミヤ雑貨店店主のいきさつが最後で解き明かされるあたり、ほろりと来た。 時代を超えても、人が人を助けたいと思う心は色褪せない、そんな人情を感じさせてくれる。 | ||||
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久しぶりに、感動する話を読みました。正直、ナミヤ雑貨店の奇跡というより、本書の構成が奇跡ではないかと感じてしまいました。時間を超えてやり取りされる書簡が、すべて最後、辻褄が合い、しかも、個々の話も相応に泣けるというか、理解できるので感心しました。東野さん凄いです。余計なことかもしれませんが、できれば、最後に、少年3人が社長のところへ帰り、種明しは別として、手紙は届けた旨を伝えて欲しかったです。いや~ほんと良い話でした。これって絶対、映画化かドラマ化されるんでしょうね。個人的な満足度は100点満点中92点です。ミステリーとは違って、たまにはこういう作品も良いですね(^ー^)> | ||||
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いやあ、面白かった。東野作品でトップ5に入るデキ。3章から、ページを捲る指が止まらない。オススメ。 相談役にして最後の相談相手は主人公トリオだったんだね。この辺の伏線も絶妙 例によって現実世界に非現実的な要素が入り込むが、東野作品にしては異例ともいうべきか、奇怪現象にちゃんと説明がされた珍しい一作(ただし科学ではなくファンタジーで) ちょい前に流行った「阪急電車」と同じく、これも前後がリンクしている話だが、その"点"と"点"を結ぶ"線"の本数が凄まじく、完成度の高さは類似作品の比較にならない。更には、前後だけじゃなくロングパスもある ただ、ストーリーの組み立てや細かい部分にモロに「時生」や「流星の絆」の焼き直しが散見された(笑) それに、文体や話が東野圭吾というより重松清や乙一の様だね(重松と乙一も切ない系という部分では似ているかな?) まあ焼き直しでもこれだけ面白い東野はやはり凄い。「プラチナ・データ」みたいな酷い駄作もたまにやらかすんだけどね。 | ||||
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色んな時代の事を書いてるのに 簡単に頭に思い浮かべられ、 違う時代、違う話がいつの間にか 繋がっていく。ワクワクしながら 一気に読み終えた時、胸が熱くなってました。 大袈裟なんでしょうが、幸せな気持ちに なりました。 好き嫌いが分かれる作品なのかもしれませんが、久しぶりに人に勧めたい本です。 | ||||
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ナミヤ雑貨店への相談の中には、深刻なものも多かった。 しかも、アドバイスに従って、あるいは従わず、そのため傍目には悲惨と思える人生を送った人も何人かいた。 しかし、最終的には、自分はこれでよかったのだと考えることによって、すべてハッピーエンド?になった。 なので、悲劇物語集になってもおかしくないストーリー展開なのに、悲しさはあまり感じず、読後はホンワカした気持ちになった。 結局、アドバイスをどう解釈し、実際にどう行動するかは自分自身であり、結果について自分や誰かを恨んだりせず、これでよかったと思えるのが幸福な人生ということか。 確かに、「幸不幸は心の持ち様による」とも言えるだろう。 | ||||
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つながりが見えないどころか、あることも分からなかったパズルがいつの間にか組み立てられていくような作品。気づいたらハマってしまい、とても爽やかな読後感に満足できる作品。 構成も、不穏な冒頭、一つの異変、つながる複線、鮮やかなラストと、実に見事。 ただ、これは読み終わったからこそいえることだ。 きっかけの一つをどう捉え、どう生かすかはその人次第であり、いわゆる「運のいい人」「ツキのある人」はそれができる人なのだな、ということをしみじみ感じた。 まとまらないのだけれど、読んで損のない作品です。 | ||||
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レビューに「時生が好きなら是非」とあったので購入。 はじめて読んだ東野作品が「時生」、それに衝撃を受けてそれ以来20作品ほど読みましたが、 なるほどという感じ。とても面白かったです。 | ||||
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東野圭吾を久しぶりに読みました。 今回は、悩みごと相談のファンタジーで、大変面白かったです。 こんな雑貨店が本当にあれば良いな、と思いました。 | ||||
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