ラブレス

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評判

ラブレスの評価:

4.49/5点 レビュー 97件。 A ランク

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平均点4.49pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全88件 81〜88 5/5ページ
No.8
(5pt)

勝手なエピローグ

個人的な勝手な妄想ですので、あしからず

子供の名前、希望と願いをこめて付ける名前。
綾子・理恵、小夜子・絹子 ともに、名付け親は母親(百合江、里実)ではない。

宗太郎は母親の名前を付けた。
理恵のペンネームは祖母と叔母の名前から取った。

小夜子は生まれてくる子供にどんな希望を願い名前をつけるのだろう。
女の子なら、小夜子が付けるだろう、、

そんなことを考えつつ本を閉じました。
ラブレス Amazon書評・レビュー: ラブレスより
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No.7
(5pt)

エンディングに泣いたのは身勝手な男だからか

小説冒頭の舞台となった北海道・標茶は、おそらくぼくの脳裏にある貧困なイメージからは想像もできないような風景だったろうと思う。しかし、だからこそ、主人公と他の登場人物の、情け容赦ない「生き抜く力」が、立体的に浮かび上がり、迫ってくる。

終始一貫、ぶれない主人公の振る舞いを見るにつけ、中上健次『軽蔑』の女主人公を思い出してしまった。

エンディングに泣いてしまったのは、自分が身勝手な男だからだろう。だが、いろいろあるのだ、人生は。

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No.6
(5pt)

とにかく手にとって

この装丁もったいないなぁと思う
内容とまるで合っていない
なんだか軽い恋愛(昼メロ風)を想像しますよね
とても素晴らしい内容なので残念です

多くの人に手にとってもらいたいんですが
5つ星は中身の評価

ラブレス Amazon書評・レビュー: ラブレスより
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No.5
(5pt)

これほどまでに人を憎めずいられるものなのか

何度も心身を傷つけられても、どんなに辛くとも、北海道の大地のような壮大な力ですべての自分の中に包み込んでしまう百合江という女。おまりにも酷と思えるような境遇をもめげず、避けられない定めでも背負っているかのように生きる人生を百合江は見事に演じきっている。これほどまでに人を憎めずいられるものなのか。そこには確かに私には決して真似のできない人がいた。
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No.4
(5pt)

彼女は何を失い、何を得たのか?

本書は、『雪虫』で

オール読物新人賞を受賞した著者による長編小説。

昭和中期から平成を舞台に、

酒浸りの父や、先の見えない貧しい生活から抜けだし、

歌手を目指した女性の生涯を描きます

物語を彩る昭和の名曲。

愛を捧げた酷薄な男たち。

そして、生涯持ち続けた位牌の正体―

どの場面も印象的でしたが、とりわけ印象的だったのは、

冒頭に描かれる主人公が晩年を過ごした部屋の様子です。

激しくも物哀しい愛の物語であり

同時に、極上のミステリーでもある本作

著者の作品や、ミステリー、恋愛小説が好きな方に限らず、

多くの方にオススメしたい著作です。
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No.3
(5pt)

引き込まれていく物語

面白かったです!百合江という一人の女性の一生を描いた物語です。

子どもを生んで男に捨てられ、次の男は借金まみれで…大切に育てた娘にはそっぽを向かれ…と客観的事実だけを考えれば、不幸なのかなと思うけど、百合江は違うんです。

あるものをあるがままに受け入れる女性でした。たくましく生きている百合江がとても良かったです。

最後は感動です。
ラブレス Amazon書評・レビュー: ラブレスより
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No.2
(5pt)

逆境を生きること

タイトルや本の装丁の奇抜さからは想像もできないほど
やさしく、せつなく、誠実な女の一生が描かれています。
東日本大震災以後、読書をするという心のゆとりがなかった私にとって
この小説は、読書の喜びを取り戻してくれました。
自分は、こういう小説を望んでいたような気がします。

「不幸も幸福も長くは続かない」と、
逆境を甘んじて受け入れ、風のなすまま
次の場所へ流れていく百合江。

人は風のように生きていく人と
岩のように生きていく人とがいます。
岩のように堅実な人生を送ろうとする妹、里実は
姉、百合江をなじりますが、どちらの人生が幸福なのかではなく
自分自身の生きやすい生き方を貫くことが、
人生の逆境を支えるのだと、この作品を読んで痛感します。

生きていれば悲しいこと、つらいこと、いっぱいあるけれど
「それでも生きていく」という、作者のゆるぎないメッセージが、
読者へのエールとなって胸に響きます。深く静かに‥。

ラブレス Amazon書評・レビュー: ラブレスより
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No.1
(5pt)

ラストでは誰もが泣いてしまうでしょう。

三世代の家族を描いた壮大な物語です。
その時代・時代で、求めるものや幸せは違うんだなと、
考えさせられました。
ラストでは涙が後から後から流れました。
久しぶりに、良い小説を読んだという感じです。

その昔、道東では、
長い草の中に埋もれるように建つ、
うらぶれた木造の家屋を見ることが、
よくありました。
当時はただの古い家としか思っていなかったのですが、
開拓民たちの生きた証だったのですね。
何気なく見ていた風景の意味を、
四半世紀以上たって知るとは思いませんでした。

今、自分がこうして生きていることは、
簡単なことではないのですね。
無性に祖母の墓参りに行きたくなりました。


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