恋物語

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評判

恋物語の評価:

3.99/5点 レビュー 157件。 A ランク

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平均点3.99pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全157件 101〜120 6/8ページ
No.57
(5pt)

えーっと・・・

作品が続きすぎていてこの巻から読もうと思う人は少ないかもしれないが

自分はあまり小説読む方じゃないが、このシリーズに関しては全部読んでしまっている
なんていうかそうさせる魅力のある作品だと思う
ってか作者だ

作者のものの考え方が独特で頭かち割って覗いてみたい気分になる
この巻ではないが、こんな吸血鬼ならいてもいいなぁと思ってしまうほど味がある作品です

正直とっっっっっても読みづらいけれど、時間を忘れて全部読んでしまう

恋物語、いい塩梅でした

さて、嘘はさておき・・・w


恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.56
(5pt)

まさしく恋物語

ネタばれを含みます。シリーズ既読の人向けです。

セカンドシーズンのラスト。恐らく大半の読者が期待していたであろう内容とは違ったものになっています。まず語り部からしてなんとあの貝木泥舟です。
他のレビューをみても、期待はずれや肩透かしを食らったといったことを書いている方もいて、多くの読者が、囮物語において神になった千石撫子との壮絶なバトルや、暦とひたぎの恋模様を期待していたようだと思われますが、私に言わせてもらえばそんなわかりきった、なって当然の展開をあえて読みたいとは思いません。だからこそいつも期待通りに期待を裏切ってくれる西尾維新のファンなのです。
まぁ確かにラストとしては少し物足りないのも事実ですがね。
話は逸れましたが今作の主人公は貝木泥舟です。貝木の恋物語です。
“片思いをずっと続けられたら―それは両想いよりも幸せだと思わない?”これは恐らく貝木のことでもあるんですかね。
貝木さんにたいする印象ががらっとかわりました。

対してこれまで少女達のピンチにヒーローのように颯爽と登場し事件を解決していた阿良々木君ですが、今作ではほとんど登場しないどころか「おいおい今いいところなんだからでしゃばるなよ・・・」と不快感を憶えるくらいの不遇っぷりでしたwといより彼以外の登場人物は皆とても魅力的に書かれているので
その辺は期待していいと思います。
長文失礼


恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.55
(5pt)

貝木泥舟が語り

まさかの、貝木泥舟が語りとなっています。

貝木の語りは、黒くて、変わった魅力を感じました。

作品は「嘘つき」がほとんどの話。 

そして、神様になった撫子はどうなるのか・・・という所。

内容は、面白かったなーと感じました。 個人的には、ほぼ文句なしです。

僕は「囮物語」「花物語」「恋物語」の3作品しか物語シリーズは読んでいませんが、
この3作の流れは、良いなと思いました。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.54
(4pt)

ある意味予定調和

これから書くことの前提として、「そこらのラノベよりは数段面白い」ということは示しておきます。
少々期待外れであったところもありますが、最近の安易な萌えに走るラノベに比べたらまだまだ色褪せない面白さです。

囮物話の決着がつきます。語り部はまさかの貝木泥舟。

撫子との交流シーンが他巻でいう日常部分にあたるのでしょうか。
あやとりを教えたり微笑ましいシーンもあります。
ラストに関していえば、確かに納得はいくのですが、ちょっとご都合主義設定もあったかなあ、と。
サードシーズンに向けないといけないので、伏線張りに執着してしまった感じが少しあります。
とはいえ、読んでいてつまらないなぁ…と思うような小説ではないので☆4つにしました。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.53
(4pt)

不意打ち


ついさっき読み終わったので感想を

今回、まさか貝木が語り部といういきなりの不意打ちをくらう形で物語は始まっています。

序盤は貝木とがはらさんの牽制球とストレートを混じえたような会話で進み

中盤の捜索というか探索のあたりでメインキャラがぽつぽつ現れて

終盤は貝木らしい感じで問題解決となるわけですが……

半分くらい読んだ時点で気づいてはいましたが、終わってくれません。    完結編かと思ったらまだ、第二章でしたみたいな。

まだつづくのかという感じですが楽しみが増えたと思うしかなさそうです。

今回も一気に読めるくらいには面白かったので、今までシリーズ通して読んでいる方は買っても良いかと思います。


恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.52
(2pt)

悪い意味で100%趣味で書かれた本です

以下ネタバレを若干含むのでご注意。

当シリーズのファンで本作を非常に楽しみにしていたが
悪い意味で期待は裏切られた。
シリーズの続編として前作までと同様のコンセプトを期待するとがっかりすることになる。

手に汗握るバトルも、桃色トークもブラックなギャグの掛け合いも無い。
なにより「恋物語」でありながら、恋の要素がほぼ皆無。
ちなみに本編の主人公である阿良々木暦はラスト数ページしか登場しない。
また「…とこれも嘘かもしれないが」と語り部がしつこく、正直読み疲れる。

別にハッピーエンドの大団円で終わる必要はないが、シリーズ完結にしてはどうにも読後感が悪い。
まあどうせ「待望のサードシーズン」とか言って続編を出すのだろうが
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.51
(5pt)

★5つ、ただしセカンドシーズンは、ファイナルのプロローグだった。

セカンドシーズンは全て読みました。どれも面白かったものの、話が進まない感がモヤモヤとしてたのですが、今作を読み、ファイナルシーズンがあるのを聞いて、自分の中でようやく腑におちました。

ファーストで立てたキャラをセカンドで深めつつ、ファイナルシーズン3作で描かれるであろう話の伏線は十分ほどに張り終えましたから、ファイナルシーズンは楽しみでなりません。

まあ、セカンドシーズンの伏線はセカンドシーズンで回収すると思ってた自分みたいな人間は、「うわ、やられた」という感もないではないですが、信じたお前が悪いんだと今回の語り部から笑われて終わるだろうと思うと、もう白旗をあげて完全に降伏です。

でも悔しいから負け惜しみ「こら西尾!!前にあとがきで、どうせサードシーズンも書かなきゃいけない、みたいなこと書いてたけどノリノリじゃねえか、この大嘘つき!!」。しまった、また褒めてしまった。。。


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4062837927
No.50
(3pt)

面白いけど…

話や発想は確かに面白い。
けどいかにも引っ張ってる感が強すぎて
特につばさタイガー以降は読者や作者の理想とかけ離れていってる気がする。
いくらライトノベルと言えど、小説という文化的財産が金によって汚されるのは気分が悪い
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.49
(4pt)

表紙に騙されました

表紙に騙されて購入しました。

私は、アニメから入った口なので、原作のほうは化物語(上下)、傷物語しか読んでいませんでした。
アニメで満足してしまっていたので、他シリーズを読んでみようとは特に思っていなかったのですが、
本屋でパッケージをみたときに、戦場ヶ原と阿良々木の恋の結末が書かれているものだと期待してしまったので、
購入してしまいました。

読み始めてまず、語り口が貝木という人物だったので騙されてしまいました。
もちろん戦場ヶ原を期待してしまっていたからです。
更に、私は他シリーズを読んでいなかったので、この人物の事を何も知りません。。。
最初は、期待を裏切られてしまったので、購入を後悔しつつあったのですが、(講談社boxは値段が高いから。。。)
次第に、貝木という人物の独特な語り口に引き込まれてしまいました。
心理描写も、どんどん本筋から脱線していく様が面白く、あれ結局なんの話だっけ?という感覚が気持ちよかったです。
ただ1冊を通して、ほとんど心理描写に文章が費やされているので、後半は少しだけマンネリを感じてしまいました。。。

また、上記記述の通り私は他シリーズを読んでおらず、主要キャラ以外の人物像は不明な状態でしたが、
ストーリの理解で困る事はありませんでした。
むしろこのキャラとあのキャラの関係にはなにがっあったの?と他シリーズも読んでみたくなりました。
このように、新参読者でもすんなり読めて、他シリーズも読んでみたいと思わせるのは、上手だなと感じました。
もちろん、原作をまったく読んだ事無い方は解らないと思うので、予備知識は必要です。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.48
(3pt)

おもしろいけれどこれではない

シリーズの12冊目.『囮物語』からの続きになり,あれから少し後の1ヶ月間が描かれます.

予想通りに予想外とでも言いますか,まさかの語り部役に始まり物語の中身までも予想外.
このある意味適任の配役やタイトルの『意味』には,やられたとしか言いようがありません.

また,その語り部が自らを問い詰めて決断をしていく場面にはなかなかゾクリとさせられ,
悪役であるはずの彼が,嘘か誠か損得勘定以外で動く様子はありがちながら印象に残ります.
序盤に多く見られる煙に巻く,あるいは予防線を張るみたいな言い回しはかなりくどいですが,
そこさえ過ぎればこれまた予想外に読みやすく,口車に乗せられたかのように惹かれていきます.

反面,このセカンドシーズンを引っかき回した人物らについては最後まで何もわからず,
あれだけラスボス感を演出した対決も,あの男らしいやり方とはいえあまりにもあっさり.
いくつかの疑問も残ったままで,挙げ句にファイナルと称されるシーズンへの持ち越しには,
まだ楽しめるという喜びや期待以上に,スッキリとなれない感情が湧くのが正直なところです.

他にも多くが期待したであろう物語と違ったことは,『囮』からの決着は確かにされるものの,
タイトルはもちろん,シーズン完結作,キャッチコピーと儚げで美しいパッケージイラストなど,
あれだけ煽っておいて…と,読み手側の勝手とはいえ肩透かしの思いが残るのではないでしょうか.
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.47
(5pt)

セカンドシーズン終結

セカンドシーズンは「つばさタイガー」と「なでこメデューサ」位しか
素直に面白いと思えなかったですが、
今作は上に匹敵するほど純粋に面白かった。
やはり物語の本筋に絡んでくる巻はハズレないですね!

貝木×撫子
貝木×羽川
この展開はまさに予想外!
貝木のキャラについても裏切られまくりでしたが、
後半は貝木のあまりの格好よさに、
戦場ヶ原と暦の関係が不安になったほどでしたw

おそらく次回でこれまでの空白のだった話が明らかになり
終物語2巻で最終ストーリーと言った流れでしょう。
・・・あくまで普通に考えればですがw

久しぶにこういったシリーズ物を読んできたので
少し・・・いや相当寂しい気持ちがありますが
ファイナルシーズン楽しみにお待ちしております。


恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.46
(5pt)

一冊としてみれば、シリーズ中でもかなりのおもしろさ

まず、シリーズ最終章という宣伝文句、そして正ヒロインであるひたぎエンドと銘打たれた題名を見れば誰でも大団円的展開を予想するだろう。
最初の1ページ、まず語り部は読者に猛省を促す。今回の語り部は詐欺師、貝木泥舟。
かつてヒロイン戦場ヶ原を騙し家庭を崩壊させ、今までのシリーズでは完全に敵役として登場してきた。

そんな彼が戦場ヶ原に依頼されたことで、千石撫子の怪奇に立ち向かっていくことになる。
いや、詐欺師である彼はそんな正面からは立ち向かわないのかもしれないが。

何にせよ、今作はセカンドシリーズの中でも一、二を争う出来だと感じる。
最初こそもってまわった語り部に面食らうが、無駄な描写が少なく、何より千石撫子の怪奇という明確なゴールがあるため、読者としては興味を失うことなくあっという間に最後まで読み進められた。
登場人物の立ち位置も違和感なく受け入れられ、その立ち位置の動き方にも興味が惹かれた。

また、話を読み進めていく中で貝木泥舟という男に対する見方も変わってくる。
個人的には、主人公に徐々に共感できる過程は小説として非常に素晴らしい出来になっていると思う。
もちろん、語り部は詐欺師、私が騙されている可能性も否定はできないのだが。

さて、ここまで褒めちぎっているが、これは化物語シリーズの中の一冊と見た話。
これが本当にシリーズ最終章なら消化不良感がぬぐえないが、しっかりファイナルシーズンもやるようだ。
そして、真の黒幕らしき名前も登場する。いや、厳密にはこれまでも登場してきたのだが。
今作では引きもしっかりしている。ファイナルシーズンに向けて、興味がそそられる終わり方となっている。

映画、アニメ化も決定済み、化物語シリーズの今後にますます期待。
一方で、猛省を促された凡人である筆者は、騙されるとわかっていても、ファイナルシーズンに大団円を期待せずにはいられない。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.45
(5pt)

短期間で何冊も・・・作業にはなってほしくない


騙されたとは思いはしなかった。読者が勝手に語り部は「ひたぎ」

と思っていただけ。私もそう。うれしいような、残念なような

もやもや感はありましたが、結果、良かったです。

そして、この作家特有のクドクドしい文章は度がすぎてはきました。

一冊分の尺稼ぎをしているだけ。

他のシリーズもあり、仕方のないことかもしれませんが、

2度、3度と読書に耐えうるのは、化物語(上)(下)と、

傷物語のみ。それ以外は作品というより、声優のラジオ番組の

雑談です。立ち読みで流すだけで充分事足ります。


恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.44
(5pt)

いい意味で騙された

ラストで語り部のバッドエンドみたいになっているけど、「花物語」との時間軸から考えれば、全然問題なかったみたいですね。この物語から得られた教訓は「地の文すらも疑え」という事でしょうか。総じて面白い話でした。
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4062837927
No.43
(3pt)

物語クラッシャー

「物語は嘘だ」
言われるまでもない、こんなこと誰だって分かってますよね。
それを忘れて、嘘を本当と思い込んで読むから物語は楽しいんです。
わざわざ貝木泥舟という詐欺師を語り部に置き、「登場人物は嘘つきばかり」とあとがきに記し
読者に「全てを疑え」と呼びかける。
全てを疑っても嘘で出来た物語に本当なんて無い訳で、結局自分で好きなように解釈して楽しむしか方法は無いのですが。
なんだか一喜一憂しながら物語を読み進めてきたのが虚しくなりませんか?
この作品によって物語シリーズは読者各々の解釈によって形を変える自由を得た代わりに、物語を楽しむ上での大事な何かを無くしてしまったように感じました。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.42
(5pt)

嘘つきでおちゃめなおっさん

貝木の語りで綴られる物語、話が進めば進むほど貝木のボロが出るというか、貝木というキャラクターに対して親近感が沸きました。
あ、この人こういうこと考えながらこんなことしていたんだなーと。
そして、貝木のキャラクターに対して個人的な感想を言わしてもらうなら、
ツンデレで、お茶目で(主に行動)、意外といい人なのかなー?と思いました。たぶん、騙されているのでしょうけれど

ガハラさんの鼻眼鏡しかり、喪服が似合う男がアロハ着たり、不意を突かれたことによる千石撫子の豹変と狼狽とマウントポジション!?(必見)
キャラクターが動いて、声がついたりなんかしないかなー?と思わずにはいられないです。

※「撫子だよ!」ボイス搭載の賽銭箱型の貯金箱なんか商品化されたら面白いかなと思います。月に一度は二万円募金したくなりますよ、きっと。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.41
(5pt)

意表を突いた始まりも、綱渡りの末、見事に予定されたエンディングへ

戦場ヶ原ひたぎの語るものになりそうな流れだからこそ、そうはならないだろうという大方の予想通り、
思いがけない人物の目線、語りで進む話です。
もちろん、ガハラさんは正ヒロインとして阿良々木君を守るべく、非常によく登場しますし、
物語展開自体ガハラさんのキャラで駆動されている感じです。
羽川さんもこっそり姿を現し、例の決め台詞を言ってくれていて、うれしいじゃないですか。
神になった千石撫子の闇はどのように解消されるのか。ある意味、これまでの巻で約束されて
しまっているエンディングまでのあっと驚く綱渡り展開が味わえます。
語り手が語り手だけに高揚感での読了とはなりませんが、悪者も実は悪ぶっているだけの
まことの探究者、救済者であるという物語シリーズらしい正統的なロジックに回帰して完成し、
セカンドシーズンが終わります。
しかし、まだ回収されていない一部の伏線は、なんと、ファイナルシーズン3冊に続くとのことです。
めでたし、めでたし。

恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.40
(3pt)

表紙はひたぎメインは貝木 故に詐欺師の旅

暦を神と化した撫子から救うためにひたぎが取ったのはかつて自分の家族を崩壊に追いやった詐欺師の貝木泥舟に撫子を騙すように依頼するというものでした。以前のようなひたぎのツンドロぶりはあまりなく、暦がメインでないために物語シリーズの真骨頂である掛け合いもなくていささか物足りなさはあるかもしれませんが、読み終えて私は黒岩重吾の詐欺師の旅という小説の終わり方と重なり、物語シリーズというよりも一つのミステリー小説という印象を受けました。
 本当の願いごとは人に言うものでなない……これを貝木に言わせるあたりが西尾先生が他の追随を許さない理由なのだと思います。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.39
(4pt)

ならば俺が、神様を騙してさしあげよう。――――圧倒的な騙り部による、セカンドシーズン

もはや全ての伏線を回収してスッキリと終わらせることは前回『鬼物語』の時点で諦めていたから、
この結末はむしろ拍手を送りたい。
囮物語でバラ撒いた事件の解決に終始しており、過不足なく描写が当ててある。
恋物語において、やるべきことは何かを明確にして見事にやり遂げた物語だった。
ラストのサプライズにも満足だ。
冒頭では、回りくどすぎる語り口にげんなりとしたものの、中盤からはこの調子にも慣れてきて
終盤の盛り上がりは相も変わらず見事の一語。これまでの物語であった伏線や設定を踏襲した結末だ。
今回も充分に楽しめた。
「いい加減にちゃんと何もかもを説明して完結しろよ」と思わなくもないが
作者はもともと何もかもを語り尽くして物語世界をキチンと閉じる作家ではないし
デビュー作の戯言シリーズからずっとこんな調子だ。今さらだろう。
そんな感想で、セカンドシーズン・ラストエピソード。
阿良々木暦が選んだ『ひたぎエンド』。
物語はその裏側を突き破る。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.38
(5pt)

内容が無いのに楽しく読めてしまう

この西尾維新という人の作品にはとにかく内容が無い。この化物語シリーズも結構な長さの雑談をさんざん繰り返した挙句、本編の内容の解決方法が大変あっさりしてしまうことが多い。本作もそうだ。
 しかしそれが西尾維新の面白さだ。内容は本当に雑談だ。しかし面白い。この恋物語も解決に向けての何かを延々と書くより、あまり解決とは関係ないことを延々と書き綴られている。しかし、面白い。一気に読めてしまう。内容が無いのに面白い。これが西尾維新の面白さであり、他の作家にはあまり見られない楽しみ方だと思う。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927