硝子の葦

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硝子の葦の評価:

3.86/5点 レビュー 37件。 B ランク

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平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全68件 41〜60 3/4ページ
No.28
(5pt)

湿原に凛と硝子の葦立ちて洞さらさら砂流れたり

「湿原に凛と硝子の葦立ちて洞さらさら砂流れたり」
作中で主人公が読む歌です。
その歌が、この小説のすべてを語っている様に思えます。
北の大地の抒情性豊かな風景の中に、「凛として立つ葦」の様な存在として主人公が描かれています。
その育った環境の過酷さから、たくましく生きて行く主人公の姿は、普通の生活からはかけ離れたものではあるのですが、何がしかの共感を抱かざるをえません。
その子ども時代を象徴するような存在として描かれる佐野まゆみが登場することで、現在の主人公の生き方に説得性を感じさせられます。
現実社会の中で超然とした生き方をする主人公は、こうして作られたのかと納得させられるのです。
そして、まゆみの母親倫子の存在も大きいと思います。
常に「演技」をしている女性として描かれています。
傍から見れば、何を考えているのか良く解らないが、その立場を演じ切っている女性です。
この二人から生まれる犯罪は、主人公自身の犯罪にも繋がっています。
この人間関係とその心理描写が、この作品を生き生きしたものとしている様に思えます。
なかなか読みごたえのある作品でした。
硝子の葦 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.27
(5pt)

湿原に凛と硝子の葦立ちて洞さらさら砂流れたり

「湿原に凛と硝子の葦立ちて洞さらさら砂流れたり」
作中で主人公が読む歌です。
その歌が、この小説のすべてを語っている様に思えます。
北の大地の抒情性豊かな風景の中に、「凛として立つ葦」の様な存在として主人公が描かれています。
その育った環境の過酷さから、たくましく生きて行く主人公の姿は、普通の生活からはかけ離れたものではあるのですが、何がしかの共感を抱かざるをえません。
その子ども時代を象徴するような存在として描かれる佐野まゆみが登場することで、現在の主人公の生き方に説得性を感じさせられます。
現実社会の中で超然とした生き方をする主人公は、こうして作られたのかと納得させられるのです。
そして、まゆみの母親倫子の存在も大きいと思います。
常に「演技」をしている女性として描かれています。
傍から見れば、何を考えているのか良く解らないが、その立場を演じ切っている女性です。
この二人から生まれる犯罪は、主人公自身の犯罪にも繋がっています。
この人間関係とその心理描写が、この作品を生き生きしたものとしている様に思えます。
なかなか読みごたえのある作品でした。
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211
No.26
(3pt)

節子、律子、倫子 名前とは裏腹に、、、、、

ドロドロとした人間関係が、サラサラと、きしみながらも動いていたのに、節子、律子 親子の夫 ホテル ( ローヤル) のオーナー
幸田喜一郎が死の淵についてから。 節子、律子、倫子、各人がその名とは、全くの裏腹に、より一層 開き直ってドロドロ生きている。
冒頭の炎のシーンから、終末の雪の街にきえてしまう節子・・・・・まで。
硝子の葦 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.25
(3pt)

節子、律子、倫子 名前とは裏腹に、、、、、

ドロドロとした人間関係が、サラサラと、きしみながらも動いていたのに、節子、律子 親子の夫 ホテル ( ローヤル) のオーナー
幸田喜一郎が死の淵についてから。 節子、律子、倫子、各人がその名とは、全くの裏腹に、より一層 開き直ってドロドロ生きている。
冒頭の炎のシーンから、終末の雪の街にきえてしまう節子・・・・・まで。
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211
No.24
(5pt)

清々しさと切なさ

最初からぐんぐん引き込まれました。

そしてラストシーン。
切なさと共に、女性の強さを感じます。
素敵な本に出会えました。
硝子の葦 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.23
(5pt)

清々しさと切なさ

最初からぐんぐん引き込まれました。

そしてラストシーン。
切なさと共に、女性の強さを感じます。
素敵な本に出会えました。
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211
No.22
(4pt)

ホテルローヤルと併せて読むべし

ドラマ化を機に購入。
直木賞受賞時に「ホテルローヤル」は購入していましたので、各登場人物のスピンオフ的な一冊かと思っていました。
読後感はややこしい話だな…。人物相関図が欲しいなと思いました。
また、センセーショナルな物語かと思いましたが、意外に淡々と描かれているので、読者をグッと惹きつける展開があっても良かったと思います。
硝子の葦 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.21
(4pt)

ホテルローヤルと併せて読むべし

ドラマ化を機に購入。
直木賞受賞時に「ホテルローヤル」は購入していましたので、各登場人物のスピンオフ的な一冊かと思っていました。
読後感はややこしい話だな…。人物相関図が欲しいなと思いました。
また、センセーショナルな物語かと思いましたが、意外に淡々と描かれているので、読者をグッと惹きつける展開があっても良かったと思います。
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211
No.20
(3pt)

少し残念

思っていたほどのスピードでの展開ではなかった。若干期待外れ。
硝子の葦 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.19
(3pt)

少し残念

思っていたほどのスピードでの展開ではなかった。若干期待外れ。
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211
No.18
(3pt)

面白かったけど・・・

一気に読みました。難解な心理描写もないので読みやすく内容も面白いとは思います。
硝子の葦 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.17
(3pt)

面白かったけど・・・

一気に読みました。難解な心理描写もないので読みやすく内容も面白いとは思います。
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211
No.16
(5pt)

クライム・サスペンス好きの人には超お勧めです!!!!

著者の桜木柴乃さんは、1965年4月北海道釧路市生まれ、2013年ホテルローヤルで第149回直木賞を受賞されています。
 冒頭、主人公が自殺?する場面から物語は始まります。そして、時間は約半月前の8/2にさかのぼります。
 主人公の幸田節子は、釧路でラブホテルを経営する喜一郎の妻ですが、その日、喜一郎は、自動車事故で意識不明の重体に陥ります。
 そして、この日喜一郎は、節子の母親と会うために厚岸に出向いていたことがわかってきます。
 実は、喜一郎は節子と結婚する前は、節子の母親と長い間、深い仲にありました。
 また、節子は、少し前、喜一郎のすすめで、第1歌集「ガラスの葦」を上梓し、
 そのことがきっかけで、会員の佐野倫子と娘のまゆみと知り合います。
 そして、節子は喜一郎と結婚する前、釧路で会計事務所を経営している、税理士澤木のもとで働いていて、
 その澤木と深い関係にありました。
 主な登場人物、そして、物語の背景は以上です。、そして、喜一郎の事故をきっかけに、今まで順調に回っていた歯車が、
 大きく狂い出します。あまり、書くとネタバレになりますが、本作は、良質のクライム・サスペンスで、最初、少しとっつきにくい感がしますが、
 我慢して読むと、そのうち、物語にぐいぐい引き込まれていきます。
 物語の舞台、背景は、作者の実体験がかなり反映されているものと思われます。
 厚岸の寂れて荒涼とした感じが、物語とうまくマッチしていて、読後に深い余韻を残します。
 クライム・サスペンス好きの人には超お勧めです!!!
 しかし、帯の「度肝を抜く大どんでん返し、驚愕の結末!」のキャッチ・コピーは感心しません。
 勘のいい人なら、少し読めばラストがわかってしまいます・・・・・・
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211
No.15
(5pt)

クライム・サスペンス好きの人には超お勧めです!!!!

著者の桜木柴乃さんは、1965年4月北海道釧路市生まれ、2013年ホテルローヤルで第149回直木賞を受賞されています。
 冒頭、主人公が自殺?する場面から物語は始まります。そして、時間は約半月前の8/2にさかのぼります。
 主人公の幸田節子は、釧路でラブホテルを経営する喜一郎の妻ですが、その日、喜一郎は、自動車事故で意識不明の重体に陥ります。
 そして、この日喜一郎は、節子の母親と会うために厚岸に出向いていたことがわかってきます。
 実は、喜一郎は節子と結婚する前は、節子の母親と長い間、深い仲にありました。
 また、節子は、少し前、喜一郎のすすめで、第1歌集「ガラスの葦」を上梓し、
 そのことがきっかけで、会員の佐野倫子と娘のまゆみと知り合います。
 そして、節子は喜一郎と結婚する前、釧路で会計事務所を経営している、税理士澤木のもとで働いていて、
 その澤木と深い関係にありました。
 主な登場人物、そして、物語の背景は以上です。、そして、喜一郎の事故をきっかけに、今まで順調に回っていた歯車が、
 大きく狂い出します。あまり、書くとネタバレになりますが、本作は、良質のクライム・サスペンスで、最初、少しとっつきにくい感がしますが、
 我慢して読むと、そのうち、物語にぐいぐい引き込まれていきます。
 物語の舞台、背景は、作者の実体験がかなり反映されているものと思われます。
 厚岸の寂れて荒涼とした感じが、物語とうまくマッチしていて、読後に深い余韻を残します。
 クライム・サスペンス好きの人には超お勧めです!!!
 しかし、帯の「度肝を抜く大どんでん返し、驚愕の結末!」のキャッチ・コピーは感心しません。
 勘のいい人なら、少し読めばラストがわかってしまいます・・・・・・
硝子の葦 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.14
(4pt)

ミステリーとして読むより…

道東を舞台にしたミステリー。あの直木賞受賞作『ホテルローヤル』の舞台が、この作品でも中心的な役割りとして描かれている。

『ホテルローヤル』の経営者の妻・幸田節子、節子の短歌仲間の佐野倫子の二人の女性が物語の中心人物であり、二人の周りの女性たちも物語を構成する重要な役割りを演じる。すなわち、この作品もまた、これまで桜木紫乃が描いて来たような女性の物語なのである。

ミステリーを味わうというよりも、北の大地で繰り広げられる女性たちの裏の姿と、それと対比して描かれる本能のままに生きる男たちの姿を楽しむべきかと思う。
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211
No.13
(4pt)

ミステリーとして読むより…

道東を舞台にしたミステリー。あの直木賞受賞作『ホテルローヤル』の舞台が、この作品でも中心的な役割りとして描かれている。

『ホテルローヤル』の経営者の妻・幸田節子、節子の短歌仲間の佐野倫子の二人の女性が物語の中心人物であり、二人の周りの女性たちも物語を構成する重要な役割りを演じる。すなわち、この作品もまた、これまで桜木紫乃が描いて来たような女性の物語なのである。

ミステリーを味わうというよりも、北の大地で繰り広げられる女性たちの裏の姿と、それと対比して描かれる本能のままに生きる男たちの姿を楽しむべきかと思う。
硝子の葦 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.12
(1pt)

おもしろみに欠けるような

読み終わってすぐのときは、あまりにも皆さんが絶賛なさっていたので遠慮しましたが、そろそろ文庫本が出る頃だから、こういう意見もあると参考になるかと思い、思い切って書いちゃいます。この方の本は何冊か読んでいますが、ミステリはイマイチです。この小説に限ってなぜかと理由を書いていくと、まず、これはわざと事実を隠しているだけで、ミステリとしてはなんのひねりもありません。起きたことを淡々と書いておきながら、肝心なところだけは飛ばしてしまうというのは、だれでもできることで、だからこそ、あーあ、こういうことしちゃうのか、と思いました。そして、登場人物、ストーリーにも魅力がありません。なぜかというと、登場人物に感情移入できそうなところに限って、読者を拒否するかのように、ささっと書いてしまっているからです。たとえば宮部さんあたりなら、ストーリーと関係なくても深掘りして、読者の共感を一気に集めてしまうところを、この方はささっと書いてしまう。そして、ラブホテルの経営といった、いまひとつ興味の持てないところをじっくりと書く。これでは小説としての魅力がありません。しかも、感情の流れというものを無視してストーリーを進めています。まったく心が通い合っていない者どうしがなんでこうなるのか、説明もないし、理解できません。つまり、ミステリとしても、小説としても、読む価値が感じられなかったのです。文章は上手です。でも、作文コンクールじゃありませんのでね、小説としてはお金を出す価値を感じませんでした。
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211
No.11
(1pt)

魅力が薄い

読み終わってすぐのときは、あまりにも皆さんが絶賛なさっていたので遠慮しましたが、そろそろ文庫本が出る頃だから、こういう意見もあると参考になるかと思い、思い切って書いちゃいます。この方の本は何冊か読んでいますが、ミステリはイマイチです。この小説に限ってなぜかと理由を書いていくと、まず、これはわざと事実を隠しているだけで、ミステリとしてはなんのひねりもありません。起きたことを淡々と書いておきながら、肝心なところだけは飛ばしてしまうというのは、だれでもできることで、だからこそ、あーあ、こういうことしちゃうのか、と思いました。そして、登場人物、ストーリーにも魅力がありません。なぜかというと、登場人物に感情移入できそうなところに限って、読者を拒否するかのように、ささっと書いてしまっているからです。たとえば宮部さんあたりなら、ストーリーと関係なくても深掘りして、読者の共感を一気に集めてしまうところを、この方はささっと書いてしまう。そして、ラブホテルの経営といった、いまひとつ興味の持てないところをじっくりと書く。これでは小説としての魅力がありません。しかも、感情の流れというものを無視してストーリーを進めています。まったく心が通い合っていない者どうしがなんでこうなるのか、説明もないし、理解できません。つまり、ミステリとしても、小説としても、読む価値が感じられなかったのです。文章は上手です。でも、作文コンクールじゃありませんのでね、小説としてはお金を出す価値を感じませんでした。
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211
No.10
(3pt)

巧い作家

ねっとりとした女たちを、サラッと描きあげるこの作者の腕に感服。
桐野夏生にどこか通じるが、読みやすさはこの作家かな。
でも
後半まで誰にも共感できず、読むワクワク感がないのが辛い。
エンディングの余韻も、好きになれない。
総括すると、松本清張的な古典派ミステリーで、鮮度がないのは致命的だった。
これ一冊で充分。もう触手は伸びない。
硝子の葦 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.9
(3pt)

巧い作家

ねっとりとした女たちを、サラッと描きあげるこの作者の腕に感服。
桐野夏生にどこか通じるが、読みやすさはこの作家かな。
でも
後半まで誰にも共感できず、読むワクワク感がないのが辛い。
エンディングの余韻も、好きになれない。
総括すると、松本清張的な古典派ミステリーで、鮮度がないのは致命的だった。
これ一冊で充分。もう触手は伸びない。
硝子の葦 Amazon書評・レビュー: 硝子の葦より
4103277211