恋物語
評判
恋物語の評価:
3.99/5点 レビュー 157件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全157件 21〜40 2/8ページ
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戦場ヶ原に頼まれて囮物語での千国と戦場ヶ原の取引をなんとかちゃらにしてもらうように要請。
貝木おじさん本当に今でも戦場ヶ原にそれなりに未練たらたら見栄も張っている。
まあ、蛇神様になった撫子ちゃんとネゴシエーションするため仲良くなっていく。バカな子と言っているのが強がっているようでもあり2人で神社で綾取りをしている図を想像するとこのショタとにやけてくる。まったく、表紙の戦場ヶ原の儚い風情のイラストと題名とこの本書の内容はミスマッチ。これも一種のギャグかと私は思って思わずニヤリ。リアルタイムで本書を心待ちにしていた読者は裏切られただろうな〜。可愛そうに。ルサンチマンと一部の恋情が会い混じった戦場ヶ原が鼻眼鏡をかけっぱなしで貝木との会話している様はツンデレでほんとかどうかはわからないけど想像するだけで噴き出す。
貝木の語り口はくどいというが、私自身は最近劣化が富みにひどく冗長とロリに脱線気味なアララギ暦の語り口よりあっさりして好きだ。
しかも、撫子ちゃんをあっさり貝木が人間に戻すにあたって詐欺は成立しなかったけど、口で解決する部分がかっこよく大人。まあ、『偽怪異』を使ったけどね。
この本読むとアララギ君、きみって暴力でしか解決できない蒙古斑丸出しの若者なんだねー。600歳弱の幼女を従えて。しかも、次の話がそのつけが回ってくるということを作者が伏線とする話となってしまっている。この物語、作者が主人公たちより年齢的に物語の怪異関連の大人たちの感性に近くなっているから面白く読めたのかもしれない。親でさえ言ってくれなかったことを撫子に言って撫子のほのかな将来の夢を肯定した貝木はかっこいい。そしてラストボコられるところがなんともブラックで面白い。
あ、ちょっとだけバサ姉が出てきていろいろ情報提供してますね。
とことん、作者がアララギ君を軽んじている1冊でしょう。