(短編集)

氷平線

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評判

氷平線の評価:

4.46/5点 レビュー 48件。 A ランク

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平均点4.46pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全87件 21〜40 2/5ページ
No.67
(4pt)

氷平線

桜木紫乃さんのファンで、雪虫を読んでなかったので買いました。桜木ワールドアリですが、やはり、長編に浸りたいです。
氷平線 Amazon書評・レビュー: 氷平線より
4163265406
No.66
(5pt)

遜色ありません。

きれいでした。
氷平線 Amazon書評・レビュー: 氷平線より
4163265406
No.65
(4pt)

どんより感

どんより感満載の短編集です。
床屋の若旦那のお話、苦学生した税務署長のお話は絶品です。
話に入り込みやすい方は御用心かもねぇ。
氷平線 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 氷平線 (文春文庫)より
4167836017
No.64
(4pt)

どんより感

どんより感満載の短編集です。
床屋の若旦那のお話、苦学生した税務署長のお話は絶品です。
話に入り込みやすい方は御用心かもねぇ。
氷平線 Amazon書評・レビュー: 氷平線より
4163265406
No.63
(5pt)

北海道に生きる大人の男女の愛と人生を描き続ける直木賞作家・桜木紫乃さんの心を打つデビュー作品集。

ここに描かれる男女達は意志が強固なしっかり者ばかりなのですが、でも時には自力ではどうしようもない辛くて哀しい運命もあるのですね。『雪虫』達郎の仕事は四季子を愛しマリーを幸せにする事ですね。『霧繭』真紀には男よりも着物なのですね。『夏の稜線』京子は最早限界でこれが最善の道でしょう。『海に帰る』自由気ままでいたい女・絹子。『水の棺』不幸や落ち目の時も見捨てないのが真実の愛。『氷平線』友江の薄幸の人生に涙が溢れます。
氷平線 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 氷平線 (文春文庫)より
4167836017
No.62
(5pt)

北海道に生きる大人の男女の愛と人生を描き続ける直木賞作家・桜木紫乃さんの心を打つデビュー作品集。

ここに描かれる男女達は意志が強固なしっかり者ばかりなのですが、でも時には自力ではどうしようもない辛くて哀しい運命もあるのですね。『雪虫』達郎の仕事は四季子を愛しマリーを幸せにする事ですね。『霧繭』真紀には男よりも着物なのですね。『夏の稜線』京子は最早限界でこれが最善の道でしょう。『海に帰る』自由気ままでいたい女・絹子。『水の棺』不幸や落ち目の時も見捨てないのが真実の愛。『氷平線』友江の薄幸の人生に涙が溢れます。
氷平線 Amazon書評・レビュー: 氷平線より
4163265406
No.61
(5pt)

少数派の心の襞まで見せてくれる

いい作家を発見した気持ちです。嬉しいです。私は日本の各地へ行き農業を主に手伝う作業者を長年して来たので、旅行者ではない視点での経験が各地であります。作者が多く書く舞台の道東も然りです。

どこにもマイノリティや世代弱者の様な人はいて、どこでも身を小さくして生きています。この本のあらゆる所に出て来るように。その意味でずっと「日本はいい国なんかじゃない」と思うのでした。そしてそれはその地自体では「何のこと?」と受け入れられない論になる。なぜって、その土地から出た事がないから他との比較も知らないから。また逆に、出た事がない劣等感から他がいい筈がないと偏執する人も多く沖縄では「沖縄そばがどんなそばより日本一美味しい」と、内地の「そば」を食べた事がないのに言い張ったり。

東北の津波災害では多くの人が日本の各地から身銭を切って手伝いに来ても、5人以上じゃないとダメと医師でさえ滞在する事を拒否され帰されたのを間近に見ました。「知らない人が入ると何をするか分からない」からだそう。山口県でもそうでした。そんな数々。

それがこの本からも分かり少しでも世間に広がるなら、今、悲しい思いを覆せずに生きている日本各地の人と、これからの未来がよくなる様に、私たち日本人全体の視野も広がる機会になればと拍手を送ります。そういう事が私が日本に感じる念願でもあります。他所者にだけ話して聴かせてくれる事が沢山あった日本でしたから。これは一番ヒューマニティ溢れる本ではないでしょうか。こんな事から本当の世界感覚や、人情ある土地や私たちに繋がって行くと思えます!
氷平線 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 氷平線 (文春文庫)より
4167836017
No.60
(5pt)

少数派の心の襞まで見せてくれる

いい作家を発見した気持ちです。嬉しいです。私は日本の各地へ行き農業を主に手伝う作業者を長年して来たので、旅行者ではない視点での経験が各地であります。作者が多く書く舞台の道東も然りです。

どこにもマイノリティや世代弱者の様な人はいて、どこでも身を小さくして生きています。この本のあらゆる所に出て来るように。その意味でずっと「日本はいい国なんかじゃない」と思うのでした。そしてそれはその地自体では「何のこと?」と受け入れられない論になる。なぜって、その土地から出た事がないから他との比較も知らないから。また逆に、出た事がない劣等感から他がいい筈がないと偏執する人も多く沖縄では「沖縄そばがどんなそばより日本一美味しい」と、内地の「そば」を食べた事がないのに言い張ったり。

東北の津波災害では多くの人が日本の各地から身銭を切って手伝いに来ても、5人以上じゃないとダメと医師でさえ滞在する事を拒否され帰されたのを間近に見ました。「知らない人が入ると何をするか分からない」からだそう。山口県でもそうでした。そんな数々。

それがこの本からも分かり少しでも世間に広がるなら、今、悲しい思いを覆せずに生きている日本各地の人と、これからの未来がよくなる様に、私たち日本人全体の視野も広がる機会になればと拍手を送ります。そういう事が私が日本に感じる念願でもあります。他所者にだけ話して聴かせてくれる事が沢山あった日本でしたから。これは一番ヒューマニティ溢れる本ではないでしょうか。こんな事から本当の世界感覚や、人情ある土地や私たちに繋がって行くと思えます!
氷平線 Amazon書評・レビュー: 氷平線より
4163265406
No.59
(4pt)

思わず、引き込まれる展開

短編集ですが、一作づつ異なるシチュエーションで一気に読ませる力作でした。
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4167836017
No.58
(4pt)

氷平線について

桜木紫乃さん特有の北海道独特の雰囲気を漂わせた短編で男女の愛を描いた作品は大変良かったです。
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4167836017
No.57
(4pt)

桜木ワールドの初期の短編集

他の作品にくらべて、初期の短編集だけに、粗削りで文章に洗練さが足りないが、やはり、人間の業を描く筆致に光るものを感じた。
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4167836017
No.56
(5pt)

良かった。

心に響きました。
北海道の勤務時を思い出して読んでいました。
淋しさと儚さ、郷愁が残ります。
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4167836017
No.55
(5pt)

痛い

ターミナルを読んで、この作家さんのファンになりました。
そして本作を読んでみて、まず感じたのは「痛い」「強烈に痛い」という気持ち。

雪虫、霧繭、氷平線は特に気に入りました。
私は自営をやっているので、特に霧繭のような作品にはしびれました。

桜木紫乃さんの真骨頂とでも言うべき本書。
ぜひ手に取って読んでいただきたい。
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4167836017
No.54
(4pt)

中々の力作です

好き嫌いは個人の問題ですが。
彼女の作品は自分好みです。
北海道が何か好きなところもあるのでしょう。
それと何とも言えない虚しさ、これ魅力です。
40P程度の短編集は中々の読み易さがあります。
情景描写の素晴らしさ、時間をかけてじっくり書いているような感じがします。
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4167836017
No.53
(4pt)

最終編の「氷平線」が秀逸

桜木紫乃の初単行本というので、まさに初期の短編集である。
「起終点駅」「ホテルローヤル」「蛇行する月」「ラブレス」「凍原」と、これまで読んできたどれもが素晴らしい作品だっただけに、この短編集は全体的にやや物足りなさを感じたが、全六話の中の最終編、表題の「氷平線」はさすがに良かった。
どの短編も短いながら主人公たちの人生や道東の寒々とした風土がしっかりと描かれており、これは桜木作品の共通した魅力である。
冒頭の「雪虫」も、描かれる人生ドラマにジンとくるものがあり良かったが、この2作以外はややポイントが落ちるので、全体として4つ星とさせてもらいます。
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4167836017
No.52
(5pt)

風景・仕事・社会描写がいいね

衰退していく地方都市に生きる人々の懸命な姿がいいね
心に吹き荒れるブリザードのような6編である
サラリとした風景と繊細な仕事描写
底辺に流れているのは社会風刺と人間愛なのだろう
氷平線 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 氷平線 (文春文庫)より
4167836017
No.51
(5pt)

満足しています。

迅速・丁寧な対応に感謝しております。機会がありましたら、また、利用したいと思います。
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4167836017
No.50
(5pt)

面白い、!!

表現の豊かさに驚きました。これからもどんどん、桜木紫乃 さんの作品に注目したいです。
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4167836017
No.49
(5pt)

氷平線というタイトルの凄さ・・・

著者と同じエリア、道東の、しばしば彼女の小説の舞台にもなっている別海町近隣の出身ですので、より深い部分での心の共振がありました。

 何か、不運な、あるいは不幸なことが降りかかった時、北海道の人は、総じて、 “仕方ないんでないの?!” と言います。 この一見、大らかな言葉の陰にあるのは、何かを変えようとしても、抗うことが不可能な状況に自分自身が置かれていることに対する諦めの感情、加えて、そんな状況でも自分の歩を前に進めるしかない、という現実の受け入れのための “心の地ならし” 、のようなものが包含されております。

 “自分の身体(からだ)” をお金に換えることで生活の糧を得ている友江が、その事情をすべて知っている誠一郎と生活を共にするよう恋われるのですが、これまでの、彼女が置かれていた酷い境遇、あるいは彼女自身の矜持が、そのことを許しません。

何もかも秘密に、彼女の過去を誰も知らない土地で暮らすことも可能であるかもしれませんが、将来起こるであろう、男性の “心のゆらぎと、その到達点(不幸な)” 、そして “二人の苦悩” を考えるとき、彼女は、楽しかった、そして、哀しかった物語に、自ら終止符を打ちます。

自身(レビュアー)、長く道東で暮らしていた経験から、この作品に登場する主人公のようなメンタリティーを持つ女性が、道東・道北には、少なくないような印象・・・・・を持ちます。

 それにしても、小説のタイトル「氷平線」の持つ、美しさ、哀しさ、刹那さに驚かされました。 この小説は、北海道、とりわけ道北、道東を包み込んでいる空気感を、文章で、そしてタイトルで見事に表現しています。
氷平線 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 氷平線 (文春文庫)より
4167836017
No.48
(5pt)

デビュー作を含む短編集

どの作品にも30代くらいの女性が登場します。
恋愛を巡る,悲しいこと,せつないこと,どうかしたくてもどうにもならないこと,などのあれこれが語られています。

この女性達は,世間的には,いわゆる幸薄いと見られる人たちなので,
読んで元気になったり,勇気づけられることはないでしょう。

ただ,恋愛を巡る苦い思い出,例えば
あのときはそうするしかなかった,でも少し後悔している,
みたいな忘れられないものを心の片隅に持っている人は共感するところがあると思います。

この方の小説は,他もそうなのですが,
人生のどうにもならない感じが,
北海道の抗いがたい厳しい自然の描写と相まって
何とも独特の雰囲気を醸し出してるんですよね。

同じ話を,沖縄とか四国を舞台にすると全然雰囲気違うものになりそうです。
刺すような冷気や,もやもやと海から流れてくる憂鬱な霧を背景にしてこそ生きるせつないラブストーリーです。
氷平線 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 氷平線 (文春文庫)より
4167836017