境遇

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境遇の評価:

2.84/5点 レビュー 76件。 D ランク

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平均点2.84pt

Amazonレビュー一覧

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全165件 161〜165 9/9ページ
No.5
(2pt)

物語以外でも不満な点が...

「期待はずれ」の声も多いですが,軽快でスピーディーな展開,(だいたい読める)どんでん返しなど,私的には想定の範囲.とにかく,終わるまで夢中で読み続けました(1日で).このジャンルの本は,これで十分私の心を潤してくれます.

しかし今回,言いたいことが2点ほど.

何なんだろうあの重厚な装丁は...たぶん付録の「絵本」を同封するためでしょうが,軽目のストーリーと比べて異和感がありすぎ.価格を吊り上げるための出版社の悪意が感じられます.

そしてその「絵本」.はっきり言って不要です.作者は絵本作家ではないのは分かりますが,その内容はあまりにも説明的で駄作にしか思えません.推理小説のジャンルなら,この程度の絵本でも新鮮なのでしょうか?いや世の中には,推理小説と絵本の両方好きな人は...別にそれほど稀ではないと思いますが...
普通に本編に絵本の断片が登場し,「感動する内容」を想像させるだけで良かったのでは?これも価格を吊り上げるための出...
境遇 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 境遇 (双葉文庫)より
4575518239
No.4
(3pt)

初めて

初めて湊かなえさんの作品を読ませていただきました。 「境遇」確かに「私だけじゃない」をいう同じ境遇の 人たちとのつながりは人を強くします。 同じように施設に預けられた二人。 でもその後の境遇は明らかに違います。 一方は里親に恵まれ、他方は施設から学校を出て自立。 それで同じ境遇だからと納得できるものであろうか? 羨ましさや妬みは当然出てきそうだと予想はできる。 確かに二人の心理描写は巧みに描かれてはいますが 腑に落ちない点もありました。 秘書の亜紀にもっと不可解さを持たせれば、 途中で犯人が分かる…という失態をまぬかれたのではないかと 思えてなりません。
境遇 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 境遇 (双葉文庫)より
4575518239
No.3
(2pt)

湊 かなえのファンですが…ガッガリです。

湊 かなえ は全作品読んでいる一ファンです。

この作品の主人公と同じ年代&小さな子供を持つ母親として一言。
主人公の 陽子 
子供を誘拐されたのに、その後の行動が冷静沈着過ぎです。有り得ない。
そして、夫の正紀ともに終始 善人 過ぎて引きます。
最初はその辺が 伏線 なのかと思い、
中盤から加速する 湊ワールド を楽しみにしていたのですが、
『あおぞらリボン』にミステリー要素はなく、
大した展開もせず、全く面白味のないハッピーエンド。

本格ミステリーとは程遠い、
善良仕立ての陳腐なサスペンスドラマとしか思えません。

なぜだろう。
最近、ミステリー小説で 面白い! と思える作品が1つもない。

やはり、映画・ドラマ化を前提に作品を仕上げるからなのでしょうか。
(つい最近、違う作家の作品で同じ思いに至りました。
出版社,映画会社,テレビ局&関係会社etc.に雁字搦めとなって、
自分の思うようには書く事ができないのかもしれませんが。
人気作家の 宿命 ですかね。

湊 かなえ、次回作に期待できるのだろうか。
境遇 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 境遇 (双葉文庫)より
4575518239
No.2
(2pt)

期待はずれ

『告白』以来、新刊が出れば必ず買うのですが・・ 今回は買わなくてもよかったなぁ。 犯人もオチもかなり早い段階で分かりますが、登場人物の感情もキャラクターも 事件の動機も全く分かりません・・ しかも最後の方、脚本っぽくなってるし。 。 文章書くのがしんどくなったのか、枚数が足りなかったのか。 う〜ん・・期待はずれでした。 それでも次に新刊が出れば絶対買ってしまう『湊マジック』は 解けていないので次に期待です☆
境遇 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 境遇 (双葉文庫)より
4575518239
No.1
(2pt)

パワーダウン止まらず・・・。

ドラマ用書下ろしなんで、あまり期待できないなと
思って読み始めたら、その通りであり残念。

まず、ミスリードが脆弱、犯人は半分読まないうちに
わかる。

登場人物の描き方が薄っぺらい上に、どんでん返し
とも言えないような、既読感がある最後。

読後感も、従来の湊作品のような寂寥感・絶望感がなく、
そつなくまとめたありきたりの清涼感。

著者お得意の、独白形式で読者が困惑する重厚・難解さも
モノ足りず、わかりやすく誘導するヒント満載。

栞を2本のリボンに見立てたのもねぇ。

初期作品にあった、人間の心底に潜む、ドス黒さや
強烈な利己主義、裏切りや葛藤、心情の不気味さなど、
湊ワールド的要素が全く持ってパワーダウン。

これについては「Nのために」あたりから、肩すかし
を喰らいはじめ、期待はずれ作品を乱発している
ように感じた。

初期3部作のような作品の完成度の高さ、粘着質満載の
息苦しい心闇、非現実的な言動をうまくまとめるような最後を
読者は期待している。

映像化にあたっては、読みごたえのある作品を、この
登場人物を、どのように描くのかを見るのが楽しみなのだが、
その点でも、役者も演技イメージが湧きやすく、脚本家も書きやすい
火曜サスペンスレベルに成り下がってしまった今作。

「告白」の名声を陳腐化させないためにも、次こそは、と読み続ける
読者をこれ以上裏切らない作品を、年1作でもいいので上梓して
いただけないかな。
境遇 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 境遇 (双葉文庫)より
4575518239