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(短編集)
ナミヤ雑貨店の奇蹟
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ナミヤ雑貨店の奇蹟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 21~40 2/3ページ
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>東野作品史上、もっとも泣ける感動ミステリー と商品紹介には書かれているが、ミステリではない。 古典的SFにあるようなアイデアを、特にひねりもなく使っただけの“いい話”である。 この程度のお手軽な感動など、自分を信じて大都市圏の大学さえ出れば何とかなると勘違いし、奨学金を借りてまで低偏差値大学に進学したがマトモな就職先など得られず破産に至る事例が続出している今の日本では、全く通用しないと思う。 | ||||
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実にひどい内容。こんなものがありならなんでもあり。ファンタジーでもいいんだけど、それならそれで文章で魅せて欲しい。ストーリーにも人物にも何の魅力もなく、予定調和で安っぽい物語が進んでいく。途中で投げ出すのが嫌な性分なので、どうにか最後まで読んだが、読むのが苦痛で仕方がなかった。小説ではなく漫画だったら評価は違ったかもしれない。 | ||||
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ストーリーは,理系作家らしくよく練られています。タイムマシーンものにありがちな矛盾点は何カ所か指摘出来ますが,大きな瑕疵にはなっていないと思います。 しかし,最大の問題は,これが文学作品と言えるかどうか,という点だと思います。多くの東野作品に共通していることですが,ドラマ脚本用としては秀作だと判断されるものの,文芸的な質に関しては懐疑的にならざるを得ません。 この作品は,近く映画化されるようですが,文学的な質はその評価により判断出来ると思います。つまり 映画の評価が原作を凌ぐ場合,原作の文学的価値は低い 映画よりも原作の方が良いと評価される場合,文学的価値はある これは東野作品以外のどの文学にも適応される普遍的原則だと思います。 そして,本作は,おそらく前者になるでしょう。 原作を読んだ今,映画作品の方が面白そうだから見てみたい,と思うゆえに | ||||
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会話が多くて読みやすいです。軽い気持ちで、内容の浅い本が読みたい時にはちょうどいいと思います。ずっこけ3人組が時空を超えて展開していくみたいなストーリーです。面白かったか、つまらなかったかと言われたら面白かったです。ただ、胸を打たれる言葉とか、予想のはるか上を行くような展開は無いです。 で、饅頭屋どうなった? | ||||
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いくらなんでも、話を作りすぎている。だから「奇蹟」なのかもしれないが、どこにも仕掛けや種明かしがない。この作家はミステリーは素晴らしいと思うが、このメルヘン調のお話はいただけないと思った。 | ||||
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小5の娘のために購入。私は原作を読んでいたのでつばさ文庫ではどのように書かれているのかなと読んでみましたが、文章は原文と全く同じもので、挿し絵と漢字のふりがなで子供向けにしているようです。 懸念していた性的な表現が原文のままで、子どもむけではありません。原作はとてもおもしろく心温まる素敵な作品なのは間違いなく、映画化もされて読みたがるお子さんも増えると思いますし、読んでももらいたい。 でもこのまま読ませるには抵抗があります。 この子ども向けの文庫ではもっと違う表現にできなかったのか、するべきではないのか。 残念です。 (ほかのつばさ文庫もそうなのか、今まで気軽に与えていたのでちょっと困惑しています) | ||||
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彼の初期の作品、『秘密』、『手紙』、そしてぎりぎり『白夜行』くらいまでは、文章を噛み締め咀嚼することを必要とする小説といえたかもしれない。ただ、その後の、映像化可能な―――妙に気取った福山雅治が出てきて謎解きをするような―――学者探偵の登場くらいから完全なジャンク小説家 となった・・・・・・と言ってもよいでしょう。 本作品を含め、この十数年の彼の小説は、すべて娯楽小説の王道を歩んでおり、多くの読者を掴んで離さないクオリティを持っている。この小説も面白く、気持ちがクサクサしている時、マイナー・トランキライザー的な役割を果たしてくれる。 他の多くの小説家と同様、東野圭吾も、この世界から消える時に、事実上、彼の作品のすべても消えることは100%間違いのない事実だと断言できます。ただ、ほとんどの小説家が大体十数年程度で賞味期限を迎え、読者から自然退場させられるのに比べると、彼は、ある意味呆れるくらい立派な才能の保持者なのでしょう。 東野の初期の作品は大した小説ではないにせよ、読ませる何かがあった。ただ、最近の作品には噛むべき何もない。当然の帰結として、咀嚼する必要など、読者に、端から要求していない。必然的に読者には、読んだ後ふた月もすれば心に何も残らない。作品のタイトルは勿論のこと、粗筋さえも (or vise versa) ・・・・・人気作家として存在していた自分の足跡(影)さえも、この世に残らないことを哀しくないのか、と他人の事ながら悲しく思う。 | ||||
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過去と未来がつながる。そこはいいです。でも、もしつながってるなら、未来の3人組がナミヤ雑貨店に居座っているときに、そとにはわんさか人がいたはず。。そうじゃないですか? でも、設定ではそうなっていない。。その辺にこの本の矛盾を感じます。だれか、この矛盾がおかしかったら、教えて下さい。 | ||||
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それは多分内容が薄っぺらいから…。大人が読んで楽しめる内容ではないと思います。完全に小さい子供向けですね。 | ||||
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キアヌ映画のイルマーレと被ってなかなか入り込めなかった…やっと入り込めたと思ったら…そういうオチかー。。。 | ||||
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ファンタジーは大好き、 東野圭吾のミステリーは大好物だけど、 これは無理。三人組の人が嬉しそうに、これはこういうことだったのか!というやり取りにイライラした。手紙の内容など同じ文章の使い回しが多く、あれこれ読んだよなと確認することもしばしば。 重松清にビートルズを懐かしむ、悩みを抱えた家族の話はよく出てくるので、二番煎じ。 家族ものは好きだが、 根幹がファンタジーなのに、 ふいに現実にシフトされたり、気持ちが整理されず、結果イライラした。 東野圭吾はミステリー書いたほうが良い気がする。 | ||||
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新聞に良く「人生相談欄」があるが、本作の「ナミヤ雑貨店」とは過去と未来とを繋ぐ「人生相談装置」である。この「人生相談装置」を通して、過去と未来の人々が悩みに関する質問とその回答を交わす様を描いた連作短篇集。その粗雑で"ご都合主義"的な内容には辟易させられた。 まず、「奇蹟」はこの「人生相談装置」の存在そのものであって、悩みの相談者に「奇蹟」が起こる訳ではない。相談者が過去の人間(有名人あるいはそれに近い存在の場合が多い)で、回答者が未来の人間の場合、回答者は相談者の行く末や未来の世相を知っているので、正確なアドバイス(その時点の相談者には受け入れ難くとも)を送れるというイージーな設定の上に、タイム・パラドックスに陥っているのではないか。また、これと逆のケースの具体例が出て来ないのは、過去と未来とを繋ぐ「人生相談装置」が機能出来ないからであろう。まさに、"ご都合主義"そのものである。更に、ビートルズを題材にした、本作中で一番の力作「黙祷はビートルズで」は、本質的には「人生相談装置」と無関係なのではないか ? 設定がイージーな上に、悩みも回答も陳腐なもの(「人生相談欄」も同様だが)で、ドラエモンをイメージして、子供向けのお伽噺を書いたとしか思えない。作中に、「結局、人生は本人(相談者)が決めるもの」という言辞が出て来るが、こんな当たり前の事を言うために、ワザワザ本作を執筆したのだろうか ? 最近のスカスカな作品続きの作者が、更に余暇で執筆してしまったかの様な駄作で、単なる時間潰しにしかならなかった。 | ||||
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東野圭吾さんの本は沢山読んできましたが、最近のは面白くないですね。 「早く次のページをめくりたい」といったような気持ちにさせてくれません。 ドラマ「ゴーストライター」を見ていると、作家さんも大変なんだなーと思うので 気軽にこんなコメントしてはいけないと思いつつ。。☆1つで。 | ||||
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ん〜一言で言うと良くも悪くもない、という感想です。 何人かの方が言われていますが、私にも高評価なのが よく分かりません。泣所がありましたか?本当に東野 圭吾?設定に無理やり感が否めません。東野圭吾なら もっと切り味鋭くしなきゃ。韓国映画にイルマーレと いうのがありますが、この映画と同じ構成なんだけど、 この映画ほど計算されてないし、何が言いたいのかは 分かるんだけど、若者3人の背景は曖昧だし、最後は あっけなく幕切れになった感じがして、残念でした。 | ||||
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過去と未来、貧困と裕福、泥棒と善人、新しいものと古いもの。このような二項対立する要素を無理やりくっつけて感動的な話を拵えようとすると、lこのようなお粗末な作品になってしまうという例だと思います。だから、私は本の帯に記された、「前向きに生きよう」「子供に読ませたい」「とにかく泣ける」などといった感想を持つことはできませんでした。雑貨店の店主は何を伝えたかったのか?強盗を働いた3人の男たちは救われるのか?許されるのか?はてなマークばかりですっきりしない小説です。だから、せいぜい中高生が読めばいいかなと。もう、これ以上書く言葉も見つかりません・・・。 | ||||
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評判が高いので購入しましたが・・・これはこれでありなのでしょうが、なんというか、登場人物20人くらいの空想の世界を、心霊超常現象たっぷりの浅田次郎テイスト満載、お涙ちょうだい感満載で、読むほど冷めました。東野さんは私には長編ものがなじみます。 | ||||
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リアルな相談てこんな感じだろうな、とは思いましたがちょっとイラッとします(笑) オムニバス風ですが、なんというか盛り上がりがなくて途中で飽きてきました。 同じ題材でも、有川浩さんならもっと読みごたえある書き方になったんだろうなぁ…というのが正直な感想です。 東野圭吾さんの作風からは異色な感じで期待してただけに、ちょっと残念です。 | ||||
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こんな物よく売れるな!他のドキュメント小説をたくさん読むとこれはコミックの世界。取り敢えず東野は全部読んでるけど、読んでみたけどガッカリ!ツナグ に次ぐ駄作。 | ||||
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どんな事でも相談にのってくれる、ナミヤ雑貨店を描いた5編の連作集です。 過去と未来とで手紙をやり取りするという、パラレルな作品なのですが、 こんな摩訶不思議な設定がどうにも受け入れられませんでした。 一つ一つの物語は悪くなかったのですが。 | ||||
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単行本を持っていますが、何度も読みたい本なので文庫を購入しました。 購入して驚かされたのは、文庫のオビの表紙面に、この物語の一番の核心部が種明かしされてしまっていることです。 すでに読んでいる人間だけが文庫を買うわけではないでしょう。まだ読んだことのない人に、これを言ってしまっては物語を読む楽しみがほとんど失せてしまうんではないですか。 そして表紙カバーのイラストもあまりに安直というか安っぽいというか・・。これだったら、単行本のカバーをそのまま縮小したほうが、よっぽど良かったのに。 そして、文庫化とはいえ解説やあとがきといったものは何も載っていません。 作者が忙しくて依頼できなかったのか、余計な金をかけるつもりがなかったのか・・。 いったい何のために文庫化したのでしょうか。もちろん出版社だって売り上げを上げる必要があるわけですが、文庫の読者というものを舐めきっていませんか。 文庫を買うのは、安上がりだからという気持ちだけではないはずです。 この文庫の担当編集者は、今回の仕事をどういうつもりでされたのでしょうか。 とにかく、文庫本を購入してこんなにがっかりさせられたのは初めての経験です。 まだ読んでいない方!!! ぜひ単行本を購入してください。 書店に文庫が並んでいても、急いで通過してくれることを切望します。 | ||||
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