(短編集)

バイバイ、ブラックバード

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

バイバイ、ブラックバードの評価:

4.05/5点 レビュー 117件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全270件 201〜220 11/14ページ
No.70
(4pt)

さすが!伊坂幸太郎

相変わらずいろいろな伏線が張ってあり、おもしろい。何とも言えない星野と繭美のコンビ。5人の女性との別れ話、それぞれに楽しめる。最後にバスはどこに行くのか知りたいような知りたくないような。
バイバイ、ブラックバード (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)より
4575515655
No.69
(4pt)

さすが!伊坂幸太郎

相変わらずいろいろな伏線が張ってあり、おもしろい。何とも言えない星野と繭美のコンビ。5人の女性との別れ話、それぞれに楽しめる。最後にバスはどこに行くのか知りたいような知りたくないような。
バイバイ、ブラックバード Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバードより
4575236950
No.68
(3pt)

憎めない二人のロードムービー

10年07月の単行本の文庫化です.一篇ごと50人限定で届ける『ゆうびん小説』として発表され,
その発表(送付)済みの五篇に,書き下ろし最終篇を加えた全六篇の連作短篇集となっています.

女性を五股に掛けた男が,金髪巨漢女性と彼女たちの家を巡り,別れのお詫び行脚をする物語.
おおざっぱに言ってしまえばこういった感じですが,修羅場やドロドロした雰囲気はありません.
ただ,裏表紙にあったあらすじではピンとこず,いざ読み出してみても背景はぼんやりしたままで,
いくつものキーワード,謎だらけの金髪巨漢女性など,しばらくは戸惑いが先に来るかもしれません.

実際のところ,結末を含めて大部分は明らかにならず,消化不良にも思えてしまうのですが,
これをお詫び行脚ではなく,それを続ける五股男と金髪巨漢女性のロードムービーと捉えれば,
疑問やモヤモヤした部分は確かに残るものの,そこまで大きな問題でもないように感じられます.

そうすると,五股というヒドさながら,どこか憎めず,まして親しみすら覚えてしまう男と,
某デラックスを連想する金髪巨漢女性,そんな二人のやり取りや行動に別の面白さが見え始め,
そして読み終えた後,これがわずか2週間ほどの出来事だったことに気づき,また驚かされます.

フェイドアウトしていく最後も,成功を願ってしまう反面,いやいや,どうせ失敗して…と,
正反対,どちらもあり得そうなのがユニークで,魅力ある二人が残す余韻と想像が楽しめます.

なお,巻末には解説の他に,約30ページほどある『伊坂幸太郎ロングインタビュー』を収録.
珍しいスタイルで発表された本作への思いや,幅広く小説への考えなどについて語っています.
バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)より
4575524484
No.67
(3pt)

憎めない二人のロードムービー

10年07月の単行本の文庫化です.一篇ごと50人限定で届ける『ゆうびん小説』として発表され,
その発表(送付)済みの五篇に,書き下ろし最終篇を加えた全六篇の連作短篇集となっています.

女性を五股に掛けた男が,金髪巨漢女性と彼女たちの家を巡り,別れのお詫び行脚をする物語.
おおざっぱに言ってしまえばこういった感じですが,修羅場やドロドロした雰囲気はありません.
ただ,裏表紙にあったあらすじではピンとこず,いざ読み出してみても背景はぼんやりしたままで,
いくつものキーワード,謎だらけの金髪巨漢女性など,しばらくは戸惑いが先に来るかもしれません.

実際のところ,結末を含めて大部分は明らかにならず,消化不良にも思えてしまうのですが,
これをお詫び行脚ではなく,それを続ける五股男と金髪巨漢女性のロードムービーと捉えれば,
疑問やモヤモヤした部分は確かに残るものの,そこまで大きな問題でもないように感じられます.

そうすると,五股というヒドさながら,どこか憎めず,まして親しみすら覚えてしまう男と,
某デラックスを連想する金髪巨漢女性,そんな二人のやり取りや行動に別の面白さが見え始め,
そして読み終えた後,これがわずか2週間ほどの出来事だったことに気づき,また驚かされます.

フェイドアウトしていく最後も,成功を願ってしまう反面,いやいや,どうせ失敗して…と,
正反対,どちらもあり得そうなのがユニークで,魅力ある二人が残す余韻と想像が楽しめます.

なお,巻末には解説の他に,約30ページほどある『伊坂幸太郎ロングインタビュー』を収録.
珍しいスタイルで発表された本作への思いや,幅広く小説への考えなどについて語っています.
バイバイ、ブラックバード Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバードより
4575236950
No.66
(3pt)

憎めない二人のロードムービー

10年07月の単行本の文庫化です.一篇ごと50人限定で届ける『ゆうびん小説』として発表され,
その発表(送付)済みの五篇に,書き下ろし最終篇を加えた全六篇の連作短篇集となっています.

女性を五股に掛けた男が,金髪巨漢女性と彼女たちの家を巡り,別れのお詫び行脚をする物語.
おおざっぱに言ってしまえばこういった感じですが,修羅場やドロドロした雰囲気はありません.
ただ,裏表紙にあったあらすじではピンとこず,いざ読み出してみても背景はぼんやりしたままで,
いくつものキーワード,謎だらけの金髪巨漢女性など,しばらくは戸惑いが先に来るかもしれません.

実際のところ,結末を含めて大部分は明らかにならず,消化不良にも思えてしまうのですが,
これをお詫び行脚ではなく,それを続ける五股男と金髪巨漢女性のロードムービーと捉えれば,
疑問やモヤモヤした部分は確かに残るものの,そこまで大きな問題でもないように感じられます.

そうすると,五股というヒドさながら,どこか憎めず,まして親しみすら覚えてしまう男と,
某デラックスを連想する金髪巨漢女性,そんな二人のやり取りや行動に別の面白さが見え始め,
そして読み終えた後,これがわずか2週間ほどの出来事だったことに気づき,また驚かされます.

フェイドアウトしていく最後も,成功を願ってしまう反面,いやいや,どうせ失敗して…と,
正反対,どちらもあり得そうなのがユニークで,魅力ある二人が残す余韻と想像が楽しめます.

なお,巻末には解説の他に,約30ページほどある『伊坂幸太郎ロングインタビュー』を収録.
珍しいスタイルで発表された本作への思いや,幅広く小説への考えなどについて語っています.
バイバイ、ブラックバード (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)より
4575515655
No.65
(5pt)

グッドバイの方も読み返してみた

繭美のキレの良いセリフが楽しい。
私の中では繭美=マツコ・デラ・・・・さんでした。

最後に星野ちゃんはどうなるのか、
繭美はどうするのか。
バイバイブラックバード・リターンズを読んでみたい。
そして、星野ちゃんは具体的には何をやらかしたのか?
それも知りたいんですけど。
バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)より
4575524484
No.64
(5pt)

グッドバイの方も読み返してみた

繭美のキレの良いセリフが楽しい。
私の中では繭美=マツコ・デラ・・・・さんでした。

最後に星野ちゃんはどうなるのか、
繭美はどうするのか。
バイバイブラックバード・リターンズを読んでみたい。
そして、星野ちゃんは具体的には何をやらかしたのか?
それも知りたいんですけど。
バイバイ、ブラックバード Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバードより
4575236950
No.63
(5pt)

グッドバイの方も読み返してみた

繭美のキレの良いセリフが楽しい。
私の中では繭美=マツコ・デラ・・・・さんでした。

最後に星野ちゃんはどうなるのか、
繭美はどうするのか。
バイバイブラックバード・リターンズを読んでみたい。
そして、星野ちゃんは具体的には何をやらかしたのか?
それも知りたいんですけど。
バイバイ、ブラックバード (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)より
4575515655
No.62
(4pt)

マツコかあ〜

みなさん繭美はマツコのイメージだったんですね!
わたしはなんか性格的にラピュタのドーラが浮かんじゃって、そこから若い頃のドーラのイメージになってました。
横幅が全然足らないんですけどね・・。ハーフっぽいかんじはあり。
星野ちゃんは瑛太かなあ〜。誰かいますか?
もう一回マツコで読み直してみようっと。

最近「夜と霧」や「英雄の書」を立て続けに読んだ後だったので、星野ちゃんの行く先がそれとだぶって恐ろしくて気になって。
気になって落ち着かないので☆−1。
バイバイ、ブラックバード Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバードより
4575236950
No.61
(5pt)

どこを切っても伊坂印

あらすじだけ読むと少しドロっとしたものを感じずにはいられませんでしたが、
最初の「鹿狩り〜紅葉狩り」の伊坂さんらしいくだりでそんなことは忘れてしまいました。
この本には私が彼の本を読むきっかけとなったエッセンスが散りばめられている気がします。
「エッセンス」と言うより、むしろ「様式美」と言った方がしっくりくるかもしれません。
直近で文庫化された「あるキング」、「SOSの猿」を読んだ後ということもあり、
こんな風に表現してしまって作家さんに対して失礼にならないか少しためらわれるところではありますが・・・
『どこを切っても伊坂印』
・・・なのではないでしょうか?
バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)より
4575524484
No.60
(5pt)

どこを切っても伊坂印

あらすじだけ読むと少しドロっとしたものを感じずにはいられませんでしたが、
最初の「鹿狩り〜紅葉狩り」の伊坂さんらしいくだりでそんなことは忘れてしまいました。
この本には私が彼の本を読むきっかけとなったエッセンスが散りばめられている気がします。
「エッセンス」と言うより、むしろ「様式美」と言った方がしっくりくるかもしれません。
直近で文庫化された「あるキング」、「SOSの猿」を読んだ後ということもあり、
こんな風に表現してしまって作家さんに対して失礼にならないか少しためらわれるところではありますが・・・
『どこを切っても伊坂印』
・・・なのではないでしょうか?
バイバイ、ブラックバード (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)より
4575515655
No.59
(5pt)

身長190cm体重200キロブロンドでハーフの女、繭美が最高!

本書は、とても面白かった!今まで読んだ伊坂作品の中でも個人的にはかなり好きだ。
お金がらみの問題で、何者かに捕らわれ、〈あのバス〉で恐ろしい所へ連れていかれることになった主人公、星野君。
そのどこかに連れて行かれる前の2週間に、彼は五人の恋人達に最後の別れを告げにゆく・・・という物語。
五股の主人公って・・・相変わらず、実に奇抜な発想のプロットで、梗概を聞いただけでもう「どんな話だろう?」って読みたくなる。
実際、この五人の彼女との五つの別れのエピソード、それぞれ実に個性豊かな物語があり、笑いも涙もあり、それぞれ読み応えがある。

しかし、本書最大の魅力は、星野君が〈あのバス〉から逃げないよう見張る監視役、繭美だろう。いやあ、このキャラクターは凄い。
身長190cm体重200キロ、体型はアブドラ・ザ・ブッチャーそっくりで金髪のハーフの女性。凶悪で粗暴で喋れば全ての人に毒を吐き散らす。
最初は実にいやあな気持ちを持ったりするのだが、物語が終わる頃には、なぜかヘタすると好感(?)さえ感じていたりする。
繭美のある種潔いまで言いたい放題やりたい放題が、(普段そうは振る舞えない我々には)だんだん痛快になってくるからだろうか。
繭美と星野君のコンビっぷりの面白さや、少しずつ変わってゆく二人の関係性、そして最終章の展開が、そう思わせるのだろうか。
それにしても、こんな性格最悪の破壊的な人物を、終いには魅力的に造ってしまう筆力は、ほんと凄い。

本書には、他にも良い登場人物がいっぱい出てきて、物語に豊かな温もりを与える。不知火刑事とか佐野さんとか。
あらためて伊坂幸太郎のキャラクター作りの上手さに唸らされた一作である。伊坂ファンならずとも、小説好きにはぜひお薦めの本である。
ただ、はっきりした結末を求める方には向かないかも。いくつかの事については具体的な解決も説明もないし。
でもこの作品は、後は読者の好きにまかせて、というこの余韻で良いと、個人的には思うのだけれど・・・。
バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)より
4575524484
No.58
(4pt)

痛快度100%!、スッキリ度75%

どうにもならない借金を背負い、人生の破滅を迎える直前の主人公「星野」ちゃんと、
破滅の道から逃れられないように見張る「繭美」の物語。

…なんて書くと、とても暗い感じがしてしまうが、
物語といっても珍道中、出てくる登場人物のすべてが個性的で愛らしい。
「なんて理不尽な…」と思いつつも、
「こうできたら気持ちいいだろうなぁ」というエピソードばかり。

伊坂さんの小説はすべてそうだけど、
早く続きが読みたくてページをめくる手がどんどん早くなっちゃうんですよね(笑)

ラストは…というと、ほんの少しだけスッキリ感に欠ける気はしますが、
まぁ、こういうのもありかな、と。
(ネタバレになっちゃうので、これ以上はいえませんが…)

分量も内容も、肩肘張らずに読めるものなので、
とりあえず何かおもしろいもの読みたい、なんて思ってる人にはぴったりです。

(読了時間:約 2時間)
バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)より
4575524484
No.57
(5pt)

身長190cm体重200キロブロンドでハーフの女、繭美が最高!

本書は、とても面白かった!今まで読んだ伊坂作品の中でも個人的にはかなり好きだ。
お金がらみの問題で、何者かに捕らわれ、〈あのバス〉で恐ろしい所へ連れていかれることになった主人公、星野君。
そのどこかに連れて行かれる前の2週間に、彼は五人の恋人達に最後の別れを告げにゆく・・・という物語。
五股の主人公って・・・相変わらず、実に奇抜な発想のプロットで、梗概を聞いただけでもう「どんな話だろう?」って読みたくなる。
実際、この五人の彼女との五つの別れのエピソード、それぞれ実に個性豊かな物語があり、笑いも涙もあり、それぞれ読み応えがある。

しかし、本書最大の魅力は、星野君が〈あのバス〉から逃げないよう見張る監視役、繭美だろう。いやあ、このキャラクターは凄い。
身長190cm体重200キロ、体型はアブドラ・ザ・ブッチャーそっくりで金髪のハーフの女性。凶悪で粗暴で喋れば全ての人に毒を吐き散らす。
最初は実にいやあな気持ちを持ったりするのだが、物語が終わる頃には、なぜかヘタすると好感(?)さえ感じていたりする。
繭美のある種潔いまで言いたい放題やりたい放題が、(普段そうは振る舞えない我々には)だんだん痛快になってくるからだろうか。
繭美と星野君のコンビっぷりの面白さや、少しずつ変わってゆく二人の関係性、そして最終章の展開が、そう思わせるのだろうか。
それにしても、こんな性格最悪の破壊的な人物を、終いには魅力的に造ってしまう筆力は、ほんと凄い。

本書には、他にも良い登場人物がいっぱい出てきて、物語に豊かな温もりを与える。不知火刑事とか佐野さんとか。
あらためて伊坂幸太郎のキャラクター作りの上手さに唸らされた一作である。伊坂ファンならずとも、小説好きにはぜひお薦めの本である。
ただ、はっきりした結末を求める方には向かないかも。いくつかの事については具体的な解決も説明もないし。
でもこの作品は、後は読者の好きにまかせて、というこの余韻で良いと、個人的には思うのだけれど・・・。
バイバイ、ブラックバード (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)より
4575515655
No.56
(5pt)

身長190cm体重200キロで金髪でハーフ、繭美が最高!

本書は、とても面白かった!今まで読んだ伊坂作品の中でも個人的にはかなり好きだ。
お金がらみの問題で、何者かに捕らわれ、〈あのバス〉で恐ろしい所へ連れていかれることになった主人公、星野君。
そのどこかに連れて行かれる前の2週間に、彼は五人の恋人達に最後の別れを告げにゆく・・・という物語。
五股の主人公って・・・相変わらず、実に奇抜な発想のプロットで、梗概を聞いただけでもう「どんな話だろう?」って読みたくなる。
実際、この五人の彼女との五つの別れのエピソード、それぞれ実に個性豊かな物語があり、笑いも涙もあり、それぞれ読み応えがある。

しかし、本書最大の魅力は、星野君が逃げないように見張る監視役、繭美だろう。いやあ、このキャラクターは凄い。
身長190cm体重200キロ、体型はアブドラ・ザ・ブッチャーそっくりで金髪のハーフの女性。凶悪で粗暴で全ての人に毒を吐き散らす。
最初は実にいやあな気持ちを持ったりするのだが、物語が終わる頃には、なぜかヘタすると好感(?)さえ感じていたりする。
繭美のある種潔いまで言いたい放題やりたい放題が、(普段そうは振る舞えない我々には)だんだん痛快になってくるからだろうか。
繭美と星野君のコンビっぷりの面白さや、少しずつ変わってゆく二人の関係性、そして最終章の展開が、そう思わせるのだろうか。
それにしても、こんな性格最悪の破壊的な人物を、終いには魅力的に造ってしまう筆力は、ほんと凄い。

本書には、他にも良い登場人物がいっぱい出てきて、物語に豊かな温もりを与える。不知火刑事とか佐野さんとか。
あらためて伊坂幸太郎のキャラクター作りの上手さに唸らされた一作である。伊坂ファンならずとも、小説好きにはぜひお薦めの本である。
ただ、はっきりした結末を求める方には向かないかも。いくつかの事については具体的な解決も説明もないし。
でもこの作品は、後は読者の好きにまかせて、というこの余韻で良いと、個人的には思うのだけれど・・・。
バイバイ、ブラックバード (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)より
4575515655
No.55
(4pt)

痛快度100%!、スッキリ度75%

どうにもならない借金を背負い、人生の破滅を迎える直前の主人公「星野」ちゃんと、
破滅の道から逃れられないように見張る「繭美」の物語。

…なんて書くと、とても暗い感じがしてしまうが、
物語といっても珍道中、出てくる登場人物のすべてが個性的で愛らしい。
「なんて理不尽な…」と思いつつも、
「こうできたら気持ちいいだろうなぁ」というエピソードばかり。

伊坂さんの小説はすべてそうだけど、
早く続きが読みたくてページをめくる手がどんどん早くなっちゃうんですよね(笑)

ラストは…というと、ほんの少しだけスッキリ感に欠ける気はしますが、
まぁ、こういうのもありかな、と。
(ネタバレになっちゃうので、これ以上はいえませんが…)

分量も内容も、肩肘張らずに読めるものなので、
とりあえず何かおもしろいもの読みたい、なんて思ってる人にはぴったりです。

(読了時間:約 2時間)
バイバイ、ブラックバード (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)より
4575515655
No.54
(5pt)

そのバス、どこ行くんですか?

伊坂作品の名作だと思う。表立って派手なシーンも、あっと思わせる明るさもない。そしらぬ顔で同時に5股をかけ、自分は彼女達の目の前から消えるので怪しい巨漢の女と「結婚するんだ」と嘘をついて回る、というなんとも非現実的な設定。この作品の醍醐味はなんといっても、最後の引き際だと思う。映画の『まほろ駅前多田便利軒』のラストを見た人なら少しは共感してくれるかもしれませんが、バス停のラストシーンで、多田(瑛太)が行天(松田龍平)を見つけて「帰るぞ」と言ったシーン。え?それ、その後どうなっちゃうの?と、物語が今からスタートしそうな雰囲気。そんな終わり方を感じたのは私だけでしょうか。見終わった後に思わず、「そのバス、どこ行くんですか?」となんとも言えない感じを受けます。後に後に、じ〜んと来る名作だと思います。
バイバイ、ブラックバード Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバードより
4575236950
No.53
(4pt)

けじめをつける話

5股をしていた男が、自分がいなくなる前に
1人の連れと一緒に5人の女性ひとりひとりをたずねまわって
それぞれに別れを告げる話です。

男の連れが血も涙もない巨漢の女です。
この女性が小説のはじめとおわりでは変化しています。
その変化がみせるラストは爽やかな仕上がりとなっています。

ただ主人公の乗るバスの行き先の説明がギアナ高地のようなものでとどまり、
詳細を読者の想像に委ねるところが、評価のわかれるところだと思います。
私としてはバスの行き先のけじめもつけてほしかったです。
バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)より
4575524484
No.52
(4pt)

けじめをつける話

5股をしていた男が、自分がいなくなる前に
1人の連れと一緒に5人の女性ひとりひとりをたずねまわって
それぞれに別れを告げる話です。

男の連れが血も涙もない巨漢の女です。
この女性が小説のはじめとおわりでは変化しています。
その変化がみせるラストは爽やかな仕上がりとなっています。

ただ主人公の乗るバスの行き先の説明がギアナ高地のようなものでとどまり、
詳細を読者の想像に委ねるところが、評価のわかれるところだと思います。
私としてはバスの行き先のけじめもつけてほしかったです。
バイバイ、ブラックバード Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバードより
4575236950
No.51
(4pt)

繭美に惹かれていきます。

伊坂幸太郎は好きでほぼ読んでいますが、ゴールデンスランバーみたいに張りまくった伏線が最後回収されていくようなものが好みです。
この作品でも、最後の謎解きを期待していました。
でも読み進めていくうちに…そんなことより、繭美に惹かれていく自分がいました(笑)
皆さん書かれているように、テレビで大活躍のあのお方が否応なしに頭に浮かびます。
ラストがとにかくよかった…(ToT)!
1〜5話はそれぞれ5人の彼女との別れの話で、独特の言い回しやシャレも効いてて、らしいな〜と相変わらずおもしろく読めました。
バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)より
4575524484