アヴェンジャー

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評判

アヴェンジャーの評価:

4.13/5点 レビュー 38件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全82件 61〜80 4/5ページ
No.22
(4pt)

静かな興奮とリアルなサスペンス

上巻を受けて下巻では、実際のアヴェンジャーの、強固な要塞への潜入行動〜ターゲットを生きたまま米国当局に引き渡すまでの脱出行動が描かれる。

そのプロセスと描写にはフォーサイスならでは、の静かな興奮とリアルなサスペンスが溢れていて、一気に読み進めることができた。

強いて言えば、他のレビュワーさんも書いておられるが、依頼人の私怨(それもかなり金持ちならでは、の)に対する主人公(アヴェンジャー)の淡々としたコミットメント(金のためだけ、という印象)に、やや感情移入しきれないところは私にもあった。

しかし、その感情移入しきれない混沌、淡々としたコミットメントを前提にした危険行動が世界中に溢れていること、それがテロの世紀ともいえる現代の病巣だとフォーサイスが警告しているとすると、奥が深いと唸らされる。
アヴェンジャー〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈下〉 (角川文庫)より
4042537251
No.21
(4pt)

過酷なベトナム戦描写

本作は、上巻で物語背景の描写(アヴェンジャーが依頼を受けるまで、その背景にある世界情勢の俯瞰)主人公の過去が描かれる。特に興味深かったのは、主人公のベトナム従軍時代のエピソードだ。

ゲリラたちが潜む密林地下のトンネルに2名1組で下りて行ってそれをせん滅するという凄まじく危険で精神的苦痛を伴うミッションの描写が素晴らしく、引き込まれてしまった。またその際の相棒との友情が本作のハイライト部分で我々を驚かせることにもつながっていく。
アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫)より
4042537243
No.20
(4pt)

過酷なベトナム戦描写

本作は、上巻で物語背景の描写(アヴェンジャーが依頼を受けるまで、その背景にある世界情勢の俯瞰)主人公の過去が描かれる。特に興味深かったのは、主人公のベトナム従軍時代のエピソードだ。

ゲリラたちが潜む密林地下のトンネルに2名1組で下りて行ってそれをせん滅するという凄まじく危険で精神的苦痛を伴うミッションの描写が素晴らしく、引き込まれてしまった。またその際の相棒との友情が本作のハイライト部分で我々を驚かせることにもつながっていく。
アヴェンジャー (上) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー (上)より
4047914843
No.19
(4pt)

静かな興奮とリアルなサスペンス

上巻を受けて下巻では、実際のアヴェンジャーの、強固な要塞への潜入行動〜ターゲットを生きたまま米国当局に引き渡すまでの脱出行動が描かれる。

そのプロセスと描写にはフォーサイスならでは、の静かな興奮とリアルなサスペンスが溢れていて、一気に読み進めることができた。

強いて言えば、他のレビュワーさんも書いておられるが、依頼人の私怨(それもかなり金持ちならでは、の)に対する主人公(アヴェンジャー)の淡々としたコミットメント(金のためだけ、という印象)に、やや感情移入しきれないところは私にもあった。

しかし、その感情移入しきれない混沌、淡々としたコミットメントを前提にした危険行動が世界中に溢れていること、それがテロの世紀ともいえる現代の病巣だとフォーサイスが警告しているとすると、奥が深いと唸らされる。
アヴェンジャー (下) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー (下)より
4047914851
No.18
(5pt)

フォーサイスのベスト

翻訳版は読みません。英語版があまりにも面白いので知人に勧めたくなり、
翻訳版を探し出したらレビューの星が少ないので、
星を増やしたくて投稿させていただきます。
「コードネームは復習代理人」というサブタイトルが付いているのにびっくりしました、
これがインプットされたまま読み始めると、とまどうかもしれません。
過去の彼の作品を信じて読んでいくと、「ああ、そうか」と何度声を上げたことか。
彼の意図がわかってからは、すっかりはまってしまいました。
難解なミロシェビッチ時代の混乱をフォーサイスだからこれだけ理路整然と描いてくれたと思います。
トンネル・ラットを描いた作品には、Michael ConnellyのHarry Boschシリーズがありますが、
さすがフォーサイス、新たな恐怖感が沸きました。
アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫)より
4042537243
No.17
(5pt)

フォーサイスのベスト

翻訳版は読みません。英語版があまりにも面白いので知人に勧めたくなり、
翻訳版を探し出したらレビューの星が少ないので、
星を増やしたくて投稿させていただきます。
「コードネームは復習代理人」というサブタイトルが付いているのにびっくりしました、
これがインプットされたまま読み始めると、とまどうかもしれません。
過去の彼の作品を信じて読んでいくと、「ああ、そうか」と何度声を上げたことか。
彼の意図がわかってからは、すっかりはまってしまいました。
難解なミロシェビッチ時代の混乱をフォーサイスだからこれだけ理路整然と描いてくれたと思います。
トンネル・ラットを描いた作品には、Michael ConnellyのHarry Boschシリーズがありますが、
さすがフォーサイス、新たな恐怖感が沸きました。
アヴェンジャー (上) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー (上)より
4047914843
No.16
(5pt)

テロリズムの時代を背景にした迫真の政治・軍事スリラー

ボスニアで惨殺されたアメリカ青年にたいする復讐を請け負った「アヴェンジャー」というコードネームの元軍人の話と思って読み進んでいくと、途中からCIAの対オサマ・ビン・ラディン殺害作戦がからんでくるまことに面白いストーリーである。「アヴェンジャー」のセルビア人悪党ゾラン・ジリチを捕まえる作戦が精緻この上もなくおもしろい。ベトナム・ボスニア等における悲惨な政情、テロリズムに対する考察など著者一流の観察(裕福なインテリの憎悪がテロを引き起こす)も参考になった。ストーリーの組立は精密に構築された建築のようで、謎解きの要素もあるので、休日に一気に読むことをお勧めする。
アヴェンジャー〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈下〉 (角川文庫)より
4042537251
No.15
(5pt)

テロリズムの時代を背景にした迫真の政治・軍事スリラー

ボスニアで惨殺されたアメリカ青年にたいする復讐を請け負った「アヴェンジャー」というコードネームの元軍人の話と思って読み進んでいくと、途中からCIAの対オサマ・ビン・ラディン殺害作戦がからんでくるまことに面白いストーリーである。「アヴェンジャー」のセルビア人悪党ゾラン・ジリチを捕まえる作戦が精緻この上もなくおもしろい。ベトナム・ボスニア等における悲惨な政情、テロリズムに対する考察など著者一流の観察(裕福なインテリの憎悪がテロを引き起こす)も参考になった。ストーリーの組立は精密に構築された建築のようで、謎解きの要素もあるので、休日に一気に読むことをお勧めする。
アヴェンジャー (下) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー (下)より
4047914851
No.14
(4pt)

読みづらい

ですが、我慢して最後まで読むとジクソーパズルがぴったりとはまるように、すべてのエピソードがしっくりときます。
特に、下巻のエンドはなるほど、こういう事かと疑問点が一挙に解消するという快感が味わえます。
アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫)より
4042537243
No.13
(4pt)

読みづらい

ですが、我慢して最後まで読むとジクソーパズルがぴったりとはまるように、すべてのエピソードがしっくりときます。
特に、下巻のエンドはなるほど、こういう事かと疑問点が一挙に解消するという快感が味わえます。
アヴェンジャー (上) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー (上)より
4047914843
No.12
(4pt)

戦争はNO だけど戦友に憧れる

物語に過ぎないのだが、登場人物の個々の存在感、存在感がある理由もない理由もしっかりと理由がある。いまさらフォーサイスかな?っていう感じで読み始めたのに、しっかりはまった。
アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫)より
4042537243
No.11
(4pt)

戦争はNO だけど戦友に憧れる

物語に過ぎないのだが、登場人物の個々の存在感、存在感がある理由もない理由もしっかりと理由がある。いまさらフォーサイスかな?っていう感じで読み始めたのに、しっかりはまった。
アヴェンジャー (上) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー (上)より
4047914843
No.10
(5pt)

「ジャッカルの日」以来の傑作

フォーサイスのデビュー作「ジャッカルの日」は、20年以上も前に寝食も忘れて一気に読んでしまったが、あの時の興奮を再び思い出す作品が、この「アヴェンジャー」である。読み出したら途中で止められない書物というのは、この世にそう多くはないと思うが、私の場合、フォーサイスとの相性がよいのか、「アヴェンジャー」上下巻をのべ一日もかからずに読破してしまった。ともかくフォーサイスの作品は、文句なしに面白い。スケールの大きさ、緻密な背景設定、巧みなストーリー展開、そして簡潔明瞭な語り口。私の中では、フォーサイスはまさしく「キング・オブ・ミステリー」である。願わくば、「ジャッカルの日」を越える作品を書いて欲しいところだが、残念ながら「アヴェンジャー」も「ジャッカルの日」を越えることはできなかった。それでも、私が読んだミステリーの中では、「アヴェンジャー」は「ジャッカルの日」に次ぐベスト2の位置にある。掛け値なしのオススメである。
アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫)より
4042537243
No.9
(5pt)

「ジャッカルの日」以来の傑作

フォーサイスのデビュー作「ジャッカルの日」は、20年以上も前に寝食も忘れて一気に読んでしまったが、あの時の興奮を再び思い出す作品が、この「アヴェンジャー」である。読み出したら途中で止められない書物というのは、この世にそう多くはないと思うが、私の場合、フォーサイスとの相性がよいのか、「アヴェンジャー」上下巻をのべ一日もかからずに読破してしまった。ともかくフォーサイスの作品は、文句なしに面白い。スケールの大きさ、緻密な背景設定、巧みなストーリー展開、そして簡潔明瞭な語り口。私の中では、フォーサイスはまさしく「キング・オブ・ミステリー」である。願わくば、「ジャッカルの日」を越える作品を書いて欲しいところだが、残念ながら「アヴェンジャー」も「ジャッカルの日」を越えることはできなかった。それでも、私が読んだミステリーの中では、「アヴェンジャー」は「ジャッカルの日」に次ぐベスト2の位置にある。掛け値なしのオススメである。
アヴェンジャー (上) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー (上)より
4047914843
No.8
(3pt)

まあ、つまらなくはないかな。

久しぶりのフォーサイスの長編、どうかなあと思いつつやはり手に取らずにはいられなかった。2段組にすれば充分1冊で収まる長さだが、上下分冊でこの価格。良心的な価格設定ではありませんね。
肝心の内容だが、露骨な伏線的エピソードが並べられた前半は、部分的に興味深い描写があるもののあまり快調とは言い難い。物語が一気に動に転じる下巻途中からはさすがに読ませるが(この辺の静から動への転換は「戦争の犬たち」に似ていなくもないか。もちろん作品の出来はあちらのほうが圧倒的に上だが)、そんなにうまくいくかな、と読んだ人は皆つっこみのひとつやふたつ入れているだろう。難しいことは抜きにして、これが今のフォーサイス流エンタテインメントなのかもしれない。
あと、本の半分以上を覆う帯の煽りに「全ては9.11に至る道だった」みたいな記載があるが、同時多発テロに向かって直接的に収束していくような物語ではないので、その辺に興味を持って読み始めた方は肩透かしになるかも。
結局つまらないのか、といわれれば「まあ、つまらなくはないかな」という答えに個人的にはなる。でも価格も高いし、評価としては星三つというところだと思う。
アヴェンジャー〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈下〉 (角川文庫)より
4042537251
No.7
(3pt)

まあ、つまらなくはないかな。

久しぶりのフォーサイスの長編、どうかなあと思いつつやはり手に取らずにはいられなかった。2段組にすれば充分1冊で収まる長さだが、上下分冊でこの価格。良心的な価格設定ではありませんね。
肝心の内容だが、露骨な伏線的エピソードが並べられた前半は、部分的に興味深い描写があるもののあまり快調とは言い難い。物語が一気に動に転じる下巻途中からはさすがに読ませるが(この辺の静から動への転換は「戦争の犬たち」に似ていなくもないか。もちろん作品の出来はあちらのほうが圧倒的に上だが)、そんなにうまくいくかな、と読んだ人は皆つっこみのひとつやふたつ入れているだろう。難しいことは抜きにして、これが今のフォーサイス流エンタテインメントなのかもしれない。
あと、本の半分以上を覆う帯の煽りに「全ては9.11に至る道だった」みたいな記載があるが、同時多発テロに向かって直接的に収束していくような物語ではないので、その辺に興味を持って読み始めた方は肩透かしになるかも。
結局つまらないのか、といわれれば「まあ、つまらなくはないかな」という答えに個人的にはなる。でも価格も高いし、評価としては星三つというところだと思う。
アヴェンジャー (下) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー (下)より
4047914851
No.6
(3pt)

ハリウッド映画原作用

帯広告に興味を持って購入しました。細かい部分は考えずに読めば映画感覚で楽しめるかな・・・正にハリウッド映画用原作と言った感じです。但し、じっくり読むと、何で?何故?と少し強引な所もあるかな・・・
アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫)より
4042537243
No.5
(3pt)

ハリウッド映画原作用

帯広告に興味を持って購入しました。細かい部分は考えずに読めば映画感覚で楽しめるかな・・・正にハリウッド映画用原作と言った感じです。但し、じっくり読むと、何で?何故?と少し強引な所もあるかな・・・
アヴェンジャー (上) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー (上)より
4047914843
No.4
(2pt)

結局何を書きたかったんだろう?

冷戦が終わり、テロ戦争が続発する今となっては、「善悪」「勧善懲悪」のわかりやすい構図は成り立ちません。フォーサイスはそんな時代に生きる「アヴェンジャー」のリアルな生き様を描きたかったのか、それとも新しいタイプの「ヒーロー」ものフィクションを書きたかったのか。上下巻通読してもその辺りがどうしても見えてきませんでした。いっそトム・クランシーみたく開き直って「ジャック・ライアン」でエンタテインメントに徹してはどうなんでしょう。とにかく、「アヴェンジャー」の進めるミッションに感情移入もできず、最後までひたすら「リアル」な話が展開されます。あっけない終幕。最近のフォーサイスの傾向から嫌な予感はしてましたがやっぱりがっかりの2冊でした。
アヴェンジャー〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈下〉 (角川文庫)より
4042537251
No.3
(2pt)

「リアル」であること。

フォーサイスの新作と言えば手に取らずにはいられない。こういう私のようなひとは多いでしょうからこの内容でも分冊にして4,000円近い価格設定になるのでしょう。で、この上巻ですけど、コードネーム「アヴェンジャー」がマンハントを依頼されるきっかけとなる事件がおきてから延延とユーゴ・セルビア・ミロシェヴィッチなどの時代・舞台背景に関する説明が続きます。リアリティーを出そうとしているのはわからないではないですが、ベトナム帰還兵の「アヴェンジャー」の経歴と、除隊してアヴェンジャーに至る経緯の説明もいまいち興味深いエピソードがなく、背景説明の長さと相俟ってもう上巻で切り上げたくなります。2巻同時買いしたい気持ちをおさえ、まず上巻から買ってみることをおすすめします。小生の感想としてはこの作品含めフォーサイスは冷戦終焉とともに「終わった」。
アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アヴェンジャー〈上〉 (角川文庫)より
4042537243