イコン

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評判

イコンの評価:

3.81/5点 レビュー 16件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.81pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(4pt)

ダイジェスト版なのか?

~と思えるほど端折ったように淡白な進行。あきれるほど後半で詳細な、あるいはそう錯覚させる情報量。やや類型的だが魅力もあるキャラクター群(途中で性格が変わるやつもいる)。にもかかわらず最後まで読み通させてしまう。
~~
「神の拳」が現代でも通用する内容を含むのに比べてやや色あせて感じる本書だけど上巻読んだあとだと手のとらずにはいられないでしょう。飛行機の中や移動中の暇つぶしには最高。~
イコン〈下〉 Amazon書評・レビュー: イコン〈下〉より
4047912573
No.11
(4pt)

ダイジェスト版なのか?

~と思えるほど端折ったように淡白な進行。あきれるほど後半で詳細な、あるいはそう錯覚させる情報量。やや類型的だが魅力もあるキャラクター群(途中で性格が変わるやつもいる)。にもかかわらず最後まで読み通させてしまう。
~~
「神の拳」が現代でも通用する内容を含むのに比べてやや色あせて感じる本書だけど上巻読んだあとだと手のとらずにはいられないでしょう。飛行機の中や移動中の暇つぶしには最高。~
イコン〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イコン〈下〉 (角川文庫)より
4042537200
No.10
(5pt)

西欧の古傷への考察

フォーサイス作品のうち初めて手に取ったのが本書であるが、期待を裏切らない傑作であった。
いまだ旧KGBの「偉大なる勝利」といわれるエイムズの活動を克明に映し出している点などは高く評価すべきであろう。
おそらく、フォーサイスのファンとしてはあまりにも「人道的な内容」に反感を示すかも知れないが、ヒットラーによる大量虐殺、そして共産主義を恐れるあまりその牽制として敢えてヒットラーの活動に目をつぶった当時西欧(ローマ法王庁も含む)の古傷についての解説と思えばリーズナブルな内容である。ヒットラーの大量虐殺を出発点に政治的な思惑はあるにせよソマリア、ボスニアなどでのPKF(Peace Keeping Force)活動の名聞、そして弁明となっている。あくまでも架空の政治背景ではあるが、理想的な世を望む、本人を含む一私人としては痛快なる内容であろう。
イコン〈上〉 Amazon書評・レビュー: イコン〈上〉より
4047912565
No.9
(5pt)

西欧の古傷への考察

フォーサイス作品のうち初めて手に取ったのが本書であるが、期待を裏切らない傑作であった。
いまだ旧KGBの「偉大なる勝利」といわれるエイムズの活動を克明に映し出している点などは高く評価すべきであろう。
おそらく、フォーサイスのファンとしてはあまりにも「人道的な内容」に反感を示すかも知れないが、ヒットラーによる大量虐殺、そして共産主義を恐れるあまりその牽制として敢えてヒットラーの活動に目をつぶった当時西欧(ローマ法王庁も含む)の古傷についての解説と思えばリーズナブルな内容である。ヒットラーの大量虐殺を出発点に政治的な思惑はあるにせよソマリア、ボスニアなどでのPKF(Peace Keeping Force)活動の名聞、そして弁明となっている。あくまでも架空の政治背景ではあるが、理想的な世を望む、本人を含む一私人としては痛快なる内容であろう。
イコン〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イコン〈上〉 (角川文庫)より
4042537197
No.8
(3pt)

うーん、期待していたほどでは。。。

どうしても「ジャッカルの日」、「オデッサ・ファイル」、「神の拳」などと比べてしまうのですが、この小説はいつになく淡白で、話の筋も見え見えで、話の展開に無理があるように感じる箇所もいくつかあります。ロシアの最高機密が掃除夫に盗まれるのは無理があるし、VIPのOBクラブもとってつけたようにしか見えない。さらに、ロシアを立憲君主制へ移行させるのはいかがなものか。ただ、相変わらず物語のあちこちに散りばめられているスパイスは楽める。例えば、エリツィン後のロシア政界・社会の混迷、ロシアの裏社会でのマフィア、冷戦時代の2重スパイ、落ちこぼれCIA幹部の世渡りの生態などなど。
イコン〈上〉 Amazon書評・レビュー: イコン〈上〉より
4047912565
No.7
(3pt)

うーん、期待していたほどでは。。。

どうしても「ジャッカルの日」、「オデッサ・ファイル」、「神の拳」などと比べてしまうのですが、この小説はいつになく淡白で、話の筋も見え見えで、話の展開に無理があるように感じる箇所もいくつかあります。ロシアの最高機密が掃除夫に盗まれるのは無理があるし、VIPのOBクラブもとってつけたようにしか見えない。さらに、ロシアを立憲君主制へ移行させるのはいかがなものか。ただ、相変わらず物語のあちこちに散りばめられているスパイスは楽める。例えば、エリツィン後のロシア政界・社会の混迷、ロシアの裏社会でのマフィア、冷戦時代の2重スパイ、落ちこぼれCIA幹部の世渡りの生態などなど。
イコン〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イコン〈上〉 (角川文庫)より
4042537197
No.6
(4pt)

フォーサイスの巧みなストーリーテリング

この手の小説を読むといつも思うのだが、作者はこのような幅広い知識をどうやって取得したのであろうか。アメリカ、ロシア(旧ソビエト)、イギリスの諜報省の詳細はもちろん、アフリカの奇病やヨーロッパ王朝の複雑な親戚関係がプロップ(小道具)としてさりげなく使われている。そして、なによりもゴルバチョフ登場後の新生ロシアの社会背景が克明に描かれ、それがこの小説の舞台となっている。この小説を読んで、ロシアの混沌とした社会情勢が良く分かり、「どうしてエリツィンはチェチェンを攻撃し、それがロシアに何をもたらしたのか」というような問いにも答えられるようになった。悪のソ連(この小説ではロシア)VS. 善のアメリカ&イギリスというスパイ小説のお決まりのパターンや登場人物のステレオタイプ的な描き方にはもう一捻りほしいところだが、フォーサイスの巧みなストーリーテリングが最後まで一気に読ませる。蛇足ながら、フォーサイスはこの小説を最後に筆を絶つことを宣言した。
イコン〈上〉 Amazon書評・レビュー: イコン〈上〉より
4047912565
No.5
(4pt)

フォーサイスの巧みなストーリーテリング

この手の小説を読むといつも思うのだが、作者はこのような幅広い知識をどうやって取得したのであろうか。アメリカ、ロシア(旧ソビエト)、イギリスの諜報省の詳細はもちろん、アフリカの奇病やヨーロッパ王朝の複雑な親戚関係がプロップ(小道具)としてさりげなく使われている。そして、なによりもゴルバチョフ登場後の新生ロシアの社会背景が克明に描かれ、それがこの小説の舞台となっている。この小説を読んで、ロシアの混沌とした社会情勢が良く分かり、「どうしてエリツィンはチェチェンを攻撃し、それがロシアに何をもたらしたのか」というような問いにも答えられるようになった。悪のソ連(この小説ではロシア)VS. 善のアメリカ&イギリスというスパイ小説のお決まりのパターンや登場人物のステレオタイプ的な描き方にはもう一捻りほしいところだが、フォーサイスの巧みなストーリーテリングが最後まで一気に読ませる。蛇足ながら、フォーサイスはこの小説を最後に筆を絶つことを宣言した。
イコン〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イコン〈上〉 (角川文庫)より
4042537197
No.4
(4pt)

ロシアの近未来予測だったのか。

この大統領候補はプーチンさん+ゴルビーの腹心達をモデルにしたのか?(プーチンさんは決してこのような人物像では無いと思いますが) 老将軍のくだりは若い頃のタルコフスキーの作品に出てくるのではないかと思われる回想が良かった。西ヨーロッパからみたロシア観がかいま見えるようです。
イコン〈下〉 Amazon書評・レビュー: イコン〈下〉より
4047912573
No.3
(4pt)

ロシアの近未来予測だったのか。

この大統領候補はプーチンさん+ゴルビーの腹心達をモデルにしたのか?(プーチンさんは決してこのような人物像では無いと思いますが) 老将軍のくだりは若い頃のタルコフスキーの作品に出てくるのではないかと思われる回想が良かった。西ヨーロッパからみたロシア観がかいま見えるようです。
イコン〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イコン〈下〉 (角川文庫)より
4042537200
No.2
(4pt)

スパイ小説はやはり冷戦に限る

星4個は少し辛いかもしれない。前半5、後半4、平均4.5を四捨五入して星5個にしたい気持ちである。しかし、プーチンが大統領に就任した現在、エリツィン後のロシア情勢を占った本書の魅力もやや薄れた感があるので、星4つに下げた。前半は、ロシア次期大統領候補コマロフの"許し難い"本音を記した文書が、さまざまな人の手を経て西側政府最上層部にまで届き、コマロフの"排除"が決定されるまでの過程と、主人公の元CIA工作員モンクの栄光と挫折の経歴という、現在と過去の物語が交差して描かれる。モンクの挫折には、エイムズ事件が大きくからんでいる。エイムズはCIAの幹部職員だが、組織を裏切ってソ連に機密を売り渡した実在の人物。前半、特にモンクの物語は、テンポが遅く、なかなか話が進まないが、ノンフィクションを思わせる重厚な迫力があり、とても読み応えがあった。対照的に、モンクがロシアに赴いてコマロフ追い落とし工作を実行する後半は、トントン拍子に話が進む。充分おもしろいのだが、話がうまく行き過ぎて、物足りない感じがしないでもなかった。全般的な感想-スパイ小説の舞台はやはり冷戦に限る!
イコン〈上〉 Amazon書評・レビュー: イコン〈上〉より
4047912565
No.1
(4pt)

スパイ小説はやはり冷戦に限る

星4個は少し辛いかもしれない。前半5、後半4、平均4.5を四捨五入して星5個にしたい気持ちである。しかし、プーチンが大統領に就任した現在、エリツィン後のロシア情勢を占った本書の魅力もやや薄れた感があるので、星4つに下げた。前半は、ロシア次期大統領候補コマロフの"許し難い"本音を記した文書が、さまざまな人の手を経て西側政府最上層部にまで届き、コマロフの"排除"が決定されるまでの過程と、主人公の元CIA工作員モンクの栄光と挫折の経歴という、現在と過去の物語が交差して描かれる。モンクの挫折には、エイムズ事件が大きくからんでいる。エイムズはCIAの幹部職員だが、組織を裏切ってソ連に機密を売り渡した実在の人物。前半、特にモンクの物語は、テンポが遅く、なかなか話が進まないが、ノンフィクションを思わせる重厚な迫力があり、とても読み応えがあった。対照的に、モンクがロシアに赴いてコマロフ追い落とし工作を実行する後半は、トントン拍子に話が進む。充分おもしろいのだが、話がうまく行き過ぎて、物足りない感じがしないでもなかった。全般的な感想-スパイ小説の舞台はやはり冷戦に限る!
イコン〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イコン〈上〉 (角川文庫)より
4042537197