パレード

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評判

パレードの評価:

3.75/5点 レビュー 184件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全64件 1〜20 1/4ページ
No.64
(3pt)

あの時代の空気感が上手く出ている

コレは結構好き嫌いが分かれるのは世代が関係するかもしれません。
私自身2000年代前半に東京でシェアハウスで生活していたので、この小説の様なリアルとモラトリアムの間の様な空気感を懐かしく感じて読めますが、古臭いと感じる人の気持ちもわかります。2024年に久しぶりに読んだら少し恥ずかしいセリフや言い回しがノイズになりました。
また、ラストは初めて読んだ当初はもう少し鮮やかな印象があったのですが、今回再読するとあのラストを活かすには余りにも伏線が弱いと感じざるを得ません、あの頃はそれほど伏線を仕込む小説も今ほどはなかったのでしょうか?今ならもう少し上手く仕上がってたように思います。
とは言え、確かにあの頃の空気感をよく表現できており、いまとは違いエモに走らない群像劇はある世代にとっては確かにリアルであったとは言えます。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.63
(3pt)

あの時代の空気感が上手く出ている

コレは結構好き嫌いが分かれるのは世代が関係するかもしれません。
私自身2000年代前半に東京でシェアハウスで生活していたので、この小説の様なリアルとモラトリアムの間の様な空気感を懐かしく感じて読めますが、古臭いと感じる人の気持ちもわかります。2024年に久しぶりに読んだら少し恥ずかしいセリフや言い回しがノイズになりました。
また、ラストは初めて読んだ当初はもう少し鮮やかな印象があったのですが、今回再読するとあのラストを活かすには余りにも伏線が弱いと感じざるを得ません、あの頃はそれほど伏線を仕込む小説も今ほどはなかったのでしょうか?今ならもう少し上手く仕上がってたように思います。
とは言え、確かにあの頃の空気感をよく表現できており、いまとは違いエモに走らない群像劇はある世代にとっては確かにリアルであったとは言えます。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.62
(3pt)

楽しめた

〇 この作者のパークライフが良いと思ったので手に取った。

〇 凝った造りの小説だなというのが最初の印象。こんな話はあり得ないだろうというのがその次に来た感じ。いや待てよ、若い人たちの陰の部分を描くことで時代を描いているのかもしれないな、というのが最後の結論である。

〇 同じアパートの5人の住人ひとりひとりが他の住人について語るという形式をとることによって、現代の若者の群像が浮かび上がる。彼らは多彩な背景を持ち性格も様々だが、同居人の凶行を何となく知りながら見て見ぬふりをするそんな希薄な人間関係を結ぶ人たちである。現代の若者はそんなものなのだと作者は言いたいようでもあり、最後に凶行を止めに入ることで、根底には深い思いやりがあり相互につながっているのだと言いたいようでもある。どちらなのだろう?

〇 小説制作技術として見るとおもしろい。第一に、アパートの住人の人間関係について、5人の住人それぞれの口で語らせていることだが、これはひとりの人物が平面的になるのを回避して深みと奥行きを生んでいる。第二に、住人によって紹介される多くのエピソードがそれぞれが孤立しているように見えて、ちょっとしたイメージ(例えば、甲州街道、ザッピング、120分テープなど)によって、お互いに喚起しあうように仕組まれている。第三に、最後に通り魔事件犯人の種明かしがされることによって、それまでは孤立したエピソードの緊張に欠ける羅列のように見えていた物語が急にかっちりとした構成を持つ全体像をみせるという仕組みになっている。

〇 楽しめた。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.61
(3pt)

楽しめた

〇 この作者のパークライフが良いと思ったので手に取った。

〇 凝った造りの小説だなというのが最初の印象。こんな話はあり得ないだろうというのがその次に来た感じ。いや待てよ、若い人たちの陰の部分を描くことで時代を描いているのかもしれないな、というのが最後の結論である。

〇 同じアパートの5人の住人ひとりひとりが他の住人について語るという形式をとることによって、現代の若者の群像が浮かび上がる。彼らは多彩な背景を持ち性格も様々だが、同居人の凶行を何となく知りながら見て見ぬふりをするそんな希薄な人間関係を結ぶ人たちである。現代の若者はそんなものなのだと作者は言いたいようでもあり、最後に凶行を止めに入ることで、根底には深い思いやりがあり相互につながっているのだと言いたいようでもある。どちらなのだろう?

〇 小説制作技術として見るとおもしろい。第一に、アパートの住人の人間関係について、5人の住人それぞれの口で語らせていることだが、これはひとりの人物が平面的になるのを回避して深みと奥行きを生んでいる。第二に、住人によって紹介される多くのエピソードがそれぞれが孤立しているように見えて、ちょっとしたイメージ(例えば、甲州街道、ザッピング、120分テープなど)によって、お互いに喚起しあうように仕組まれている。第三に、最後に通り魔事件犯人の種明かしがされることによって、それまでは孤立したエピソードの緊張に欠ける羅列のように見えていた物語が急にかっちりとした構成を持つ全体像をみせるという仕組みになっている。

〇 楽しめた。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.60
(3pt)

この著者ならば、もう少し深掘りした小説を読みたい。

様々な内面を持ちながら普通に生きる若者たちを描く筆力は筆者ならではですが、問題の大きさに対して中途半端な小説に終わった感があります。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.59
(3pt)

この著者ならば、もう少し深掘りした小説を読みたい。

様々な内面を持ちながら普通に生きる若者たちを描く筆力は筆者ならではですが、問題の大きさに対して中途半端な小説に終わった感があります。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.58
(3pt)

釈然としたかった。

どんでん返しのある小説として紹介されてて確かにオチが読めなかったのでそこは良かったです。
しかしながら釈然としない。もうちょっと釈然としたかった。
「見て見ぬふりするのは優しさじゃなくて自己防衛かな」とわからないなりに思いました。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.57
(3pt)

釈然としたかった。

どんでん返しのある小説として紹介されてて確かにオチが読めなかったのでそこは良かったです。
しかしながら釈然としない。もうちょっと釈然としたかった。
「見て見ぬふりするのは優しさじゃなくて自己防衛かな」とわからないなりに思いました。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.56
(3pt)

好みが分かれそう

うーん、結論からいえば読んでよかったと思える作品でした。
あくまで個人の意見ですが、いまひとつしっくりとこない部分があったかなーと思います。
調べてみると出版されたのが2002年なんですね。この本が書かれてから15年ほど経っているわけですが、ここにしっくりこなかった理由がありそうです。
この小説の肝であるルームシェア、それにまつわる人間関係ですが、2000年初めと現在では事情が違ってきているというのもあるかもしれません。悲しいかな、今ではこの小説でゾクッとくるものが当たり前になりつつある時代です。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.55
(3pt)

好みが分かれそう

うーん、結論からいえば読んでよかったと思える作品でした。
あくまで個人の意見ですが、いまひとつしっくりとこない部分があったかなーと思います。
調べてみると出版されたのが2002年なんですね。この本が書かれてから15年ほど経っているわけですが、ここにしっくりこなかった理由がありそうです。
この小説の肝であるルームシェア、それにまつわる人間関係ですが、2000年初めと現在では事情が違ってきているというのもあるかもしれません。悲しいかな、今ではこの小説でゾクッとくるものが当たり前になりつつある時代です。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.54
(3pt)

「わけのわからない怖さ」だけが残る作品

文末の解説で川上弘美が「こわい小説」と表現している。私には、敢えてそれに付言すると、「訳の分からないこわさ」ということになるだろうか。
4人の若者、途中から5人になるが、マンションの一部屋で同居している。その5人がそれぞれ一人称で、自分を語り、他の4人を語るという
構成になっている。どこにでもいると言えば、それまでの「今どきの若者たち」である。年長者からそれぞれ不安定で、将来へのビジョンもないと
言われそうな5人だが、別に悪人にも見えない。ただ、作者の吉田修一は、「怒り」と同じような仕掛けを入れてくる。5人の何気ない会話で、
最近近所で女性が襲われる事件が相次いでいることが触れられる。だが、犯人探しや、謎解きが進むわけでない。相変わらず、5人の日常が
描かれていくだけだ。最後の第五章までは。第五章での事件に触れることは、ネタバレにはなるだろう。だが、それに触れたとして、この作品の
「意図」が分かるとも思えない。読後、私もこの作品については、理解できないこわさを抱えたままになる。不条理などという言葉で片付けると
全てが見えなくなる。とは言え、もう少し読者にも「分からせてやる」気持ちが合っても良かったのでないかと、私は思っている。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.53
(3pt)

「わけのわからない怖さ」だけが残る作品

文末の解説で川上弘美が「こわい小説」と表現している。私には、敢えてそれに付言すると、「訳の分からないこわさ」ということになるだろうか。
4人の若者、途中から5人になるが、マンションの一部屋で同居している。その5人がそれぞれ一人称で、自分を語り、他の4人を語るという
構成になっている。どこにでもいると言えば、それまでの「今どきの若者たち」である。年長者からそれぞれ不安定で、将来へのビジョンもないと
言われそうな5人だが、別に悪人にも見えない。ただ、作者の吉田修一は、「怒り」と同じような仕掛けを入れてくる。5人の何気ない会話で、
最近近所で女性が襲われる事件が相次いでいることが触れられる。だが、犯人探しや、謎解きが進むわけでない。相変わらず、5人の日常が
描かれていくだけだ。最後の第五章までは。第五章での事件に触れることは、ネタバレにはなるだろう。だが、それに触れたとして、この作品の
「意図」が分かるとも思えない。読後、私もこの作品については、理解できないこわさを抱えたままになる。不条理などという言葉で片付けると
全てが見えなくなる。とは言え、もう少し読者にも「分からせてやる」気持ちが合っても良かったのでないかと、私は思っている。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.52
(3pt)

最後のオチを素直に受け入れらる人なら面白く読めます

最初の良介や琴ちゃんのやり取りくらいまでは、同じ作者の青春小説「横道世之介」を思わせる、トホホな和みを感じさせる内容なのですが、だんだん趣きが変わって行って、最期にはとんでも無いオチが待っています。
皆んなどこまで解ってたの?解っているのに、望まない妊娠について相談したりしてたの?
小説だからこそ力技で、納得させてるけど他の手法でこのオチをオチとして表現するのは難しいだろうと思って映画も怖いもの見たさでチェックしたけど、案の定上手くいっているとは思えなかった。
でも、読み物としては面白く読んで、読み終わると同時に又読み直してしまいました。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.51
(3pt)

最後のオチを素直に受け入れらる人なら面白く読めます

最初の良介や琴ちゃんのやり取りくらいまでは、同じ作者の青春小説「横道世之介」を思わせる、トホホな和みを感じさせる内容なのですが、だんだん趣きが変わって行って、最期にはとんでも無いオチが待っています。
皆んなどこまで解ってたの?解っているのに、望まない妊娠について相談したりしてたの?
小説だからこそ力技で、納得させてるけど他の手法でこのオチをオチとして表現するのは難しいだろうと思って映画も怖いもの見たさでチェックしたけど、案の定上手くいっているとは思えなかった。
でも、読み物としては面白く読んで、読み終わると同時に又読み直してしまいました。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.50
(3pt)

怖くはなかった

今ってこの感じが普通だと思う。 書かれた内容に時代が追い付いたような気がした。 ナイフを持ってる人間がいても、その切先が自分に向かなければ無関心。 自分が傷つかず安穏と過ごせるなら、他人の抱えた闇なんて知らない。 そう思ってしまう自分が一番怖いのかもしれない。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.49
(3pt)

怖くはなかった

今ってこの感じが普通だと思う。 書かれた内容に時代が追い付いたような気がした。 ナイフを持ってる人間がいても、その切先が自分に向かなければ無関心。 自分が傷つかず安穏と過ごせるなら、他人の抱えた闇なんて知らない。 そう思ってしまう自分が一番怖いのかもしれない。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.48
(3pt)

おもしろいリアルなストーリー

おもしろい!
こんな日常は普通にあり得るようなリアルなストリーです。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.47
(3pt)

おもしろいリアルなストーリー

おもしろい!
こんな日常は普通にあり得るようなリアルなストリーです。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.46
(3pt)

ちょっと唐突

吉田修一さんの本は何冊か読みましたが、同性愛者の話が多いですね。このパレードに登場する少年も新宿で体を売って生計を立てていることになっています。一般人からすれば、そのような事が良くあることのようには思えず、ちょっとリアリティーを感じません。 若い人たちが2LDKのマンションに同居しているという設定はとても面白いのですが、一番落ち着いて、しっかりしていると認められていた一人が突然ストーカーと変わるところが唐突でよく理解できない。前ふりとしてそのストーカーの話題が少しは出てくるが、そんな事よりも日常生活の話題の方に読者の注目を集めていて、突然夜道を歩いている女性に危害を加えるシーンになっているのは、著者の作戦なんですかね。それを高く評価していた、川上未映子さんの書評も読みましたが、やはり人の好みはそれぞれという事ですかね。              被害者の女性は顔を潰されてしまうのだが、犯人がなぜそのような事をするのかについては何の示唆も無く、腑に落ちない。理由もないのにそんな事をする人間がたくさんいるとも思えない、リアリティーに欠ける。                                                    ストーリーに拘る私としては、たったそれだけの話に、何でこんな長い話が必要だったのかという気がします。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.45
(3pt)

ちょっと唐突

吉田修一さんの本は何冊か読みましたが、同性愛者の話が多いですね。このパレードに登場する少年も新宿で体を売って生計を立てていることになっています。一般人からすれば、そのような事が良くあることのようには思えず、ちょっとリアリティーを感じません。 若い人たちが2LDKのマンションに同居しているという設定はとても面白いのですが、一番落ち着いて、しっかりしていると認められていた一人が突然ストーカーと変わるところが唐突でよく理解できない。前ふりとしてそのストーカーの話題が少しは出てくるが、そんな事よりも日常生活の話題の方に読者の注目を集めていて、突然夜道を歩いている女性に危害を加えるシーンになっているのは、著者の作戦なんですかね。それを高く評価していた、川上未映子さんの書評も読みましたが、やはり人の好みはそれぞれという事ですかね。              被害者の女性は顔を潰されてしまうのだが、犯人がなぜそのような事をするのかについては何の示唆も無く、腑に落ちない。理由もないのにそんな事をする人間がたくさんいるとも思えない、リアリティーに欠ける。                                                    ストーリーに拘る私としては、たったそれだけの話に、何でこんな長い話が必要だったのかという気がします。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559